調達から支払いまで:購買依頼のデータテンプレート

SAP Ariba
調達から支払いまで:購買依頼のデータテンプレート

調達から支払いまで:購買依頼のデータテンプレート

このデータテンプレートでは、調達から支払いまでの購買依頼プロセスを分析するために必要な情報を、効率よく収集・整理できます。イベントログの作成に必要な属性とアクティビティをまとめており、プロセスのパフォーマンスを詳しく分析できます。また、ソースシステムからデータを抽出する手順も紹介しているため、プロセスマイニングをスムーズに始められます。
  • 詳細な分析に必要な推奨属性
  • 追跡すべき主要なプロセスアクティビティとマイルストーン
  • システムからデータを抽出するための詳しい手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

調達から支払いまで:購買依頼の属性

調達から支払いまでの購買依頼プロセスを詳しく分析するために、イベントログに含めることを推奨するデータフィールドです。重要な情報を漏れなく記録できます。
3 必須 8 推奨 8 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
購買依頼のライフサイクルにおいて、特定の時点で発生した業務イベントの名称です。
説明

アクティビティ名は、「購買依頼の作成」「承認ステップの承認」「購買依頼の完了」など、購買依頼プロセスの個々のステップや節目を表します。通常は、SAP Aribaに記録されたイベントログ、ステータス変更、特定の利用者アクションから取得します。

この属性は、アクティビティの流れを視覚的に表すプロセスマップの作成に欠かせません。アクティビティの順序や頻度を分析すると、よくあるプロセス経路、ボトルネック、標準手順からの逸脱、手戻りが発生する箇所を特定できます。あらゆるプロセスマイニング分析の基盤となる属性です。

重要な理由

プロセスの各ステップを定義し、ボトルネックや逸脱を含む購買依頼ワークフローの可視化と分析を可能にします。

入手先

SAP Aribaのイベントログ、監査証跡、ステータス変更記録から取得します。購買依頼のヘッダーテーブルや明細テーブルに関連付けられていることがよくあります。

例
購買依頼の申請承認ステップの承認購買依頼の修正発注書の作成
イベントのタイムスタンプ
EventTimestamp
アクティビティが発生した正確な日時です。イベントの順序を決めるための主なタイムスタンプとして使用されます。
説明

イベントのタイムスタンプは、アクティビティが発生した正確な時刻を記録します。各ケース内でイベントを正しい順序に並べ、プロセスの各ステップ間の所要時間を計算するために欠かせない、高精度のデータです。

分析では、サイクルタイム、待ち時間、処理時間など、時間に関するすべての計算の基礎となります。「購買依頼の承認サイクルタイム」や「承認経路のボトルネック分析」など、パフォーマンスを分析するダッシュボードにも使用されます。この項目の正確さは、すべてのパフォーマンス指標の信頼性に直接影響します。

重要な理由

イベントの時系列を示す属性であり、サイクルタイムやボトルネックなど、パフォーマンスや所要時間に関するすべての計算の基礎となります。

入手先

通常、SAP Aribaの監査証跡またはトランザクションログのテーブルにある、アクティビティやステータス変更の記録とともに保存されています。

例
2023-10-26T10:00:00Z2023-10-26T11:30:00Z2023-10-27T14:05:00Z
購買依頼ID
PurchaseRequisitionId
購買依頼文書を一意に識別するIDで、プロセスの主なケース識別子として使用されます。
説明

購買依頼IDは、1件の物品またはサービスの依頼に関するすべてのアクティビティを結び付ける中心的なキーです。SAP Aribaで作成された各購買依頼には一意のIDが割り当てられ、作成から申請、最終承認、却下、完了まで、ライフサイクルを通じて同じIDが使われます。

プロセスマイニングでは、この属性がケースの関連付けの基礎となります。各購買依頼の開始から完了までの流れを再構築できるため、サイクルタイムを正確に計算し、プロセスのバリアントを特定し、手戻りのループを分析できます。このIDがなければ、異なる購買依頼に属するイベントを区別できません。

重要な理由

関連するすべてのアクティビティを結び付ける重要なケース識別子です。依頼ごとに購買依頼プロセス全体を分析できます。

入手先

SAP Aribaのデータ構造にある、購買依頼の主要なヘッダーテーブルの主キー項目です。

例
PR-102345PR-102346PR-102347
イベント実行者
EventUser
申請者や承認者など、アクティビティを実行した人のユーザーIDまたは名前です。
説明

イベント実行者属性は、特定のプロセスステップを実行した担当者を示します。購買依頼を申請した従業員、承認したマネージャー、処理を担当した調達担当者などが該当します。

業務量の分析、パフォーマンスの比較、トレーニング機会の特定に欠かせない属性です。ユーザーごとの承認時間を分析できるため、「承認者の業務量とパフォーマンス」ダッシュボードにも使用されます。また、担当者やチームをたどって遅延や逸脱の原因を調査する際にも役立ちます。

重要な理由

業務量の分布、利用者のパフォーマンス、リソースの割り当てを分析できます。特定の利用者やチームが原因となるボトルネックの特定にも役立ちます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。監査証跡や履歴テーブルに保存され、ユーザーマスターデータに関連付けられていることがよくあります。

例
john.doejane.smithmanager123
却下理由
RejectionReason
購買依頼または承認ステップを却下した際に、承認者が提示する理由です。
説明

購買依頼が却下された場合、承認者は自由記述または定義済みの選択肢で理由を提示することがよくあります。この属性は、その重要なフィードバックを記録します。

「購買依頼の却下率分析」ダッシュボードの基礎となるデータです。却下理由の上位項目を分析すると、勘定科目の誤り、根拠の不足、予算上の問題など、プロセスが滞る根本原因を特定できます。その結果を申請者のトレーニングや初回申請の品質向上に役立て、手戻りを減らせます。

重要な理由

購買依頼が却下される理由を直接把握できるため、根本原因を分析して手戻りを減らし、初回で正しく処理できる割合を高められます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。通常は却下イベントに関連付けられたコメントまたは履歴のセクションに記録されています。

例
総勘定元帳の勘定科目が誤っている予算超過根拠が不十分重複した依頼
品目カテゴリ
ItemCategory
依頼された物品やサービスの分類です。「IT機器」「事務用品」「専門サービス」などがあります。
説明

品目カテゴリは、購入対象の内容を示します。この分類を使うと、支出の傾向を把握し、カテゴリに応じた調達方針や施策を適用できます。

プロセスマイニングでは、「購買依頼の修正分析」ダッシュボードで重要な属性です。特定のカテゴリで修正が多い場合、仕様が不明確である、または価格が変動しやすい可能性があります。また、購入カテゴリごとに承認時間などのパフォーマンスを比較し、特定のカテゴリで処理が滞りやすいかどうかを確認できます。

重要な理由

購入する物品やサービスの種類に基づく分析が可能になり、カテゴリ固有のボトルネックやコンプライアンス上の問題を特定できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。通常は購買依頼の明細レベルで確認できます。

例
IT機器コンサルティングサービス事務用品マーケティング資料
承認ワークフローの経路
ApprovalWorkflowPath
購買依頼がたどることを想定した、あらかじめ定められた承認ステップの順序です。
説明

この属性は、金額、品目カテゴリ、部門などの特性に応じて購買依頼が従うべき標準的なプロセスのバリアントまたは承認マトリクスを定義します。目標とするプロセス、つまり理想経路を表します。

適合性チェックの基礎となり、「購買依頼のコンプライアンス概要」ダッシュボードで使用されます。実際のアクティビティの順序を想定される承認ワークフローの経路と比較することで、ポリシー違反、権限のない承認ステップ、統制の未実施を自動的に検出できます。内部監査やリスク管理に欠かせません。

重要な理由

従うべき標準プロセスを定義し、適合性チェックによって逸脱やポリシー違反を自動的に検出できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。承認マトリクスの設定、または購買依頼の特定の項目から取得できる場合があります。

例
標準IT部門:1万ドル超マーケティングサービス:5,000ドル未満設備投資:10万ドル超
申請者の部門
RequesterDepartment
購買依頼を作成した従業員の所属部門またはコストセンターです。
説明

この属性は、依頼を開始した組織内の部門を示し、組織的な背景を把握するのに役立ちます。通常は申請者のユーザープロフィールから取得するか、購買依頼フォームに直接入力します。

分析では、絞り込みや比較に使える重要な切り口です。「購買依頼の承認サイクルタイム」や「購買依頼の却下率分析」など、ほぼすべてのダッシュボードで指標を部門別に分析できます。サイクルタイムや修正率が高い部門、コンプライアンスに準拠しない申請が多い部門を特定し、対象を絞ったプロセス改善につなげられます。

重要な理由

組織内の部門ごとにプロセスのパフォーマンスを比較できます。部門固有の課題や優れた取り組みを把握するのに役立ちます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。通常は購買依頼のヘッダーデータにあり、申請者のユーザープロフィールから取得できることがよくあります。

例
マーケティングIT運用財務研究開発
緊急度
UrgencyLevel
「通常」「緊急」「重大」など、購買依頼の優先度を示す項目です。
説明

緊急度は、優先度フラグなどで示され、迅速な処理が必要な業務上の理由を表します。通常は、重要なニーズに速やかに対応できるよう申請者が設定します。

この属性は、「緊急購買依頼プロセスモニター」ダッシュボードと「緊急購買依頼の処理時間」重要業績評価指標(KPI)の基礎となります。緊急の購買依頼と通常の購買依頼のサイクルタイムを直接比較し、優先対応が効果を上げているか確認できます。緊急の依頼における逸脱や遅延の分析は、事業継続性を確保するうえで重要です。

重要な理由

分析の優先順位付けに役立ち、優先度の高い購買依頼がより速く処理されているかを監視できます。重要な業務ニーズへの対応状況を確認できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。購買依頼の作成フォームで選択できる項目であることがよくあります。

例
高中低
購買依頼のステータス
RequisitionStatus
購買依頼のライフサイクルにおける現在の状態。
説明

この属性は、依頼のリアルタイムの状態を示します。「作成中」「提出済み」「承認済み」「却下」「クローズ」などが該当します。データ抽出時点で、各ケースがプロセスのどの段階にあるかを把握できます。

プロセスマイニングでは過去の流れを再構成しますが、この属性は業務のリアルタイム監視にも欠かせません。「依頼ステータスのリアルタイム追跡」の基礎データとなり、管理者は現在の業務量を確認し、停滞している依頼や処理に時間がかかっている依頼を特定できます。処理中の依頼の状況をすぐに把握し、対応につなげられます。

重要な理由

依頼の処理状況をリアルタイムで監視し、問題が大きくなる前に停滞や長期化を特定して対応できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。依頼ヘッダーに標準で用意されているステータスフィールドです。

例
承認済み提出済み却下承認中
購買依頼の合計金額
TotalRequisitionAmount
購買依頼の合計金額です。
説明

この属性は、依頼全体の金額を示します。購買依頼の分類や優先順位付けに役立つ、重要な業務コンテキストです。

この金額とプロセス指標を照らし合わせると、重要な傾向が見えてきます。たとえば、高額の購買依頼では、より厳格な承認経路が適用されたり、サイクルタイムが長くなったりする場合があります。プロセスの非効率が財務に与える影響を把握し、金額帯ごとの比較分析を行ううえで欠かせない属性です。

重要な理由

財務面の重要な背景情報を提供し、購買依頼の金額が承認時間やワークフローの複雑さなど、プロセスにどう影響するかを分析できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。購買依頼のヘッダーにある標準項目です。

例
1500.0025000.5099.95
ソースシステム
SourceSystem
データの抽出元となる記録システムです。
説明

この属性は、プロセスデータの取得元を示します。このビューでは常に「SAP Ariba」となりますが、複数のシステムのデータを統合する場合は、データの来歴の確認や問題の調査に欠かせません。

分析では、データの取得元を確認したり、複数のシステムにまたがるプロセスを絞り込んだり比較したりするために使います。データソースを明確にすることで、データへの信頼を高め、関係者の理解を得やすくなります。

重要な理由

データの取得元を示します。データガバナンスや問題の調査に役立ち、分析の前提となる情報を明確にできます。

入手先

通常、データの抽出と変換の際に、データセットの取得元を示す固定値として追加されます。

例
SAP AribaSAP_ARIBA_P2PAribaCloud
依頼者名
RequesterName
購買依頼を開始した従業員の名前。
説明

このケースレベルの属性は、購買依頼を作成した人を特定します。依頼の発生元や関係者を把握するための情報です。

分析では、この属性でプロセスを絞り込み、依頼者ごとの傾向を調べます。たとえば、「依頼の修正分析」や「依頼の却下率分析」ダッシュボードでは、修正や却下の割合が高く、追加のトレーニングが必要な可能性のある人を特定するために使います。個人に合わせたフィードバックや改善施策にも役立ちます。

重要な理由

依頼の作成者を特定し、依頼者ごとにプロセスの傾向や品質を分析できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。依頼ヘッダーの標準フィールドで、「作成者」または「依頼者」と表示されることがあります。

例
Alice WilliamsBob MillerCharles Brown
修正あり
IsAmended
最初の提出後に依頼が一度以上修正されたかどうかを示す真偽値。
説明

この計算属性は、「依頼の修正」アクティビティが一度以上発生したケースを特定します。ライフサイクル中に変更が必要になった依頼を簡単に抽出できます。

このフラグは「依頼修正率」KPIの算出に使います。フラグが真のケース数を数えることで、手戻りの頻度を測定できます。また、「依頼者名」や「品目カテゴリ」などの属性と照らし合わせ、根本原因を調べることもできます。

重要な理由

修正率のKPIを簡単に算出でき、手戻りの規模や、最初の要件をより明確にすべき領域の特定に役立ちます。

入手先

ケースに「依頼の修正」アクティビティが1件以上含まれる場合は真、それ以外は偽として算出します。

例
truefalse
最終データ更新
LastDataUpdate
このレコードのデータがソースシステムから最後に更新された日時です。
説明

この属性は、イベントデータが最後に抽出または更新された日時を示します。分析対象のデータがどの程度新しいかを把握できるため、進行中のプロセスを監視する際に特に重要です。

分析担当者は、この情報をもとにインサイトの新しさを確認できます。「購買依頼のリアルタイム状況トラッカー」などのダッシュボードでは、表示される情報がいつ時点のものかを利用者に伝えるために欠かせません。データの更新時期に関する認識を共有するのにも役立ちます。

重要な理由

データの新しさを示します。プロセスマイニングのインサイトがどの時点の状況を反映しているかを把握するうえで欠かせません。

入手先

通常、データの取り込み時に各レコードへ自動で付与されます。

例
2024-05-21T02:00:00Z2024-05-22T02:00:00Z
手戻りあり
IsRework
却下や複数回の修正など、依頼に手戻りが発生したかどうかを示す真偽値。
説明

この計算属性は、「修正あり」より広い範囲で非効率を捉えます。通常、「承認ステップの却下」イベントが1件以上、または「依頼の修正」イベントが複数回発生したケースなど、大きな手戻りが生じたケースを示します。

このフラグは「依頼手戻り率」KPIの算出に使います。プロセスの不備に伴う見えにくいコストや遅延を定量化できます。手戻りありと判定されたケースを分析すると、特定の承認者、部門、依頼の種類など、プロセスの停滞につながる傾向を見つけられます。

重要な理由

却下など、プロセスに大きな支障が生じたケースを特定し、非効率や遅延の原因を重点的に分析できます。

入手先

ケースに却下アクティビティが含まれるか、修正アクティビティが2件以上含まれる場合は真として算出します。

例
truefalse
承認者名
ApproverName
ワークフローの特定のステップを承認する担当者の名前。
説明

この属性は、承認アクティビティを担当する管理者や関係者を特定します。承認タスクに関する情報であり、一般的な「イベントユーザー」とは異なります。

「承認者の業務量とパフォーマンス」ダッシュボードの重要な属性です。承認者ごとの依頼処理件数や平均承認時間を追跡できます。これにより、個人ごとのボトルネックの特定、業務量の調整、目標に対するパフォーマンスの評価が可能になります。

重要な理由

承認を担当した個人を特定し、承認者ごとの業務量の調整やパフォーマンスの詳細な分析に役立ちます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。この情報は、依頼に関連付けられた承認フローデータに保存されています。

例
Sarah JonesDavid ChenMaria Garcia
発注書ID
PurchaseOrderId
承認済みの依頼から作成された発注書の識別子。
説明

この属性は、購買依頼と後続の文書である発注書(PO)を関連付けます。値がある場合、依頼が発注書に正常に変換されたことを示します。

依頼の段階を超えたエンドツーエンドのプロセス分析に欠かせない属性です。依頼の作成イベントと発注書の作成イベントを結び付け、「依頼から発注書までのリードタイム」KPIの算出に使います。調達サイクルの前半を全体的に把握できます。

重要な理由

依頼と後続の発注書を関連付け、依頼から発注書までの一連の処理時間を測定できます。

入手先

SAP Aribaの文書を参照してください。通常、発注書の作成後に依頼明細データへ保存されます。

例
PO-4500012345PO-4500012346PO-4500012347
自動処理かどうか
IsAutomated
アクティビティがシステムと人のどちらによって実行されたかを示す真偽値。
説明

この属性は、自動承認やシステムによるステータス変更などの自動イベントと、ユーザーが手動で行ったアクティビティを区別します。プロセスの自動化の度合いを把握するうえで重要です。

分析では、人手による作業量を正確に測定し、さらなる自動化の機会を特定できます。たとえば、手動のアクティビティに絞り込むと、ユーザーが処理にかけた時間を正確に算出できます。また、プロセス内の自動化ルールが想定どおりに機能しているかの確認にも役立ちます。

重要な理由

人による操作とシステムによる処理を区別できるため、自動化率の測定や新たな自動化の機会の特定に役立ちます。

入手先

通常、「イベントユーザー」がシステムまたはバッチ処理用のユーザーIDかどうかを確認して判定します。

例
truefalse
必須 推奨 任意

調達から支払いまで:購買依頼のアクティビティ

プロセスを正確に把握し、ボトルネックを特定するために、イベントログに記録する主要なステップとマイルストーンです。
6 推奨 7 任意
アクティビティ 説明
発注書の作成
承認済みの購買依頼が発注書に正常に変換されたことを示します。購買依頼を参照する発注書文書の作成によって記録されます。
重要な理由

購買依頼プロセスが正常に完了したことを示す主な成果です。「購買依頼から発注書までのリードタイム」の重要業績評価指標(KPI)を測定するうえで欠かせません。

入手先

明示的なイベントです。購買依頼IDへの直接リンクまたは参照情報を含む発注書文書の作成日時を使用します。

記録

発注書ヘッダーテーブルから購買依頼に紐づく発注書を特定し、その作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
購買依頼の作成
利用者が購買依頼文書を作成した時点を示します。購買依頼が「作成中」または下書きの状態で初めて保存されたときに記録されます。
重要な理由

購買依頼のライフサイクルの開始点です。作成から申請までの時間を分析することで、利用者の作業効率を測り、必要なトレーニングを特定できます。

入手先

SAP Aribaの購買依頼オブジェクトの作成日時を使用します。この情報は購買依頼文書のヘッダーデータにあり、明示的な作成イベントを示します。

記録

購買依頼文書のヘッダーテーブルにある「CreateTime」または同等のタイムスタンプを使用します。

イベントタイプ explicit
購買依頼の最終却下
審査後に購買依頼が最終的に却下されたことを示します。プロセスの終了状態であり、「却下」へのステータス変更として記録されます。
重要な理由

プロセスが不成立に終わる重要なケースです。却下された購買依頼を分析し、傾向を把握して申請の品質を高めることは、「購買依頼の却下率」の重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。

入手先

購買依頼の最終ステータスが「却下」に変わったことを記録する、Aribaの文書履歴から特定します。

記録

購買依頼のステータスが「却下」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の完了
発注や受領など、関連するすべての処理が完了した後に行う、購買依頼の最終的な事務処理上の終了です。「完了」への最終ステータス変更として記録されます。
重要な理由

購買依頼のライフサイクル全体の最終的な終了を示します。発注書の作成から完了までの時間を分析すると、後続の受領や請求書処理におけるボトルネックが明らかになる場合があります。

入手先

購買依頼のステータスが「完了」に変わったことを記録する、Aribaの文書履歴から特定します。

記録

購買依頼のステータスが「完了」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の承認
ワークフローのすべてのステップを通過した購買依頼が最終承認されたことを示します。「承認済み」へのステータス変更として記録されます。
重要な理由

承認フェーズの終了を示す重要な節目です。「購買依頼の平均承認時間」を測定する際の終点となり、発注書を作成できる状態になったことを示します。

入手先

購買依頼の最終ステータスが「承認済み」に変わったことを記録する、Aribaの文書履歴から特定します。

記録

購買依頼のステータスが「承認済み」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の申請
申請者が購買依頼を正式に承認ワークフローへ送信したことを示します。「作成中」から「申請済み」へのステータス変更として記録されます。
重要な理由

承認プロセスを開始する重要な節目です。「購買依頼の承認サイクルタイム」や「購買依頼の作成リードタイム」の測定に欠かせません。

入手先

購買依頼のステータスが「申請済み」に変わったことと、その変更日時を記録するAribaの文書履歴または監査ログから特定します。

記録

購買依頼のステータスが初めて「申請済み」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
承認ステップの却下
承認者が購買依頼を却下したことを示します。通常は修正のために差し戻され、「却下」アクションとして明示的に記録されます。
重要な理由

手戻りやプロセス遅延の主な原因を把握できます。これらのイベントを分析することは、「購買依頼の手戻り率」や却下理由を理解するうえで重要です。

入手先

Aribaの承認フローテーブルから取得します。承認者が割り当てられたタスクで「却下」または「拒否」アクションを実行した日時が記録されます。

記録

特定のステップの承認履歴に記録された「却下」アクションの日時を使用します。

イベントタイプ explicit
承認ステップの承認
承認者が担当する購買依頼の一部を承認したことを示します。承認アクションとして明示的に記録されます。
重要な理由

承認者ごとの処理時間を測定できます。「承認ステップの平均所要時間」の計算や、承認者の業務量の評価に欠かせないデータです。

入手先

Aribaの承認フローテーブルから取得します。承認者が割り当てられたタスクで「承認」アクションを実行した日時が記録されます。

記録

特定のステップの承認履歴に記録された「承認」アクションの日時を使用します。

イベントタイプ explicit
承認ステップの開始
購買依頼が承認者または承認キューに割り当てられ、対応待ちになったことを示します。承認依頼が作成され、割り当てられた時点で記録されます。
重要な理由

承認ワークフローを詳細に把握できます。キューでの待ち時間の計算や、「承認経路のボトルネック分析」でボトルネックとなるステップを特定するために欠かせません。

入手先

購買依頼に関連する個々の承認タスクの作成と割り当てを記録する、Aribaの承認フローテーブルから取得します。

記録

購買依頼と特定の承認ステップに関連付けられた承認依頼レコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
購買依頼の修正
申請後に利用者が購買依頼を変更したときに発生します。却下や問い合わせへの対応として行われることが多く、文書の編集と再申請によって記録されます。
重要な理由

手戻りやプロセスの非効率を把握できます。修正頻度が高い場合、最初の要件やポリシーが不明確である可能性があり、「購買依頼の修正率」に影響します。

入手先

Aribaのバージョン情報から特定します。修正のたびに購買依頼文書の新しいバージョンが作成されるため、バージョンが1を超えていれば修正があったことを示します。

記録

最初の「申請済み」ステータスの後に購買依頼の新しいバージョンが作成されたかを確認します。新しいバージョンの作成日時がイベント時刻になります。

イベントタイプ inferred
購買依頼の取り下げ
すべての承認が完了する前に、申請者が申請済みの購買依頼を取り消したときに発生します。「取り下げ」または「キャンセル」へのステータス変更として記録されます。
重要な理由

利用者がプロセスを終了したことを示します。購買依頼が取り下げられる理由を分析すると、業務ニーズの変化や承認時間の長さに関する問題が明らかになる場合があります。

入手先

購買依頼のステータスが「取り下げ」に変わったことを記録する、Aribaの文書履歴または監査ログから特定します。

記録

購買依頼のステータスが「取り下げ」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の明細を発注
購買依頼の個々の明細が発注書に記載された後、「発注済み」に変わったことを示します。ヘッダーレベルの発注書作成よりも詳細に追跡できます。
重要な理由

ヘッダーだけでは分からない、明細ごとの一部発注や遅延を分析できます。複数の発注書で充当される明細が多い購買依頼の分析に役立ちます。

入手先

購買依頼の明細オブジェクトのステータス変更から特定します。明細に対する発注書が作成されると、明細のステータスが「発注済み」に更新されます。

記録

購買依頼の明細のステータスが「発注済み」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼を調達部門へ送信
承認済みの購買依頼が、発注書の作成前にRFQなどの調達イベントを実施するため、調達部門へ送られたときに発生します。「調達中」などへのステータス変更として記録されます。
重要な理由

高額品や標準外の品目に関わる重要な分岐を特定できます。調達部門がリードタイムに与える影響の分析に役立ちます。

入手先

購買依頼が調達部門へ送られたことを示すステータスへの変更から特定します。Ariba BuyingとAriba Sourcingを連携している場合によく見られます。

記録

購買依頼のステータスが「調達中」または同等のカスタムステータスに変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

データ抽出ガイド

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