輸送管理データテンプレート
輸送管理データテンプレート
- 収集を推奨する属性
- 追跡する主なアクティビティ
- データ抽出の手順
輸送管理の属性
| 名前 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| アクティビティ名 ActivityName | 出荷に関して特定の時点で発生した業務イベントまたはマイルストーンの名称です。 | ||
| 説明 アクティビティ名は、輸送プロセス内の特定の工程やステータス変更を表します。これらのイベントがプロセスマップ上の順序を構成し、出荷が作成から完了までどのように進むかを示します。 アクティビティの分析は、プロセスマイニングの中核です。プロセスの流れを可視化し、一般的な経路とまれな経路を特定できます。また、予約の繰り返しなどの手戻りを見つけ、各工程の発生頻度を測定できます。アクティビティの順序と所要時間を使ってサイクルタイムを算出し、工程間のボトルネックを特定します。 重要な理由 この属性がプロセスの各工程を定義し、プロセスマップの基礎となります。プロセスの流れやバリアント、ボトルネックの分析にも使用します。 入手先 通常、Trimble TMS内のイベントログ、ステータス変更テーブル、または出荷に紐付く個別の取引レコードから取得します。 例 出荷計画の作成貨物の集荷貨物の納品運賃請求書の監査完了 | |||
| イベント時刻 EventTime | アクティビティが発生した日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 イベント時刻は、出荷のライフサイクルにおける各アクティビティの正確な日時を記録したものです。イベントの時系列を示すため、プロセスの流れを構築し、時間に基づく分析を行ううえで欠かせません。 この属性は、プロセスマイニング分析の基礎となります。アクティビティ間のサイクルタイムやケース全体の所要時間、待ち時間の算出に使うほか、期間ごとのプロセスパフォーマンスの分析にも使用します。遅延の原因を特定し、プロセスの効率を把握するには、正確なタイムスタンプが重要です。 重要な理由 イベントの時系列を示すため、サイクルタイムなど所要時間に関する指標の算出や、プロセスの遅延特定に欠かせません。 入手先 Trimble TMS内のイベントログまたは取引テーブルで、アクティビティ欄やステータス欄と並んで記録されています。 例 2023-10-26T10:00:00Z2023-10-27T14:35:10Z2023-10-28T09:15:00Z | |||
| 出荷 Shipment | 貨物の1回の輸送を識別する一意のIDで、プロセス分析の主要なケースとして使用されます。 | ||
| 説明 出荷IDは、1件の輸送注文に関連するすべてのイベントとアクティビティをまとめる、中心的なケース識別子です。各出荷は、作成と計画から輸送の実行、納品、財務精算までの一連の行程を表します。 プロセスマイニングで出荷単位に分析すると、輸送ライフサイクル全体を把握できます。総サイクルタイムの測定、特定の出荷に影響するボトルネックの特定、出荷の種類ごとのプロセス経路の比較が可能になります。1件の注文をシステム全体で追跡するための基本となる属性です。 重要な理由 輸送注文に関連するすべてのアクティビティを結び付ける重要なケース識別子であり、注文ごとの一貫したエンドツーエンド分析を可能にします。 入手先 Trimble TMSの出荷または注文のメインテーブルにある主キーです。具体的なテーブル名やフィールド名については、Trimble TMSの文書をご確認ください。 例 SH-750331SH-750332SH-750333 | |||
| ソースシステム SourceSystem | イベントデータの抽出元となる記録システムです。 | ||
| 説明 この属性は、データの発生元となったソースアプリケーションを示します。この場合、通常は「Trimble TMS」です。より複雑な環境では、異なるモジュールや連携システムを区別するために使われます。たとえば、支払いを処理する別の財務システムを識別できます。 ソースシステムの指定は、データガバナンスと追跡可能性の確保に重要です。データの背景を把握し、複数のソースのデータを統合してエンドツーエンドのプロセスを確認する際にも役立ちます。 重要な理由 データの追跡可能性とコンテキストを確保します。複数のシステムのデータを統合してプロセス全体を分析する際に重要です。 入手先 多くの場合、データ抽出時にレコードの発生元を示す固定値として追加されます。 例 Trimble TMSTrimble TMS v2023.1 | |||
| 最終データ更新 LastDataUpdate | ソースシステムからこのレコードのデータが最後に更新された日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 この属性は、Trimble TMSからデータを最後に抽出または更新した日時を示します。分析対象のデータがどの程度新しいかを把握できます。 適切なタイミングで業務上の判断を下すには、分析対象のデータがいつのものかを把握することが重要です。このタイムスタンプにより、データへの信頼性を高め、現在の分析が対象とする期間を確認できます。古い情報に基づいて判断することを防ぎます。 重要な理由 データの新しさを示し、最新の情報に基づく正確な判断を支えます。 入手先 通常、データの取り込み時にETL(抽出、変換、読み込み)ツールがこのタイムスタンプを生成し、記録します。 例 2024-05-21T02:00:00Z2024-05-22T02:00:00Z | |||
| 納品希望日 RequestedDeliveryDate | 顧客が希望する納品日、またはサービスレベル合意(SLA)の目標として合意した日付です。 | ||
| 説明 納品希望日は、出荷が最終目的地に到着する予定日です。納期遵守状況を測る主な基準となります。 この属性は、「出荷の納期遵守率」などの重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。実際の納品日時と希望日を比較し、出荷が予定より早いか、予定どおりか、遅れているかを判定できます。「実績と希望日の納品パフォーマンス」ダッシュボードでの分析や、顧客満足度と運送業者の信頼性の評価にも役立ちます。 重要な理由 納期遵守状況を測る基準となり、顧客満足度とオペレーショナルエクセレンスに関わる重要業績評価指標(KPI)です。 入手先 Trimble TMSの注文または出荷詳細テーブルにあります。 例 2023-11-15T23:59:59Z2023-12-01T17:00:00Z | |||
| 納期遵守 IsOnTime | 貨物が納品希望日までに納品されたかを示す真偽値です。 | ||
| 説明 「ActualDeliveryDate」と「RequestedDeliveryDate」を比較して算出するフラグです。実際の納品日が希望日と同じかそれより前であればtrue、そうでなければfalseになります。 この属性を使うと、パフォーマンス分析やダッシュボードの作成が簡単になります。グラフごとに日付を直接比較する代わりに、このフラグで絞り込みや集計を行い、貨物の納期遵守率を示す重要業績評価指標(KPI)を算出できます。貨物ごとの納品実績を明確に二分して示せるため、達成率を簡単に可視化できます。 重要な理由 納期遵守に関する重要業績評価指標(KPI)の算出を簡単にし、納期どおりの貨物と遅延した貨物を容易に絞り込んで分類できます。 入手先 この属性はソースシステムにはありません。データ変換時に「ActualDeliveryDate」<=「RequestedDeliveryDate」を比較して算出します。 例 truefalse | |||
| 終了時刻 EndTime | アクティビティが完了した日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 終了時刻は、アクティビティが完了した時点を示します。データがある場合は、開始時刻と組み合わせて1つの工程の正確な処理時間を算出し、次の工程が始まるまでの待ち時間と区別できます。 アクティビティの開始時刻と終了時刻の両方があれば、プロセスのパフォーマンスをより細かく分析できます。実作業の時間(処理時間)と、作業が行われていない時間(待ち時間)を区別できるため、効率の改善とリソースやスケジュールによる遅延を見分けるうえで役立ちます。たとえば、「運賃請求書の監査」にかかった正確な時間を測定できます。 重要な理由 アクティビティの処理時間を正確に算出し、実作業の時間と工程間の待ち時間を区別できます。 入手先 Trimble TMSの一部のモジュールでは、特定のアクティビティについて開始イベントと終了イベントの両方が記録される場合があります。イベントログまたは取引ログで確認が必要です。 例 2023-10-26T10:45:00Z2023-10-27T15:05:10Z2023-10-28T09:20:00Z | |||
| 輸送手段 ModeOfTransport | 出荷に使用する輸送方法です。トラック、航空、鉄道、海上輸送などがあります。 | ||
| 説明 輸送手段は、出荷に使用する輸送方法を示します。トラック貸切(FTL)、混載便(LTL)、航空貨物、海上貨物、鉄道などが該当します。 輸送手段ごとのプロセス分析は、戦略的な意思決定とコスト最適化に欠かせません。輸送手段ごとに効率、速度、費用対効果を比較できます。たとえば、「輸送手段の効率比較」ダッシュボードでは、この属性を使って輸送中の時間や遅延率が高い輸送手段を確認でき、計画担当者の適切な選択を支援します。 重要な理由 輸送方法ごとのコスト、速度、効率を比較でき、ルートや輸送手段の戦略的な計画に役立ちます。 入手先 Trimble TMSの出荷または積荷レコードにある標準項目です。 例 トラック貸切(FTL)トラック混載(LTL)航空貨物海上輸送 | |||
| 遅延理由 DelayReason | 貨物の遅延原因を示すコードまたは説明です。 | ||
| 説明 遅延理由は、貨物が予定どおりに進まなかった原因を示します。「運送会社の遅延」「税関での保留」「天候」「顧客不在」など、さまざまな理由があります。遅延を記録する際に、手入力するか、あらかじめ定義されたリストから選択することが一般的です。 この属性は、特に「貨物の遅延と理由分析」ダッシュボードで根本原因を分析する際に役立ちます。遅延を分類することで、特定の運送会社やルート、社内プロセスに繰り返し発生する問題がないかを特定できます。その結果、対象を絞った改善策を講じ、遅延を減らして信頼性を高められます。 重要な理由 遅延の根本原因を分析し、改善対象となる運送会社、ルート、プロセスの繰り返し発生する問題を特定できます。 入手先 Trimble TMSの遅延・例外記録用テーブル、または貨物レコードの自由記述欄に保存されている場合があります。 例 天候による遅延税関検査運送会社の車両・設備故障交通渋滞 | |||
| 運送業者名 CarrierName | 出荷の輸送を担当する運送会社の名称です。 | ||
| 説明 運送業者名は、貨物の輸送を担当する外部物流事業者または社内の車両部門を示します。各出荷に関連付けられる重要なマスターデータです。 この属性は、特に「運送業者のパフォーマンスとコンプライアンス」ダッシュボードでの分析に欠かせません。運送業者名ごとにプロセスデータを分類すると、事業者間で納期遵守率、平均サイクルタイム、遅延の頻度を比較できます。契約交渉や信頼できるパートナーの選定、サプライチェーン全体の改善に役立ちます。 重要な理由 輸送事業者ごとのパフォーマンス比較とコンプライアンス分析を可能にし、運送業者の管理や選定を支えます。 入手先 Trimble TMSの出荷または積荷のメインテーブルにあり、多くの場合、運送業者のマスターデータテーブルと紐付いています。 例 Global Freightways Inc.Speedy LogisticsCross-Country Movers | |||
| PODサイクルタイム ProofOfDeliveryCycleTime | 「Goods Delivered」イベントから「Proof of Delivery Received」イベントまでの所要時間です。 | ||
| 説明 納品完了後、納品証明(POD)を受領して処理するまでの時間を測定する計算指標です。PODのサイクルタイムが長いと、請求書の発行が遅れ、キャッシュフローに影響する可能性があります。 この属性は、「納品証明の受領遅延」ダッシュボードと関連する重要業績評価指標(KPI)の基礎となります。貨物ごとに所要時間を算出することで、運送会社からの提出の遅れや社内処理の非効率など、PODプロセスのボトルネックを特定し、顧客への請求を早めるための対策を講じられます。 重要な理由 納品後の事務処理の効率を直接測定できます。請求書の迅速な発行と健全なキャッシュフローを保つうえで重要です。 入手先 貨物ごとに「Proof of Delivery Received」と「Goods Delivered」のアクティビティのタイムスタンプの差を求めて算出します。 例 P2DT12H30MP5DP1DT4H | |||
| ユーザー名 UserName | 特定のアクティビティを実行したユーザーまたはシステムエージェントです。 | ||
| 説明 ユーザー名は、貨物の計画、運賃請求書の監査、支払い処理など、プロセスの各ステップを実行した従業員または自動システムを特定します。プロセスのアクティビティと、人またはシステムのリソースを結び付ける属性です。 ユーザー別にデータを分析すると、業務負荷の分布や研修の必要性を把握し、パフォーマンスのばらつきを見つけられます。たとえば「貨物予約の手戻りとエラー」ダッシュボードでは、特定のユーザーに手戻りが集中しているかを確認し、追加研修やプロセスの明確化が必要かどうかを判断できます。コンプライアンスや監査にも欠かせない属性です。 重要な理由 プロセスのアクティビティを特定の従業員やシステムユーザーに結び付け、業務負荷の分析、パフォーマンスの評価、研修機会の特定に役立ちます。 入手先 通常はトランザクションログやイベントログにあり、レコードを作成または変更したユーザーIDに関連付けられています。 例 j.doea.smithsystem.api | |||
| 仕向国 DestinationCountry | 貨物の納品先となる国です。 | ||
| 説明 仕向国は、貨物の最終納品先住所がある国です。出発国と同様に、地理的なプロセス分析に欠かせない属性です。 仕向国別にデータを分析すると、地域特有のプロセス上の問題を見つけられます。たとえば、特定の国向けの貨物で通関に時間がかかったり、納品が遅れたりする状況が続いている場合があります。こうした傾向を把握することで、ルートごとに計画を見直し、納品予定を調整できます。納期の見積もり精度向上にもつながります。 重要な理由 通関の遅れや最終区間の納品に関する問題など、仕向地域に特有の課題を特定できます。 入手先 Trimble TMSの貨物または注文の詳細に保存された納品先住所から取得します。 例 USACANMEXFRA | |||
| 出発国 OriginCountry | 貨物の出発地となる国です。 | ||
| 説明 出発国は、貨物の出発地点がある国です。世界規模または地域単位で物流を分析する際に重要な地理情報です。 この属性を使うと、地域別にプロセスのパフォーマンスを比較できます。特定の国から出発する貨物でサイクルタイムや遅延率が高い場合、税関手続きの複雑さやインフラの問題など、地域特有の課題が考えられます。特に、通関のボトルネックを分析する際に重要です。 重要な理由 地域別にプロセスのパフォーマンスを分析し、特に通関や輸送時間に関する地域ごとのボトルネックを特定できます。 入手先 Trimble TMSの貨物または注文の詳細に保存された出発地住所から取得します。 例 USACANMEXDEU | |||
| 合計サイクルタイム TotalCycleTime | 貨物の最初のイベントから最後のイベントまでに経過した合計時間です。 | ||
| 説明 合計サイクルタイムは、貨物の各ケースについて、開始から完了までの所要時間を測定します。「Shipment Created」など最初のアクティビティと、「Payment Processed」など最後のアクティビティのタイムスタンプの差から算出します。 プロセス全体の効率を測定する主要な重要業績評価指標(KPI)です。「貨物全体の処理量とサイクルタイム」ダッシュボードで、パフォーマンスの概要を把握できます。この指標の経時的な推移や、運送会社、ルート、輸送手段による違いを分析すると、戦略的な改善が必要な領域を特定できます。 重要な理由 プロセス全体の開始から完了までの速度を測定し、効率と顧客体験を示す重要な指標となります。 入手先 単一の「Shipment」ケースに含まれるすべてのイベントについて、最小タイムスタンプを最大タイムスタンプから差し引き、ケース単位で算出します。 例 P15D6HP22DT10HP12D | |||
| 実際の納品日 ActualDeliveryDate | 「Goods Delivered」アクティビティが記録された実際のタイムスタンプ。 | ||
| 説明 実際の納品日は、納品が完了した時点を示すタイムスタンプです。貨物が目的地に到着した実際の時刻を表し、通常は「Goods Delivered」イベントのタイムスタンプが該当します。 この属性は、納品希望日と照合して納期どおりに納品されたかを判定するために使います。多くのサイクルタイム計算やパフォーマンス測定で実績の基準となり、納品実績や運送会社の信頼性を追跡する重要業績評価指標(KPI)にも直接反映されます。計画したスケジュールと実際のプロセス実行状況を比較するうえで、欠かせない属性です。 重要な理由 納品が完了した実際の時刻を示し、納期遵守率や実際の輸送時間を計算できます。 入手先 貨物のイベントログに記録された「Goods Delivered」イベントのステータスに対応するタイムスタンプです。 例 2023-11-15T14:30:00Z2023-12-02T10:00:00Z | |||
| 貨物ステータス ShipmentStatus | 貨物の現在の運用状況です。 | ||
| 説明 貨物ステータスは、「計画済み」「輸送中」「納品済み」「キャンセル」など、貨物のライフサイクルにおける最新の状態を示します。任意の時点で貨物がどの段階にあるかを把握できます。 プロセスマイニングでは過去の流れを再構成しますが、現在のステータスを使うと、進行中のケースを絞り込んで分析できます。未完了の貨物と完了済みの貨物を分けたり、多数の貨物が特定のステータスで滞留している理由を調べたりする際に役立ちます。運用状況を監視するための重要なコンテキストも得られます。 重要な理由 貨物の進捗状況を現在の時点で把握でき、未完了、完了、問題のあるケースを分析・絞り込みできます。 入手先 Trimble TMSの主要な貨物テーブルまたは積荷テーブルのヘッダーにある標準フィールドです。 例 計画済み輸送中納品済み請求済みキャンセル | |||
| 遅延あり IsDelayed | 貨物で記録された遅延イベントの有無を示す真偽値です。 | ||
| 説明 遅延理由が貨物に関連付けられている場合、またはステータスが遅延を示している場合にtrueとなる計算フラグです。「IsOnTime」とは異なり、遅延が発生しても、その後の対応によって納期どおりに到着する場合があります。 この属性を使うと、例外が発生した貨物だけに絞って分析できます。「貨物の遅延と理由分析」ダッシュボードで問題のあるケースを抽出し、スムーズに処理された貨物に埋もれることなく根本原因を分析できます。運用上の例外が発生する頻度の把握にも役立ちます。 重要な理由 運用上の例外が発生した貨物を特定し、遅延の原因と影響を絞り込んで分析できます。 入手先 データ変換時に算出します。「DelayReason」フィールドがnullでない場合、または特定の「delay」アクティビティが存在する場合に、フラグをtrueに設定します。 例 truefalse | |||
| 運賃請求ステータス FreightBillStatus | 「受領済み」「監査済み」「却下」「支払い済み」など、運賃請求書のステータスです。 | ||
| 説明 運賃請求ステータスは、輸送プロセスの財務決済における請求書の進捗を追跡します。請求書の受領、確認中、承認、修正のための却下、全額支払いのいずれの状態かを示します。 この属性は、「運賃請求書の監査と支払い速度」ダッシュボードに欠かせません。監査プロセスのサイクルタイムを測定し、支払い承認のボトルネックを特定するとともに、運賃請求書の却下率を算出できます。ステータスを分析すると、調達から支払いまでのサブプロセスにおける非効率を明らかにできます。 重要な理由 財務決済プロセスの状況を把握し、監査の効率を測定するとともに、支払いの遅延や異議の理由を特定できます。 入手先 Trimble TMSの買掛金または運賃決済モジュールにあります。 例 受領済み監査済み:承認監査済み:却下支払い済み | |||
| 運賃請求額 FreightBillAmount | 運送サービスに請求された合計金額です。 | ||
| 説明 運賃請求額は、貨物の輸送にかかった請求金額です。コスト分析や、プロセスの非効率が財務に与える影響を把握するうえで重要なデータです。 プロセスマイニングでは、この属性を使ってプロセスのバリアント、運送会社、ルートごとのコストを分析できます。たとえば、手戻りや遅延が頻繁に発生する貨物で、関連コストも高くなるかを確認できます。運賃請求書の監査や支払い処理に関する分析にも欠かせません。 重要な理由 プロセスの実行状況と財務上の結果を結び付け、プロセスの違い、遅延、運送会社の選択が輸送コストに与える影響を分析できます。 入手先 Trimble TMSの運賃請求または財務決済のモジュールにあり、貨物に関連付けられています。 例 1250.75850.003400.50 | |||
| 顧客名 CustomerName | 貨物の輸送を依頼した顧客の名前です。 | ||
| 説明 顧客名は、輸送する貨物を所有する、またはサービスの提供先となる顧客や事業体を特定します。分析対象を分類するための重要なマスターデータです。 顧客別に輸送プロセスを分析すると、重要なインサイトが得られます。特定の顧客で遅延が多い、予約時の手戻りが多い、または独自のプロセスフローが必要かどうかを確認できます。この情報は、顧客サービスの向上、物流ソリューションの調整、重要顧客のより効果的な管理に役立ちます。 重要な理由 顧客ごとのプロセス分析が可能になり、特定の顧客に固有の課題があるか、異なるサービスレベルが必要かを特定できます。 入手先 主要な注文テーブルまたは貨物テーブルにあり、多くの場合、顧客マスターデータテーブルから参照されます。 例 ACME CorporationStark IndustriesWayne Enterprises | |||
輸送管理のアクティビティ
| アクティビティ | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| 出荷の作成 | このアクティビティは、通常、顧客からの輸送依頼を受けてシステムに新しい出荷レコードが作成されたことを示します。出荷または注文のメインテーブルに新しいレコードが記録された時点で捕捉されます。 | ||
| 重要な理由 ここが輸送プロセス全体の開始点です。このイベントからほかのイベントまでの時間を分析すると、注文処理の効率と全体のリードタイムを測定できます。 入手先 通常、Trimble TMSの出荷または積荷のメインテーブルから、作成日時とともに明示的な作成イベントとして取得されます。 記録 出荷レコードの作成日時から取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 支払い処理の完了 | 運賃請求書の支払いが実行され、運送業者に送金された状態です。これにより、出荷ライフサイクルの財務処理が完了します。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティはプロセスの最終段階です。納品または請求書の受領から支払いまでの時間を分析すると、キャッシュフローや運送業者との関係を管理しやすくなります。 入手先 ERPまたは会計システムとの連携を通じて取得します。連携先のシステムがTMS内の運賃請求書レコードの支払いステータスを更新します。 記録 ERPまたは会計システムとの連携で記録された支払いレコードのタイムスタンプから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 納品証明の受領 | 運送業者から署名済みの文書または電子的な納品確認を受け取り、システムにアップロードした状態です。通常、手動または自動で文書を処理する工程です。 | ||
| 重要な理由 納品から納品証明(POD)の受領までの時間差は、事務処理部門のパフォーマンスを測る重要な指標です。通常、請求書の支払いにはPODが必要です。 入手先 POD文書をスキャンまたはアップロードして出荷レコードに紐付けた時点で取得されると考えられます。これによりステータスが変更されるか、「POD受領日」項目に値が入力されます。 記録 POD文書のアップロード時刻またはステータス変更のタイムスタンプから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 貨物の納品 | 出荷が最終目的地に到着し、荷受人に引き渡された状態です。運転手による更新または運送業者からのEDIで記録される重要なイベントです。 | ||
| 重要な理由 納期遵守パフォーマンスと全体のサイクルタイムを測定する主要なマイルストーンです。このイベントを受けて、請求処理や納品証明(POD)の回収など、後続のプロセスが始まります。 入手先 運転手のモバイル端末からの入力、または納品日時を含む運送業者からのEDI 214メッセージを受けて、出荷ステータスが「納品済み」に更新された時点で記録されます。 記録 運送業者からのEDIメッセージまたは運転手用アプリの更新に基づき、イベントログから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 貨物の集荷 | 運送業者が出発地で貨物を実際に引き取った状態です。通常、運転手による更新または運送業者からのEDIメッセージで記録される明示的なイベントです。 | ||
| 重要な理由 このイベントは、貨物の実輸送が始まったことを示します。運送業者のパフォーマンスやスケジュールの遵守状況を追跡するうえで重要なマイルストーンです。 入手先 通常、運転手のモバイル端末からの入力、または運送業者からのEDI 214メッセージを受けて、出荷ステータスが「輸送中」または「集荷済み」に更新された時点で記録されます。 記録 運送業者からのEDIメッセージまたは運転手用アプリの更新に基づき、イベントログから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 運送業者による出荷依頼の受諾 | 運送業者が出荷依頼を正式に受諾し、輸送を担当することが確定します。通常、EDIやポータルの更新を通じて運送業者の受諾が通知され、出荷のステータスが変更された時点で記録されます。 | ||
| 重要な理由 これは、運送業者の担当が確定する重要なマイルストーンです。集荷と納品のスケジュールを設定できるようになり、運送業者の責任が正式に始まります。 入手先 運送業者との連絡に基づき、出荷レコードのステータスが「依頼済み」から「予約済み」または「受諾済み」に変わったことなどから推定します。 記録 運送業者からのEDIまたはポータル経由の応答を受けた際のステータス変更から推定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 出荷のキャンセル | 出荷の作成後、集荷が完了する前にキャンセルされた状態です。プロセスの別の終了状態にあたります。 | ||
| 重要な理由 キャンセルを追跡すると、需要予測、注文管理、計画に関する問題を特定できます。プロセスの失敗または例外を示します。 入手先 通常、ユーザーの操作によって出荷レコードのステータスが終端状態の「キャンセル済み」に明示的に変更された時点で記録されます。 記録 出荷レコードのステータスが「キャンセル済み」に明示的に変更された状態です。 イベントタイプ explicit | |||
| 出荷の輸送中 | 集荷後、目的地に到着するまでの期間を示します。単一のイベントではなく、複数の位置情報の更新に関連付けられるステータスであることがよくあります。 | ||
| 重要な理由 イベントではなく状態を表しますが、この段階の開始を特定することは、輸送時間を測定し、見積もりや運送業者、輸送手段ごとに比較するうえで重要です。 入手先 通常、「貨物の集荷」イベント直後の出荷ステータスから推定します。開始時刻には集荷のタイムスタンプを使用します。 記録 集荷が完了した後のステータスです。 イベントタイプ inferred | |||
| 出荷計画の作成 | 出荷に暫定ルートと輸送手段が割り当てられ、必要なリソースも検討されています。このアクティビティは通常、出荷レコードのステータス変更から推定されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、物流計画段階の効率を把握するうえで重要です。ここでの遅れが後続の工程に波及し、納品スケジュール全体に影響することがあります。 入手先 出荷のステータス欄が「新規」から「計画済み」に変わった場合や、ルート情報の各項目が入力された場合などから推定します。 記録 出荷ステータスが「計画済み」などに変更されたことから推定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 通関完了 | 国際出荷の場合、貨物が税関を通過したことを示します。通常、通関業者または運送業者からの更新によって記録されます。 | ||
| 重要な理由 通関は国際物流でよく見られるボトルネックです。このアクティビティにかかる時間を測定すると、大幅な遅延を特定し、対処できます。 入手先 EDIメッセージ、または通関業者や運送業者による手動更新に基づき、ステータス更新またはイベントログの個別の記録として取得されると考えられます。 記録 通関業者または運送業者との連絡に基づき、イベントログから取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 運賃請求書の受領 | 運送業者から輸送サービスの請求書を受領した状態です。このアクティビティから、プロセスの精算段階が始まります。 | ||
| 重要な理由 このイベントを起点に支払条件の期間が始まり、運賃の監査も開始されます。分析することで、買掛金の処理期間を適切に管理できます。 入手先 運送業者の請求書を手動またはEDI 210メッセージでシステムに登録し、出荷に関連する財務テーブルに反映された時点で取得されます。 記録 システム内の運賃請求書レコードの作成日時から取得します。 イベントタイプ explicit | |||
| 運賃請求書の監査完了 | 運送業者の運賃請求書について、契約料金や実施されたサービスと照合し、正確性を確認した状態です。請求書のステータス更新によって記録されます。 | ||
| 重要な理由 これは重要な財務管理の工程です。監査にかかる時間や結果(却下など)は、監査プロセスの効率と運送業者の請求精度を分析するうえで重要です。 入手先 運賃請求書レコードのステータスが「監査待ち」から「監査済み」または「支払い承認済み」に変わったことなどから推定します。 記録 運賃請求書レコードのステータス変更から推定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 運送業者の選定 | 出荷を担当する運送業者が指定されます。出荷データの運送業者欄に値が入力または更新された時点で、このイベントを取得することがよくあります。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティを追跡すると、運送業者の割り当て効率や、その後の予約・集荷までの時間への影響を分析できます。運送業者のパフォーマンス評価にも欠かせない情報です。 入手先 出荷レコードの運送業者ID欄への入力または更新と、関連するタイムスタンプから推定します。 記録 運送業者欄に値が入力された時点のタイムスタンプから推定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 運送業者への出荷依頼 | 選定した運送業者に出荷を正式に依頼し、引き受けを求めます。TMS上で通知やEDIメッセージを運送業者に送信する明示的な操作として記録されることがよくあります。 | ||
| 重要な理由 ここから運送業者とのやり取りが始まります。依頼から受諾までの時間は、運送業者の応答性や予約の遅れを測るうえで重要です。 入手先 Trimble TMSの出荷ライフサイクル追跡で、ステータスが「依頼済み」に変わるなど、明示的なイベントまたはステータス変更として記録されると考えられます。 記録 システムで依頼操作が実行された時点で記録されます。 イベントタイプ explicit | |||
| 集荷の予定設定 | 貨物の集荷日時が調整され、記録されています。予定集荷日と時刻の各項目に値が入力されたことから推定します。 | ||
| 重要な理由 集荷の予定設定は、荷主との予定を確定する重要な工程です。予約から集荷予定の設定までに遅れがある場合、リソースの割り当てに問題がある可能性があります。 入手先 Trimble TMSの出荷または立ち寄り先の詳細にある「集荷予定日/時刻」項目への入力から推定します。 記録 集荷予約の各項目が入力された時点のタイムスタンプから推定します。 イベントタイプ inferred | |||
データ抽出ガイド
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