品質管理データテンプレート

Oracle品質管理
品質管理データテンプレート

品質管理データテンプレート

このテンプレートでは、品質管理を効果的に分析するために必要なデータ属性とプロセスアクティビティを詳しく説明します。Oracle品質管理システムから必要な情報を抽出する方法も紹介しています。分析に必要なデータを漏れなく収集し、プロセスの改善に役立てるためにご利用ください。
  • 収集を推奨する属性
  • 追跡する主なアクティビティ
  • データ抽出ガイド
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

品質管理の属性

品質管理を詳しく分析し、インサイトを得るために、イベントログに含めることを推奨するデータ項目とコンテキスト情報です。
3 必須 7 推奨 10 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
品質管理プロセスで発生した特定のタスクまたはステップの名前です。
説明

この属性は、品質イベントの管理における個々のイベントやアクションを表します。タイムスタンプ順に並べたアクティビティの順序が、各ケースのプロセスの流れを構成します。

アクティビティ名の分析は、プロセスマイニングの中心となる作業です。実際のプロセスモデルの把握、望ましいモデルとの適合性チェック、特定のアクティビティ間にあるボトルネックや手戻りの特定に役立ちます。たとえば、「調査の開始」から「根本原因分析の実施」までにかかった時間を測定できます。

重要な理由

プロセスの流れの把握、逸脱の特定、実際の業務の進め方の理解に欠かせない属性です。

入手先

通常、Oracle Quality Managementモジュール内のイベントログ、ステータス変更レコード、またはアクション履歴テーブルから取得します。

例
品質問題の特定調査の開始是正措置計画の承認最終確認とクローズ
イベント開始時刻
EventStartTime
アクティビティまたはイベントの開始時刻を示すタイムスタンプです。
説明

この属性は、特定のプロセスステップが開始した正確な日時を示します。イベントを時系列に並べ、各品質イベントケースのプロセス順序を構成するための主要な時間情報です。

分析では、イベント開始時刻を使ってサイクルタイム、所要時間、アクティビティ間の待ち時間を算出します。連続するステップ間の長い遅延を明らかにしてボトルネックを特定できるほか、根本原因分析リードタイムなど、時間に基づく重要業績評価指標(KPI)に対する実績の追跡にも使われます。

重要な理由

このタイムスタンプはプロセス分析の基盤となり、時間に関するすべての計算とアクティビティの正確な順序付けを可能にします。

入手先

通常、品質アクションや収集計画に関連するトランザクションログまたは履歴テーブルにあります。CREATION_DATEなどの名前が付けられていることがよくあります。

例
2023-04-15T09:00:12Z2023-04-16T11:30:00Z2023-05-01T14:22:45Z
品質イベント
QualityEventId
不適合、苦情、逸脱など、個々の品質イベントを一意に識別するIDです。
説明

品質イベントIDは主なケース識別子として機能し、最初の報告から最終的なクローズまで、関連するすべてのアクティビティをまとめます。品質インシデントごとに一意のIDが割り当てられ、調査から解決までの全履歴が記録されます。

プロセスマイニング分析では、この属性を使って各品質イベントの全過程を再構成します。全体のサイクルタイムの算出、プロセスのバリアントの特定、イベントの種類ごとの対応状況の分析が可能になります。すべてのアクティビティログを特定の品質イベントIDに紐づけることで、プロセスの流れ全体を可視化し、組織的なボトルネックやコンプライアンス上の問題を特定できます。

重要な理由

このIDによって1つのケースの範囲が定まり、品質イベントを正確に追跡し、エンドツーエンドのパフォ指標を算出できます。

入手先

通常、Oracle Quality Managementの品質イベントまたは収集計画の主要テーブルにある主キーです。QA_RESULTSなどが該当します。

例
NC-2023-00123CAPA-45892QE-500-A
イベント終了時刻
EventEndTime
アクティビティまたはイベントの完了時刻を示すタイムスタンプです。
説明

イベント終了時刻は、特定のアクティビティが完了した時刻を示します。イベント開始時刻と組み合わせると、そのアクティビティの処理時間を算出できます。システムによっては、アクティビティが瞬時に完了するため、開始時刻と終了時刻が同じ場合もあります。

この属性は、所要時間を詳しく分析するために欠かせません。開始から終了までの処理時間と、あるアクティビティの終了から次のアクティビティの開始までの待ち時間を区別できます。リソースが実際に作業している箇所や、引き継ぎによって遅延が生じている箇所の特定に役立ちます。

重要な理由

アクティビティの処理時間を正確に算出できるため、非効率なタスクと長い待ち時間を特定できます。

入手先

開始時刻と同じトランザクションテーブルまたは履歴テーブルに記録されている場合があります。LAST_UPDATE_DATEや専用の完了タイムスタンプが使われることもあります。また、後続イベントの開始時刻から推定する場合もあります。

例
2023-04-15T09:15:30Z2023-04-16T12:00:00Z2023-05-02T10:00:00Z
担当ユーザー
AssignedUser
アクティビティの実行または品質イベントの管理を担当する個々のユーザーです。
説明

この属性は、特定のタスクまたは品質イベント全体の管理を担当する人を示します。担当部門よりも詳細な情報を確認できます。

ユーザーごとの分析は、個人の業務量やトレーニングの必要性の把握、優れた実績を上げている担当者の特定に役立ちます。担当の変更が繰り返されている場合や、特定の担当者のもとでタスクが停滞している場合など、傾向を明らかにすることもできます。この詳細な情報は、実績管理やリソース配分の改善に役立ちます。

重要な理由

個人ごとの業務量や実績を詳しく分析できるため、リソースの制約やトレーニングの機会を特定できます。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。ユーザーの割り当て情報は通常、品質イベントに関連するアクションテーブルまたはワークフローテーブルに保存されています。

例
j.smitha.jonesr.williams
担当部門
ResponsibleDepartment
品質イベントまたは現在のアクティビティを担当する部門や機能領域です。
説明

この属性は、品質イベントの対応を割り当てられたチームまたは部門を示します。品質保証、エンジニアリング、生産などが該当し、イベントの進行に伴って担当が変わる場合もあります。

プロセスマイニングでは、担当部門ごとの分析が、業務量の分布や部門内のボトルネックの把握、チーム間の実績比較に役立ちます。「品質イベントのリソース配分」ダッシュボードでは、どの部門がどの種類のアクティビティに関与しているかを確認でき、リソース管理の改善に役立ちます。

重要な理由

部門ごとの業務量、実績、ボトルネックを分析できます。リソース計画や組織の改善に欠かせない情報です。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。品質イベントに紐づく品質アクションまたは割り当て関連のテーブルに保存されている場合があります。

例
品質エンジニアリング製造オペレーションサプライヤー品質設計エンジニアリング
根本原因カテゴリ
RootCauseCategory
品質問題の根本原因として特定された内容の分類です。
説明

根本原因分析の後、調査結果は「設備故障」「人的ミス」「設計上の欠陥」など、あらかじめ定められたカテゴリに分類されます。この属性には、その最終的な分類が記録されます。

根本原因カテゴリ別のプロセス分析は、個々の症状への対処から、根本にある組織的な問題の解決へと焦点を移すのに役立ちます。たとえば、根本原因が「トレーニングの問題」であるイベントが多ければ、従業員向け研修の改善が必要だと判断できます。これは予防措置の重要な目的の1つです。

重要な理由

不具合の根本原因を分析できるため、事後対応型から予防型の品質管理へ移行するうえで重要な属性です。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。品質収集計画で定義された項目であり、「根本原因分析の実施」アクティビティの後に入力される可能性があります。

例
設備の故障資材不良人的ミス手順の不遵守
現在のステータス
CurrentStatus
品質イベントケースの現在のステータスです。
説明

この属性は、「Open」「Under Investigation」「Pending Approval」「Closed」など、ライフサイクルにおける品質イベントの現在の状態を示します。データ抽出時点で、ケースがプロセスのどの段階にあるかを把握できます。

業務のモニタリングに欠かせない属性で、「未解決の品質イベントとステータスの概要」ダッシュボードを支えます。管理者は品質問題の現在の処理状況をすばやく確認し、リソースの優先順位を決められます。プロセスマイニングでは、最終ステータスで絞り込むことで、異なるプロセス経路の結果を分析できます。

重要な理由

品質イベントの処理状況をリアルタイムで把握できるため、進行中のケースを効果的に管理し、優先順位を付けられます。

入手先

通常、品質イベントのメインヘッダーテーブルにあり、イベントの最終確認済みの状態を示します。

例
未対応進行中承認待ちクローズ済み
目標解決日
TargetResolutionDate
品質イベントを最終的にクローズする予定日、または見込み日です。
説明

この属性は、品質イベントを完全に解決する期限を示します。サービスレベル合意(SLA)または社内目標として設定され、イベントの重大度や種類に応じて決まることがよくあります。

この日付はパフォーマンスの監視に欠かせず、「CAPA Impl. On-Time Rate」KPIの算出に直接使われます。アクティビティの実際の完了日と目標日を比較することで、期限どおりに処理できているかを測定し、遅延リスクのあるイベントを特定して、期限遵守状況の推移を追跡できます。これにより、解決までのサイクルタイム短縮に向けた取り組みを支援します。

重要な理由

期限遵守状況を測る基準となり、所要時間に関するKPIの算出やSLAの管理に欠かせません。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。標準の日付フィールド、または品質収集計画で定義された項目である可能性があります。

例
2023-05-302023-06-152024-01-10
重大度
SeverityLevel
重大、主要、軽微など、品質イベントの影響度を分類したものです。
説明

重大度は通常、初期評価の際に、品質問題が顧客、コンプライアンス、業務に及ぼす影響を評価したものです。この分類は、リソースの優先順位付けや必要な対応の緊急度の判断に役立ちます。

プロセスマイニングでは、この属性を使って分析対象を分類できます。重大度の高いイベントと低いイベントのプロセスの流れ、サイクルタイム、結果を比較できます。「品質イベントの初期評価の一貫性」ダッシュボードや「重大度別の解決率」の重要業績評価指標(KPI)を通じて、重大な問題がより迅速かつ効果的に処理されているかを確認できます。

重要な理由

分析の優先順位付けと分類が可能になり、影響の大きい品質イベントを効果的かつ効率的に管理できます。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。品質収集計画で設定可能な項目であることがよくあります。

例
1 - 重大2 - 重要3 - 軽微4 - 情報
クローズコード
ClosureCode
品質イベントをクローズした理由または結果を示すコードです。
説明

品質イベントをクローズする際、最終的な結果を分類するためにクローズコードを割り当てることがあります。例として、「措置有効」「措置不要」「重複した問題」などがあります。

この属性は結果分析に役立ちます。クローズコードで絞り込むと、成功に至るプロセス経路と、そうでない経路を調べられます。「重複としてクローズされた問題は、どのようなプロセスをたどるのか」といった疑問に答え、トリアージの非効率な点を特定できます。

重要な理由

ケースの結果を把握するための重要な情報であり、解決に至るプロセス経路を分析できます。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。最終クローズのアクティビティで入力されるフィールドである可能性があります。

例
有効措置なし重複リスク受容
ソースシステム
SourceSystem
データの抽出元となった記録システムを示します。
説明

この属性は、イベントデータの取得元となるアプリケーションまたはシステムを示します。企業環境では、品質イベントのデータがOracle Qualityの中核モジュール、別のCAPAシステム、顧客からの苦情受付ポータルなど、複数のソースから取得される場合があります。

分析では、このフィールドを使ってデータの出所を把握し、取得元のシステムごとにプロセスを分類できます。データガバナンスやデータ統合の問題の調査にも欠かせません。複数のソースのデータを組み合わせたプロセスの全体像が、実態を正確に反映しているか確認できます。

重要な理由

データの出所に関する重要なコンテキストを提供します。データの検証やガバナンス、システムごとのプロセスの違いの分析に役立ちます。

入手先

通常、データの抽出、変換、ロード(ETL)の際に付与される固定値で、データセットの取得元を示します。

例
Oracle Quality Management R12Oracle EBS QualityQM-PROD
事業部門
BusinessUnit
品質イベントが発生した、または管理されている組織内の事業部門です。
説明

この属性は、品質イベントを事業構造内の特定の部門に割り当てます。組織内の部門ごとに品質パフォーマンスを分析、比較できます。

大規模な企業では、事業部門ごとのプロセス分析がよく求められます。事業部門別のダッシュボードを作成できるため、品質管理プロセスの効率が高い部門や、固有の課題を抱える部門を特定できます。全社的な監督や、組織内でのベストプラクティスの共有にも役立ちます。

重要な理由

組織内の各部門のパフォーマンスを比較、分析でき、全社的な品質管理を支援します。

入手先

通常、取引に関連する組織コンテキストのデータに含まれ、ユーザーや部門のマスターデータから取得されます。

例
医療機器家電製品自動車部品
最終データ更新日時
LastDataUpdate
ソースシステムからデータが最後に更新または再取得された時刻を示すタイムスタンプです。
説明

この属性は、プロセスマイニング用データセットでイベントのデータが最後に更新された時刻を示します。データの鮮度を表し、分析結果がどの時点のデータに基づいているかを把握するのに役立ちます。

ダッシュボードやレポートでは、このタイムスタンプが重要なコンテキストを提供します。リアルタイムのデータなのか、特定時点のスナップショットなのかが明確になり、情報に基づいた業務上の判断に役立ちます。データがいつ時点のものかを明らかにできます。

重要な理由

このタイムスタンプによってデータの鮮度が明確になり、プロセス分析がどの時点の状況を示しているかを把握できます。

入手先

この値はデータETL処理中に生成、保存されます。通常、データパイプラインが最後に正常実行された時刻を示します。

例
2023-10-27T04:00:00Z2023-10-26T04:00:00Z
合計サイクルタイム
TotalCycleTime
品質問題の特定から最終クローズまでにかかった合計時間です。
説明

この属性は、1件の品質イベントケースにかかる一連の処理時間を測定します。最初のアクティビティ(「品質問題の特定」)のタイムスタンプから、最後のアクティビティ(「最終レビューとクローズ」)のタイムスタンプを差し引いて算出します。

品質管理プロセス全体の効率を測る主要な重要業績評価指標(KPI)です。「品質イベントのエンドツーエンドサイクルタイム」ダッシュボードの中心となる指標です。推移を追跡し、重大度や問題カテゴリなどの属性で分類すると、プロセスの健全性や改善施策の効果を全体的に把握できます。

重要な理由

品質管理プロセス全体の開始から完了までの速度と効率を測る重要なKPIです。

入手先

プロセスマイニング用のデータ処理時に、ケース単位で算出します。各QualityEventIdについて、最初のイベントの開始時刻と最後のイベントの終了時刻が必要です。

例
P30DT12HP15DP92D
問題カテゴリ
IssueCategory
「製品不良」や「プロセス逸脱」など、品質問題のカテゴリまたは種類です。
説明

この属性は品質イベントを分類し、類似する問題をまとめて分析するのに役立ちます。カテゴリは通常、組織固有の業務状況を反映するように定義されます。

問題カテゴリ別にプロセスを分析すると、特定の問題の種類に関する傾向を把握できます。たとえば、「サプライヤー資材」の問題は「社内プロセス」の問題よりサイクルタイムが大幅に長い、といった傾向が明らかになる場合があります。このように分類することで、対象を絞ったプロセス改善に役立てられます。

重要な理由

問題を分類することで、特定の領域における傾向や根本原因を分析し、改善対象を絞り込めます。

入手先

Oracle Quality Managementの文書を参照してください。品質収集計画で定義された項目である可能性があります。

例
製品不良プロセス逸脱サプライヤー資材顧客からの苦情
手戻りあり
IsRework
同じケース内で、アクティビティが前のステップの繰り返し、またはやり直しに当たるかを示すフラグです。
説明

この属性は真偽値のフラグです。たとえば「是正措置計画の提案」などの特定のアクティビティが、1件の品質イベントケース内で複数回発生した場合にtrueになります。完了済みのステップをやり直す必要があったことを示し、プロセスのループや修正を把握できます。

手戻りの特定は、プロセスマイニングで可能な分析の1つです。このフラグを使うと、こうした非効率を定量化し、「アクティビティの手戻り頻度」KPIを算出できます。手戻りが起きやすいステップや条件を分析すれば、トレーニング、データ品質、承認基準に関する問題を明らかにし、プロセスを効率化する機会を見つけられます。

重要な理由

プロセスの非効率やループを把握し、無駄を定量化するとともに、手戻りの根本原因を特定できます。

入手先

データ準備時に、イベントログに対するウィンドウ関数または順序分析を使って算出します。同じケースで同じアクティビティ名が複数回現れる箇所を特定します。

例
truefalse
是正措置計画ID
CorrectiveActionPlanId
品質イベントへの対応として作成された是正措置計画(CAPA)の一意の識別子です。
説明

この属性は、品質イベントと、その解決を目的とする是正・予防措置計画を直接関連付けます。計画はシステム内で独立したオブジェクトとして管理され、独自のライフサイクルを持つことがよくあります。

このIDを使って、品質イベントプロセスのデータとCAPA管理プロセスのデータを結合し、全体像を把握できます。CAPAが必要なすべてのイベントに計画が割り当てられているかを確認し、措置の有効性を分析するのにも役立ちます。

重要な理由

問題(品質イベント)と解決策(CAPA)を関連付け、品質管理システムをより広い範囲で一貫して分析できます。

入手先

品質イベントのレコードにある参照フィールドで、CAPA専用のテーブルまたはモジュールのレコードを指します。

例
CAPA-2023-088CAPA-2023-091
期限内完了
IsOnTime
是正措置が目標解決日までに実施されたかどうかを示すフラグです。
説明

この真偽値属性は、ケースの「目標解決日」と「是正措置の実施」アクティビティの完了タイムスタンプを比較して算出します。目標日までに完了していればtrue、そうでなければfalseになります。

この属性は「CAPA Impl. On-Time Rate」KPIに直接関係します。各ケースの期限遵守状況を明確に分類できるため、分析やダッシュボードの作成が簡単になります。サービスレベルの遵守状況を監視し、遅延の根本原因を特定するための絞り込みや集計にも役立ちます。

重要な理由

目標に対する期限遵守状況を簡単に追跡でき、この重要なKPIの測定と報告に役立ちます。

入手先

データ変換時に算出する派生フラグです。TargetResolutionDateと、該当する完了アクティビティのタイムスタンプが必要です。

例
truefalse
製品識別子
ProductIdentifier
品質イベントに関連する製品の識別子です。
説明

この属性は、品質イベントを特定の製品、資材、またはサービスに関連付けます。製品コード、SKU、部品番号などが該当します。

製品品質の分析に欠かせない情報です。プロセスマイニングを使うと、製品ラインごとに品質管理プロセスを比較したり、品質問題が頻繁に発生する製品を特定したりできます。これにより、優先して取り組むべきエンジニアリングや製造工程の改善を判断しやすくなります。

重要な理由

品質イベントと個々の製品を関連付け、製品に関する品質傾向やプロセスの違いを分析できます。

入手先

この情報は品質収集計画のフィールドに保存され、Oracle Inventoryの品目マスターに関連付けられていることがよくあります。

例
SKU-100-A-REDPN-987654CHEM-X2
必須 推奨 任意

品質管理のアクティビティ

プロセスを正確に把握し、パフォーマンスを評価するために、イベントログに記録する主なプロセスの手順と重要な節目です。
6 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
最終確認とクローズ
関連するすべての措置が完了したことを確認し、親となる品質問題を正式にクローズする最終段階です。主要レコードのステータスが「Closed」または「Resolved」に変わった時点で記録されます。
重要な理由

プロセスの主な終了イベントです。「平均イベントサイクルタイム」の重要業績評価指標(KPI)の算出や、プロセス全体の処理量の測定に欠かせません。

入手先

親となる品質問題レコードの最終ステータスが「Closed」に変わった時点から推定します。この変更のタイムスタンプをイベント時刻として使用します。

記録

主要な品質問題レコードのステータスが「Closed」に変わった時点から推定します。

イベントタイプ inferred
品質問題の特定
不適合、逸脱、顧客からの苦情など、新しい品質イベントレコードが作成されたことを示すアクティビティです。Oracleでユーザーが新しい品質問題または品質アクションのレコードを作成した時点で、明示的に記録されます。
重要な理由

開始イベントとして、品質管理プロセス全体のサイクルタイムの算出や、発生する品質イベントの件数を把握するために欠かせません。

入手先

品質問題または品質アクションのレコード作成時刻から取得します。QAM_QUALITY_ISSUESやQAM_QUALITY_ACTIONSなどのテーブルに記録されている可能性があります。

記録

新しい品質問題または品質アクションのレコード作成時に記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
問題の分類と優先順位付け
分析担当者が初期評価を終え、重大度、優先度、問題の種類などの主要な属性を設定した時点で発生します。通常、ステータスが「New」から「Assessed」または「In Triage」に変わった時点で記録されます。
重要な理由

このマイルストーンは「平均初期評価処理時間」の重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。ここで遅延が発生すると、特に重大な問題の場合、解決プロセス全体が遅れる可能性があります。

入手先

品質問題レコードのステータス変更、たとえば「New」から「Under Assessment」への変更から推定します。または、「Severity」や「Priority」などのフィールドに初めて値が入力された時点を使います。

記録

ステータスの変更、または重大度や優先度のフィールドへの初回入力から推定します。

イベントタイプ inferred
措置の有効性を確認
実施した是正措置によって根本原因が解消され、再発が防止されたことを確認します。ユーザーが検証を完了し、レコードのステータスを更新した時点で記録されます。
重要な理由

成果を確認する重要なマイルストーンであり、「有効性検証率」の重要業績評価指標(KPI)の基礎となります。是正措置のサイクルを完了し、問題が確実に解決されたことを確認できます。

入手先

CAPAレコードのステータスが「Verification Complete」または「Effective」に変わった時点から推定します。検証結果の専用フィールドへの入力が伴う場合もあります。

記録

「Verification Complete」または「Effective」へのステータス変更から推定します。

イベントタイプ inferred
是正措置計画の承認
提案された是正措置計画が、指定された権限者によって正式に承認されたことを示します。重要な管理ポイントであり、通常、明示的な承認操作または「Approved」へのステータス変更で記録されます。
重要な理由

この承認は重要なマイルストーンである一方、ボトルネックになりやすい箇所です。承認にかかる時間を分析すると、手順に沿ったプロセスの効率化とコンプライアンスの確保に役立ちます。

入手先

品質アクションまたはCAPAレコードのステータスが「Approved」に変わった時点から推定します。承認ワークフローを備えたOracleシステムでは、この変更が監査テーブルに明示的に記録されることがよくあります。

記録

「Approved」へのステータス変更から推定します。

イベントタイプ inferred
調査の開始
品質問題の根本原因を特定する調査段階の正式な開始を示します。通常、「Under Investigation」への変更など、システム上のステータス変更で表されます。
重要な理由

「根本原因分析リードタイム」の重要業績評価指標(KPI)を測定する起点となり、正式な調査が始まるまで問題がどれだけ待機していたかを把握できます。

入手先

品質問題または関連する品質アクションのレコードが「Investigation」ステータスに変わった時点から推定します。このステータス変更のタイムスタンプをイベント時刻として使用します。

記録

「Under Investigation」または同様の状態へのステータス変更から推定します。

イベントタイプ inferred
予防措置の実施
組織的なリスクを軽減するための予防措置計画に定められたタスクの完了を示します。ユーザーが予防措置レコードのステータスを「Implemented」または「Completed」に変更した時点で記録されます。
重要な理由

組織が先回りした品質改善を実行する能力を測定します。ここで遅延が発生している場合、組織全体にわたる仕組みの変更が難航している可能性があります。

入手先

関連する予防措置レコードのステータスが「Implemented」または「Completed」に変わった時点から推定します。是正措置と同様の方法で追跡できます。

記録

予防措置レコードのステータスが「Implemented」に変わった時点から推定します。

イベントタイプ inferred
予防措置の特定
組織的な問題に対処し、同様の品質イベントの再発を防ぐための予防措置(PA)の作成を示します。多くの場合、元の問題に紐づく新しい予防措置レコードの作成として記録されます。
重要な理由

個別の問題の解決にとどまらず、将来の問題を防ぐ成熟した品質プロセスを示すアクティビティです。追跡することで、先回りした品質改善の状況を測定できます。

入手先

「Preventive Action」タイプの新しい品質アクションレコードの作成時に取得します。多くの場合、元の品質問題または是正措置に紐づいています。

記録

「Preventive Action」タイプの品質アクションレコードの作成時に記録されます。

イベントタイプ explicit
初期評価のための担当割り当て
新たに作成された品質問題を、初期確認と評価のために特定のユーザーまたはチームへ割り当てたことを示します。品質問題レコードの担当者または所有者の変更を追跡して推定することがよくあります。
重要な理由

最初の引き継ぎを追跡すると、評価開始前の遅延を特定できます。この状態にとどまった時間を分析することで、初期評価の待ち行列に滞留がないかを把握できます。

入手先

品質問題レコードの所有者または担当者の変更から推定します。監査証跡テーブルのデータを使う方法や、割り当てワークフローに関連するステータス変更を追跡する方法があります。

記録

品質問題の「Assigned To」または「Owner」フィールドの変更から推定します。

イベントタイプ inferred
是正措置の実施
承認済みの是正措置計画に記載されたタスクの完了を示します。通常、ユーザーが是正措置レコードのステータスを「Implemented」または「Completed」に変更した時点で記録されます。
重要な理由

計画された是正措置が実施されたことを示し、目標日との比較を可能にするため、「CAPA実施期限遵守率」の重要業績評価指標(KPI)に欠かせません。

入手先

関連する品質アクションまたはCAPAレコードのステータスが「Implemented」または「Completed」に変わった時点から推定します。

記録

「Implemented」または「Completed」へのステータス変更から推定します。

イベントタイプ inferred
是正措置計画の提案
問題を解決するための手順として是正措置を定義し、品質問題に紐づけた時点で発生します。関連する是正措置レコードの作成や、計画のレビュー準備が整ったことを示すステータス変更が該当します。
重要な理由

問題分析から解決策の策定への移行を追跡します。手戻りの重要業績評価指標(KPI)でこの段階の手戻りが確認された場合、要件が不明確であるか、計画が不十分である可能性があります。

入手先

CAPAオブジェクト内で新しい是正措置レコードを作成した明示的なイベント、またはステータスが「Plan Proposed」や「Pending Approval」に変わったことから推定できます。

記録

「Pending Approval」へのステータス変更、または紐づく是正措置の作成から推定します。

イベントタイプ inferred
有効性の確認が必要
実施した措置の有効性を確認するため、フォローアップ検証が必要であるとシステムまたはユーザーが示したことを表します。多くの場合、実施後に自動または手動でステータスが変更されます。
重要な理由

この段階から重要な検証プロセスが始まります。実施からこのアクティビティまでの時間を把握すると、必要なフォローアップの開始が遅れていないか確認できます。

入手先

ワークフロー内で品質アクションのステータスが「Pending Effectiveness Check」または同様の状態に変わった時点から推定します。

記録

「Pending Effectiveness Check」へのステータス変更から推定します。

イベントタイプ inferred
根本原因分析の実施
根本原因分析(RCA)の完了と、調査結果の文書化を示します。通常、調査チームが特定した根本原因を品質問題に記録し、ステータスを変更した時点で取得します。
重要な理由

このアクティビティは「根本原因分析リードタイム」の重要業績評価指標(KPI)の終点です。この段階までにかかった時間を分析すると、問題解決の過程にあるボトルネックを特定できます。

入手先

ステータスが「RCA Complete」に変わった時点、または根本原因カテゴリのフィールドに値が入力されてレコードが保存された時点から推定します。この更新のタイムスタンプを使用します。

記録

「RCA Complete」へのステータス変更、または根本原因フィールドへの入力から推定します。

イベントタイプ inferred
解決を関係者に通知
報告者や影響を受けた顧客など、関係者に品質イベントの解決を伝えたことを示します。記録が難しく、クローズ後のステータス変更や記録されたコメントから推定する場合があります。
重要な理由

「関係者への通知遅延」の重要業績評価指標(KPI)に欠かせません。問題の解決後も、顧客満足度と社内の透明性を保つため、速やかな連絡が重要です。

入手先

自動での記録が難しいことがよくあります。「Notification Sent」などのステータスや、アクティビティまたはコメントのフィールドから推定できますが、抽出には個別のロジックが必要です。

記録

特定のステータス変更、またはアクティビティログのテキストマイニングから推定します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

データ抽出ガイド

Oracle品質管理からデータを取得する方法

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