リードから入金までのデータテンプレート

SAP Sales Cloud
リードから入金までのデータテンプレート

リードから入金までのデータテンプレート

このテンプレートでは、リードから入金までのプロセスを分析するために必要なデータの収集方法を順を追って説明します。詳細なイベントログの作成に必要な属性とアクティビティをまとめ、SAP Sales Cloudからデータを抽出する手順も紹介します。プロセスマイニングを始める際にお役立てください。
  • 収集を推奨する属性
  • 追跡する主要なアクティビティ
  • SAP Sales Cloudからのデータ抽出手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

リードから入金までの属性

SAP Sales Cloudでリードから入金までのプロセスを詳しく分析するために、イベントログへの追加を推奨するデータ項目です。
3 必須 6 推奨 8 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
プロセス内の特定の時点で発生した業務アクティビティまたはイベントの名前です。
説明

アクティビティ名は、「Lead Qualified」「Quote Created」「Payment Received」など、リードから入金までのプロセスにおける特定のステップやイベントを表します。これらのイベントが、各営業案件のプロセスフローを構成する一連のアクションとなります。

こうしたアクティビティの分析は、プロセスマイニングの中核です。プロセスマップの可視化、ステップ間のボトルネックの特定、プロセス経路ごとの発生頻度の測定を通じて、営業プロセスが実際にどのように進んでいるかを明らかにします。

重要な理由

この属性はプロセスマップの各ステップを定義するもので、プロセスフローの可視化と分析に欠かせません。

入手先

SAP Sales Cloud内のビジネスオブジェクトのステータス変更、文書の作成イベント、またはトランザクションログに記録された特定のユーザー操作から取得します。

例
リード登録営業案件の作成見積書の顧客への送付入金確認
イベント発生時刻
EventTime
特定のアクティビティまたはイベントが発生した日時です。
説明

イベント発生時刻には、アクティビティが完了した正確な日時が記録されます。この時刻データは、プロセスの各ステップがいつ行われ、どれくらいかかったかを把握するうえで欠かせません。プロセスフローを構築するための時系列情報にもなります。

プロセス分析では、タイムスタンプを使ってアクティビティ間のサイクルタイムや営業プロセス全体の所要時間を算出し、遅延やボトルネックを特定します。時系列で分析すると、プロセスの実績の傾向も把握できます。

重要な理由

イベントを時系列に並べるために必要な情報です。サイクルタイムの分析やボトルネックの特定など、時間に基づくすべての分析に使います。

入手先

SAP Sales CloudのLead、Opportunity、Quote、Sales Orderなどのビジネスオブジェクトにある「Creation Date」または「Last Changed Date」項目から取得できます。

例
2023-04-15T10:30:00Z2023-05-02T14:00:00Z2023-06-20T09:15:00Z
営業案件
SalesOpportunityId
営業案件を一意に識別するIDで、リードから入金までのプロセスにおける主なケース識別子です。
説明

Sales Opportunity IDは、リードとして登録された時点から受注または失注が確定するまで、各営業案件を一意に識別します。リードの選別、見積書の作成、受注処理、入金など、関連するすべてのアクティビティを結び付ける中心的なIDです。

プロセスマイニング分析では、このIDを使って各営業案件の全体的な経過を再構成します。すべてのイベントを関連付けることで、営業案件ごとのプロセスバリアント、サイクルタイム、コンバージョン率を分析できます。

重要な理由

プロセス内のすべてのアクティビティを結び付け、各営業案件のライフサイクル全体を追跡するための重要なケースIDです。

入手先

SAP Sales CloudのOpportunityビジネスオブジェクトの主キーです。

例
OP-8000123456OP-8000123457OP-8000123458
リードソース
LeadSource
最初のリードを獲得したマーケティングチャネルまたは流入元です。
説明

リードソースは、ウェブフォーム、展示会、パートナーからの紹介など、見込み顧客を最初にどのように見つけたかを示します。通常、リードの作成時に記録されます。

この属性は「ソース別リードコンバージョン率」ダッシュボードに欠かせません。この切り口で分析すると、マーケティングチームと営業チームは、どのチャネルから価値の高いリードを獲得できているかを把握し、リソースの配分やキャンペーンの改善に役立てられます。

重要な理由

マーケティングチャネルごとの効果を測定し、リード獲得施策を改善するために必要です。

入手先

SAP Sales CloudのLeadおよびOpportunityビジネスオブジェクトにあります。項目名は「Source」または「Origin」の場合がよくあります。

例
ウェビナーパートナーからの紹介展示会ウェブサイトからの問い合わせ
値引率
DiscountPercentage
見積または受注に適用された値引率です。
説明

この属性は、通常、見積または受注の段階で営業案件に適用された値引きの割合を表します。定価に対する割合で示します。

財務実績や営業規律を分析するうえで重要な指標です。「値引きの分布」ダッシュボードでは、この属性を使って営業担当者や製品ごとの値引き状況を確認できます。また、「値引き承認のコンプライアンス」重要業績評価指標(KPI)にも使われ、大幅な値引きが適切な承認ワークフローに従っているかを確認できます。

重要な理由

価格戦略や営業チームの値引き状況、値引きが収益性に与える影響を分析するうえで役立ちます。

入手先

SAP Sales Cloudの関連する見積または受注ビジネスオブジェクトに含まれる価格要素から算出します。

例
0.050.100.25
受注金額
SalesOrderAmount
営業案件に紐づく受注伝票の合計金額です。
説明

この属性は、商談の受注が確定し、受注伝票が作成された時点で販売する商品やサービスの合計金額を表します。営業プロセスが成功裏に完了したことで得られる売上を示します。

受注金額は、分析における重要な財務指標です。商談を金額規模(小規模、中規模、大規模など)で分類し、規模によってプロセスの進み方に違いがあるかを確認できます。また、受注率などの重要業績評価指標(KPI)を分析する際に、受注した商談と失注した商談の合計金額を比較するための基準にもなります。

重要な理由

財務面からプロセスを捉え、営業サイクルや結果を金額に基づいて分析できます。

入手先

SAP Sales Cloudの関連する受注ビジネスオブジェクトにある「合計正味金額」フィールドから取得します。

例
50000.00125000.507800.00
営業担当者
SalesRepresentative
営業案件を担当する従業員です。
説明

この属性は、リードまたは営業案件を担当するユーザーや従業員を示します。顧客との主な窓口となり、営業パイプラインで案件を進める役割を担うことがよくあります。

分析では、営業担当者が実績を比較するための重要な切り口になります。個人、チーム、地域ごとに営業サイクルの期間、受注率、プロセスルールへの準拠状況を評価し、優れた実績や指導が必要な領域を特定できます。

重要な理由

従業員ごとの実績を分析し、営業担当者への指導機会や優れた取り組みを特定できます。

入手先

SAP Sales CloudのOpportunityまたはLeadビジネスオブジェクトにある「Owner」または「Employee Responsible」の担当者ロールに紐づきます。

例
John SmithMaria GarciaChen Wei
営業案件のステータス
OpportunityStatus
「Open」「Won」「Lost」など、営業案件の現在の状態または結果です。
説明

この属性は、特定の時点における営業案件全体のステータスを示します。案件が進行中なのか、受注に至ったのか、競合他社に敗れた、または別の理由で失注したのかを確認できます。

最終ステータスの分析は、営業案件の受注率などの重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。受注に至った経路だけに絞って分析したり、失注につながりやすいプロセスのパターンを調べたりすることもできます。

重要な理由

ケースの結果を示す属性です。受注率と失注率の算出や、受注案件と失注案件のプロセス経路の分析に欠かせません。

入手先

SAP Sales CloudのOpportunityビジネスオブジェクトにある「Status」項目です。

例
進行中処理中受注失注停止
製品カテゴリー
ProductCategory
営業案件で販売する製品またはサービスのカテゴリーです。
説明

製品カテゴリーは、営業案件に含まれる個々の製品やサービスを「ハードウェア」「ソフトウェア」「コンサルティングサービス」などの大きな分類にまとめたものです。多数の製品を扱う場合も、分析しやすくなります。

製品カテゴリー別の分析は、提供する製品やサービスの種類によって営業プロセスがどう異なるかを把握するうえで役立ちます。「値引きの分布」や「受注処理の効率」などのダッシュボードで、カテゴリーによって値引き率や納品までの期間に違いがあるかを確認できます。

重要な理由

販売する製品やサービスの種類ごとにプロセスの違いを分析できます。種類によって営業サイクルが大きく異なる場合の比較に役立ちます。

入手先

SAP Sales Cloudで、見積または受注の明細に関連付けられた製品マスターデータから取得します。

例
ソフトウェアライセンスハードウェアプロフェッショナルサービスサポート契約
ソースシステム
SourceSystem
データの取得元となるシステムを示します。
説明

この属性は、イベントデータが生成されたソースアプリケーションを示します。このプロセスでは通常「SAP Sales Cloud」ですが、リード登録に使うマーケティングオートメーションプラットフォームなど、連携先のシステムが含まれる場合もあります。

複数のシステムを使う環境では、データの流れを把握し、データ連携の問題を調査するうえで重要な属性です。各情報の取得元を明確にしたうえで分析できます。

重要な理由

連携環境でデータの取得元を区別し、分析時にデータの流れとコンテキストを明確にできます。

入手先

通常は、データ抽出時にレコードの取得元を示す固定値として追加します。

例
SAP Sales CloudSAP C4CSSC_PROD_100
最終データ更新日時
LastDataUpdate
ソースシステムからデータを最後に抽出または更新した日時です。
説明

この属性は、イベントログのデータが最後に更新された日時を示します。分析対象のデータがどの程度新しいかを把握するための情報であり、分析結果が現在の業務にどの程度当てはまるかを判断する際に役立ちます。

プロセス分析では、データの新しさを把握することが欠かせません。分析結果が現在の業務を反映しているのか、過去の期間を対象としているのかがわかり、結果に基づく意思決定に役立ちます。

重要な理由

データの新しさを把握できるため、最新の情報に基づいて分析や意思決定を行えます。

入手先

データ抽出・変換(ETL)の処理時に追加されるメタデータのタイムスタンプです。

例
2024-07-20T02:00:00Z2024-07-21T02:00:00Z
営業組織
SalesOrganization
販売を担当する組織単位です。
説明

営業組織は、販売取引を担当する会社内の特定の部門、事業部、またはチームを表します。SAPの企業構造を構成する重要な要素です。

この属性を使うと、事業の各部門に分けて分析できます。事業部門や営業部門ごとにプロセスの実績、受注率、サイクルタイムを比較し、組織全体の効率を把握できます。

重要な理由

事業部門や会社の各部門を横断して、実績の比較やプロセス分析を行えます。

入手先

SAP Sales Cloudの商談または受注に設定される、主要な組織割り当て項目です。

例
US01DE01北部法人営業
地域
Region
顧客または営業チームが所在する地理的な地域です。
説明

地域は、営業案件に割り当てられた地理的な範囲を表します。顧客の所在地や営業組織の構成に基づいて設定され、国、州、または独自に定義した営業区域などが該当します。

地域は、分析対象を分類するうえで重要な属性です。「商談受注率の実績」ダッシュボードで地域ごとの実績を比較するために使います。地域によるプロセス効率、市場での成果、営業戦略の違いを把握できます。

重要な理由

地域ごとの受注率、サイクルタイム、プロセスの実行状況を比較し、営業実績の違いを地理的な観点から分析できます。

入手先

通常は、顧客の住所またはSAP Sales Cloudで営業案件に割り当てられた営業組織から取得します。

例
北米欧州・中東・アフリカアジア太平洋中南米
手戻りあり
IsReworked
アクティビティまたはケースで手戻りが発生したかを示すフラグです。
説明

プロセス内で手戻りが検出されると、この真偽値フラグがtrueになります。たとえば、受注の作成後に内容が変更された場合や、見積が何度も修正された場合が該当します。アクティビティの順序を分析して判定します。

この計算属性は、プロセスの非効率を定量化するうえで重要です。「受注の手戻り頻度」ダッシュボードと「受注の手戻り率」重要業績評価指標(KPI)を支え、複雑なパターン照合を行わずに手戻りのケースを絞り込み、件数を数えられます。

重要な理由

手戻りが発生したケースにフラグを付けてプロセスの非効率を直接定量化し、手戻りの頻度や原因を分析しやすくします。

入手先

この属性はソースシステムにはありません。データ変換時に、アクティビティの繰り返し(例:「受注作成」の後に「受注の手戻り」が発生)を検出して算出します。

例
truefalse
支払条件
PaymentTerms
「30日後払い」や「60日後払い」など、合意した支払条件です。
説明

支払条件は、商品やサービスの代金を顧客がいつ支払うかを定めるものです。受注または契約の段階で設定され、請求書の支払期日に反映されます。

「入金サイクルタイム」ダッシュボードの分析に欠かせない属性です。支払条件ごとに分類することで、顧客が合意した期日どおりに支払っているか、また、どの条件が入金サイクルの長期化や短縮に関係しているかを確認できます。

重要な理由

入金状況を分析する際の背景情報となり、遅延が顧客の支払行動によるものか、支払条件が緩やかなことによるものかを見極めるのに役立ちます。

入手先

SAP Sales Cloudの受注または顧客マスターデータにあります。

例
30日後払い60日後払い受領時払い
配送方法
ShippingMethod
商品を顧客に届けるために使用する方法です。
説明

この属性は、注文の配送方法を表します。「陸送」「航空貨物」「デジタル納品」などが該当し、物理的な商品を扱うプロセスで重要です。

「受注処理の効率」ダッシュボードでは、配送方法によって処理時間に違いがあるかを分析できます。特定の物流経路における非効率の発見や、顧客への納期案内の精度向上に役立ちます。

重要な理由

物流経路ごとに納品実績を分類し、受注処理におけるボトルネックの特定に役立てます。

入手先

通常、SAP Sales Cloudの受注ビジネスオブジェクトにある明細またはヘッダーに設定されています。

例
陸送翌日航空便デジタルダウンロード貨物輸送
顧客名
CustomerName
営業案件に関連する企業または個人の名前です。
説明

この属性は、営業案件の見込み顧客を示し、営業プロセスをシステム内の特定の取引先に紐づけます。

顧客別に分析すると、顧客を中心に営業プロセスを把握できます。営業サイクルが長い顧客や手戻りが多い顧客を特定できるほか、顧客別の「入金回収サイクルタイム」などの重要業績評価指標(KPI)の分析にも役立ちます。

重要な理由

顧客ごとの営業サイクルや支払いの傾向を把握するための分析に役立ちます。

入手先

SAP Sales CloudのOpportunityビジネスオブジェクトにある「Account」または「Prospect」の担当者ロールに紐づきます。

例
Global Tech Inc.Innovate Solutions Ltd.Dynamic Corp
必須 推奨 任意

リードから入金までのアクティビティ

リードから入金までのプロセスを正確に把握・分析するために、イベントログに記録する主要なステップとマイルストーンです。
7 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
入金確認
顧客からの入金が確認され、処理が完了したことを示すアクティビティです。通常は外部の財務システムやERPから情報を取得し、SAP Sales Cloudの請求書または受注伝票のステータスを更新します。
重要な理由

リードから入金までのプロセスにおける、価値実現の最終段階です。請求から入金までの「入金回収サイクルタイム」を測定すると、キャッシュフローの管理や売掛金回収の状況を評価できます。

入手先

InvoiceまたはSales Orderオブジェクトのステータスが「Paid」または「Cleared」に変更されたことから推定します。このデータは外部の財務システムから取得します。

記録

Invoiceのステータスが「Paid」または「Cleared」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
受注伝票の作成
正式な受注伝票が作成されたことを示すアクティビティです。納品と請求を開始するための社内文書で、ユーザーがSales Orderオブジェクトを作成し、親となるOpportunityに紐づけたときに明示的に記録されます。
重要な理由

営業から業務部門への重要な引き継ぎ点です。「Opportunity Won」から「Sales Order Created」までの時間を分析すると社内の遅延を把握でき、この時点以降の手戻りを追跡するとデータ品質の問題が見つかります。

入手先

Opportunityに紐づくSales Orderビジネスオブジェクトの作成日時に該当します。

記録

紐づくSales Orderレコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
営業案件の作成
営業案件が正式に開始したことを示し、選別済みのリードが具体的な営業案件に移行した時点を表します。Opportunityビジネスオブジェクトの作成時にシステムで明示的に記録され、元のリードのデータが引き継がれることもあります。
重要な理由

営業サイクル分析の主な起点となる重要なアクティビティです。案件が具体化した時点から、営業サイクルの期間、案件の受注率、営業チームの実績を測定できます。

入手先

SAP Sales CloudのOpportunityビジネスオブジェクトの作成日時に該当します。

記録

Opportunityレコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
営業案件の受注
案件が成立し、組織が受注したことを示すアクティビティです。ユーザーがOpportunityのステータスを「Won」に変更すると記録されます。これはシステム上の標準的な明示操作です。
重要な理由

受注率や営業実績を測定する重要な節目です。受注後の受注処理や納品などのプロセス開始につながることが多く、リードから入金までのプロセスにおける重要な移行点となります。

入手先

Opportunityビジネスオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。ステータスが「Won」に更新された日時です。

記録

Opportunityオブジェクトのステータスが「Won」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
営業案件の受注確定
受注処理や納品など、後続のアクティビティがすべて完了した後に、受注案件が最終状態になったことを示します。ユーザーがOpportunityのステータスを最終状態の「Closed」に変更し、理由として「Won」を指定したときに記録されます。
重要な理由

プロセスマイニング分析における受注案件の最終地点となり、受注したすべての案件について営業サイクル全体の期間を算出できます。プロセスの終了を明確に特定できます。

入手先

Opportunityオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。ステータスが「Closed」に更新され、理由が「Won」となった日時を確認します。

記録

理由コードが「Won」の状態でステータスが「Closed」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
営業案件の失注確定
競合他社に敗れた、または顧客が購入を見送ったことで、営業案件が失注に終わったことを示します。ユーザーがOpportunityのステータスを「Lost」または「Closed Lost」に変更したときに記録されます。
重要な理由

営業戦略の改善には、案件を失注した時期と理由の分析が欠かせません。失注を終点として分析することで、失注案件が平均してどのステージで停滞するか、よくある失注理由は何かを把握できます。

入手先

Opportunityビジネスオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。ステータスが「Lost」または「Closed Lost」に更新された日時です。

記録

Opportunityオブジェクトのステータスが「Lost」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
見積書の顧客への送付
正式な見積書を顧客に提出し、確認を依頼した時点を示すアクティビティです。通常は、Sales Quoteオブジェクトのステータスが「In Preparation」から「Sent」や「Proposed」に変わったことから推定します。
重要な理由

顧客との交渉や意思決定にかかる時間の計測を始める重要な節目です。このイベントから見積もりの承諾までの期間を分析すると、案件の進捗速度や交渉上のボトルネックを把握できます。

入手先

Sales Quoteビジネスオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。送付済みを示す値にステータスが更新された日時を確認します。

記録

Sales Quoteオブジェクトのステータスが「Sent」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
ソリューションの提示
見込み顧客にソリューション案や製品構成を提示したことを示すアクティビティです。通常は、Opportunityオブジェクトの営業ステージやステータスが「Proposal」や「Solution Design」などに変わったことから推定します。
重要な理由

このステージの所要時間や見積もり段階への移行を分析すると、ソリューション提案プロセスのボトルネックを特定できます。最初の接点から具体的な提案に至るまでの期間も把握できます。

入手先

Opportunityオブジェクトの変更ログまたはステータス履歴から推定します。営業ステージが「Solution Proposed」や「Value Proposition」などに更新された日時を確認します。

記録

提案を示す内容にOpportunityの営業ステージ項目が変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
リード登録
SAP Sales Cloudにリードのレコードが初めて作成されたことを示すアクティビティです。見込み顧客からの最初の接点や関心を表し、通常はウェブフォーム、リストのインポート、またはユーザーによる手入力で登録されます。
重要な理由

このイベントを追跡すると、リードソースごとの効果を分析し、リード獲得数全体を測定できます。また、リードのコンバージョン率を算出し、営業ファネルの初期段階を把握する際の起点になります。

入手先

このイベントは、Leadビジネスオブジェクトの作成日時から取得します。リードソースは通常、同じオブジェクトの属性として記録されています。

記録

Leadレコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
リード選別完了
リードの確認が完了し、有望な営業見込み客として扱う基準を満たした時点を示します。通常は、ユーザーがLeadのステータスを「Qualified」などに手動で変更したときに記録され、コンバージョンに進める状態になったことを表します。
重要な理由

このアクティビティにより、未選別のリードと有望な見込み客を区別し、選別プロセスの効率を分析できます。さまざまなソースから得たリードの質を評価し、リード登録から営業活動開始までのボトルネックを特定するのにも役立ちます。

入手先

Leadビジネスオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。ステータス項目が「Qualified」に更新された日時を確認します。

記録

Leadオブジェクトのステータスが「Qualified」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
受注伝票の手戻り
受注伝票の提出後に変更や修正が行われたことを示します。「Submitted」から「In Process」や「Pending Revision」に戻るなど、受注伝票のステータスがループしていることを検出して推定します。
重要な理由

手戻りを特定すると、プロセスの非効率、データ入力ミス、営業と業務部門の連携不足を明らかにできます。手戻りが頻繁に発生している場合は、遅延やコスト増につながる品質上の問題が考えられます。

入手先

Sales Orderオブジェクトのステータス変更履歴から推定します。ステータスが前の段階に戻る動きやループを特定するため、変更の順序を分析します。

記録

「Submitted」から「In Process」への変更など、ループを示すステータス遷移を検出します。

イベントタイプ inferred
受注品の納品完了
製品が出荷された、またはサービスが顧客に提供されたことを示すアクティビティです。ERPや物流システムとの連携を通じて記録されることが多く、SAP Sales CloudのSales Orderのステータスが更新されます。
重要な理由

プロセスにおける納品段階の完了を示します。「Sales Order Created」から「Order Fulfilled」までの時間を測定すると、受注品の納品効率と顧客満足度への影響を把握できます。

入手先

通常は、Sales Orderオブジェクトのステータスが「Fulfilled」や「Shipped」に変わったことから推定します。外部システムとの連携によってステータスが更新されることがよくあります。

記録

Sales Orderのステータスが「Fulfilled」または「Delivered」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
見積書の作成
営業案件に紐づく正式な見積書が作成されたことを示します。顧客への送付前に行う社内ステップで、ユーザーが新しいQuoteレコードを作成したときに明示的に記録されます。
重要な理由

このアクティビティにより、社内での準備期間と、顧客が見積書を受け取ってからの期間を区別できます。見積書作成の効率や、営業担当者が価格を提示するまでにかかる時間の分析に役立ちます。

入手先

Opportunityに紐づくSales Quoteビジネスオブジェクトの作成日時です。

記録

紐づくSales Quoteレコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
請求書の作成
顧客向け請求書の作成を示し、プロセスの最終的な財務段階が始まったことを表します。SAP Sales Cloud内のInvoiceオブジェクトの作成時に記録する場合もありますが、多くの場合は連携先の請求システムから取得します。
重要な理由

このアクティビティをきっかけに入金回収が始まります。請求書の作成が遅れるとキャッシュフローに直接影響するため、納品から請求までの時間を監視することが財務状況の把握に欠かせません。

入手先

Sales Orderに紐づくInvoiceビジネスオブジェクトの作成日時、または外部ERPからの更新情報を使用できます。取得元はシステム構成によって異なります。

記録

Invoiceレコードの作成日、または連携先ERPのアクティビティログを使用します。

イベントタイプ explicit
顧客による見積もりの承諾
顧客が見積もりの条件に正式または非公式に同意したことを示します。通常は、営業担当者がSales QuoteまたはOpportunityオブジェクトのステータスを手動で更新して記録します。
重要な理由

購入意欲を示す強いサインであり、契約の確定や受注の前にある重要な節目です。提案の効果や顧客の意思決定にかかる期間を測定できます。

入手先

Sales Quoteオブジェクトのステータスが「Accepted」に変更されたこと、または紐づくOpportunityオブジェクトの同様のステータス変更から推定します。

記録

Sales Quoteのステータスが「Accepted」に変更された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

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