経費管理データテンプレート

SAP Concur
経費管理データテンプレート

経費管理データテンプレート

このテンプレートでは、経費管理プロセスの改善に必要なデータの収集方法を詳しく説明します。取得すべき属性や追跡する主要なアクティビティに加え、ソースシステムからデータを抽出する方法も紹介します。この資料を参考にイベントログを作成し、プロセスのパフォーマンスを詳しく把握できます。
  • 詳細な分析に推奨される属性
  • 経費のライフサイクル全体で追跡する主要なアクティビティ
  • SAP Concurからデータを抽出する方法
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

経費管理の属性

経費管理プロセスを詳しく分析するために、イベントログに含めることを推奨するデータ項目です。
5 必須 6 推奨 7 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
経費管理プロセスで特定の時点に発生した業務イベントの名称です。
説明

アクティビティ名は、「経費精算レポートの提出」や「マネージャーによる承認」など、経費精算レポートのライフサイクルにおける特定のステップや節目を表します。プロセスマイニングの基本となる属性で、プロセスマップ上のノードを定義し、プロセスフローの可視化と分析を可能にします。アクティビティの順序や頻度を分析すると、よくある経路や逸脱、ボトルネックを特定できます。

重要な理由

プロセスマップ上のステップを定義し、経費精算レポートの流れを可視化して分析できるようにします。

入手先

SAP Concurのイベントログまたは監査証跡から取得します。これらには、経費精算レポートのステータス変更や実行された操作が記録されています。

例
経費精算レポートの提出マネージャーによる承認財務部門による承認払い戻しの実行
イベントのタイムスタンプ
EventTimestamp
特定のアクティビティが発生した正確な日時です。
説明

このタイムスタンプは、経費管理プロセスでイベントが発生した正確な時点を示します。アクティビティの時系列を定めるため、プロセスマイニングに欠かせません。サイクルタイム、所要時間、各ステップ間の待ち時間を計算するには、データの正確性が重要です。これらの計算は、プロセスの遅延やパフォーマンス上のボトルネックを特定するうえで必要です。

重要な理由

すべてのイベントを時系列に並べ、所要時間の計算や、時間の経過に伴うプロセスのパフォーマンス分析を可能にします。

入手先

SAP Concurの各経費精算レポートについて、監査証跡またはイベントログのデータに記録され、実行された各操作に紐付けられています。

例
2023-10-26T10:00:00Z2023-10-26T14:35:10Z2023-10-27T09:00:00Z
経費精算レポートID
ExpenseReportId
経費精算レポートを識別する一意のIDで、主キーとなるケース識別子です。
説明

経費精算レポートIDは、1件の経費申請に関連するすべてのアクティビティをまとめる一意のキーです。従業員によるレポートの作成から、最終的な払い戻しと会計計上まで、ライフサイクル全体を追跡できます。プロセスマイニングでは、各レポートのエンドツーエンドの流れを再構成するために欠かせません。すべてのプロセス分析とバリアント分析の基礎となります。

重要な理由

分析の基盤となる項目です。個々のイベントを結び付け、各経費精算レポートの一連のプロセスフローを構成します。

入手先

SAP Concurの経費精算データの抽出ファイルやAPIでは、通常、主キーとして使われます。「Report ID」または「Report Key」として含まれていることがよくあります。

例
C6B2F1A8-4D4F-4C8D-9E9C-1F0D5B5A4B3CER-2023-08-1001400012345
ソースシステム
SourceSystem
データの取得元となるシステムを示します。
説明

この属性は、経費管理プロセスのデータが生成されたソースアプリケーションを示します。この場合はSAP Concurです。データガバナンスとコンテキストの把握に役立ち、複数のシステムのデータを統合して分析する環境では特に重要です。ソースを明示すると、データの来歴を追跡し、データ品質の問題を調査しやすくなります。

重要な理由

データの来歴と明確さを保ちます。複数の企業システムからデータを統合する際に欠かせません。

入手先

通常は、データの抽出・変換時に追加される固定値で、データセットの取得元を示します。

例
SAP ConcurConcur Expense ProfessionalConcur Standard
最終データ更新日時
LastDataUpdate
このレコードのデータがソースシステムから最後に更新された日時を示すタイムスタンプです。
説明

この属性には、SAP Concurからデータを最後に抽出または更新した日時が記録されます。分析対象データの鮮度を把握するための重要なメタデータです。分析担当者や業務ユーザーがインサイトの新しさを確認できるほか、データの整合性を保ち、データ更新を計画するうえでも役立ちます。

重要な理由

データの鮮度を把握するための重要なコンテキストを提供し、最新の情報に基づく分析を支えます。

入手先

データの取り込み時に生成され、データセットに追加されるタイムスタンプです。

例
2023-10-27T02:00:00Z2023-10-28T02:00:00Z
ポリシー違反フラグ
PolicyViolationFlag
経費精算レポートにポリシー違反のフラグが設定されたかどうかを示します。
説明

自動または手動の確認で経費精算レポート内のポリシー違反が見つかった場合にtrueとなるブール型属性です。支出上限の超過、推奨されていない業者の利用、必要な文書の不足などが該当します。このフラグは、「経費ポリシーのコンプライアンス概要」ダッシュボードと「ポリシー違反率」の重要業績評価指標(KPI)に欠かせません。組織が経費ポリシーを監視し、遵守を徹底するのに役立ちます。

重要な理由

コンプライアンス分析に直接役立ち、会社の経費ポリシーの遵守状況を測定・改善し、財務リスクを抑えることができます。

入手先

SAP Concurで設定された経費ポリシーに基づき、システムが自動的に設定するフラグであることがよくあります。レポートレベルのデータに含まれています。

例
truefalse
レポートの合計金額
ReportTotalAmount
経費精算レポートの合計金額です。
説明

この属性には、1件のレポートで申請されたすべての経費の合計が記録されます。金額別に経費精算レポートを分類できるため、財務分析の基本となる指標です。高額なレポートは承認経路が異なる場合や、より詳細な確認が必要な場合があります。金額を分析すると、コスト要因、コンプライアンスリスク、財務への影響を把握できます。

重要な理由

金額に基づく分析に必要な財務上のコンテキストを提供します。たとえば、追加監査が必要となる可能性のある高額レポートを特定できます。

入手先

経費精算レポートのヘッダーレベルの項目で、SAP Concurの標準データ抽出に含まれています。

例
150.752500.0089.50
処理担当者のユーザーID
ProcessorUserId
アクティビティを実行した従業員またはシステムユーザーの識別子です。
説明

この属性は、レポートを提出した従業員、承認したマネージャー、処理を担当した財務チームのメンバーなど、各アクティビティの担当者を示します。処理担当者を分析すると、業務量の配分やユーザー・チーム間のパフォーマンスを比較し、業務の割り当て方を把握できます。承認者のパフォーマンスや財務部門の業務量に関するダッシュボードにも欠かせません。

重要な理由

業務量の配分、ユーザーのパフォーマンス、リソースの割り当てを分析できます。研修の必要性やプロセス改善の機会を特定するうえで役立ちます。

入手先

経費精算レポートの監査証跡データに含まれ、承認や提出などのワークフローのステップに紐付けられていることがよくあります。

例
j.doe789123asmith
従業員の部門
EmployeeDepartment
申請した従業員が所属する部門またはコストセンターです。
説明

この属性は、経費精算レポートを提出した従業員の組織単位を示します。財務上の配賦や、事業内の各部門におけるプロセスのパフォーマンス分析に使われます。部門ごとに絞り込んだり比較したりすることで、承認時間、ポリシー遵守、手戻り率の違いを特定し、改善が必要な箇所に取り組みを集中できます。

重要な理由

事業部門別にプロセスを分析し、部門ごとの傾向やボトルネック、コンプライアンス上の問題を特定できます。

入手先

通常はSAP Concur内の従業員プロフィールデータから取得します。人事情報システム(HRIS)と同期されていることもよくあります。

例
営業マーケティング研究開発財務
承認者ID
ApproverId
経費精算レポートの承認を担当する管理者または経理担当者の識別子です。
説明

承認アクティビティを実行した担当者のユーザーIDを記録する属性です。一般的な「処理担当者ユーザーID」とは異なり、承認の各段階に関する情報です。「承認者のパフォーマンスと振り分け」ダッシュボードでは、このデータを使って承認者ごとの承認時間、却下率、業務量を分析できます。振り分けのばらつきや、業務量を平準化できる箇所の特定にも役立ちます。

重要な理由

承認者ごとのパフォーマンスを詳しく分析し、承認ワークフローの改善や研修機会の特定に役立ちます。

入手先

SAP Concurの承認段階に関連付けられた、ワークフローまたは監査証跡のデータに含まれます。

例
m.joness.lee987654
経費カテゴリ
ExpenseCategory
出張費、食費、事務用品費など、経費の分類です。
説明

経費カテゴリは、経費タイプとも呼ばれ、支出の内容を分類するものです。予算管理、レポート作成、分析の基礎となるデータです。プロセスマイニングでは、特定のカテゴリでポリシー違反や承認の遅延、手戻りが多く発生していないかを分析できます。この属性は「経費カテゴリ分類の正確性」ダッシュボードの基礎となります。

重要な理由

支出の種類ごとにプロセスの動きを分析でき、カテゴリ固有のコンプライアンスや効率性の問題を把握できます。

入手先

SAP Concurの明細行単位のデータです。ケース単位で分析する場合は、集計するか、最も頻度の高いカテゴリを使用します。

例
航空運賃ホテル顧客との会食ソフトウェアのサブスクリプション
エンドツーエンドのサイクルタイム
EndToEndCycleTime
経費精算レポートの作成から最終的な会計計上までにかかる合計時間です。
説明

1件のレポートについて、経費管理プロセス全体にかかる時間を測定する計算指標です。通常は、最初のイベント「経費精算レポート作成」から最後のイベント「会計計上」までの時間差として算出します。プロセス全体のパフォーマンスを把握でき、「平均エンドツーエンドサイクルタイム」重要業績評価指標(KPI)の基礎となります。全体的なプロセス効率の改善状況を追跡するために使われます。

重要な理由

プロセスの開始から完了までの所要時間を大局的に把握でき、全体的な効率性を示す重要な指標となります。

入手先

完了した各ケースについて、最も早いイベントと最も遅いイベントのタイムスタンプの差を取り、データ分析時に算出します。

例
10日2時間15日8日12時間
レポートのステータス
ReportStatus
経費精算レポートのライフサイクルにおける現在の状態です。
説明

経費精算レポートのケースの現在のステータスを示す属性です。「承認待ち」「支払い承認済み」「支払い済み」などの値が入ります。プロセスマイニングでは主にアクティビティの順序を分析しますが、ケースの最終ステータスを使ってレポートを絞り込んだり、分類したりすることもできます。たとえば、完了したレポート(「支払い済み」)だけを分析したり、特定のステータスのまま長期間停滞しているレポートを調べたりできます。

重要な理由

ケースの現在の状態を把握できます。進行中と完了済みのレポートの絞り込みや、業務状況の監視に役立ちます。

入手先

SAP Concurの経費精算レポートのヘッダーにある主要なステータス項目です。

例
提出済み・承認待ち承認済み・経理確認中支払い済み却下
レポートの通貨
ReportCurrency
経費精算レポートの提出時に使用された通貨です。
説明

この属性は、経費精算レポートの合計金額に使われる通貨コード(USDやEURなど)を示します。金額を正しく解釈して比較するため、財務分析に欠かせません。グローバルに事業を展開する組織では、通貨別の経費分析を通じて、地域ごとの支出傾向や為替の影響を把握できます。

重要な理由

正確な財務報告と分析に欠かせません。特に、複数の通貨を扱う多国籍企業で重要です。

入手先

SAP Concurの経費精算レポートに標準で含まれるヘッダーレベルの項目です。

例
USDEURGBPJPY
従業員の国
EmployeeCountry
経費精算レポートを提出した従業員の国です。
説明

従業員が所属する国を示す属性です。グローバルに事業を展開する組織では、地域ごとのプロセスのパフォーマンス、コンプライアンス率、コストを比較するための重要な分析軸となります。国ごとの規制やポリシー、ユーザーの行動によってプロセスに大きな違いが生じることがあり、その把握に役立ちます。

重要な理由

地域別・国別にプロセスのパフォーマンスやコンプライアンスを比較でき、グローバルなプロセスの標準化に役立ちます。

入手先

SAP Concurの従業員プロフィールに含まれるデータで、通常は人事システムから同期されます。

例
USADEUGBRJPN
手戻りの有無
IsRework
レポートが一度でも修正のために差し戻されたかを示す計算フラグです。
説明

経費精算レポートで少なくとも1回の修正サイクルが発生した場合に真となる、派生ブール属性です。「レポートの修正差し戻し」アクティビティの発生によって判定します。このフラグを使うと、「経費精算レポートの手戻り率」重要業績評価指標(KPI)を簡単に算出でき、初回で承認されたレポートと手戻りが発生したレポートを容易に比較できます。該当ケースを分析することで、却下の主な理由を特定し、初回の品質向上につなげられます。

重要な理由

追加作業が必要だったケースを直接示すため、プロセスの非効率性を分析しやすくなります。手戻りの把握と削減にも役立ちます。

入手先

この属性はソースシステムにはありません。データ変換時に、該当するケースIDに「レポートの修正差し戻し」アクティビティが存在するかを確認して算出します。

例
truefalse
支払いタイプ
PaymentType
法人カードや立替払いなど、経費の支払い方法を示します。
説明

会社支給のクレジットカードで支払った経費と、従業員が個人で立て替え、払い戻しを待っている経費を区別する属性です。支払いタイプによってプロセスの流れが大きく異なる場合があります。たとえば、法人カードの取引では追加の照合が必要になることがあります。一方、立替経費では、払い戻しの速さが従業員の満足度に直結します。

重要な理由

法人カードと立替経費のプロセスのバリアントを区別できます。それぞれで処理要件やリスクが異なることが多いため、分析に役立ちます。

入手先

SAP Concurの経費入力で標準的に使用される項目です。

例
法人カード立替払い仮払金
監査結果
AuditOutcome
経費精算レポートの手動または自動監査の結果です。
説明

監査レビューの最終判定を記録する属性です。「合格」「不合格」「警告付き合格」などの値が入ります。「監査指摘の発生頻度」重要業績評価指標(KPI)の算出に直接使われます。監査結果を分析すると、領収書の不足やポリシー違反など、監査で不合格となる主な理由を特定できます。また、事前チェックの改善や従業員研修に向けたフィードバックにもなります。

重要な理由

コンプライアンス管理の有効性を直接測定でき、監査に伴うリスクやコストの監視と削減に欠かせません。

入手先

SAP Concurの監査モジュールまたは監査サービスから取得します。この機能を組織で使用している場合に利用できます。

例
合格不合格:領収書なし警告付き合格監査対象外
必須 推奨 任意

経費管理のアクティビティ

経費管理プロセスを正確に把握し、改善するために、イベントログに記録する主要なプロセスステップとマイルストーンです。
6 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
マネージャーによる承認
直属のマネージャーが経費精算レポートを確認して承認し、ワークフローの次のステップへ進めます。この操作はステータス変更として記録され、承認者の情報とタイムスタンプが保存されます。
重要な理由

重要な承認の節目です。記録を追跡することで、マネージャーの承認サイクル時間を分析し、一次審査のボトルネックを特定できます。

入手先

SAP Concurのワークフロー履歴または承認履歴テーブルに記録され、経費精算レポートIDに紐付けられます。承認者の識別情報と承認タイムスタンプが含まれます。

記録

マネージャーが承認した時点で、承認履歴に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
会計計上
払い戻しの金融取引が、会社の総勘定元帳に正式に計上されます。この最終ステップは、データを抽出してERPシステムに読み込む際に記録されることがよくあります。
重要な理由

エンドツーエンドのプロセスにおける最後のアクティビティです。プロセス全体のサイクルタイムと会計計上までの遅れを測定するうえで欠かせません。

入手先

通常は、連携された財務ERPシステムから取得します。経費精算レポートの仕訳に紐付く計上日からイベントを記録します。

記録

財務システムの計上日からイベントを取得し、レポートIDに紐付けます。

イベントタイプ explicit
払い戻しの実行
支払い処理が行われ、従業員に資金が支払われます。通常、支払いシステムが明示的なイベントを記録し、その後SAP Concurのステータスが更新されます。
重要な理由

支払いステップの完了を示し、従業員の満足度にも関わるアクティビティです。払い戻しの処理効率を測定する終点になります。

入手先

支払い処理日欄、または連携された支払いシステムからのステータス更新をもとに記録されます。レポートの「支払日」が使われることもよくあります。

記録

支払い処理日欄、または連携された支払いシステムからのステータス更新をもとに記録されます。

イベントタイプ explicit
経費精算レポートの作成
従業員が新しい経費精算レポートを作成したことを示します。ユーザーが新規レポートを初めて保存した時点でイベントが記録され、一意の経費精算レポートIDが発行されます。
重要な理由

エンドツーエンドのサイクルタイムを計算する際の開始点です。プロセス全体の所要時間を測定するためのベースラインになります。

入手先

通常は、レポートヘッダーテーブルなどのSAP Concur監査証跡テーブルに明示的に記録されます。新しいレポートIDの発行時に、作成タイムスタンプも記録されます。

記録

新しいレポート項目の作成時に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
経費精算レポートの提出
従業員が完成した経費精算レポートを正式に承認申請します。ユーザーが行う重要な操作で、レポートのステータスが「下書き」から「提出済み」に変わり、承認ワークフローが開始されます。
重要な理由

承認サイクルの開始を示す重要な節目です。マネージャーと財務部門の承認時間を測定するうえで欠かせません。

入手先

SAP Concurの監査証跡に明示的に記録されます。レポートヘッダーのステータスが変わり、提出タイムスタンプが記録されます。

記録

レポートの提出タイムスタンプ欄またはワークフローログから取得されるイベントです。

イベントタイプ explicit
財務部門による承認
財務または監査チームが審査を完了し、払い戻しを最終承認します。承認履歴に明示的に記録される重要な節目です。
重要な理由

承認サイクル全体の終了を示します。承認サイクル全体の時間を測定する終点であり、払い戻しプロセスの開始につながります。

入手先

SAP Concurのワークフロー履歴テーブルに記録されます。承認者の識別情報と最終承認のタイムスタンプが含まれます。

記録

財務チームが承認した時点で、承認履歴に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
ポリシー違反のフラグ設定
自動システムルールまたは担当者による確認で、経費精算レポートにポリシー違反のフラグが設定されます。レポートまたは明細項目に特定のフラグや例外コードが付与されたことから、このイベントを推定できる場合があります。
重要な理由

「経費ポリシーのコンプライアンス」ダッシュボードに欠かせないイベントです。頻繁に発生する違反の種類を分析し、ポリシー遵守の向上に役立てられます。

入手先

レポートデータ内のポリシー違反フラグまたは例外コードの変更から推定します。個別のイベントではなく、属性の状態変化として記録される場合があります。

記録

「ポリシー違反フラグ」属性がfalseからtrueに変わったことから推定します。

イベントタイプ inferred
マネージャーによる却下
直属のマネージャーが経費精算レポートを却下します。通常、再提出できない場合はプロセスが終了します。現在のワークフローにおける最終イベントで、「却下」ステータスとして記録されます。
重要な理由

プロセス上の例外または不備を示すアクティビティです。却下を分析することで、コンプライアンス違反や無効な申請の理由を把握できます。

入手先

SAP Concurの承認履歴に「却下」ステータスとタイムスタンプが記録されます。レポートのワークフローは終了します。

記録

マネージャーが却下した時点で、承認履歴に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
修正のためのレポート差し戻し
マネージャーまたは財務担当者が、修正のために経費精算レポートを従業員へ差し戻します。この操作により、レポートのステータスが下書きまたは従業員の対応待ちに戻ります。
重要な理由

手戻りとプロセスの非効率を示す主な指標です。発生頻度を分析すると、よくある誤りを特定し、初回承認率の向上につなげられます。

入手先

SAP Concurのワークフロー履歴に記録されます。「差し戻し」操作のタイムスタンプが保存され、承認者によるコメントが必要となる場合もあります。

記録

承認者が「差し戻し」操作を行った時点で、ワークフローログから取得されるイベントです。

イベントタイプ explicit
払い戻しの予定設定
最終承認後、経費精算レポートが支払いシステムに送られ、払い戻し待ちのキューに入ります。レポートが「支払い待ち」または「支払い承認済み」のステータスになったことから推定される場合がよくあります。
重要な理由

承認から支払いへの移行を示すアクティビティです。払い戻しの処理時間を測定する際の開始点になります。

入手先

ステータスが「支払いに送信済み」に変わったことから推定できます。システムが連携されている場合は、支払いバッチの作成時に明示的なイベントとして記録されることもあります。

記録

ステータスが支払い待ちに変わった時点のタイムスタンプから推定します。

イベントタイプ inferred
監査審査の要否
経費精算レポートが、追加確認のため監査またはコンプライアンス担当チームに回されます。特定の経費種別や金額をきっかけに発生することが多く、監査待ちの状態に入ったことを示すステータス変更として記録されます。
重要な理由

プロセスに追加される、時間のかかることが多いステップを示します。この経路を分析することは、特定の種類のレポートで遅延が生じる理由を把握するうえで重要です。

入手先

レポートのワークフローにおけるステータス変更から推定します。たとえば、「監査待ち」や「監査キュー内」への変更が該当します。

記録

レポートのステータス欄が監査関連の値に変わったことから推定します。

イベントタイプ inferred
財務審査の開始
経費精算レポートが、財務部門または買掛金チームの最終審査キューに入ります。レポートのステータスが「財務審査待ち」などに変わった時点のタイムスタンプから推定されます。
重要な理由

財務審査サイクルの開始を示します。財務チームの業務量と処理効率を測定する際の重要な起点です。

入手先

ワークフローログまたはステータス履歴から推定します。具体的には、レポートが「会計審査待ち」などのステータスになった時点のタイムスタンプを使います。

記録

ステータスが「財務審査待ち」に変わった時点のタイムスタンプから推定します。

イベントタイプ inferred
財務部門による却下
財務チームが経費精算レポートを却下します。通常、その申請のプロセスは終了します。財務承認者による最終的な否認結果として、「却下」ステータスに記録されます。
重要な理由

最終承認者によってプロセスが停止したことを示します。却下を分析することは、コンプライアンスとデータ品質の向上に役立ちます。

入手先

SAP Concurの承認履歴に「却下」ステータス、タイムスタンプ、財務承認者の識別情報が記録されます。

記録

財務チームが却下した時点で、承認履歴に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
領収書画像の添付
ユーザーが領収書の画像をアップロードし、経費精算レポートに添付したことを示します。通常、添付ファイルごとにシステムの監査ログへ明示的に記録されます。
重要な理由

このアクティビティの発生時期と頻度を分析すると、ユーザーの行動を把握し、レポート作成から提出可能な状態になるまでの遅れを特定できます。

入手先

SAP Concurの画像ログまたは添付ファイルログに記録され、該当する経費精算レポートIDに紐付けられます。監査証跡には、ユーザーの操作とタイムスタンプが記録されることがよくあります。

記録

画像ファイルのアップロードが完了し、レポートに紐付けられた時点で記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
推奨 任意

データ抽出ガイド

SAP Concurからデータを取得する方法

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このテンプレートは、経費管理の効率化に向けた第一歩です。イベントログを作成して、プロセスの改善に役立つ具体的なインサイトを得ましょう。

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