患者の受診プロセス用データテンプレート

Veradigm(Allscripts)
患者の受診プロセス用データテンプレート

患者の受診プロセス用データテンプレート

このテンプレートでは、患者の受診プロセスを分析するために必要なデータを、体系的に収集できます。追跡すべき属性とアクティビティに加え、ソースシステムからデータを抽出する方法も説明します。この資料を使ってデータを準備し、詳細なプロセスマイニングを行ってください。
  • 詳細な分析に必要な、収集を推奨する属性
  • 正確なプロセスの発見に向けて追跡する主要なアクティビティ
  • システムからデータを抽出するための手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

患者の受診プロセスの属性

患者の受診プロセスを詳しく分析するために、イベントログに含めることを推奨するデータ項目です。
3 必須 8 推奨 8 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
実施された臨床上または事務上の具体的なイベント。
説明

「患者登録」「薬剤の投与」「退院計画の開始」など、プロセスで実施されたステップを示します。この属性によって患者ジャーニーの各段階を区別でき、プロセスの発見やバリアント分析に欠かせません。

重要な理由

プロセスマップのノードを定義します。この情報がなければ、プロセスの流れを可視化できません。

入手先

ADTイベント、オーダー、結果、臨床文書など、さまざまなトランザクションテーブルから取得します。

例
患者登録診断検査の依頼薬剤の投与患者の退院
イベントのタイムスタンプ
EventDateTime
アクティビティが発生した正確な日時。
説明

アクティビティが発生した時系列上の時点を記録します。サイクルタイムや所要時間の算出、イベントの適切な順序付けに欠かせません。医療データでは、患者の受け入れ状況を正確に分析するため、分単位の精度が重要です。

重要な理由

患者ジャーニーの平均サイクルタイムや待ち時間など、時間に関するすべての重要業績評価指標(KPI)の算出に使います。

入手先

ソーステーブルのトランザクションタイムスタンプ(例:ADT_DATE、ORDER_DATE、RESULT_DATE)。

例
2023-10-12T08:30:00Z2023-10-12T14:45:22Z2023-10-15T09:00:00Z
患者の診療エピソード
PatientEpisodeId
特定の患者の受診または診療を識別する一意のID。
説明

患者の診療エピソードは、特定の病状または診療期間における患者の医療プロセスに関連するすべてのイベントをまとめる、主なケース識別子です。診断、治療、回復の各段階を一体的に把握し、複数の診療科とのやり取りを一連の流れとして関連付けられます。Veradigm(Allscripts)のシステム(SunriseやParagonなど)では、通常、Visit IDまたはEncounter Numberに該当します。

重要な理由

プロセスマイニングの基本となるキーであり、患者ジャーニーを最初から最後まで再構成できます。

入手先

VisitテーブルまたはEncounterテーブルのヘッダーにある可能性があります(例:VISIT_ID、ENCOUNTER_ID)。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
EP-2023-998877VIS-10029384100029384ENC-554433
主診断コード
PrimaryDiagnosisCode
主な病状を示すICD-10またはSNOMEDコード。
説明

患者の受診理由を示す診断コードです。「治療経路の違いを調べる分析」の絞り込みに使います。肺炎と心不全など、病状ごとに医療システム内での診療の流れを比較できます。

重要な理由

病状ごとのプロセスの分類や、プロトコルの遵守状況の確認に必要です。

入手先

診断テーブルまたは問題リストのテーブル(通常はICD-10の列)。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
I50.9J18.9E11.9
入院日時
AdmissionDate
患者が正式に入院した日時。
説明

入院期間の開始を示すタイムスタンプです。退院日と組み合わせて、在院日数(ALOS)を算出します。

重要な理由

在院日数(ALOS)の算出や入院の遅れの測定に欠かせない基準時点です。

入手先

VisitまたはEncounterのヘッダーテーブル(例:ADMIT_DATE)。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
2023-10-01T10:00:00Z2023-10-05T14:20:00Z
再入院の有無
IsReadmission
このエピソードが30日以内の再入院かどうかを示すフラグです。
説明

計算によって求める真偽値の属性です。現在の入院日から30日以内に以前の退院があった場合にtrueを返します。「回避可能な再入院率モニター」の指標として使われます。

重要な理由

病院の品質評価と診療報酬に関わる主要な重要業績評価指標(KPI)です。特にCMSの規制に関連します。

入手先

患者MRNと入院日・退院日を使い、ETL/データ変換レイヤーで計算します。

例
truefalse
患者の医療記録番号(MRN)
PatientMrn
診療エピソードをまたいで患者を一意に識別する医療記録番号。
説明

医療記録番号(MRN)またはエンタープライズ患者IDです。患者の診療エピソードIDとは異なり、受診が変わっても同じIDが使われます。別々の診療エピソードを関連付けて再入院率を算出するための重要なキーです。

重要な理由

「30日以内の再入院率」の算出や、再受診する患者の特定に欠かせません。

入手先

患者マスターインデックスまたは患者属性テーブルにあります(列の例:MRN、PATIENT_ID)。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
MRN-884422P-10022399887766
担当医療従事者
AttendingProvider
イベント発生時に患者を担当する主な医療従事者。
説明

アクティビティを実施する、またはケア計画を担当する医師、看護師、専門職を特定します。この属性を分析すると、「臨床リソースの利用状況」や医師ごとの診療経路の違いを把握できます。

重要な理由

医療スタッフ間のリソースのボトルネック分析や、パフォーマンスの比較に役立ちます。

入手先

トランザクションテーブル(例:ORDERing_PROVIDER、ATTENDING_PHYSICIAN_ID)。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
サラ・スミス医師ジョーンズ看護師放射線技師A
診療科名
DepartmentName
アクティビティが行われた病棟または診療科。
説明

「救急部門」「循環器科」「放射線科」など、アクティビティが行われた場所を示します。「入院・転院のボトルネック分析」に欠かせない属性で、病棟間の移動で患者が滞留している場所を確認できます。

重要な理由

リソースの利用状況の分析や、診療科ごとのボトルネックの特定に役立ちます。

入手先

トランザクションに関連付けられた場所または診療科のマスターテーブル。Veradigm(Allscripts)の文書を確認してください。

例
救急部門ICU一般外科放射線科
退院日時
DischargeDate
患者が退院した日時。
説明

エピソードの終了時刻を示すタイムスタンプです。プロセスマイニングでケースを終了するために使われ、平均在院日数(ALOS)や再入院の計算に欠かせません。

重要な理由

プロセスサイクルの終了を定義し、処理量の分析に欠かせません。

入手先

来院/受診ヘッダーテーブル(例:DISCH_DATE)。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
2023-10-04T11:00:00Z2023-10-10T09:30:00Z
退院時の転帰
DischargeDisposition
退院時の患者の状態または転院先を示します。
説明

入院後の患者の行き先を示します(例:「自宅」「熟練看護施設」「死亡」「転院」)。転帰によって再入院リスクが異なるため、再入院リスクの分析に重要です。

重要な理由

「退院計画」ダッシュボードの背景情報となり、平均在院日数(ALOS)のばらつきを説明するのに役立ちます。

入手先

来院/受診ヘッダーテーブル(例:DISCH_DISP)。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
自宅熟練看護施設へ転院在宅医療を利用して自宅へ退院医師の助言に反して退院
オーダーID
OrderId
検査、薬剤、処置などの個別オーダーを識別するIDです。
説明

「オーダー」イベントと「結果」または「投与」イベントを関連付けます。たとえば、「診断検査のオーダー」と「診断検査の完了」を結び付けます。「診断検査の所要時間」ダッシュボードには、この粒度のデータが必要です。

重要な理由

検査の所要時間など、個々のプロセスステップにかかった時間を計算できます。

入手先

オーダー入力テーブル(例:ORDER_ID、PLACER_ORDER_NUM)。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
ORD-998877LAB-112233RX-445566
コストセンター
CostCenter
部門またはサービスに割り当てられた財務コードです。
説明

臨床アクティビティを財務単位に対応付けます。これにより、部門ごとの「アクティビティコスト」や一般的な財務実績を分析できます。

重要な理由

業務プロセスのマイニング結果を財務への影響と結び付けます。

入手先

部門テーブルまたは請求マスターテーブル。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
CC-1020CC-Rad-01Emergency-001
ソースシステム
SourceSystem
データの取得元となるシステムの名前。
説明

「Veradigm Sunrise」や「Veradigm TouchWorks」など、データを提供するソフトウェアのインスタンスを特定します。複数の病院を運営する環境や、急性期医療と外来診療のデータを統合する場合に特に重要です。

重要な理由

データの追跡可能性と来歴を確保できるため、データ品質の問題を調査する際に役立ちます。

入手先

ETL処理で固定値として設定するか、システムのメタデータテーブルから抽出します。

例
Veradigm SunriseAllscripts PMVeradigm TouchWorks
フォローアップ予約日
FollowUpAppointmentDate
予定されているフォローアップ予約の日付です。
説明

「フォローアップ予約率」の計算に使います。この項目に値が入力されていれば、フォローアップが予約済みであることを示します。空欄またはNULLの場合は、予約されていません。

重要な理由

「フォローアップケアのコンプライアンス」重要業績評価指標(KPI)を直接測定します。

入手先

患者に関連付けられた予約システムまたは今後の予約テーブル。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
2023-11-15T14:00:00Znull
プロトコル適合の有無
IsProtocolCompliant
標準的なケア経路に沿って症例が進んだかどうかを示すフラグです。
説明

特定の必須アクティビティ(例:「バイタル記録」が「薬剤投与」より前に行われたか)が正しい順序で実施されたかを確認する、計算属性です。「ケアプロトコル遵守ダッシュボード」に利用できます。

重要な理由

カルテを手作業で確認せずに、コンプライアンス違反を自動で検出できます。

入手先

アクティビティの順序に基づき、プロセスマイニングツールまたはETLで計算します。

例
truefalse
最終データ更新
LastDataUpdate
レコードが最後に抽出または更新された時刻。
説明

分析に使うデータの新しさを示します。リアルタイムのデータを見ているのか、過去のある時点のデータを見ているのかを判断するのに役立ちます。

重要な理由

データの遅延状況を明確にし、データを段階的に読み込む方法の検討にも役立ちます。

入手先

ETL処理または抽出処理の実行時にシステムが生成するタイムスタンプ。

例
2023-11-01T23:59:59Z2023-11-02T06:00:00Z
薬剤名
MedicationName
オーダーまたは投与された薬剤の名前です。
説明

「薬剤投与時間の空白」ダッシュボードで使用します。抗生物質や鎮痛薬など、特定の薬剤の投与に遅れが生じていないかを確認できます。

重要な理由

臨床上の安全性分析と薬剤業務プロセスの改善に欠かせません。

入手先

投薬記録(MAR)または薬局のオーダー。Veradigm(Allscripts)の文書を参照してください。

例
アモキシシリンヘパリン硫酸モルヒネ
診断検査の所要時間
DiagnosticTurnaroundTime
検査のオーダーから結果が出るまでの時間です。
説明

「診断検査のオーダー」から「診断確定」(または結果の受領)までの時間を計算します。「診断検査の所要時間の概要」に使用します。

重要な理由

検査に時間がかかると入院期間が延びます。この指標で検査室や放射線科の遅れを特定できます。

入手先

計算式:結果のタイムスタンプ-オーダーのタイムスタンプ。

例
2時間45分1.5日
必須 推奨 任意

患者の受診プロセスのアクティビティ

患者の受診プロセスを正確に把握するため、イベントログに記録する主要なステップと節目です。
6 推奨 7 任意
アクティビティ 説明
初回評価の完了
看護師または医師による最初の臨床評価が完了したことを示します。トリアージや初回問診などが該当します。EHRで「看護初回評価」などの臨床フォームや記録に署名し、確定した時点で記録されることが一般的です。
重要な理由

患者ジャーニーの初期段階における重要な節目です。登録からこの評価までの時間を確認すると、患者の受け入れや初期診療に遅れが生じている可能性を把握できます。

入手先

Veradigmの臨床文書化モジュールにある初回評価フォームまたは臨床記録の確定時刻、あるいは署名時刻から特定します。

記録

初回評価の記録またはフォームのステータスが「完了」または「署名済み」に変わった時刻を確認してください。

イベントタイプ inferred
患者の退院
患者が施設から正式に退院し、入院エピソードが終了したことを示します。ADTシステムに記録される重要なイベントで、患者の受診ステータスが「退院済み」に更新されます。
重要な理由

多くの患者ジャーニーにおける主な終了アクティビティです。平均在院日数(ALOS)やプロセス全体のサイクルタイムを算出するうえで欠かせません。

入手先

ADTモジュールに明示的に記録されます。患者の受診記録には、退院時刻と退院先が記録されます。

記録

患者の主な受診記録または来院記録にある退院時刻を使用します。

イベントタイプ explicit
患者登録
患者情報がVeradigmシステムに入力された時点で、患者の診療エピソードが正式に開始したことを示します。通常、ユーザーが登録ワークフローを完了すると明示的に記録され、一意の識別子とタイムスタンプを持つ新しい患者受診記録が作成されます。
重要な理由

患者ジャーニーの主な開始アクティビティです。プロセス全体のサイクルタイム、入院期間、患者の受け入れ件数を算出するうえで欠かせません。

入手先

このイベントは、患者登録またはADT(入院・退院・転院)モジュールに記録されます。患者の受診記録または来院記録が作成されたタイムスタンプを確認してください。

記録

患者の受診テーブルまたは登録テーブルで、レコード作成時に記録されたタイムスタンプ。

イベントタイプ explicit
治療計画の作成
医療チームが患者の治療計画を正式に定めたことを示します。EHRで「ケア計画」文書や初回治療オーダー一式を作成し、署名した時点で記録されることが一般的です。
重要な理由

この節目を起点に、実際の治療段階が始まります。ケアプロトコルの遵守状況や、投薬など最初の治療行為までの時間を測定する際のベースラインになります。

入手先

「ケア計画」フォームの署名時刻、または診断後に最初の主要な治療オーダー一式が作成された時刻から特定します。

記録

担当医が「ケア計画」文書を確定または署名した時刻を確認してください。

イベントタイプ inferred
診断の確定
医療従事者が患者のカルテに診断を正式に記録したことを示します。診断コードが問題リストに追加された時点や、診断を記載した臨床記録に署名した時点で記録される場合があります。
重要な理由

診断の確定は、その後の治療方針を決める重要な転換点です。診断ごとの治療経路の違いを分析できます。

入手先

患者の問題リスト、受診時の診断記録、または臨床文書に記録されています。受診に対する主診断コードが入力され、確定した時刻から特定できます。

記録

対象となる患者の診療エピソードについて、主診断の記録が作成または更新されたタイムスタンプを使用します。

イベントタイプ inferred
退院計画の開始
患者の退院計画が正式に開始したことを示します。退院計画文書の作成、退院オーダーの入力、または退院計画に関する評価の完了から特定できます。
重要な理由

退院プロセスの効率を測定する際の起点となるアクティビティです。計画を早期に開始すると、再入院率が低くなる傾向があります。

入手先

Veradigm内の退院計画記録、退院オーダーセット、または特定の評価フォームが作成されたタイムスタンプから特定します。

記録

患者の受診に関する退院専用のオーダーまたは文書が最初に作成された時刻を確認してください。

イベントタイプ inferred
バイタルサインの記録
心拍数、血圧、体温など、患者のバイタルサインを記録するたびに発生するアクティビティです。EHRの臨床文書またはバイタルサイン専用のフローシートに明示的に記録されます。
重要な理由

バイタルサインが頻繁に記録されている場合、患者の状態が継続的に観察されていることが分かります。記録の頻度やタイミングを分析し、モニタリング手順の遵守状況を確認できます。

入手先

バイタルサインを保存する臨床データリポジトリまたはフローシートのテーブルに記録されます。各記録にはタイムスタンプがあります。

記録

患者の受診に関するバイタルサインのフローシートデータから、タイムスタンプを抽出します。

イベントタイプ explicit
フォローアップの予約
退院後のフォローアップ受診が予約されたことを示すアクティビティです。退院した受診記録に関連付けられた予約が登録されると、予約モジュールに記録されます。
重要な理由

フォローアップ診療の予約は、継続的なケアと再入院の抑制に欠かせません。このアクティビティから、退院後の手順の遵守状況を測定できます。

入手先

予約モジュールに記録されます。退院日以降に行われる患者の新しい予約について、作成時刻を確認してください。

記録

患者に関連付けられた予約システムの予約記録から、作成時刻を確認してください。

イベントタイプ explicit
処置の実施
臨床処置または外科処置が完了したことを示します。通常、医療従事者が処置記録に署名した時点、またはシステム上で処置オーダーのステータスが「完了」に更新された時点で記録されます。
重要な理由

処置は、多くの患者ジャーニーにおける重要な節目です。実施時期を分析することで、リソースの利用状況やスケジュールの効率を把握できます。

入手先

臨床文書化モジュールにある処置記録の署名時刻、またはオーダーモジュールにある処置の完了時刻から特定します。

記録

処置オーダーの完了時刻、または関連する処置文書の署名時刻を使用します。

イベントタイプ inferred
薬剤の投与
看護師または医療従事者が患者への薬剤投与を記録した時点で発生するイベントです。投薬管理記録(MAR)または電子投薬管理記録(eMAR)モジュールに記録され、正確な投与時刻が残ります。
重要な理由

薬剤の投与状況を追跡することは、治療の適時性と遵守状況を分析するうえで重要です。オーダーから投与までの時間差を確認すると、投薬プロセスの遅れを特定できます。

入手先

eMAR(電子投薬管理記録)モジュールに明示的に記録されます。各投与イベントには、タイムスタンプ、薬剤、投与量が記録されます。

記録

患者の受診記録に関連付けられた各投薬イベントについて、eMARテーブルからタイムスタンプを抽出します。

イベントタイプ explicit
診断検査の依頼
医療従事者が検査や画像診断などの診断検査を依頼した時点で発生するイベントです。Veradigmの医師オーダー入力システム(CPOE)を通じて明示的に記録されます。
重要な理由

診断サブプロセスの開始を示します。診断にかかる時間の測定や、検査依頼の遅れの特定における起点となります。

入手先

オーダーモジュールまたはCPOEシステムのログに記録されます。各オーダーには、依頼時刻を示すタイムスタンプがあります。

記録

対象となる診断検査のオーダー記録から、作成時のタイムスタンプを抽出します。

イベントタイプ explicit
診断検査の完了
診断検査の結果が確定し、患者の記録で確認できるようになった時点を示します。通常、元のオーダーのステータスが「アクティブ」または「進行中」から「完了」または「結果確定」に変わったことから特定します。
重要な理由

診断にかかる時間を測定するうえで重要な節目です。検査の依頼から完了までの遅れは、診断までの時間に大きく影響する可能性があります。

入手先

オーダーモジュールのステータス欄、またはLISやRISなどの関連する結果モジュールのタイムスタンプから特定します。

記録

オーダーのステータスが「完了」や「結果確定」などの最終状態に変わった時刻を確認してください。

イベントタイプ inferred
診療科への転送
患者が救急部門から入院病棟へ移る場合など、診療科またはケアユニット間で患者が実際に移動したことを示します。VeradigmのADT(入院・退院・転院)システムに記録されます。
重要な理由

患者の転送では、ボトルネックや遅れが生じることがよくあります。転送にかかる時間や頻度を分析すると、診療科間の患者の流れやリソース配分を最適化できます。

入手先

ADTモジュールに明示的に記録されます。各転送イベントには、患者、転送元と転送先、タイムスタンプが含まれます。

記録

患者の移動に該当するイベントログをADTシステムから抽出します。

イベントタイプ explicit
推奨 任意

データ抽出ガイド

Veradigm(Allscripts)からデータを取得する方法

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