給与処理データテンプレート

UKG Pro
給与処理データテンプレート

給与処理データテンプレート

このテンプレートは、UKG Proの給与処理サイクルをマッピングし、分析に役立つインサイトを得るための基本構成を示します。詳細な分析に必要な属性、監視すべきプロセスのステップ、システム環境から情報を収集する方法をまとめています。データをテンプレートに合わせることで、非効率な箇所を特定し、給与処理のコンプライアンスを確保しやすくなります。
  • 給与分析に使用する標準データ属性
  • UKG Proで追跡する主要なプロセスの節目
  • システム連携に必要なデータ抽出の手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

給与処理の属性

この表では、給与処理の分析に必要なイベントログを作成するために推奨されるデータ項目と、コンテキストを示すメタデータを紹介します。
5 必須 11 推奨 3 任意
名前 説明
アクティビティ
ActivityName
給与プロセスで実行される個々のイベントまたはステップです。
説明

この属性には、タイムシート提出、総支給額の計算、支払い実行など、給与ワークフロー内で発生するステップの名前を記録します。プロセスマップの流れを定義する項目です。

通常、UKG Pro環境の監査ログ、システムのステータス変更テーブル、またはタイムスタンプ付きのトランザクション更新から値を抽出します。プロセスグラフで読みやすく表示できるよう、データ変換時に命名規則を統一します。

重要な理由

プロセスマップのノードを定義する必須のアクティビティ属性です。

入手先

システム監査ログ、ワークフロー履歴、またはトランザクションのタイムスタンプ列

例
タイムシートを提出総支給額を計算支払いを実行
タイムスタンプ
EventTimestamp
アクティビティが発生した日時です。
説明

この属性には、アクティビティが発生した正確な時刻を記録します。イベントを正しい順序に並べ、ステップ間の所要時間を計算するために必要です。短時間に連続して発生する自動処理を区別できるよう、精度の高いタイムスタンプが望まれます。

給与プロセスでは、サイクルタイム分布やSLAコンプライアンスのダッシュボード分析に使用します。正確なタイムスタンプがなければ、総支給額から手取り額を算出する処理の所要時間や、タイムシート承認の遅延を測定できません。

重要な理由

イベントの順序付けに必要な必須のStartTime属性です。

入手先

トランザクションのステータス変更に関連付けられた日付/時刻列

例
2023-10-01T09:15:00Z2023-10-01T14:30:45Z2023-10-03T08:00:00Z
データソース
SourceSystem
データの記録元となるシステムです。
説明

この属性は、データレコードの発生元を示します。この場合、値はUKG Proに固定するか、複数の環境がある場合は特定のインスタンス名を設定します。給与データとERPの総勘定元帳データを組み合わせるような複数システムのプロセスマイニングでは、特に重要です。

この属性を使うと、給与プラットフォーム内で発生したステップだけを表示するか、外部の勤怠管理システムから連携されたステップも含めるかを切り替えられます。

重要な理由

データリネージと複数システムの分析に必要な必須属性です。

入手先

固定値またはシステム設定テーブル

例
UKG ProUltiPro Legacy勤怠管理システム
最終更新日
LastUpdateDate
データ行が最後に変更された日時です。
説明

この属性は、データベース内でレコードが最後に変更された日時を示します。イベントのタイムスタンプと似ていますが、主にデータの増分読み込みや整合性チェックに使用します。

給与担当者による遅れて行われた調整や遡及修正も反映し、プロセスマイニングモデルに給与レコードの最新状態を反映できます。

重要な理由

データの増分更新に必要な必須属性です。

入手先

LastModifiedDateなどのシステムメタデータ列

例
2023-10-05T17:00:00Z2023-10-06T09:00:00Z
給与レコード
PayrollRecordId
特定の給与期間における従業員を一意に識別するIDです。
説明

給与レコードは、プロセスマイニング分析における中心的なケースIDです。従業員IDと給与期間終了日(または給与グループのインスタンス)を組み合わせて作成します。これにより、従業員ごとの給与サイクルを個別のケースとして扱い、繰り返し発生するプロセスを時系列で分析できます。

UKG Proでは通常、給与ヘッダーテーブルなどのトランザクションレコードから複合キーを作成します。このIDでグループ化すると、タイムシートの提出から最終的な支払い、税務申告までの一連の流れを再構成できます。

重要な理由

すべての給与アクティビティをまとめ、1つのプロセスインスタンスとして扱うために必須のケースIDです。

入手先

UKG Proの給与ヘッダーまたは従業員給与履歴テーブルから取得

例
EMP001-20231015EMP492-20231031EMP883-20231115
SLA期限
SlaProcessingDeadline
支払いの実行を完了する目標日時です。
説明

この属性は、銀行振込を期日どおりに行うために給与プロセスを完了すべき社内または社外の期限を定義します。SLAコンプライアンスと期限監視のダッシュボードで中心となる属性です。

実際の支払い実行時刻をこの期限と比較すると、期限内に処理できた割合を算出し、遅延のおそれがあるレコードを優先して確認できます。

重要な理由

SLAの遵守状況を算出するための基準です。

入手先

給与カレンダー、または支給日から銀行処理日数を差し引いて算出

例
2023-10-13T16:00:00Z2023-10-28T16:00:00Z
SLA期限超過の有無
IsSlaBreached
期限後に支払いが実行されたことを示すフラグです。
説明

このブール属性は、「支払い実行」のタイムスタンプと「SLA期限」を比較して算出する指標です。給与SLA遵守率を測るKPIに直接反映されます。

あらかじめ算出しておくと、問題のあるケースだけをダッシュボードにすばやく表示でき、期限に間に合わなかった原因を分析しやすくなります。

重要な理由

コンプライアンス監視のKPI算出に使用します。

入手先

算出式:PaymentTime > SlaDeadline

例
truefalse
原価センター
CostCenter
財務上の配賦先を示す原価センターコードです。
説明

原価センター属性は、給与費用を総勘定元帳のどこに配賦するかを示します。部門と似ていますが、より細かな財務分析に使われることがよくあります。

勤怠承認パフォーマンスのダッシュボードでは、特定の原価センターで承認階層に時間がかかっていないかを確認できます。また、総支給額から手取り額を算出する段階で、給与費用が正しい財務項目に計上されているかの検証にも役立ちます。

重要な理由

財務分析を支援し、予算単位ごとのボトルネックを特定できます。

入手先

従業員職務または配賦テーブル

例
CC-5001CC-9002Overhead-Corp
監査例外の有無
HasAuditException
監査例外が発生したことを示すフラグです。
説明

このブール属性は、ケース内で監査例外のフラグ設定アクティビティが発生したかどうかを示します。初回処理での給与精度を測るKPIに役立ちます。

介入が不要だったケースと必要だったケースをすばやく分けられるため、監査例外と修正傾向のダッシュボードで手戻りの原因を分析しやすくなります。

重要な理由

介入が必要なケースを特定します。

入手先

「監査例外のフラグ設定」アクティビティの有無から算出

例
truefalse
給与グループ
PayGroup
給与処理の対象となる従業員をまとめる論理的なグループです。
説明

給与グループは、UKG Proの基本的な設定項目です。対象従業員の給与支給頻度(週次、隔週など)や処理規則を定め、主なバッチ識別子として機能します。

給与サイクルタイム分布のダッシュボードで重要な属性です。役員給与と工場の時給従業員など、グループごとの処理状況を比較し、特定の設定が継続的な遅延の原因になっていないかを確認できます。

重要な理由

給与処理の状況をグループ別に比較するための主要な分析軸です。

入手先

給与ヘッダーまたは給与グループ設定テーブル

例
US-BiWeeklyCA-WeeklyExec-Monthly
給与担当者
PayrollSpecialist
レコードを処理した担当者のユーザーIDまたは名前です。
説明

この属性は、レコードの承認、データ修正、または給与支払いの実行を担当する給与管理者や専門担当者を示します。汎用ユーザー属性にマッピングされます。

専門担当者の業務量と処理件数を示すダッシュボードに欠かせないデータです。チーム内の業務分担を可視化し、承認段階で特定の担当者に負荷が集中していないか、ボトルネックになっていないかを確認できます。

重要な理由

リソース分析や業務負荷の平準化に役立ちます。

入手先

監査ログまたはトランザクションテーブルの「ModifiedBy」列

例
jsmithmdoesystem_admin
給与期間終了日
PayPeriodEndDate
処理対象の給与期間の最終日です。
説明

この属性は、給与サイクルの終了日を示します。提出が遅れたかどうかを判断する際の重要な基準です。

「タイムシート提出」アクティビティのStartTimeとあわせて遅延時間を算出し、給与サイクルタイム分布のダッシュボードでグループ化に使用します。

重要な理由

給与サイクルの時間的な基準点です。

入手先

給与ヘッダーまたは給与期間設定

例
2023-09-302023-10-15
総支給額
GrossPayAmount
控除や税金を差し引く前に計算される給与の合計額です。
説明

この属性は、レコードに対して計算された総支給額を金額で示します。コストに基づくプロセス分析を行うため、ActivityAmountにマッピングされます。

総支給額を分析すると、総支給額から手取り額を算出する処理速度のダッシュボードに役立ちます。ダッシュボードでは主に所要時間を測定しますが、支払いの複雑さや金額と所要時間を照らし合わせることで、高額な支払いや複雑な歩合計算が処理上の問題につながっているかを把握できます。

重要な理由

価値の流れの分析や外れ値の検出に役立ちます。

入手先

給与結果または給与台帳テーブル

例
2500.0010500.50480.00
課税管轄区域
TaxJurisdiction
税務申告の対象となる主な州または地域です。
説明

この属性は、給与レコードに関連付けられた主な課税管轄区域を示します。複数州の税務申告スケジュールを確認するダッシュボードに欠かせません。

課税管轄区域ごとにプロセスの流れを分析すると、特定の州で申告完了までの時間が継続的に長くなっていないか、複数州で勤務する従業員の監査例外が単一州の従業員より多くないかを、コンプライアンス担当者が確認できます。

重要な理由

コンプライアンスの監視と地理分析に欠かせません。

入手先

税務所在地または従業員税務テーブル

例
CANYTX
通常サイクル外かどうか
IsOffCycle
給与処理が通常のスケジュール外であることを示すフラグです。
説明

このブール属性は、給与レコードが通常サイクル外の処理に属するかどうかを示します。通常サイクル外の給与処理件数を測るKPIの算出に使用します。

通常サイクル外の処理は、一般にコストが高く、手作業も多くなります。プロセスバリアント経路分析のダッシュボードでこのフラグを使って絞り込むと、エラー修正や臨時支払いに伴う標準外の経路を確認できます。

重要な理由

プロセス逸脱や手戻りの分析に使う主要なフィルターです。

入手先

給与ヘッダーの「Check Date」と「Period End Date」のロジック

例
truefalse
部門
DepartmentCode
従業員に関連付けられた部門コードです。
説明

この属性は、給与レコードを特定の組織単位に関連付けます。監査例外と修正傾向のダッシュボードで、エラーが繰り返し発生する部門や手作業での対応が必要な部門を把握するために欠かせません。

部門別にデータを分けて分析すると、タイムシート承認の研修が必要な管理者や、複雑な給与規則によって計算が遅れている事業部門を特定できます。

重要な理由

組織別の分析と根本原因の特定に欠かせません。

入手先

従業員マスタまたは職務履歴テーブル

例
DEPT-100FINANCE-01OPS-WEST
インセンティブデータの取得元
IncentiveSource
インセンティブデータの取得元(SalesForce、Excelインポートなど)です。
説明

この属性は、給与レコードに取り込まれたインセンティブや歩合データの取得元を示します。インセンティブデータのインポート精度を確認するダッシュボードで使用します。

この属性とインセンティブデータの手戻り頻度を測るKPIを照合すると、特定の上流ファイル(北東地域の売上レポートなど)で書式エラーやデータ品質の問題が繰り返し発生していないかを確認できます。

重要な理由

品質上の問題を外部データ提供元までたどれます。

入手先

インポートログのファイル名またはバッチIDの説明

例
販売歩合データフィード手動ボーナスアップロード役員報酬システム
修正区分
CorrectionCategory
実施したデータ修正の種類(時間、給与率、控除など)です。
説明

データ修正アクティビティが発生すると、この属性に修正内容を記録します。手作業によるデータ修正率を測るKPIに欠かせません。

修正の大半が「勤務時間の入力」に関するものか、「福利厚生控除」に関するものかを把握すると、上流のシステムや担当チームを絞ってプロセスを改善できます。

重要な理由

手戻りの理由を詳しく把握できます。

入手先

監査ログの「Field Changed」列

例
勤務時間の入力修正遡及給与税コードの更新
従業員区分
EmployeeType
従業員の区分(正社員、パートタイム、契約社員など)です。
説明

この属性は、給与レコードに関連付けられた従業員を区分します。勤怠承認パフォーマンスのダッシュボードで使用します。

従業員の区分によって、タイムシートの提出状況や承認ワークフローが異なることがあります。この属性でデータを分けると、プロセス全体の問題と、特定の従業員層に固有の傾向を区別できます。

重要な理由

従業員区分ごとの分析に使用します。

入手先

従業員マスタテーブル

例
正社員パートタイム契約社員
必須 推奨 任意

給与処理のアクティビティ

プロセスを正確に把握し、ボトルネックを特定するために、イベントログに記録する主要なプロセスのステップと節目です。
4 推奨 11 任意
アクティビティ 説明
支払いを実行
支給日、または従業員への実際の資金振込を示します。報酬の支払い義務が履行されたことを表します。
重要な理由

「SLA遵守」の確認と、従業員への支給が約束した日に行われたことの検証に使います。

入手先

確定済みのPay Header記録にある「Check Date」または「Advice Date」フィールドを使います。

記録

トランザクションpayment_postの実行時に記録

イベントタイプ explicit
税務申告を完了
連邦、州、地方など、該当する管轄地域に税務データを正常に提出する工程です。多くの場合、支払い後に行われます。
重要な理由

規制要件を守り、罰則を避けるため、「複数州の税務申告スケジュール」ダッシュボードに必要なデータです。

入手先

Tax Filing InterfaceまたはPayment Servicesのログで、ステータスが「Filed」または「Accepted」となった更新を取得します。

記録

トランザクションtax_file_transmitの実行時に記録

イベントタイプ explicit
給与記録を作成
新しい給与グループの処理単位で、従業員の給与明細項目を作成する工程です。従業員が有効で、現在の処理サイクルに含まれていることを示します。
重要な理由

中核システムで給与処理段階が正式に始まった時点を示します。勤怠データの記録にかかった時間と、実際の給与処理時間を区別するために必要です。

入手先

対象の支給日について、Employee PayまたはCheck Headerテーブルに記録が追加された時刻を特定します。

記録

トランザクションpay_period_createの実行時に記録

イベントタイプ explicit
給与記録を承認
個別の給与記録または給与グループ全体を最終承認します。この操作により記録がロックされ、支払いデータの作成待ちになります。
重要な理由

作業段階と確定段階を分ける重要な節目です。「銀行振込ファイルの作成リードタイム」の算出に使います。

入手先

Pay Period Controlテーブルで、給与グループまたは個別のCheck記録のステータスが「Approved」または「Locked」に変わった時点を取得します。

記録

トランザクションapprove_pay_groupの実行時に記録

イベントタイプ explicit
インセンティブデータをインポート
歩合給、賞与、一時金などの外部報酬データを取り込む工程です。通常の労働時間データとは別に処理され、多くの場合、バッチファイルをアップロードします。
重要な理由

このアクティビティの後に失敗や手戻りが多く発生する場合、データマッピングや外部ファイルの品質に問題がある可能性があります。給与処理が遅れる一般的な原因の1つです。

入手先

System LogまたはBatch Import Historyで、ファイルの種類が「Incentives」または「Additional Pay」に該当する記録を取得します。

記録

トランザクションimport_batch_dataの実行時に記録

イベントタイプ explicit
タイムシートを承認
提出された労働時間を管理者が承認し、支払い処理に使えることを確認する工程です。この承認により、給与計算エンジンへのデータ取り込みが可能になります。
重要な理由

この工程のボトルネック分析により、管理者の確認による遅れを特定できます。遅れは、給与担当者がデータを処理できる時間に直接影響します。

入手先

勤怠管理の履歴で、Statusが「Approved」または「Signed Off」に変わった時点を取得します。

記録

トランザクションtime_card_approveの実行時に記録

イベントタイプ explicit
タイムシートを提出
従業員または管理者が給与期間の勤怠記録を提出するイベントです。これにより、生の労働時間データが給与ワークフローに取り込まれます。データは給与の中核システムに送られる前に、勤怠管理モジュールで記録される場合があります。
重要な理由

給与処理サイクル全体の開始時刻を特定するために使います。勤務実績の発生から給与データの取り込みまでの遅れを測るうえで重要です。

入手先

勤怠管理の監査ログまたはタイムカード履歴テーブルで、Statusフィールドが「Submitted」に変わった時点を取得します。

記録

トランザクションtime_card_submitの実行時に記録

イベントタイプ explicit
データを修正
最初の計算後、最終承認前に給与記録を手動で変更することです(例:労働時間の調整、税額の上書き)。
重要な理由

手戻りを測る主な指標です。追跡することで、「手動データ修正率」の重要業績評価指標(KPI)を算出できます。

入手先

監査ログでEmployee Pay DetailまたはDeductionテーブルの更新を取得します。User IDが「System」以外の記録が対象です。

記録

トランザクションupdate_pay_detailの実行時に記録

イベントタイプ explicit
監査上の例外を検出
システムまたはユーザーが、マイナスの給与、税コードの欠落、SLAに関する警告などの不一致を特定します。この記録は対応が必要な状態になります。
重要な理由

「監査上の例外と修正の傾向」ダッシュボードに直接反映されます。この件数が多い場合、上流工程のデータ品質に問題がある可能性があります。

入手先

System Warning LogまたはPay Period messagesテーブルから、特定の従業員IDに関連する記録を特定します。

記録

トランザクションvalidation_warningの作成時に記録

イベントタイプ explicit
福利厚生控除を適用
システムが総支給額から、税引き前・税引き後の福利厚生控除(健康保険、401k)を差し引きます。通常、総支給額の確定直後に処理されます。
重要な理由

この工程でエラーが起きると、手動修正が必要になることがあります。工程を切り分けて分析することで、遅延の原因が福利厚生計算エンジンにあるのか、設定にあるのかを判断できます。

入手先

計算バッチのタイムスタンプ、またはEmployee Deduction Historyテーブルの作成時刻から推定します。

記録

calculation_stageフィールドを比較して特定

イベントタイプ inferred
税金を計算
計算エンジンの最終段階です。複数州にまたがる税務ルールを適用し、手取り額を算出します。これにより、自動計算の工程が完了します。
重要な理由

「総支給額から手取り額まで」の計算が完了します。この工程に時間がかかる場合、税務計算エンジンのパフォーマンスや、複数の管轄地域にまたがる複雑な設定に問題がある可能性があります。

入手先

System Job Logに記録された計算バッチ処理の「End Time」、またはEmployee Taxテーブルのタイムスタンプから推定します。

記録

計算ジョブの終了前後でステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
給与明細を公開
セルフサービスポータルで従業員が給与明細を確認できるようになります。これにより、給与に関する情報共有が完了します。
重要な理由

技術的に処理を止める工程ではありませんが、公開が遅れるとヘルプデスクへの問い合わせが増え、従業員の満足度にも影響します。

入手先

「Check Date」、またはPay Groupの設定にある「Self Service Release Date」から推定します。

記録

check_dateフィールドとrelease_policyを比較して特定

イベントタイプ inferred
給与計算結果をプレビュー
ユーザーが給与台帳またはプレビューレポートを開き、計算結果を検証します。自動処理から人による確認へ移る段階です。
重要な理由

検証段階の開始を示します。計算からプレビューまでに長い時間が空いている場合、人員の確保に問題がある可能性があります。

入手先

監査ログから、ユーザーが「Payroll Register」または「Pre-Check」レポートにアクセスした記録を取得します。

記録

トランザクションreport_view_previewの実行時に記録

イベントタイプ explicit
総支給額を計算
労働時間、賃率、インセンティブデータに基づいて、システムが総支給額を算出する最初の計算処理です。控除や税金を適用する前に行われます。
重要な理由

ここから「Taxes Calculated」までの時間を測ると、システムのパフォーマンス分析に必要な「総支給額から手取り額までの計算速度」指標を算出できます。

入手先

System Job Logに記録された計算バッチ処理の「Start Time」から推定します。

記録

計算ジョブの開始前後でステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
銀行振込ファイルを作成
銀行への送信に使うNACHAファイルまたは口座振込ファイルを技術的に作成する工程です。資金を移動できる状態にします。
重要な理由

この工程で遅延すると、銀行の受付期限に間に合わないリスクが高まります。「銀行振込ファイルの作成速度」ダッシュボードで確認できます。

入手先

System Job Logで、ACH/口座振込ファイルの作成ジョブが完了した時刻を取得します。

記録

トランザクションcreate_ach_fileの実行時に記録

イベントタイプ explicit
推奨 任意

データ抽出ガイド

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