採用から退職まで:従業員のライフサイクルのデータテンプレート
採用から退職まで:従業員のライフサイクルのデータテンプレート
- 収集を推奨する属性
- 追跡する主なアクティビティ
- Microsoft Dynamics 365 Hrからのデータ抽出ガイド
採用から退職まで:従業員のライフサイクルの属性
| 名前 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| アクティビティ名 ActivityName | 「従業員を採用」や「業績評価を実施」など、発生した人事ライフサイクル上のイベント名です。 | ||
| 説明 アクティビティ名は、採用から退職までのプロセスにおける個々のステップや節目を表します。記録された各イベントが1つのアクティビティとなり、従業員の歩みを構成する一連の流れを示します。 プロセスマップの作成に欠かせない属性です。アクティビティの順序や頻度を分析すると、組織は一般的なプロセスの経路、逸脱、ボトルネックを特定できます。たとえば、「求人依頼を作成」から「内定を承諾」までの経路を可視化し、採用の効率を測定できます。 重要な理由 プロセスマップ上の各ステップを定義し、採用から退職手続きまで、従業員のライフサイクルを可視化して分析できます。 入手先 通常は、Dynamics 365 HRのRecruiting、Onboarding、Core HRなどの各モジュールで記録されたステータス変更、完了したタスク、イベントから導出されます。 例 求人依頼を作成従業員のオンボーディングが完了業績評価を実施退職手続きを開始 | |||
| イベント時刻 EventTime | 人事アクティビティが発生した日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 イベント時刻は、従業員のライフサイクルにおける各アクティビティの正確な日時を記録します。この時系列データは、プロセスの所要時間や遅延の分析、イベントの順序の把握に欠かせません。 プロセスマイニングでは、このタイムスタンプを使ってイベントを正しい順序に並べ、アクティビティ間の時間(サイクルタイム)やプロセス全体の所要時間(ケース期間)を計算します。「平均採用期間」や「オンボーディングのサイクルタイム」など、時間に基づくほぼすべてのKPIの基礎となります。 重要な理由 イベントの順序付けや時間に基づく指標の計算に欠かせないタイムスタンプです。プロセスのボトルネックや遅延の発見にも役立ちます。 入手先 Dynamics 365 HRのレコードにある作成日時やステータス更新日時に該当します。応募日、採用日、業績評価の完了日などが例です。 例 2023-01-15T09:00:00Z2023-03-20T14:30:00Z2024-05-10T11:00:00Z | |||
| 従業員ID EmployeeId | 従業員を一意に識別するIDで、ライフサイクル全体を追跡するための主なケースIDです。 | ||
| 説明 従業員IDは、採用から退職までのプロセス分析の基盤となる属性です。最初の求人応募から退職手続きの完了まで、すべてのイベントを特定の従業員に結び付けます。これにより、組織における従業員の歩みを最初から最後まで把握できます。 プロセスマイニングでは、この属性を使って関連するアクティビティを1つのケースにまとめます。従業員IDごとに分析すると、在職期間全体の長さ、担当した職務の順序、業績評価や昇進などのイベントの発生頻度を把握できます。 重要な理由 従業員に関するすべてのイベントを結び付けるための必須のケース識別子です。個人の歩みとライフサイクル全体を追跡できます。 入手先 通常は、Dynamics 365 Human ResourcesのWorkerレコードにある「Personnel number」フィールドです。 例 E-001234E-005678E-009012 | |||
| ソースシステム SourceSystem | データの取得元となる情報システムを示します。 | ||
| 説明 この属性はイベントデータの取得元を示します。この場合は「Microsoft Dynamics 365 HR」です。別の応募者管理システムや給与計算サービスなど、複数の人事システムからデータを統合する環境では、データガバナンスと追跡可能性の確保に役立ちます。 分析では、データの整合性を確認し、特定の記録システムから取得したイベントだけに絞り込むために使えます。プロセスマイニングプロジェクトの対象範囲を検証する際にも有用です。 重要な理由 データの取得元とガバナンスに関する重要なコンテキストを提供します。追跡可能性を確保し、特定の記録システムに対象を絞った分析に役立ちます。 入手先 通常は、レコードの取得元を示すラベルとして、データの抽出・変換時に追加する固定値です。 例 Microsoft Dynamics 365 HR | |||
| 最終データ更新日時 LastDataUpdate | ソースシステムからデータを最後に更新または抽出した日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 この属性は、データセットが最後に更新された日時を記録します。分析データの鮮度を把握するための重要なコンテキストとなり、プロセスに関するインサイトがどの時点の情報に基づいているかを確認できます。 ダッシュボードやレポートでは、データがどの程度新しいかを知らせるため、このタイムスタンプが表示されることがよくあります。データの経過時間を踏まえて判断できるため、古い情報に基づく誤った解釈を防げます。 重要な理由 データの鮮度と分析対象の期間を把握できるため、最新の情報に基づいた判断に役立ちます。 入手先 通常、Dynamics 365 HRからデータを取得するETL(抽出、変換、ロード)処理の際に生成・保存されます。 例 2024-07-29T04:00:00Z2024-07-30T04:00:00Z | |||
| 勤務地 Location | 従業員が勤務する地域またはオフィスです。 | ||
| 説明 勤務地は、従業員が勤務する物理的な場所や地域を示します。国、州、市区町村、または特定のオフィスビルなどが該当します。 拠点が広範囲に分散する大規模な組織では、勤務地別の人事プロセス分析が欠かせません。採用期間、離職率、プロセスのコンプライアンスに地域差があるかを確認できます。地理的な条件で絞り込めるため、ほぼすべてのダッシュボードで詳しい分析に役立ちます。 重要な理由 地域別に分析できるため、プロセスのパフォーマンスや従業員の傾向に地域差があるかを把握できます。 入手先 通常、Dynamics 365 HRの従業員の職位または従業員レコードに含まれ、特定のオフィスや法人の住所に関連付けられています。 例 米国ニューヨーク英国ロンドンドイツ・ベルリン日本・東京 | |||
| 採用マネージャー HiringManager | 特定の求人について、採用の判断を担うマネージャーです。 | ||
| 説明 採用マネージャーは求人を担当し、その職位の採用に最終的な責任を負う人物です。この属性を追跡すると、採用プロセスにおけるマネージャーやチームごとのパフォーマンスを把握できます。 マネージャー別に分析することで、採用サイクルの所要時間、内定承諾率、オンボーディングの効果にどのような違いがあるかを確認できます。「採用期間分析」ダッシュボードでは、採用効率の高いマネージャーや部門を特定するために使います。 重要な理由 プロセスのパフォーマンスをマネージャーごとに把握できるため、採用プロセスに関する個別のフィードバックや、優れた取り組み、改善が必要な領域の特定に役立ちます。 入手先 通常、Dynamics 365 HRの採用モジュールにある求人レコードに保存されます。 例 ジェーン・ドウジョン・スミスエミリー・ジョーンズ | |||
| 終了時刻 EndTime | アクティビティの完了時刻を示すタイムスタンプで、所要時間の分析に使われます。 | ||
| 説明 終了時刻は、バックグラウンドチェックや研修モジュールなど、所要時間のあるアクティビティの完了時刻を示します。人事イベントの多くは「StartTime」で記録される瞬時のイベントですが、開始時刻と終了時刻が定義されるものもあります。 この属性は、個々のアクティビティの処理時間を正確に計算するために欠かせません。どのステップに最も時間がかかるかを分析でき、「オンボーディングプロセスのパフォーマンス」などのダッシュボードで、特定のタスクにかかる時間を測定できます。 重要な理由 個々のアクティビティの所要時間を正確に計算でき、プロセスで最も時間のかかるステップの特定に役立ちます。 入手先 所要時間のあるタスクについてDynamics 365 HRに個別のフィールドがある場合はその値を使います。ない場合は、プロセス内の次のアクティビティの「StartTime」を使うことがあります。 例 2023-01-20T17:00:00Z2023-04-01T10:00:00Z2024-06-15T16:30:00Z | |||
| 職種 JobRole | 従業員の具体的な職名または役割です。 | ||
| 説明 職種は、組織内での従業員の職務を示します。たとえば、「ソフトウェアエンジニア」や「アカウントマネージャー」などです。部門より細かな単位でプロセスを分析できます。 特定の職種の採用プロセスの分析や、キャリアパスの追跡、職種ごとの離職傾向の把握に使います。たとえば、技術職の「採用期間」が大幅に長いか、特定の職種で入社後早期の離職率が高いかを確認できます。 重要な理由 職務ごとに人事プロセスを詳しく分析できるため、職種に応じた改善や、特定の職務に関する問題の特定に役立ちます。 入手先 この情報は、Dynamics 365 HRの従業員の職位または職務情報の一部として保存されます。 例 上級会計士プロダクトマネージャー人事ジェネラリストデータアナリスト | |||
| 退職理由 TerminationReason | 「自己都合退職」や「会社都合退職」など、従業員が退職した理由です。 | ||
| 説明 この属性では、従業員の在職期間が終了した理由を分類します。退職理由は人事方針に基づいて標準化されていることが多く、離職の要因を把握するうえで重要です。 分析では、「従業員の離職傾向」ダッシュボードの主要な属性として使います。組織は、望ましくない離職とそうでない離職を区別できます。また、特定の部門で自己都合退職が多いといった傾向を見つけ、マネジメントや報酬に関する問題の可能性を把握できます。 重要な理由 離職の要因を把握し、定着に向けた対策や根本原因への対応を検討するうえで欠かせません。 入手先 通常、Dynamics 365 HRのコア人事モジュールで、退職手続きまたは雇用終了手続きの一部として記録されます。 例 自己都合退職会社都合退職:業績不振定年退職契約期間満了 | |||
| 部門 Department | 従業員が所属する組織内の部門です。営業部門やエンジニアリング部門などが該当します。 | ||
| 説明 この属性は、従業員が所属する部門を示します。事業の各部門におけるプロセスのパフォーマンスを分類し、比較するための重要な切り口です。 分析では、「部門」を使ってプロセスマップや重要業績評価指標(KPI)を絞り込み、「離職率が最も高い部門はどこか」「エンジニアリング部門の採用期間はマーケティング部門より長いか」といった問いに答えます。「従業員の離職傾向」と「人事ワークフローのバリアント分析」のダッシュボードで重要な属性です。 重要な理由 部門ごとにプロセスを分類することで、パフォーマンスの違いやボトルネック、離職傾向を明らかにできます。 入手先 この情報は、Dynamics 365 HRのコア人事モジュールにある従業員の職位情報に関連付けられています。 例 営業人事情報技術財務 | |||
| SLA目標日 SlaTargetDate | 人事評価などのアクティビティを完了する期限です。 | ||
| 説明 SLA目標日は、期限が定められた特定のアクティビティの期日を示します。年次人事評価や必須研修の完了など、定期的なイベントでよく使われます。 この属性は、コンプライアンス関連の重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。「人事評価の期限遵守」ダッシュボードでは、実際の完了日(「EventTime」)と目標日を比較し、「人事評価の期限内完了率」を算出します。 重要な理由 期限の遵守状況を測る基準となり、人事評価など期限のある人事業務に関する重要業績評価指標(KPI)の算出に役立ちます。 入手先 この日付は、人事評価レコードに保存される場合と、従業員の入社日や会社の規定に基づいて算出される場合があります。 例 2024-06-30T23:59:59Z2024-09-15T23:59:59Z2025-01-31T23:59:59Z | |||
| データ完備 IsDataComplete | 新入社員に関する重要なデータ項目がすべて入力されているかを示す真偽値です。 | ||
| 説明 この属性では、「従業員のオンボーディング完了」アクティビティの後に、部門や職種などの主要な従業員データがそろっているかを確認します。従業員レコードの初期設定におけるデータ品質チェックとして使います。 このフラグは「必須データ欠損率」の重要業績評価指標(KPI)の算出に使います。ライフサイクルの早い段階でデータが不完全なケースを特定することで、組織は入力ミスに対処し、人事情報システムの信頼性を高められます。 重要な理由 新入社員の初期データの品質を測定し、人事データの入力ミスを減らして、信頼できるレポートの作成に役立ちます。 入手先 データ変換時に算出されるフィールドです。オンボーディング完了後のケースで、「Department」や「JobRole」などのフィールドに値が入力されているかを確認します。 例 truefalse | |||
| ユーザー User | システム上で人事のアクティビティまたはタスクを実行した人物です。 | ||
| 説明 この属性では、人事ビジネスパートナー、採用担当者、マネージャーなど、特定のアクティビティを実行したユーザーを識別します。従業員のライフサイクル全体を通じた、システム上での担当者の操作を追跡できます。 ユーザー別にアクティビティを分析すると、業務量や研修の必要性を把握し、プロセスの各ステップを誰が担当しているかを確認できます。たとえば、「給与設定完了」の遅延が特定のユーザーに繰り返し関連している場合、追加の研修やサポートが必要な可能性があります。 重要な理由 プロセスのアクティビティを担当者ごとに把握できるため、業務量の配分、ユーザーのパフォーマンス、研修の機会を分析できます。 入手先 通常、システムの監査ログや、Dynamics 365 HRの各種レコードにある「変更者」フィールドに記録されます。 例 人事担当者_1採用担当者_アリスマネージャー_ボブ | |||
| 人事評価の期限内完了 IsOnTimePerformanceReview | 人事評価が目標日までに完了したかどうかを示す真偽値です。 | ||
| 説明 この計算属性は、人事評価の期限を守ったかどうかを真または偽で示します。「人事評価実施」アクティビティのEventTimeと対応するSlaTargetDateを比較して算出します。 このフラグは「人事評価の期限遵守」ダッシュボードに使われ、「人事評価の期限内完了率」の算出にも直接使われます。期限を過ぎた評価と期限内に完了した評価をすばやく絞り込めるため、分析が容易になります。 重要な理由 人事評価ごとに期限内か期限超過かを明確に示すため、コンプライアンスの確認や期限遵守率の算出が容易になります。 入手先 データ変換時に算出されるフィールドです。EventTime <= SlaTargetDateの場合はTRUE、それ以外はFALSEになります。 例 truefalse | |||
| 採用期間 TimeToHire | 求人が作成されてから候補者が内定を承諾するまでの経過時間です。 | ||
| 説明 採用期間は、採用サイクル全体の効率を測る、ケース単位の重要業績評価指標(KPI)です。従業員または求人ごとに、「求人作成」アクティビティから「内定承諾」アクティビティまでの所要時間を算出します。 「採用期間分析」ダッシュボードと「平均採用期間」指標の中心となる指標です。所要時間を分析すると、人事部門は候補者の募集、面接、内定提示の各プロセスにおける非効率な点を特定し、改善の基準を設定できます。 重要な理由 採用効率を測る重要な指標であり、組織が空席をどれだけ早く埋められるかを直接示します。 入手先 同じケース内にある「求人作成」と「内定承諾」のアクティビティのタイムスタンプの差から算出する、ケース単位の指標です。 例 P35DP48DP60D | |||
| 求人ID RequisitionId | 求人を一意に識別するIDです。 | ||
| 説明 求人IDは、新しい従業員の採用依頼に割り当てられる一意のコードです。求人の掲載から内定の提示まで、採用に関するすべてのアクティビティを1件の採用案件に関連付けます。 この属性は、採用のサブプロセスを詳しく分析する際に役立ちます。同じ職位に応募した候補者をまとめ、求人ごとの「採用期間」を測定できます。「採用期間分析」ダッシュボードの作成に欠かせないフィールドです。 重要な理由 特定の求人に関する採用アクティビティをまとめ、職位ごとの採用ファネルを正確に測定・分析できます。 入手先 Dynamics 365 HRの採用または応募者追跡モジュールにあるレコードの主キーです。 例 REQ-2023-05-101REQ-2024-01-203REQ-2024-03-315 | |||
| 雇用形態 EmploymentType | 正社員、パートタイム、契約社員など、従業員の雇用形態を分類します。 | ||
| 説明 この属性は、雇用契約の形態を示します。人員計画や分析の基本となる情報です。 雇用形態別に従業員のライフサイクルを分類すると、プロセスの経路や所要時間の違いがわかります。たとえば、契約社員のオンボーディングは、正社員の場合と大きく異なり、より短期間で完了することがあります。この属性は、人事ワークフローのバリアント分析に必要なコンテキストを提供します。 重要な理由 雇用形態ごとに人事プロセスを比較できるため、各区分の従業員がどのように管理されているかを把握し、違いを明らかにできます。 入手先 Dynamics 365 HRのコア人事モジュールにある従業員または職位レコードの標準フィールドです。 例 正社員パートタイム契約社員インターン | |||
採用から退職まで:従業員のライフサイクルのアクティビティ
| アクティビティ | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| 内定を承諾 | 候補者が正式に内定を承諾し、採用サイクルの主要な段階が終了したことを示します。通常、応募者レコードのステータスが「Offer Accepted」などに変わったことから推定されます。 | ||
| 重要な理由 採用期間を測定するうえで重要な節目であり、採用の成功を示すとともに、その後の入社前準備につながります。 入手先 「Applicant」エンティティのステータス変更から推定されます。この変更をきっかけに、応募者を従業員に切り替えるワークフローが始まることがよくあります。 記録 応募者のステータスフィールドが「Hired」や「Accepted」などに更新されたことから推定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 従業員のオンボーディングが完了 | 新入社員の初期オンボーディングが完了したことを示します。通常は推定イベントで、オンボーディングチェックリストの一連のタスクが完了したこと、または従業員のオンボーディング計画のステータスが変更されたことから判定されます。 | ||
| 重要な理由 新入社員が十分に業務を遂行できるようになるまでの効率を測る重要な節目です。ここで遅れが生じると、従業員のエンゲージメントや初期の業績に影響する可能性があります。 入手先 「Onboarding」モジュールから推定されます。従業員に関連付けられたオンボーディングガイドまたはチェックリストのステータスが「Completed」に更新されると、イベントが発生します。 記録 従業員に割り当てられたオンボーディングチェックリストで、必須タスクがすべて完了としてマークされた時点で推定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 従業員を採用 | 応募者レコードを従業員レコードに変換する正式な処理です。Dynamics 365 HR上の明示的なイベントであり、特定の入社日を設定した新しい「Worker」レコードと関連する「Employment」レコードが作成されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティを境に、ケースは採用段階から従業員のライフサイクル段階へ移り、オンボーディングと給与計算のプロセスが始まります。 入手先 「Hire」または「Hire new worker」の操作が完了すると、システムに明示的に記録されます。これにより、人事の主要なテーブル(例:Worker、Employment)にレコードが作成されます。 記録 応募者レコードから新しい「Worker」レコードが作成されたことが、システムに記録されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 業績評価を実施 | 従業員の業績評価サイクルが完了したことを示します。通常は推定イベントで、マネージャーまたは人事担当者が業績評価文書のステータスを「Completed」または「Finalized」に変更した時点で記録されます。 | ||
| 重要な理由 人材管理における重要な節目です。期限どおりに実施されたかを追跡することで、業績に関する面談が一貫して予定どおりに行われているかを確認できます。 入手先 「Performance management」モジュールから推定されます。従業員に関連付けられた「Review」レコードが「Completed」などの最終ステータスに更新された時点で記録されます。 記録 従業員の「Performance Review」エンティティのステータスフィールドが変更されたことから推定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 求人依頼を作成 | 新しい求人依頼が作成・承認されると、採用プロセスが正式に始まります。通常、Dynamics 365 HRで新しい採用プロジェクトまたは求人情報の作成をユーザーが完了した時点で、明示的なイベントとして記録されます。 | ||
| 重要な理由 これは採用期間の分析における主な開始イベントです。このイベントを追跡すると、採用ニーズの発生から充足まで、採用プロセス全体の効率を測定できます。 入手先 「Recruiting」モジュールに記録されます。「Recruitment project」エンティティのレコード作成時に、明示的なイベントとしてログに記録されます。 記録 新しい採用プロジェクトのレコードが作成された時点で、イベントがログに記録されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 退職手続きが完了 | 従業員のライフサイクルにおける最後のアクティビティで、退職手続きがすべて完了したことを示します。退職手続きチェックリストの全タスクが完了したこと、または従業員レコードの最終ステータスが変更されたことから推定されます。 | ||
| 重要な理由 退職手続き全体の所要時間と完了率を測定し、コンプライアンス上および事務上のタスクがすべて完了したことを確認するための重要な終了イベントです。 入手先 「Offboarding」モジュールから推定されます。従業員の退職計画全体のステータスが「Completed」に設定されると、イベントが発生します。 記録 従業員に割り当てられた退職手続きチェックリストで、必須タスクがすべて完了したことから判定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 退職手続きを開始 | システムに退職日が入力され、従業員の退職手続きが正式に始まったことを示します。従業員のステータスを変更し、その後の退職手続きワークフローを開始する、明確なイベントです。 | ||
| 重要な理由 従業員離職分析における重要な指標です。退職手続きの効率とコンプライアンスを測定する際の開始点になります。 入手先 ユーザーが「Worker」レコードで「Terminate」操作を実行し、退職日を入力した時点で明示的に記録されます。 記録 雇用レコードに退職日と理由が入力された時点で記録されます。 イベントタイプ explicit | |||
| バックグラウンドチェックが完了 | 候補者のバックグラウンドチェックが完了したことを示します。連携機能があれば明示的に記録できますが、多くの場合、ステータスの変更や候補者レコードの日付フィールドへの入力から推定されます。 | ||
| 重要な理由 バックグラウンドチェックの所要時間と完了率を分析すると、採用の最終段階におけるボトルネックを特定し、コンプライアンスの確保に役立ちます。 入手先 「Applicant」または採用予定者の「Worker」レコードにあるステータスフィールドや日付フィールドから推定されます。人事担当者による手動更新に依存することがよくあります。 記録 応募者プロフィールのステータス変更、または「Background Check Cleared Date」への入力から判定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 候補者が応募 | 候補者が募集中の職種に応募したことを示します。ポータル経由または手動入力で新しい応募者レコードが作成されると、明示的なイベントとして記録されます。 | ||
| 重要な理由 応募数と応募時期を追跡することは、採用チャネルの効果を分析し、候補者の選考状況を把握するうえで重要です。 入手先 「Recruiting」モジュールで、新しい「Applicant」エンティティのレコードが作成され、特定の求人または採用プロジェクトに関連付けられた時点で記録されます。 記録 応募が送信されると、応募者管理テーブルに新しいレコードが作成されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 内定を提示 | 候補者に正式な内定を通知したことを示します。多くの場合、応募者レコードのステータスが面接段階から「Offer」または「Pending Acceptance」に変わったことから推定されます。 | ||
| 重要な理由 採用プロセスの重要な節目です。このイベントから内定承諾までの時間を分析すると、連絡や条件交渉の遅れを特定できます。 入手先 「Applicant」または関連する採用エンティティのステータスフィールドの変更から推定されます。対象のフィールドと値は、システムの設定によって異なります。 記録 応募者のステータスフィールドが「Offer Extended」や「Offer Pending」などに変わったことから推定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 昇進が承認 | 役職名や報酬の変更を伴うことが多い、従業員の昇進に対する最終承認を示します。昇進ワークフローまたは人事処理が最終承認ステータスに達した時点で推定されます。 | ||
| 重要な理由 社内異動プロセスの完了を示す節目です。開始から承認までの時間を分析すると、キャリアアップのプロセスにおけるボトルネックを特定できます。 入手先 従業員の職務変更に関連する「Personnel action」またはワークフローのステータスから推定されます。ステータスが「Approved」または「Completed」になると、イベントが発生します。 記録 ワークフローまたは人事処理の最終ステータスへの変更から判定されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 研修を割り当て | 特定の研修コースまたは学習モジュールが従業員に割り当てられると、このアクティビティが記録されます。Dynamics 365 HRではコースの割り当てを明示的に追跡でき、従業員と研修を関連付けるレコードが作成されます。 | ||
| 重要な理由 新入社員や昇進した従業員が必要な研修を速やかに受けているかを組織が確認でき、コンプライアンスの確保とスキル開発に役立ちます。 入手先 「Learning」または「Training」モジュールで、コースが従業員のレコードに割り当てられた時点で明示的に記録されます。 記録 「Worker」と「Course」を関連付ける新しいレコードが、コース割り当てテーブルに作成されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 給与設定が完了 | 従業員の給与計算に必要な情報がすべて入力され、確認された時点を示します。通常、ステータスの変更または給与関連チェックリスト項目の完了から推定されます。 | ||
| 重要な理由 給与設定を正確かつ期限内に行うことは、コンプライアンスと従業員満足度の確保に欠かせません。このアクティビティを追跡すると、オンボーディングの重要なステップの効率を確認できます。 入手先 従業員レコードのカスタムステータスフィールド、給与準備チェックリスト、または給与関連データフィールドへの入力から推定されます。 記録 銀行口座情報や税務情報の入力など、特定のデータ入力タスクの完了から判定されます。多くの場合、オンボーディングチェックリストで追跡されます。 イベントタイプ inferred | |||
| 職務変更を開始 | 従業員の職務、役職、または部門を変更するプロセスの開始を示します。マネージャーまたは人事担当者が役職変更の申請や従業員に関する処理を開始すると、明示的なイベントとして記録されます。 | ||
| 重要な理由 社内異動の効率を測定する際の開始点です。職務変更の頻度やきっかけを把握すると、キャリア形成に関するインサイトが得られます。 入手先 従業員の役職情報を変更するために「Personnel action」などのワークフローが開始された時点で、明示的に記録されます。 記録 「Position action」または「Worker action」の申請レコードが作成された時点で記録されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 退職面談を実施 | 退職する従業員との面談が完了したことを示します。通常は推定イベントで、人事担当者が退職手続きチェックリストの該当タスクを完了としてマークした時点で記録されます。 | ||
| 重要な理由 退職面談の完了状況を追跡することは、プロセスのコンプライアンスを確保し、定着率の改善に役立つ意見を集めるうえで重要です。 入手先 「Offboarding」チェックリストモジュールから推定されます。従業員に関連付けられた「Exit Interview」タスクが「Completed」としてマークされると、イベントが発生します。 記録 従業員の退職手続きチェックリストにある特定のタスクのステータス変更から推定されます。 イベントタイプ inferred | |||
データ抽出ガイド
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