サービス依頼管理のデータテンプレート
サービス依頼管理のデータテンプレート
これはサービスリクエスト管理向けの汎用プロセスマイニング用データテンプレートです。より詳しい手順については、システム別のテンプレートをご利用ください。
特定のシステムを選択- システム間で一貫した分析を行うための標準データ項目
- プロセスの全体像を把握するために対応付けた主要なアクティビティ
- あらゆるサービス依頼ワークフローの改善に役立つ柔軟な基盤
サービス依頼管理の属性
| 名前 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| アクティビティ Activity | サービスリクエストのライフサイクルで発生した特定のタスク、イベント、またはステータス変更の名称です。 | ||
| 説明 アクティビティ属性は、サービスリクエストに対して実行された特定のステップや操作を表します。「リクエスト作成」「リクエスト割り当て」「作業中」「リクエストクローズ」などのアクティビティが連なり、プロセスを構成します。それぞれのアクティビティは、サービスリクエストの進行過程における特定の時点を示します。 アクティビティの分析は、プロセスマイニングの中心となるものです。実際のプロセスフローを発見し、可視化できます。アクティビティの順序や頻度を調べることで、よくある経路、標準プロセスからの逸脱、リクエストが滞るボトルネック、不要な手順の繰り返しによる手戻りを特定できます。 重要な理由 プロセスの各ステップを定義し、実際のプロセスフローやボトルネック、逸脱の把握に役立ちます。 入手先 サービスリクエストに関連するステータス変更ログ、イベントテーブル、監査証跡から取得することがよくあります。 例 サービスリクエストを作成リクエストを割り当てリクエストを解決サービスリクエストのクローズ | |||
| サービスリクエストID CaseId | 各サービスリクエストのケースを一意に識別するIDです。リクエストの作成からクローズまでを追跡するために使用します。 | ||
| 説明 サービスリクエストIDは、ライフサイクル全体を通じて各サービスリクエストを一意に識別する主キーです。ケース識別子として、関連するすべてのアクティビティ、ステータス変更、属性を結び付け、1つのプロセスインスタンスとしてまとめます。 プロセスマイニング分析では、このIDを使って各リクエストの開始から終了までの流れを再構成します。共通のCaseIdでイベントをグループ化すると、プロセスフローの可視化、ケース所要時間の算出、リクエストごとの対応の違いの特定が可能になります。サービスリクエスト管理プロセスの分析に欠かせない項目です。 重要な理由 サービスリクエストに関するすべてのイベントを結び付け、プロセス全体を把握するために必要なIDです。 入手先 通常、サービスリクエストのヘッダーまたはメインのトランザクションテーブルにあります。 例 SR-2023-00123REQ0045891TICKET-98765 | |||
| 開始時刻 StartTime | アクティビティまたはイベントの開始時刻を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 開始時刻には、特定のアクティビティが始まった正確な日時が記録されます。このタイムスタンプは、イベントを時系列に並べたり、アクティビティの所要時間やケース全体のライフサイクルを算出したりするうえで重要です。正確なイベントログを作成するには、各アクティビティに対応する開始時刻が必要です。 プロセス分析では、開始時刻を使ってサイクルタイム、アクティビティ間の待ち時間、アクティビティの処理時間などの重要業績評価指標を算出します。時間軸に沿ってプロセスを確認できるため、遅延や時間のかかるステップを特定できます。パフォーマンス分析には、正確なタイムスタンプが欠かせません。 重要な理由 イベントを正しい順序に並べ、サイクルタイムやボトルネックなど、時間に関する指標を算出するために重要です。 入手先 イベントログまたは監査証跡のテーブルにあり、各アクティビティの「作成日」や「イベントタイムスタンプ」として記録されていることがよくあります。 例 2023-10-26T10:00:00Z2023-10-26T11:30:15Z2023-10-27T14:05:00Z | |||
| ソースシステム SourceSystem | サービスリクエストのデータがどのシステムまたはアプリケーションから取得されたかを示します。 | ||
| 説明 ソースシステム属性には、データの抽出元であるITサービス管理(ITSM)プラットフォームやその他のアプリケーションの名称が記録されます。複数のシステムを使用する環境では、この項目によってデータソースを区別し、データの来歴を明確にできます。 多くのプロセスフロー分析で直接使われる項目ではありませんが、データガバナンス、検証、トラブルシューティングには欠かせません。複数のソースからデータを統合する場合、この属性でシステム別にプロセスを確認できるため、システム間のプロセス実行状況やデータ品質の違いを把握できます。 重要な理由 データの取得元を明確にするため、特に複数のシステムを連携している環境でのデータガバナンスやトラブルシューティングに役立ちます。 入手先 通常、データ抽出(ETL)の過程で追加される値で、ソースシステムに元から存在する項目ではありません。 例 ServiceNowJira Service ManagementZendesk | |||
| 最終データ更新日時 LastDataUpdate | ソースシステムからデータが最後に更新された日時を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 最終データ更新日時には、直近のデータ抽出または更新のタイムスタンプが記録されます。分析対象のデータがどの程度新しいかを確認でき、分析結果が現在の状態を反映しているのか、過去の時点のものなのかを判断できます。 この属性は、運用状況の監視やレポート作成に欠かせません。インサイトがいつ時点のデータに基づいているかが分かるため、データの信頼性を判断し、更新時期を踏まえた意思決定に役立ちます。たとえば、1週間前に更新されたデータを示すダッシュボードと、1時間前に更新されたダッシュボードでは、解釈が異なります。 重要な理由 データの新しさを示します。分析の妥当性を保ち、最新情報に基づいて判断するために重要です。 入手先 通常、データ抽出(ETL)の過程で生成・保存されるメタデータ項目です。 例 2023-10-27T08:00:00Z2023-10-26T23:59:59Z | |||
| SLA期限 SlaDueDate | サービスレベル契約(SLA)に基づき、リクエストの解決が予定されている日時です。 | ||
| 説明 SLA期限は、リクエストに適用されるサービスレベル契約に基づいて算出される目標日時です。リクエストの優先度、種類、作成日時などをもとに決まり、解決までに想定される期間を定めます。 この属性は、SLA適合性分析の基準となります。実際の解決日時とSLA期限を比較することで、リクエストが期限内に解決されたか、SLAに違反したかを判断できます。サービス品質を測る重要業績評価指標(KPI)であり、遅延やSLA違反につながる組織的な問題の特定にも使われます。 重要な理由 パフォーマンスを測定する基準です。SLA適合率の算出や、SLA未達のリクエストの特定に使います。 入手先 多くの場合、適用されるSLAポリシーに基づいて算出される、サービスリクエストのレコード上の項目です。 例 2023-10-28T17:00:00Z2023-11-01T09:00:00Z | |||
| サービス種別 ServiceType | ユーザーが依頼したサービスのカテゴリまたは種類です。 | ||
| 説明 サービス種別は、サービスリクエストの内容を分類します。新しいハードウェアの依頼やソフトウェアへのアクセス申請から、一般的な問い合わせや技術サポートまで、さまざまな種類があります。この分類により、適切なチームへの振り分けや、サービスごとの需要の把握が容易になります。 プロセス分析では、サービス種別をデータの切り口として利用できます。サービス種別ごとにプロセスマップを絞り込むと、リクエストの種類によってプロセスの流れが大きく異なることや、サイクルタイムが長いこと、手戻りが多いことが分かる場合があります。こうしたインサイトをもとに、サービスカテゴリごとの改善に取り組めます。 重要な理由 リクエストのカテゴリごとにプロセスを絞り込んで比較し、それぞれに固有のボトルネックや非効率な点を把握できます。 入手先 サービスリクエストのレコードにある標準項目で、サービスカタログに関連付けられていることがよくあります。 例 ハードウェアの依頼ソフトウェアアクセスパスワードリセット一般的な問い合わせ | |||
| リクエストステータス RequestStatus | イベント発生時点におけるサービスリクエストの現在または過去のステータスです。「対応中」や「クローズ」などがあります。 | ||
| 説明 リクエストステータスは、ライフサイクルの各時点におけるサービスリクエストの状態を示します。一般的なステータスには、「新規」「対応中」「保留」「解決済み」「クローズ」があります。この属性から、プロセス全体のどの段階にリクエストがあるかを確認できます。 リクエストステータスの分析は、プロセスフローや状態の遷移を理解するうえで重要です。ケースの絞り込み、特定の状態で滞留しているリクエストの特定、各ステータスの滞在時間の測定に利用できます。たとえば、「保留」状態が長く続くリクエストを分析すると、ユーザーや外部チームからの情報待ちによる遅延が分かることがあります。 重要な理由 各状態でリクエストが費やす時間を分析し、プロセスのボトルネックや遅延を把握できます。 入手先 サービスリクエストのメインテーブルまたはステータス履歴ログにあります。 例 対応中顧客待ち解決済みクローズ | |||
| リクエスト優先度 RequestPriority | リクエストの業務への影響度と緊急度を示す優先度です。 | ||
| 説明 リクエスト優先度は、サポートチームが対応順を決めるための分類です。通常、リクエストが業務に与える影響と緊急度を組み合わせて決定します。一般的な優先度には、「低」「中」「高」「重大」があります。 この属性は、パフォーマンス分析やリソース配分に欠かせません。優先度ごとにサイクルタイムやSLA適合率を比較し、優先度の高いリクエストが適切に処理されているかを確認できます。また、優先度の低いリクエストが放置されていないか、サポートチームが優先順位に沿って対応しているかを把握するのにも役立ちます。 重要な理由 業務上の重要度に応じてリクエストが処理されているかを分析し、優先度が解決時間に与える影響を把握するために必要です。 入手先 通常、サービスリクエストのメインレコードに標準項目としてあります。 例 低中高重大 | |||
| 担当チーム AssignedTeam | 現在、サービスリクエストを担当しているサポートグループまたはチームです。 | ||
| 説明 担当チームは、サービスリクエストの対応を担う特定のサポートグループを指します。必要な専門知識に応じて、リクエストはレベル1のヘルプデスク、ネットワークチーム、ソフトウェア開発チームなど、複数のチーム間で振り分けられます。 チーム間の引き継ぎの分析は、サービス管理のプロセスマイニングの中心的な要素です。この属性を使うと、チーム間の移管を可視化し、連携不足や遅延を特定できます。また、チームごとの効率、リクエスト件数、追加のエスカレーションなしで解決できる割合を比較し、パフォーマンスを評価できます。 重要な理由 チーム間の引き継ぎを分析し、移管の遅れを特定して、チームのパフォーマンスを比較するために重要です。 入手先 サービスリクエストのレコードにある標準項目です。この項目の変更は監査ログに記録されます。 例 サービスデスクレベル1ネットワーク運用人事システムサポート | |||
| 担当者 AssignedAgent | 現在、サービスリクエストを担当しているユーザーまたは担当者です。 | ||
| 説明 担当者は、特定の時点でサービスリクエストの対応を担う人を指します。リクエストのライフサイクル中に、担当者が変わることがあります。 この属性は、パフォーマンスや業務量の分析に役立ちます。組織は、担当者ごとの平均解決時間や対応件数などを測定し、比較できます。また、担当者間の再割り当てを分析すると、初期のトリアージ、担当者の専門性、業務量の調整に関する問題が見つかることがあります。 重要な理由 担当者ごとのパフォーマンスや業務量の分布、担当者間での再割り当ての頻度を分析できます。 入手先 サービスリクエストのレコードにあります。この項目の変更は、監査ログや履歴テーブルに記録されることがよくあります。 例 John SmithJane Doeagent_user_123 | |||
| SLA未達かどうか IsSlaBreached | サービスリクエストがSLA期限を過ぎてから解決されたかどうかを示すフラグです。 | ||
| 説明 この真偽値属性は、サービスリクエストが定められたサービスレベル契約を満たしたかどうかを示します。リクエストが「SlaDueDate」より後に解決された場合はtrue、それ以外はfalseです。 この属性を使うと、SLA適合性のレポートや分析が簡単になります。クエリごとに日付を比較する必要がなく、このフラグで簡単に絞り込みや集計ができます。SLAパフォーマンスを示すダッシュボードの主要指標であり、サービス目標を達成できていないリクエストの件数や割合をすばやく把握できます。 重要な理由 SLAパフォーマンスを分析するための明確で分かりやすいフラグです。SLA未達のリクエストを簡単に絞り込み、レポートできます。 入手先 データ変換時に最終解決タイムスタンプと「SlaDueDate」項目を比較して算出する属性です。 例 truefalse | |||
| 依頼者の部署 RequestorDepartment | リクエストを送信したユーザーが所属する事業部門または部署です。 | ||
| 説明 この属性は、サービスリクエストを開始した人の部署または事業部門を示し、リクエストに組織上の背景情報を加えます。 部署別にリクエストを分析すると、部署固有のニーズ、傾向、問題を特定できます。たとえば、財務部門から特定の種類のリクエストが多く寄せられている場合、対象を絞ったトレーニングやシステム改善が必要かもしれません。また、費用の部門別配賦レポートを作成し、組織全体のITサービス需要を把握するのにも役立ちます。 重要な理由 組織内の背景情報を示し、事業部門ごとのリクエスト傾向やサービス需要を分析できます。 入手先 通常、従業員ディレクトリまたはITSMシステムにある依頼者のユーザープロフィールから取得します。 例 財務人事マーケティングIT運用 | |||
| 再割り当て回数 ReassignmentCount | 異なる担当者またはチーム間でリクエストが再割り当てされた回数の合計です。 | ||
| 説明 再割り当て回数は、サービスリクエストが担当者またはチーム間で移管された回数を示す指標です。回数が多い場合、最初の振り分けの誤り、担当者の知識不足、プロセスの担当範囲が不明確といった問題が考えられます。 これは、プロセスの非効率さを把握する重要な指標です。プロセスマイニングでは、リクエストが何度も行き来する状況を数値で確認できます。再割り当て回数の多いケースを分析すると、トリアージの改善、担当者のトレーニング、チームの役割分担の見直しにつながり、最初の段階で適切に振り分けられるようになります。 重要な理由 プロセスの非効率さを特定する重要な指標です。再割り当てが多い場合、解決時間の長期化やユーザーの不満につながることがあります。 入手先 特定の「CaseId」に対して「AssignedAgent」または「AssignedTeam」項目が変更された回数を数えて算出する指標です。 例 0135 | |||
| 申請チャネル SubmissionChannel | サービスリクエストの申請に使用された方法またはチャネルです。 | ||
| 説明 申請チャネルは、セルフサービスポータル、メール、電話、APIなど、サービスリクエストがどのように作成されたかを示します。チャネルによって、関連するプロセスやユーザーの期待が異なる場合があります。 申請チャネル別にプロセスを分析すると、重要なインサイトが得られます。たとえば、セルフサービスポータルからのリクエストは形式が整っており、メールで届くリクエストより早く解決できる場合があります。メールの場合は、手作業でのデータ入力が必要になることがあります。この分析は、効率のよいチャネルの利用を促したり、効率の低いチャネルのプロセスを改善したりするのに役立ちます。 重要な理由 申請方法がプロセスの効率、解決時間、初回対応での解決率に影響するかを確認できます。 入手先 通常、サービスリクエストのレコードに標準項目としてあります。 例 ポータルメール電話チャット | |||
| 終了時刻 EndTime | アクティビティまたはイベントの完了時刻を示すタイムスタンプです。 | ||
| 説明 終了時刻には、特定のアクティビティが完了した正確な日時が記録されます。開始時刻が始まりを示すのに対し、終了時刻は終わりを示し、1つのプロセスステップの所要時間を定めます。イベントによっては瞬時に完了するため、明確な終了時刻がない場合もあります。 この属性は、個々のアクティビティの処理時間を算出するために必要です。終了時刻から開始時刻を差し引くことで、担当者やシステムがタスクに実際に費やした時間を測定できます。時間のかかるアクティビティを特定し、改善や自動化の候補を見つけるのに役立ちます。 重要な理由 アクティビティの処理時間を算出し、プロセス内で特に時間のかかるステップを特定できます。 入手先 イベントログまたは監査証跡のテーブルにあります。明示的な値がない場合は、次のアクティビティの開始時刻から算出することがあります。 例 2023-10-26T10:05:12Z2023-10-26T15:00:45Z2023-10-28T09:20:00Z | |||
| 解決コード ResolutionCode | リクエストをクローズした理由や最終的な結果を示すコードまたはカテゴリです。 | ||
| 説明 解決コードを使うと、サービスリクエストの結果を体系的に分類できます。「ユーザーが解決」「ハードウェア交換」「ソフトウェア導入」「重複リクエスト」などが例です。通常、リクエストをクローズする際に担当者が入力します。 この情報は根本原因の分析に役立ちます。解決コードの頻度を分析すると、繰り返し発生する問題や一般的な解決策を特定し、ナレッジベース記事の作成や解決の自動化につなげられます。たとえば、「パスワードリセット」による解決が多い場合、セルフサービスのパスワードリセットツールへの投資が有効かもしれません。 重要な理由 リクエストの解決方法を分類して根本原因を分析し、傾向や予防的な問題管理が必要な領域を特定できます。 入手先 通常、サービスリクエストの解決時またはクローズ時に、担当者が手動で入力する項目です。 例 対応完了ユーザーの操作ミスユーザーがキャンセル不要になった | |||
サービス依頼管理のアクティビティ
| アクティビティ | 説明 | ||
|---|---|---|---|
| サービスリクエストのクローズ | サービスリクエストを正式にクローズし、以降の操作ができないアーカイブ状態にします。ライフサイクルの最後のアクティビティです。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、プロセスの最終段階を示します。解決からクローズまでの時間を確認すると、解決内容の確認にかかる遅れを把握できます。 入手先 通常は最終的なステータス変更で「クローズ」になります。「解決済み」の状態が一定期間続いた後、自動的に変更されることもあります。 記録 ステータスが「クローズ」に変わった時点のイベントログのタイムスタンプを使用します。 イベントタイプ explicit | |||
| サービスリクエストを作成 | プロセスの最初のアクティビティで、新しいサービスリクエストの正式な受付と記録を示します。利用者がポータル、メール、その他のチャネルからリクエストを送信すると記録され、一意のケース識別子が発行されます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティはプロセスの開始点となり、全体のサイクルタイムの計算やリクエスト件数の分析に欠かせません。 入手先 通常、メインのトランザクションテーブルまたはチケットテーブルに明示的な作成イベントとして記録され、レコードの作成時刻が付与されます。 記録 主要なサービスリクエストレコードの作成タイムスタンプを使用します。 イベントタイプ explicit | |||
| リクエストを再開 | 一度解決したサービスリクエストがアクティブな状態に戻った状態です。依頼者が解決策の効果がなかった、または問題が再発したと伝えた場合によく発生します。 | ||
| 重要な理由 リクエストの再開は、手戻りや初回解決率の低さを直接示します。サービス品質の改善には、こうしたイベントの分析が欠かせません。 入手先 ステータスが「解決済み」または「クローズ」から、オープンまたは進行中の状態に戻ったことから推定します。 記録 ステータスが解決済みの状態からアクティブな状態に戻った時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ inferred | |||
| リクエストを割り当て | サービスリクエストの作業を完了する担当者またはチームに割り当てられた状態です。初期の振り分けから履行キューへの移行を示します。 | ||
| 重要な理由 割り当てまでの時間に関する重要業績評価指標(KPI)を測定し、チームや個人間の業務負荷を把握するうえで重要な節目です。 入手先 リクエストの監査証跡または履歴ログで、「担当者」または「割り当てグループ」フィールドの変更を追跡して記録します。 記録 担当者または割り当てグループのフィールドに初めて値が入力されたタイムスタンプを特定します。 イベントタイプ explicit | |||
| リクエストを解決 | 担当者が履行作業を完了し、サービスリクエストが満たされたと判断した状態です。リクエストは「解決済み」となり、多くの場合SLAの計測が停止します。 | ||
| 重要な理由 履行プロセスにおける最も重要な節目です。作成から解決までの時間は、パフォーマンスを測る主要な重要業績評価指標(KPI)です。 入手先 ほとんどの場合、リクエストの履歴ログに「解決済み」または「履行済み」への明確なステータス変更として記録されます。 記録 ステータスが初めて「解決済み」または同等の状態に変わったイベントログのタイムスタンプを使用します。 イベントタイプ explicit | |||
| 作業中 | 割り当てられた担当者またはチームが、サービスリクエストの履行作業を開始した状態です。リクエストがキューから実作業中の状態に移ったことを示します。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは、履行作業にかかる時間の計測開始点です。この段階の所要時間を分析すると、プロセスの非効率を特定できます。 入手先 通常、割り当て後にステータスが初めて「進行中」または「アクティブ」に変わったことから推定します。 記録 リクエストの割り当て後、ステータスが初めて「進行中」などのアクティブな状態に変わった時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ inferred | |||
| 情報を依頼 | 履行担当者が作業を進めるために、依頼者から追加情報を得る必要がある状態です。通常、リクエストは保留または一時停止となり、履行時間の計測も中断します。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは依頼者への依存を示し、サイクルタイムが長くなる主な原因の1つです。頻度と所要時間を追跡すると、コミュニケーション上の不足を把握できます。 入手先 通常、ステータスが「顧客待ち」「利用者情報待ち」「保留中」などに変わったことから推定します。 記録 リクエストのステータスが利用者の回答待ちを示す状態に変わった時点のタイムスタンプを使用します。 イベントタイプ inferred | |||
| SLA違反 | 応答時間や解決時間など、時間に基づくサービスレベル契約に違反した状態です。手動のユーザー操作ではなく、計算によって判定されるイベントです。 | ||
| 重要な理由 SLA違反の追跡は、コンプライアンス報告と、適切な時間内に処理されていないリクエストの特定に欠かせません。 入手先 システムによっては、これが明示的なイベントとして記録されます。記録されない場合は、解決時刻とSLAの目標時刻を比較して算出する必要があります。 記録 解決または応答のタイムスタンプを、定義されたSLA期限と比較します。解決日時が期限を過ぎている場合、このイベントを生成します。 イベントタイプ calculated | |||
| サービスリクエストをキャンセル | 履行が完了する前にサービスリクエストが取り下げられた状態です。依頼者またはサービスデスクが取り下げることができます。 | ||
| 重要な理由 プロセスが正常に完了しない場合の終了パターンです。キャンセルを分析すると、リクエストが不要になった理由や、誤って作成された理由を把握できます。 入手先 通常、リクエストのステータス履歴に「キャンセル」または「取り下げ」への明示的な変更として記録されます。 記録 ステータスが「キャンセル」に更新された時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ explicit | |||
| リクエストを再割り当て | 最初の割り当て後に、サービスリクエストの担当が別の担当者またはチームに移った状態です。振り分け先の誤りやエスカレーションを示すことがあります。 | ||
| 重要な理由 再割り当てが頻繁に発生する場合、初期の振り分け、担当者のスキル、プロセスの複雑さに問題がある可能性があります。解決までの時間が延びる原因にもなります。 入手先 最初の割り当て後に「担当者」または「割り当てグループ」フィールドが変更されたことを追跡して記録します。 記録 最初の割り当てを除き、担当者または割り当てグループのフィールドが更新されたすべての時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ explicit | |||
| リクエストを却下 | 承認段階でサービスリクエストが正式に却下された状態です。履行作業が始まる前にプロセスが終了する、終端状態です。 | ||
| 重要な理由 却下されたリクエストを分析すると、却下の理由を把握でき、リクエストの定義、ポリシー、利用者の期待に関する問題が明らかになることがあります。 入手先 通常、リクエストのステータス履歴に「却下」や「拒否」などのステータスとして記録されます。 記録 リクエストのステータスが「却下」または同様の終端状態に更新された時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ explicit | |||
| リクエストを承認 | サービスリクエストが必要な承認者によって正式に承認された状態です。この判断により、履行プロセスを次の段階に進められます。 | ||
| 重要な理由 承認サブプロセスの完了を示す重要な節目です。「承認を依頼」から「リクエストを承認」までの時間は、重要業績評価指標(KPI)です。 入手先 通常、承認ログに記録されるか、ステータスが「承認待ち」からアクティブな状態に変わったことから推定します。 記録 承認レコードのタイムスタンプ、またはリクエストの監査ログに記録されたステータス変更イベントのタイムスタンプを使用します。 イベントタイプ explicit | |||
| 外部関係者に対応を依頼 | サービスリクエストが外部ベンダーまたは別の社内部門に引き継がれ、対応を依頼した状態です。第三者からの回答を待つため、リクエストは待機状態になります。 | ||
| 重要な理由 外部関係者による遅延を切り分けて測定できます。正確なパフォーマンス分析とSLA管理に欠かせません。 入手先 通常、ステータスが「ベンダー待ち」または「第三者待ち」に変わったこと、あるいはベンダー専用のグループに割り当てられたことから推定します。 記録 第三者への依存を示す状態にステータスが変わった時点のタイムスタンプを特定します。 イベントタイプ inferred | |||
| 情報を提供 | 依頼者から必要な情報が届き、履行担当者が作業を再開できる状態です。このイベントによって、通常はリクエストが保留状態から解除されます。 | ||
| 重要な理由 利用者の対応による待機期間の終了を示します。「情報を依頼」からこのアクティビティまでの時間は、依存関係の分析に使う重要な指標です。 入手先 通常、リクエストのステータスが保留状態からアクティブな状態に戻ったことから推定します。利用者のコメントや更新がきっかけになることがよくあります。 記録 ステータスが利用者の回答待ちの状態からアクティブな状態に戻った時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ inferred | |||
| 承認を依頼 | サービスリクエストが指定された承認者または承認グループに送られ、判断を待っている状態です。費用、セキュリティ、リソースに影響するリクエストでよく発生します。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティを追跡すると、承認段階の遅延を特定できます。承認は、履行作業を開始する前の大きなボトルネックになることがあります。 入手先 通常、リクエストの履歴ログでステータスが「承認待ち」または「承認待機中」に変わったことから推定します。 記録 リクエストのステータスが承認待ちの状態に変わった時点のタイムスタンプを記録します。 イベントタイプ inferred | |||
| 解決を確認 | 依頼者がサービスの提供に満足し、リクエストが解決したことを明示的に確認した状態です。解決が成功したことを確認できます。 | ||
| 重要な理由 このアクティビティは顧客満足度の測定に役立つデータとなり、最終的な完了前に解決の有効性を確認できます。 入手先 明示的なステータス変更として記録される場合と、解決後の肯定的なアンケート回答や利用者のコメントから推定される場合があります。 記録 利用者によるステータス変更や、関連付けられたアンケート回答など、利用者の確認イベントのタイムスタンプを特定します。 イベントタイプ inferred | |||
データ抽出ガイド
データの抽出方法はシステムによって異なります。詳しい手順は、
始める準備はできましたか?
サービス依頼プロセスの改善を始めましょう。システム別の抽出ガイドで手順を調整するか、この汎用テンプレートを任意のデータソース向けの柔軟な出発点としてお使いください。
今日からサービス依頼管理の改善を始めましょう
非効率な箇所を見つけ、インサイトをもとに解決時間を短縮しましょう。
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