収益サイクル管理のデータテンプレート
収益サイクル管理のデータテンプレート
- 収集を推奨する属性
- 追跡する主なアクティビティ
- データ抽出の手順
収益サイクル管理の属性
| 名前 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| アクティビティ名 ActivityName | 収益サイクル管理プロセスで発生した特定のイベントまたはタスクの名称です。 | ||
| 説明 アクティビティ名は、「支払者への請求提出」や「入金受領」など、収益サイクルプロセスの各ステップを表します。プロセスマイニングでは、プロセスマップのノードを定義する基本的な属性です。 アクティビティの順序や発生頻度を分析すると、実際のプロセスの流れを可視化し、標準手順からの逸脱や、よく発生する手戻りを特定できます。プロセスの非効率な部分やコンプライアンス上の問題を把握するうえで、欠かせない分析です。 重要な理由 この属性はプロセスの各ステップを定義し、プロセスマップの基礎となるとともに、フローに基づくすべての分析を可能にします。 入手先 通常、イベントログ、ステータス変更記録、またはOptum360の業務テーブルにある特定の取引コードから取得します。 例 請求作成支払者への請求提出入金受領請求否認の受信口座精算 | |||
| イベント時刻 EventTime | 特定のアクティビティまたはイベントが発生した時刻を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 イベント時刻は各アクティビティに関連付けられたタイムスタンプで、発生した日付と時刻を正確に示します。この時系列データは、ケースごとのイベントの順序を構成するために欠かせません。 分析では、アクティビティ間のサイクルタイムやケースの所要時間の算出、待ち時間が長いボトルネックの特定に使用します。時間に基づくプロセス分析や実績測定の基盤となるデータです。 重要な理由 イベントを正しい順序に並べ、サイクルタイムやボトルネックなど、所要時間に基づく指標を算出するうえで欠かせないタイムスタンプです。 入手先 通常、Optum360のデータベーステーブルで、各取引またはステータス変更の記録とともに保存されています。 例 2023-10-26T10:00:00Z2023-10-26T11:30:00Z2023-10-27T14:22:00Z | |||
| 請求イベント BillingEvent | 請求が発生する個々のサービス提供または製品納品を識別する固有の識別子であり、主なケースIDとして使用されます。 | ||
| 説明 請求イベントは主なケース識別子として、請求が発生する個々のサービス提供または製品納品に関連するすべてのアクティビティを結び付けます。これにより、請求対象となる個々の項目やサービスについて、収益の発生から回収までの全過程を追跡できます。 プロセスマイニングで請求イベントごとに分析すると、サービス提供から最終入金または口座精算までの一連の流れを把握できます。この視点は、ボトルネックの特定、サイクルタイムの測定、請求や請求書の処理方法の違いの把握に役立ちます。 重要な理由 これは、収益サイクルに関するすべてのアクティビティを結び付け、分析に必要なプロセス全体を把握するための基本となるケースIDです。 入手先 Optum360の主要な請求テーブルと請求データテーブルのレコードを結び付ける主キーです。具体的なテーブル名とフィールド名は、Optum360の文書で確認してください。 例 BE-2023-0012345BE-2023-0012346BE-2023-0012347 | |||
| 否認理由コード DenialReasonCode | 請求が否認された理由を支払者が示す標準コードです。 | ||
| 説明 支払者が請求を否認すると、「サービス対象外」や「請求の重複」など、問題の内容を示す否認理由コードが通知されます。これらのコードは、収益の遅延や手戻りの根本原因を把握するうえで重要です。 コードを分析すると、否認管理チームは対応の優先順位を決め、傾向を特定し、是正措置を講じられます。たとえば、「情報不足」による否認が多い場合、請求作成プロセスに問題がある可能性があります。こうした分析は、否認率の低減とキャッシュフローの改善に直結します。 重要な理由 請求否認の根本原因を把握し、的を絞った対策によって再発を防ぎ、コストのかかる手戻りを減らせます。 入手先 このコードは、支払者から受け取る電子送金通知(ERA)ファイルに含まれ、Optum360の請求管理モジュールに保存されます。 例 CO-16:請求またはサービスに必要な情報が不足PR-97:このサービスの給付は、別のサービスまたは処置に対する支払い・給付額に含まれるOA-18:請求またはサービスの重複 | |||
| 患者ID PatientId | サービスを受けた患者を識別する固有の識別子です。 | ||
| 説明 患者IDは、医療システム内で患者ごとに割り当てられる固有の識別子です。複数の請求イベントを同一患者に結び付け、患者単位の分析を可能にします。 患者IDを使うと、再入院の頻度や請求否認の履歴など、特定の患者に関する傾向を調べられます。また、患者の属性や履歴に基づいてプロセスを分類できるため、患者の支払い体験を改善するための重要なインサイトが得られます。 重要な理由 患者単位で分析し、支払いまでの全過程を把握するとともに、特定の患者集団に見られる傾向を特定できます。 入手先 Optum360の患者マスターデータや取引テーブルにある基本フィールドです。詳細はOptum360の文書で確認してください。 例 PAT-98765PAT-98766PAT-98767 | |||
| 支払者ID PayerId | 請求の支払いを担う保険会社または支払者を一意に識別するIDです。 | ||
| 説明 支払者IDは、特定の保険会社、メディケアやメディケイドなどの政府プログラム、または請求の支払いを担うその他の組織を識別します。支払者ごとに、独自の規則、提出要件、支払い傾向があることが少なくありません。 支払者ID別にプロセスを分析することは、RCMにおいて重要です。支払いサイクルが最も長い支払者、否認率が最も高い支払者、異議申し立ての手続きが最も複雑な支払者を特定できます。こうした分析結果をもとに、請求部門は支払者ごとに対応を調整し、回収を早め、事務負担を軽減できます。 重要な理由 支払者別にプロセスを分類すると、遅延や否認の原因となっている支払者を特定でき、支払者管理の改善に向けた対策を講じやすくなります。 入手先 この情報は、Optum360の各請求レコードに保存されています。支払者に関連するテーブル名やフィールド名については、Optum360の文書をご確認ください。 例 PAYER-AETNAPAYER-BCBS-MAPAYER-MEDICAREPAYER-UHC | |||
| 調整額 AdjustedAmount | 請求額に対する償却、契約上の調整、訂正の金額です。 | ||
| 説明 調整額は、支払者との契約、請求内容の訂正、その他の償却により、回収が見込まれない請求額の一部を示します。収益を直接減少させる金額です。 この属性は、「収益調整の影響」ダッシュボードと「収益調整率」KPIに欠かせません。調整額を分析すると、支払者との契約が財務に与える影響を把握し、請求精度の向上や契約交渉を通じて収益の流出を抑える機会を見つけられます。 重要な理由 収益の流出を直接測定します。財務パフォーマンスKPIの算出や収益性の把握に欠かせません。 入手先 この情報は、Optum360の財務システムにある調整取引レコードで確認できます。 例 30.00250.2510.00 | |||
| 請求部門 BillingDepartment | 請求業務を管理または実施した社内の部門やチームです。 | ||
| 説明 請求部門属性は、収益サイクル業務の中で各アクティビティを担当するチームや機能領域を特定します。たとえば、コーディング、請求の提出、否認管理をそれぞれ別のチームが担当する場合があります。 この属性は、「請求部門のパフォーマンスベンチマーク」ダッシュボードで求められるパフォーマンス比較に欠かせません。各チームの効率、処理速度、正確性を比較し、優れた取り組みを特定できます。さらに、パフォーマンスの差を埋めるためのリソース配分にも役立ちます。 重要な理由 請求チーム間のパフォーマンスを比較し、成果を上げているチームや改善が必要な領域を特定できます。 入手先 タスクを実行したユーザーや、担当者を示すアカウント上のフィールドから特定できる場合があります。詳しくはOptum360の文書をご確認ください。 例 中央請求オフィス否認管理チームコーディング部門患者財務サービス | |||
| 請求額 BilledAmount | 請求または請求書に記載されたすべての料金の合計金額です。 | ||
| 説明 請求額は、支払いや調整、償却を行う前のサービス料金の総額です。請求イベントにおける売掛金の初期値を示します。 この属性は、プロセスマイニングで財務分析を行う際の基本情報です。収益調整率などの重要業績評価指標(KPI)の算出に使えるほか、金額別にケースを分類し、高額請求が低額請求と異なる処理を受けているか、遅延が多いかを確認できます。 重要な理由 各ケースの財務状況を把握し、金額に基づく分析や重要な財務KPIの算出に役立ちます。 入手先 Optum360の財務テーブルでは、すべての請求または患者アカウントに標準項目として記録されています。 例 150.001250.7585.50 | |||
| アカウントの状態 AccountStatus | 収益サイクルにおける請求アカウントの現在の状態です。 | ||
| 説明 アカウントの状態は、「支払者の処理待ち」「全額支払い済み」「回収中」など、請求イベントがプロセスのどの段階にあるかを示します。この属性により、実行中のアクティビティを把握しやすくなります。 ケースの絞り込みや分類に使うと、プロセスの特定の部分に焦点を当てて分析できます。たとえば、現在「回収中」のアカウントを分析すれば、コストのかかるこのプロセスの要因や件数を把握でき、「回収業務の件数と要因」ダッシュボードの分析に役立ちます。 重要な理由 ケースの現在の状態を大まかに把握し、回収中のケースなど、特定の集団に絞った分析を行えます。 入手先 通常、Optum360の患者アカウントまたは請求レコードの概要項目です。 例 未処理支払者の処理待ち全額支払い済み回収中完了 | |||
| ケース所要時間 CaseDuration | 請求イベントの最初のアクティビティから最後のアクティビティまでにかかる合計時間です。 | ||
| 説明 ケース所要時間は、1件の請求イベントで最初に発生したイベントから最後に発生したイベントまでの経過時間を測定します。プロセス全体の効率を評価するための主要なKPIです。 この指標は、「RCMのエンドツーエンドサイクルタイム概要」ダッシュボードと「RCM平均サイクルタイム」KPIに対応しています。時間の経過に沿って追跡すると、改善施策が収益サイクル全体に与えた影響を確認できます。 重要な理由 プロセスのエンドツーエンドのサイクルタイムを示します。プロセス全体の速度と効率を測る重要なKPIです。 入手先 一意の「BillingEvent」ケースIDごとに、最初のイベントのタイムスタンプを最後のイベントのタイムスタンプから差し引いて算出します。 例 30日95日45日 | |||
| サービスコード ServiceCode | 提供したサービスを特定する処置コード(CPT、HCPCSなど)です。 | ||
| 説明 サービスコードは、患者に提供した処置やサービスを正確に特定する標準医療コードです。請求に必要であり、支払額を決める主要な要素です。 サービスコード別にプロセスを分析すると、特定の処置で否認が多い、文書化の量が多い、支払いサイクルが長いといった傾向が見つかる場合があります。プロセス上の課題をより細かく把握し、サービスの種類に応じたコーディングや請求の方針を検討できます。 重要な理由 医療サービスの種類ごとに分析し、特定の処置に固有の否認や支払い遅延の傾向を把握できます。 入手先 Optum360の請求入力レコードおよび請求明細レコードを構成する基本項目です。 例 992137104527447 | |||
| サービス提供者 ServiceProvider | 請求対象となるサービスを提供した医療従事者、部門、または施設です。 | ||
| 説明 この属性は、医師、セラピスト、病院の診療科など、サービスの提供を担った提供者を特定します。提供者によって請求の傾向や文書化の方法が異なり、収益サイクルに影響する場合があります。 サービス提供者別に分析すると、診療現場で生じた請求漏れ、コーディングの正確性、ドキュメント品質に関する問題を特定しやすくなります。また、提供者への教育やプロセス改善の機会を見つけ、最初から不備のない請求を作成できるよう支援します。 重要な理由 請求に関する問題の発生源をたどり、医療スタッフへの的を絞ったフィードバックや研修につなげることで、請求漏れや文書化の改善に役立ちます。 入手先 この情報は、Optum360の請求または請求明細レコードの主要項目であり、多くの場合、提供者マスターデータと関連付けられています。 例 エミリー・カーター医師放射線科一般外科理学療法 | |||
| ソースシステム SourceSystem | イベントデータが記録された元のシステムまたはアプリケーションです。 | ||
| 説明 この属性は、特定のイベントのデータを抽出したソースシステムを示します。複雑なIT環境では、RCMデータの取得元として、Optum360の中核プラットフォーム、連携された電子カルテ(EHR)、クリアリングハウス、患者ポータルなどが考えられます。 ソースシステムを把握すると、データの検証や連携の問題の調査に役立ちます。また、システムの動作やデータ入力方法の違いによるプロセスの差異も分析できます。 重要な理由 データの取得元を示します。データガバナンスや品質評価、異なるシステム間のプロセスの違いを把握するうえで重要です。 入手先 データ抽出時に設定する固定値の場合と、データの取得元を示すソーステーブル内のフィールドの場合があります。 例 Optum360EHRインターフェースクリアリングハウスAPI患者ポータル | |||
| ユーザー User | アクティビティを実行したユーザーまたはシステムエージェントの識別子です。 | ||
| 説明 ユーザー属性は、特定のアクティビティを実行した担当者、チーム、または自動化ボットを識別します。個人またはグループ単位でパフォーマンスを分析できます。 アクションを実行したユーザーやチームを把握すると、生産性、品質、標準手順の遵守状況を評価するうえで役立ちます。研修が必要な領域を特定したり、成果を上げている個人やチームを評価したりできます。また、手作業で行ったタスクと自動化によって処理されたタスクを区別できます。 重要な理由 プロセスの各ステップの担当を明確にし、個人またはチーム別のパフォーマンス分析を可能にします。リソース管理や研修に役立ちます。 入手先 Optum360のレコードでは、通常、監査ログまたは取引履歴にユーザーIDが記録されます。 例 j.doem.smithAutoBillerBots.jones | |||
| 最終データ更新 LastDataUpdate | ソースシステムからデータを更新または抽出した最新の日時です。 | ||
| 説明 この属性には、ソースシステムからデータを最後に抽出し、プロセスマイニングツールに読み込んだ日時が記録されます。分析対象データの鮮度を把握するための情報です。 分析担当者や業務ユーザーが、最新の情報を見ているかどうかを判断するのに役立ちます。データの反映にかかる時間について認識を共有でき、分析プロジェクトに必要なメタデータの1つとなります。 重要な理由 データの鮮度に関する重要な情報を示し、分析結果がどの程度最新かを把握できます。 入手先 通常、データの抽出、変換、読み込み(ETL)プロセスによって生成・保存されるタイムスタンプです。 例 2023-11-01T02:00:00Z2023-11-02T02:00:00Z | |||
| 手戻りの有無 IsRework | 否認管理や異議申し立てなど、アクティビティが手戻りのループに含まれるかどうかを示すフラグです。 | ||
| 説明 手戻りの有無は、「否認後の手戻り開始」や「異議申し立ての提出」など、付加価値を生まない手戻りとみなされるアクティビティを識別する真偽値フラグです。こうしたアクティビティは通常、プロセスが理想経路から外れたときに発生します。 この属性を使うと、プロセス内の手戻りの量を定量化できます。手戻りは、非効率性やコストを直接示す指標です。「請求エラー手戻り率」KPIの算出に使えるほか、「ボトルネックの特定と手戻りループ」ダッシュボードで、非効率なループを簡単に絞り込み、可視化できます。 重要な理由 手戻りに該当するアクティビティにフラグを付けてプロセスの非効率性を定量化し、無駄の測定と削減に役立てます。 入手先 通常、プロセスマイニングツール内の業務ロジックから算出します。たとえば、「否認通知の受領」イベント以降のアクティビティを手戻りとして判定できます。 例 truefalse | |||
| 支払額 PaidAmount | 請求したサービスについて、支払者と患者から受け取った金額の合計です。 | ||
| 説明 支払額は、特定の請求イベントについてアカウントに記録されたすべての支払いの累計です。実際に回収した現金を示し、収益サイクルの成果を測る主要な指標となります。 プロセス分析では、キャッシュフローと財務パフォーマンス全体を把握するために、支払額を追跡することが欠かせません。支払いの速度を分析したり、請求額と回収額を比較したりすることで、過少支払いや回収不能債権の問題を把握できます。 重要な理由 実際の回収額を示します。RCMプロセスの成果を測る主要指標であり、キャッシュフロー分析にも欠かせません。 入手先 通常、Optum360の支払い取引テーブルに保存されるか、アカウント単位で集計されます。 例 120.001000.500.00 | |||
| 終了時刻 EndTime | アクティビティが完了した時刻を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 終了時刻は、アクティビティが完了した時刻を示します。開始時刻がイベントの発生時刻を示すのに対し、終了時刻は「否認対応の手戻り開始」からその完了までのように、処理時間が明確なアクティビティの所要時間を算出するために必要です。 プロセス分析では、アクティビティの開始時刻と終了時刻を比較して処理時間を算出します。これにより、実際に作業している時間と、アクティビティ間の待ち時間を区別し、プロセスの効率を詳しく把握できます。 重要な理由 アクティビティの処理時間を正確に算出し、プロセス内の実作業時間と待ち時間を区別できます。 入手先 アクティビティによっては、ソースシステムに独立したタイムスタンプフィールドがあります。別のアクティビティの開始時刻から推定する場合もあります。 例 2023-10-26T10:15:00Z2023-10-26T11:45:00Z2023-10-27T15:00:00Z | |||
収益サイクル管理のアクティビティ
| アクティビティ | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| サービスデータ受信 | 電子カルテ(EHR)または別のソースシステムから診療サービス情報を受信した時点で、請求イベントが開始したことを示します。通常、データの取り込みが正常に完了した際に、連携インターフェースが作成するログエントリまたは取引記録から確認できます。 | ||
| 重要な理由 これは収益サイクルの主な開始イベントです。このアクティビティから請求計上までの時間を分析すると、プロセス全体に影響する初期段階のデータ遅延を特定できます。 入手先 EHRなどの外部システムから患者のサービスデータを受信するインターフェースログや取引テーブルに記録されています。HL7メッセージのタイムスタンプやAPI呼び出しログを確認してください。 記録 データ受信時のタイムスタンプが記録された連携ログまたは取引テーブルから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 入金消込 | 受領した入金が、特定の患者口座とサービス明細に正しく充当されたことを示します。未払いの請求額と入金を照合するユーザーまたは自動処理の操作として記録されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、バックオフィスの入金消込プロセスの効率を測定するうえで重要です。消込の遅れは売掛金の報告に影響し、口座の精算も遅らせる可能性があります。 入手先 入金取引テーブルに記録されています。消込処理の取引タイムスタンプをイベント時刻として使用します。 記録 特定の請求に充当された入金取引レコードの作成タイムスタンプです。 イベントタイプ explicit | |||
| 口座精算 | 請求イベントが完了し、残高がゼロになり、以降の処理が見込まれない状態を示します。口座残高がゼロになり、ステータスが「精算済み」などの最終状態に更新された時点で特定します。 | ||
| 重要な理由 これはプロセスの主な終了イベントです。この時点までの総サイクルタイムを測定すると、RCM全体の効率を把握できます。 入手先 口座残高がゼロになったことと、口座ステータスが「精算済み」「全額支払い済み」または同等の最終状態になったことから特定します。 記録 残高がゼロになる最終入金の消込時刻、またはステータスが「精算済み」に変わった時刻のうち、遅い方のタイムスタンプです。 イベントタイプ inferred | |||
| 支払者への請求提出 | 作成された請求データが、審査のため保険支払者に電子送信されたことを示します。送信が正常に完了すると、請求提出モジュールまたはクリアリングハウスのインターフェースに明示的に記録されます。 | ||
| 重要な理由 これは、支払者の応答時間の計測を開始する重要な節目です。請求提出プロセスの効率を測定し、提出の遅れを特定するのに役立ちます。 入手先 請求取引ログまたはEDI(電子データ交換)取引テーブルで、特に837請求ファイルの提出記録を確認します。「提出タイムスタンプ」または「送信日」のフィールドを探してください。 記録 提出が正常に完了したことを示す、EDI 837取引ログのタイムスタンプです。 イベントタイプ explicit | |||
| 支払通知の受信 | 支払者から、支払い、調整、否認の詳細を記載した電子支払通知(ERA)ファイルを受信したことを示します。システムがEDI 835ファイルを取り込んだ際に、明示的なイベントとして記録されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、支払者が請求を処理したことを示す重要な節目です。ファイルの内容に応じて、入金消込や否認管理など、その後の処理が決まります。 入手先 受信したANSI 835ファイルのEDI取引ログに記録されています。タイムスタンプは、ファイルをシステムが受信して処理した時刻を示します。 記録 EDI 835(電子支払通知)ファイルの取り込みに関連付けられたタイムスタンプです。 イベントタイプ explicit | |||
| 請求否認の受信 | 受信した支払通知により、支払者が請求を否認したことが示されます。請求明細に関連する特定の否認理由コードを支払通知データから読み取り、このイベントを特定します。 | ||
| 重要な理由 否認の追跡は、収益損失やプロセスの非効率につながる根本原因を特定するうえで欠かせません。このアクティビティを起点に、否認管理や異議申し立てに伴う手戻りが始まります。 入手先 電子支払通知(EDI 835)のデータから特定します。請求調整理由コード(CARC)を確認し、否認を判定します。 記録 解析したEDI 835の支払通知データから、特定の否認コード(CARC/RARC)を検出して特定します。 イベントタイプ inferred | |||
| コーディング完了 | 医療コーダーが診療文書を確認し、適切なCPT、HCPCS、ICDコードを割り当てたことを示します。通常、ユーザーまたは自動コーディングエンジンがコーディングタスクを完了した際に、明示的なイベントとして記録されます。 | ||
| 重要な理由 コーディングは、請求の提出を遅らせることの多いボトルネックです。このアクティビティを追跡すると、コーダーの生産性を測定し、コーディング待ちの遅延を特定できます。 入手先 コーディングのワークフローモジュール、または請求イベントのステータスが「コーディング待ち」から「コーディング済み」に変わった記録から確認できます。ステータス変更またはタスク完了のタイムスタンプを使用します。 記録 ユーザーまたはシステムが診療のコーディングを確定した際の、ステータス更新のタイムスタンプまたはログエントリです。 イベントタイプ explicit | |||
| 入金受領 | 支払者または患者から入金があったことを示します。多くの場合、支払通知の一部として記録されます。電子支払通知ファイルまたは手動の入金記録から明示的に取得できます。 | ||
| 重要な理由 これは、キャッシュフローの分析と入金速度の測定に欠かせないアクティビティです。入金消込プロセスの開始点となります。 入手先 EDI 835支払通知ファイルの入金情報、または銀行のロックボックスファイルから取得します。ファイル内の小切手日付または処理日を使用することがよくあります。 記録 EDI 835ファイルのBPRセグメント、または銀行のロックボックスデータファイルから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 入金回収の開始 | 未払いのため、患者口座が入金回収プロセスの対象になったことを示します。通常、口座の財務区分またはステータスの変更から特定します。 | ||
| 重要な理由 より集中的なフォローアップが必要な口座を特定できます。このアクティビティの発生頻度と要因を分析すると、初期段階の入金回収策を改善できます。 入手先 口座ステータスが「入金回収中」「貸倒」または「回収業者へ送付」に変わった記録から特定します。このステータス変更の日付がイベントのタイムスタンプです。 記録 口座ステータスの値が入金回収関連のものに変わった際のタイムスタンプです。 イベントタイプ inferred | |||
| 口座調整 | 契約上の調整、償却、その他の財務修正が口座に計上されたことを示します。システムの元帳に記録される明示的な財務取引です。 | ||
| 重要な理由 調整は収益の実現に直接影響します。調整の理由と時期を分析すると、料金表、契約、請求精度に関する問題を特定できます。 入手先 財務取引テーブルに記録されています。償却または調整を示す特定の取引コードで識別できます。取引日をイベント時刻として使用します。 記録 特定の調整コードが付いた財務元帳の記録の取引日です。 イベントタイプ explicit | |||
| 否認対応の手戻り開始 | ユーザーまたは自動化されたワークフローが、否認された請求の確認と解決を開始したことを示します。ユーザーの操作として明示的に記録される場合と、請求ステータスの変更から特定する場合があります。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティを起点に、否認対応の手戻りが始まります。否認の受信から手戻り開始までの時間を測定すると、否認管理の待ち行列にある滞留を特定できます。 入手先 否認管理または作業キューモジュールで確認できます。ユーザーが否認タスクを「開く」または「引き受ける」操作をした時刻が明示的に記録される場合や、ステータスが「否認」から「手戻り対応中」に変わった記録から特定する場合があります。 記録 請求ステータスが「手戻り対応中」または「レビュー中」に変わった記録、あるいはユーザー操作ログから特定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 患者への請求明細送付 | 患者負担分の請求明細が作成され、患者に送付されたことを示します。通常、請求明細の作成時に患者請求モジュールが明示的なイベントとして記録します。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティを起点に、収益サイクルの患者自己負担分の処理が始まります。追跡することで、患者からの入金回収の効率と有効性を分析できます。 入手先 患者との連絡履歴テーブルまたは請求明細の作成履歴テーブルに記録されています。タイムスタンプは、請求明細の作成時刻または送付時刻を示します。 記録 患者向け請求明細の作成ログまたは履歴テーブルのタイムスタンプです。 イベントタイプ explicit | |||
| 異議申し立ての提出 | 否認された請求に異議を申し立てるため、支払者に正式な申し立てを提出したことを示します。否認管理または異議申し立てモジュールで、ユーザーの操作として明示的に記録されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、収益回収プロセスの重要なステップです。異議申し立ての提出状況とサイクルタイムを追跡すると、否認解決策の有効性を把握できます。 入手先 異議申し立ての追跡モジュール、または請求に対する特定の取引種別として記録されています。「異議申し立て日」または「再提出日」のフィールドを確認してください。 記録 ユーザーが異議申し立ての提出を記録した際に保存される明示的なタイムスタンプです。 イベントタイプ explicit | |||
| 請求作成 | システムが請求対象の請求データを作成し、請求額、コード、属性情報を標準形式にまとめたことを示します。作成タイムスタンプを伴う、システム生成の明示的なイベントです。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、請求計上から正式な請求処理への移行を示します。請求提出の前提となり、社内処理時間の追跡に欠かせません。 入手先 請求テーブルまたは取引ログに記録されています。請求ヘッダーレコードの作成タイムスタンプがイベントを示します。 記録 請求データベーステーブルの主要レコードの作成タイムスタンプから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 請求計上 | 請求対象となるサービスや物品が、請求システムに正式に入力された時点を示します。ユーザーまたはシステムの明示的な操作によって、請求取引記録が作成されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、サービス提供から請求開始までの遅れである請求計上の遅延を測定するうえで欠かせません。この遅延を短縮すると、収益サイクルを直接速められます。 入手先 請求取引テーブルに記録されています。請求入力テーブルやサービス明細テーブルなどの名称が使われることがあります。請求記録の作成タイムスタンプをイベント時刻として使用します。 記録 請求マスタまたは請求取引テーブルのレコード作成タイムスタンプがイベント時刻です。 イベントタイプ explicit | |||
データ抽出ガイド
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