採用・人材獲得のデータテンプレート

SAP SuccessFactors Recruiting
採用・人材獲得のデータテンプレート

採用・人材獲得のデータテンプレート

このテンプレートでは、SAP SuccessFactors Recruitingから収集する必要があるデータ項目とプロセスの手順をわかりやすく説明します。プロセスマイニング分析に向けたデータの準備にお役立てください。推奨される属性や主要なアクティビティに加え、データ抽出の手順も確認できます。
  • 収集を推奨する属性
  • 追跡する主要なアクティビティ
  • データ抽出の手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

採用・人材獲得の属性

採用・人材獲得プロセスを詳しく分析するために、イベントログに含める必要があるデータ項目です。
3 必須 8 推奨 9 任意
名前 説明
求人応募
JobApplication
特定の求人申請に対する候補者の応募を識別する一意のIDです。
説明

求人応募IDは、採用プロセスにおける主要な案件識別子です。応募の提出から、書類選考、面接、オファー、最終的な採用決定まで、候補者1人の選考過程を追跡します。応募ごとに個別の案件として扱うため、候補者体験や求人ごとのプロセス効率を詳しく分析できます。

プロセスマイニングでは、求人応募IDを使って分析することで、候補者一人ひとりの選考経路を最初から最後まで把握できます。ボトルネックや標準プロセスからの逸脱、応募1件の処理にかかった全体時間を特定できます。案件単位の分析を支える基本的な属性です。

重要な理由

候補者ごとの選考過程を一意に識別できるため、応募から最終決定までのプロセスを一貫して分析できます。

入手先

通常、SAP SuccessFactors Recruitingの求人応募エンティティにおける主キーです。JobApplication OData APIから取得できます。

例
APP-0012345APP-0012346APP-0012347
アクティビティ
ActivityName
採用プロセスで発生した個々の手順やイベントの名前です。
説明

アクティビティは、「応募の受領」「面接の設定」「オファーの提示」など、採用プロセスにおける個別の段階やアクションを表します。これらのイベントを時系列に記録し、求人応募1件のプロセスを構成する一連のアクションを把握します。

プロセスマイニングでは、アクティビティの順序をもとにプロセスマップを作成し、プロセスのバリアントを可視化して、標準からの逸脱を特定します。どの手順がどの順序で、どのくらいの頻度で行われているかを把握することで、非効率な点やコンプライアンス上の問題を見つけやすくなります。

重要な理由

プロセスの各手順を定義し、採用ワークフローの可視化と分析を可能にします。

入手先

通常、求人応募オブジェクトのステータス変更、またはSAP SuccessFactors Recruiting内の個別のイベントログから取得します。

例
応募書類の選考面接の実施オファーの承諾候補者の採用
開始時刻
EventTimestamp
採用アクティビティが発生した正確な日時です。
説明

この属性には、プロセス内の各アクティビティの日時が記録され、イベントの発生順序を把握できます。採用プロセスの所要時間、待ち時間、サイクルタイム全体の算出に欠かせません。

この日時は、プロセスマイニングにおける時間ベースの分析の基礎となります。アクティビティ間の所要時間の算出、遅延の特定、SLAに対する実績の測定、プロセスの時間的な動きの把握に使います。正確な日時がなければ、プロセス効率の分析や時間に関するボトルネックの発見はできません。

重要な理由

サイクルタイムの算出、遅延の特定、プロセス実績の分析に必要な時系列データを提供します。

入手先

通常、求人応募エンティティの作成日、またはステータス変更に関連付けられた最終更新日です。

例
2023-04-15T10:30:00Z2023-04-22T14:00:00Z2023-05-01T11:45:00Z
候補者ID
CandidateId
求人に応募した個人を識別する一意のIDです。
説明

候補者IDは、応募した求人の数にかかわらず、人材プール内の個人を一意に識別します。候補者の履歴や企業とのやり取りを継続的に追跡できます。

分析では、複数回応募する候補者の傾向を把握し、候補者ごとの視点からプロセスを確認できます。あるポジションで不採用となった候補者が別のポジションで採用されたかを確認したり、複数の応募を通じた個人の体験を分析したりできます。

重要な理由

複数の応募にわたって候補者を追跡し、企業とのやり取りを全体的に把握できます。

入手先

SAP SuccessFactors RecruitingのCandidateエンティティで利用でき、JobApplicationエンティティに関連付けられています。

例
CAND-9876CAND-9877CAND-9878
応募ステータス
ApplicationStatus
応募の現在または最終的なステータスです。「採用」「不採用」「辞退」などがあります。
説明

この属性は、各時点での応募結果を示します。最終ステータスは、採用プロセスが成功したかどうかを示すため、特に重要です。

応募ステータスは、結果分析やファネルの転換率を把握するうえで欠かせません。各段階で「進行中」から「不採用」などの終了ステータスに移った候補者の数を追跡し、「段階別の候補者離脱率」KPIを算出できます。また、採用に至ったプロセスに絞り込んで、優れた取り組みを分析する際にも役立ちます。

重要な理由

プロセスの結果を示すため、離脱率の算出や採用プロセスの成功状況の分析に欠かせません。

入手先

JobApplicationエンティティの主要項目で、応募が選考プロセスのどの段階にあるかを示します。

例
採用済み企業による不採用候補者による辞退オファー辞退
応募経路
ApplicationSource
候補者が応募を提出した経路です。
説明

この属性は、応募がどこから来たかを示します。たとえば、企業の採用ページ、LinkedIn、社員紹介、採用エージェンシーなどです。採用経路ごとの効果を評価する際に役立ちます。

分析では、応募経路ごとの候補者の質や人数を測定します。応募経路と採用実績を関連付けることで、「応募経路の効果」KPIを算出できます。採用マーケティングの費用配分を見直し、効果の高い経路に注力するための判断材料になります。

重要な理由

採用経路ごとの効果を測定し、人材獲得の方針や予算を見直す際に役立ちます。

入手先

候補者の応募時に記録され、JobApplicationまたはCandidateエンティティで確認できます。

例
会社のウェブサイトLinkedIn社員紹介Indeed
採用マネージャー
HiringManager
採用する職務の採用マネージャーの名前またはIDです。
説明

採用マネージャーは最終的な採用判断を下す担当者であり、プロセスにおける重要な関係者です。フィードバックの提出やオファーの承認など、その対応によってプロセスの所要期間が大きく変わることがあります。

この属性を使うと、フィードバックの提出やオファーの承認が遅れるなど、特定の採用マネージャーに起因する遅延を特定できます。採用マネージャーごとにプロセスのバリアントを分析すれば、組織内で面接プロセスの進め方にばらつきがあるかどうかも確認できます。

重要な理由

ボトルネックにつながる可能性のある重要な関係者を特定し、承認やフィードバックの遅れを分析できます。

入手先

SAP SuccessFactors RecruitingのJobRequisitionエンティティに標準で用意されている項目です。

例
アリス・ウィリアムズロバート・ブラウンチャールズ・デイビス
採用担当者
Recruiter
求人応募または求人申請を担当する採用担当者の名前またはIDです。
説明

この属性は、求人申請の採用プロセスを管理する主担当の採用担当者を示します。プロセスに関わる重要なリソースです。

採用担当者ごとにプロセスを分析すると、パフォーマンスの評価や業務量の管理に役立ちます。採用までの期間が最も短い担当者は誰か、業務量は均等に分配されているか、特定の担当者がプロセスの手順を繰り返し省略していないか、といった点を確認できます。この属性は、「採用担当者のパフォーマンスと業務量」ダッシュボードや「採用担当者の業務量偏り指数」KPIの分析に直接役立ちます。

重要な理由

採用担当者ごとのパフォーマンスや業務量の分布を把握し、優れた取り組みや研修の必要性を特定できます。

入手先

通常はJobRequisitionエンティティに保存され、担当する採用担当者を示します。

例
ジョン・スミスジェーン・ドウエミリー・ジョーンズ
求人申請ID
JobRequisitionId
募集する求人またはポジションを識別する一意のIDです。
説明

求人申請IDは、複数の求人応募を1つの採用案件に関連付けます。ポジションを埋めるための正式な申請を表し、職種名、部門、勤務地などの情報を含みます。

求人申請IDで分析すると、1つの求人に対する候補者全体を把握できます。求人掲載の効果を確認したり、同じ役割に応募した候補者の選考過程を比較したり、「採用までの期間」などの指標を算出したりする際に役立ちます。

重要な理由

1つの求人に対するすべての応募をまとめ、特定のポジションにおける候補者ファネル全体を分析できます。

入手先

SAP SuccessFactors RecruitingのJobRequisitionエンティティにある主要項目で、JobApplicationエンティティに関連付けられています。

例
REQ-2023-101REQ-2023-102REQ-2023-103
職種名
JobTitle
候補者が応募したポジションの名称です。
説明

この属性は、採用する役割を示します。例として「ソフトウェアエンジニア」や「プロジェクトマネージャー」があります。採用プロセスを分類・比較するうえで重要な項目です。

職種名ごとに分析すると、役割によって採用サイクルが異なるかを把握できます。たとえば、技術職では事務職より面接の段階が多い場合があります。「重要な役割の採用までの期間」などの重要業績評価指標(KPI)の算出や、役割ごとのボトルネックの特定にも欠かせません。

重要な理由

役割ごとの採用プロセスを比較し、職種特有のボトルネックや違いを特定できます。

入手先

JobApplicationに関連付けられたJobRequisitionエンティティの項目です。

例
シニアソフトウェアエンジニアプロダクトマネージャーデータアナリスト
部門
Department
職務が属する部門または事業部門です。
説明

この属性は、新しい採用者を受け入れる組織単位を示します。たとえば、「エンジニアリング」「マーケティング」「財務」などです。

部門は、根本原因を分析するうえで重要な切り口です。組織内の部門ごとにプロセスのパフォーマンスを比較し、採用期間が長い部門を特定したり、プロセス逸脱が特定の事業部門に集中しているかを確認したりできます。部門別のパフォーマンスを示すダッシュボードの作成にも役立ちます。

重要な理由

事業部門ごとのパフォーマンスを比較し、部門固有のプロセス上の問題を特定できます。

入手先

この項目はJobRequisitionエンティティの一部で、組織構造のデータに関連付けられています。

例
研究開発営業人事
オファーが承諾されたかどうか
IsOfferAccepted
候補者が求人オファーを承諾したかどうかを示す計算フラグです。
説明

これは、結果分析を簡単にするための派生真偽値属性です。通常、応募の最終ステータスが「オファー承諾」または「採用」の場合は「true」に設定され、「オファー辞退」や「辞退」を含むそれ以外の場合は「false」に設定されます。

この属性を使うと、オファー承諾率に関するダッシュボードやKPIを簡単に作成できます。職務名や部門などの要因とオファー承諾率の高低との関連を分析するため、データの絞り込みや集計にも利用できます。

重要な理由

オファー承諾率の分析を簡単にし、オファーの承諾に関係する要因の特定に役立ちます。

入手先

これはソースシステムの項目ではありません。データ変換時に「ApplicationStatus」項目から算出します。

例
truefalse
オファー金額
OfferAmount
候補者に提示した給与額です。
説明

この属性には、求人オファーで提示した給与額が記録されます。採用プロセスの最終段階で重要な情報です。

オファー金額を分析すると、「オファー交渉の所要期間」を把握する際の参考になります。交渉に平均より時間がかかる場合、職務の給与レンジの下限に近い金額を提示していることが関係している可能性があります。また、職務や部門ごとの報酬の競争力も分析できます。

重要な理由

オファー交渉にかかる期間の背景を把握し、報酬方針や競争力を分析できます。

入手先

このデータは、JobApplicationに関連付けられたOffer DetailsまたはOffer Approvalエンティティに保存されます。

例
8500012000095500
ソースシステム
SourceSystem
採用データの抽出元となるシステムです。
説明

この属性はデータの取得元を示します。複数のシステムからデータを取得する環境では特に重要です。このプロセスでは、通常「SAP SuccessFactors Recruiting」が該当します。

分析では、データの来歴を確認するために使います。複数の採用プラットフォームを使用している場合は、データの絞り込みや分類にも利用できます。データガバナンスや問題の調査に必要なコンテキストを提供します。

重要な理由

データの取得元を確認できるため、データガバナンス、検証、複数システムを利用する環境で重要です。

入手先

レコードの取得元を示す固定値です。データ抽出時に追加します。

例
SAP SuccessFactors RecruitingSFSF-RCM-PROD
不採用理由
RejectionReason
候補者の応募を不採用とした際に記録される理由です。
説明

応募のステータスが「不採用」に変更されると、多くの場合、その理由が記録されます。資格、面接の結果、その他の要因などが該当します。候補者が選考を通過できなかった理由を定性的に把握できます。

この属性は「候補者パイプラインの離脱分析」に役立ちます。離脱率の数値に背景情報を加えることで、根本原因の把握につながります。たとえば、スクリーニング段階で「基本的な応募資格を満たしていない」として不採用になる候補者が多い場合、求人票や応募経路に問題がある可能性があります。

重要な理由

候補者が選考から外れた理由を把握し、求人票や人材獲得経路の問題を特定するのに役立ちます。

入手先

応募のステータスが「不採用」に変更された際に入力されることが多い項目です。

例
応募資格を満たしていないより適した候補者がいた技術評価に不合格企業文化との適合性が低い
最終データ更新日時
LastModifiedDate
ソースシステムでレコードが最後に更新された日時です。
説明

この属性には、SAP SuccessFactorsでイベントまたは案件データが最後に変更された日時が記録されます。データの更新や検証に役立ち、分析に最新の情報が使われていることを確認できます。

データパイプラインでは、差分データの読み込みに欠かせない項目です。前回の更新以降に作成または変更されたレコードだけを抽出できるため、データ更新の効率が向上します。

重要な理由

差分データを効率よく読み込めるほか、分析に最新の情報が使われていることを確認できます。

入手先

SAP SuccessFactors OData APIの多くのエンティティで利用できる「lastModifiedDateTime」などのメタデータ項目に該当します。

例
2023-06-10T09:00:00Z2023-06-11T15:20:00Z
勤務地
Location
職務に関連付けられた地理的な場所またはオフィスです。
説明

この属性は、職務の勤務地となる市区町村、州、国を示します。採用プロセスにおける地域差の分析に使います。

勤務地ごとの分析により、採用までの期間、候補者の離脱率、プロセスのコンプライアンスに地域差があるかを確認できます。こうした情報は、地域ごとの労働市場に合わせた採用方針の検討や、特定の地域における課題や優れた取り組みの特定に役立ちます。

重要な理由

地域ごとのプロセスのパフォーマンスを分析し、地域特有のボトルネックや効率のよい点を把握できます。

入手先

この項目はJobRequisitionエンティティの一部で、職務の勤務地を示します。

例
ニューヨーク州ニューヨーク英国ロンドンドイツ・ベルリン
段階ごとの所要期間
TimeInStage
応募が次の段階に進むまで、特定の段階にとどまった期間です。
説明

この計算指標は、連続する2つのアクティビティ間の時間を測定します。たとえば、応募が「応募書類の審査」段階にとどまってから「電話面接」に進むまでの期間を測定できます。

この属性は、ボトルネックの特定に欠かせません。プロセスの各手順にかかった期間を算出することで、時間がかかっている段階を特定できます。「応募書類審査のサイクルタイム」や「求人申請・オファー承認の遅延」などの分析を含む、多くのダッシュボードで使用されます。

重要な理由

プロセスの各手順にかかった期間を数値化し、遅延の原因となっている段階を特定できます。

入手先

データ変換時に、同じケースにおけるアクティビティのタイムスタンプと直前のアクティビティのタイムスタンプの差を求めて算出します。

例
3日10日1日
社内候補者かどうか
IsInternalCandidate
応募者が既存の従業員かどうかを示すフラグです。
説明

この真偽値属性は、現職の従業員である社内候補者と社外候補者を区別します。社内異動のプロセスは、社外採用とは異なることがよくあります。

このフラグに基づいて分析すると、社内異動と社外採用の両方を把握し、改善するうえで役立ちます。社内採用では、より短く簡略化されたプロセスが適用される場合があります。両者を比較することで、社外採用の効率を高める機会を見つけられます。

重要な理由

手順や所要期間が異なることの多い社内異動と社外採用を分けて分析できます。

入手先

このフラグは通常、CandidateまたはJobApplicationエンティティで確認できます。

例
truefalse
雇用形態
EmploymentType
職務の雇用形態です。フルタイム、パートタイム、契約社員などがあります。
説明

この属性は、雇用条件に基づいて職務を分類します。採用する職務の基本的な特性です。

この属性を切り口にすると、正社員と契約社員の採用プロセスを比較できます。雇用形態によって、手順、所要期間、承認要件が異なる場合があります。分析結果は、雇用形態ごとのプロセスの効率化に役立ちます。

重要な理由

フルタイムと契約社員など、職務の種類ごとにプロセスを分けて分析し、採用方法を見直せます。

入手先

JobRequisitionエンティティに標準で用意されている項目です。

例
フルタイムパートタイム契約社員インターン
必須 推奨 任意

採用・人材獲得のアクティビティ

採用ワークフローを正確に把握するには、イベントログに記録する重要なプロセスのステップとマイルストーンを確認してください。
8 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
オファーの承諾
候補者が正式に求人オファーを承諾した時点で発生します。採用担当者が候補者の回答を受けて応募ステータスを更新した際に記録される、重要な成功の節目です。
重要な理由

選考が成功したことを示し、オファー承諾率の測定に欠かせないアクティビティです。また、オファー後の段階の開始点にもなります。

入手先

求人応募レコードのステータスが「オファー承諾済み」に変わったことから推定します。このステータス変更の日時をイベント時刻として使用します。

記録

応募ステータスが「オファー承諾済み」に更新された日時を追跡します。

イベントタイプ inferred
オファーの提示
正式な求人オファーを候補者に伝えた時点を示します。通常、システム上で応募ステータスが「オファー提示済み」などに更新されたことから推定します。
重要な理由

オファーの交渉と承諾までの期間を測る起点となる重要な節目です。この時点から「オファー承諾」までの時間を分析すると、オファー交渉の流れを把握できます。

入手先

求人応募のステータス履歴の変更から推定します。「オファー提示済み」に更新された日時がイベント時刻になります。

記録

応募ステータスが「オファー提示済み」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
候補者の採用
求人応募における採用プロセスが成功裏に完了したことを示します。通常、採用モジュールで最終ステータスが更新されたことから推定します。オンボーディングの完了後、入社日が確定した時点で更新されることがよくあります。
重要な理由

プロセスが成功したことを示す主な終了点です。採用までの期間全体の算出や、採用ファネルの成功率の測定に欠かせません。

入手先

求人応募の最終ステータスが「採用済み」などになったことから推定します。この最終ステータスが更新された日時がイベントを示します。

記録

応募の最終ステータスが「採用済み」に設定された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
応募の不採用
企業が候補者の選考を進めないと決定した場合の、プロセスの不成立を示します。応募に「不採用」や「選考対象外」などの最終ステータスが設定されたことから推定します。
重要な理由

候補者ファネルの離脱分析では、各段階での不採用を追跡することが重要です。候補者が最も多く選考から外れる段階を特定できます。

入手先

採用担当者または採用マネージャーが求人応募のステータスを最終的な不採用状態に変更した日時から推定します。

記録

応募ステータスが最終的な「不採用」に更新された日時を追跡します。

イベントタイプ inferred
応募の受領
求人への応募案件ごとの開始点です。掲載された求人に候補者が応募すると発生します。候補者の応募がシステムに正常に作成された日時とともに、明示的なイベントとして記録されます。
重要な理由

候補者の選考プロセスの起点となるアクティビティです。採用ファネルや候補者体験の分析に欠かせず、応募書類選考のサイクルタイムを測定する開始点になります。

入手先

SAP SuccessFactorsにおける求人応募レコードの作成日です。応募ごとに固有のIDが割り当てられ、応募日時が記録されます。

記録

メインの求人応募エンティティの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
応募書類の選考
採用担当者または採用マネージャーが候補者の応募書類を初めて確認したことを示します。通常、「新規応募」から「書類選考完了」や「候補者リスト入り」などへのステータス変更から推定します。
重要な理由

初回確認の効率を測定します。この段階で遅延が生じると、候補者体験が損なわれ、有望な応募者を逃す可能性があります。

入手先

求人応募のステータス履歴から推定します。ユーザーが選考後のステータスに変更した日時を記録します。

記録

応募のステータスが初期状態から選考中または候補者リスト入りの状態に変わった日時を追跡します。

イベントタイプ inferred
求人申請の作成
SAP SuccessFactorsで新しい求人申請が作成されると、採用プロセスが正式に始まります。通常、採用マネージャーまたは採用担当者が求人申請フォームを確定して保存した時点で、このイベントが記録されます。
重要な理由

採用までの期間を測定する重要な起点です。このイベントからの経過時間を分析すると、求人の承認や掲載における遅延を特定できます。

入手先

通常、SAP SuccessFactors Recruiting Managementの求人申請オブジェクトの作成日から取得します。求人申請レコードの作成日時をイベント時刻として使用します。

記録

求人応募に関連付けられた求人申請レコードの作成日時を使用します。

イベントタイプ explicit
面接の実施
採用チームとの正式な面接が完了したことを示します。通常、面接後に採用担当者または採用マネージャーが候補者の応募ステータスを更新したことから推定します。
重要な理由

選考における重要な節目です。面接段階間、および面接からオファーまでの所要時間を分析すると、意思決定のボトルネックを特定できます。

入手先

求人応募のステータス履歴から推定します。「面接完了」などの値にステータスが更新された日時をイベント時刻として使用します。

記録

応募ステータスが面接の完了を示す値に更新された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
オファー詳細の入力
候補者にオファーを提示する前の、社内での準備・承認ワークフローを示します。オファーの作成中または承認待ちを示すステータス変更から推定します。
重要な理由

候補者がオファーを検討する時間と、社内のオファー承認にかかる遅延を切り分けて把握できます。オファー承認のサイクルタイムを分析するうえで重要です。

入手先

求人応募のステータス履歴、または関連するオファー承認オブジェクトから推定します。「オファー準備中」「オファー承認待ち」などのステータスを確認します。

記録

応募がオファーの準備中または承認中のステータスに変わった日時を追跡します。

イベントタイプ inferred
オンボーディングの開始
採用プロセスからオンボーディングプロセスへの引き継ぎを示します。候補者がオンボーディングモジュールに移されたとき、またはステータスが「採用準備完了」や「オンボーディング」に更新されたときに記録されます。
重要な理由

採用から従業員のオンボーディングへの移行効率を測定します。引き継ぎに時間がかかると、新入社員の体験を損なう可能性があります。

入手先

通常、候補者データがSAP SuccessFactors Onboardingに移される前の最終的な採用ステータスから推定し、そのステータスが変更された日時を使用します。

記録

ステータスが「採用準備完了」または「オンボーディング開始」に変わった日時を追跡します。

イベントタイプ inferred
バックグラウンドチェックの開始
オファーを承諾した候補者のバックグラウンドチェックが始まったことを示します。「バックグラウンドチェック中」などへの応募ステータスの変更から推定します。
重要な理由

バックグラウンドチェックの開始や完了が遅れると、新入社員の入社日が後ろ倒しになる可能性があります。このアクティビティを追跡すると、オファー後のプロセスを効率化できます。

入手先

求人応募のステータス履歴から推定します。バックグラウンドチェックの開始を示すステータスに更新された日時を記録します。

記録

応募ステータスが「バックグラウンドチェック」に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
フィードバックの提出
面接担当者が面接後に候補者へのフィードバックを提出したことを示します。フィードバックオブジェクトが別途作成される場合は明示的なイベントとして記録され、応募ステータスの変更を伴う場合はその変更から推定できます。
重要な理由

適時のフィードバックは、プロセスのコンプライアンスを守り、採用を迅速に決定するうえで欠かせません。このアクティビティを追跡すると、面接フィードバック提出率を測定できます。

入手先

応募に関連付けられた面接フィードバックまたは評価オブジェクトに、明示的な日時が記録されている場合があります。記録がない場合は、ステータス変更から推定できます。

記録

利用できる場合は、面接フィードバックレコードの作成日時を使用します。記録がない場合は、システムの分析が必要です。

イベントタイプ explicit
候補者による辞退
候補者が自ら選考を辞退した場合の、プロセスの不成立を示します。応募ステータスが「候補者による辞退」などに更新されたことから推定します。
重要な理由

特定の段階で辞退率が高い場合、候補者体験の悪さ、選考の遅さ、または競争力の低いオファーが原因として考えられます。離脱分析に欠かせない指標です。

入手先

求人応募のステータス履歴が辞退を示す状態に更新されたことから推定します。この更新日時をイベント時刻として使用します。

記録

応募ステータスが「辞退」に更新された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
求人の掲載
求人申請が公開され、候補者が応募できるようになった時点を示します。多くの場合、求人申請のステータス変更から推定します。社内または社外の採用サイトで求人が有効になったことを示すステータスです。
重要な理由

この時点を追跡すると、求人が公開されるまでにかかった社内承認の時間を測定できます。ここでの遅延は、採用までの期間全体や、候補者を速やかに集める能力に大きく影響する可能性があります。

入手先

求人申請データのステータス変更から推定します。「掲載済み」「募集中」「アクティブ」などのステータスと、そのステータスが初めて設定された日時を確認します。

記録

求人申請のステータスが、社内または社外への掲載を示す値に変わった日時を特定します。

イベントタイプ inferred
電話面接の実施
候補者との初回電話面接が完了したことを示します。「電話面接合格」や「対面面接へ」など、電話面接の完了を示す値への応募ステータスの変更から推定します。
重要な理由

候補者との最初の直接的なやり取りとなることが多く、適性を見極めるうえで重要な段階です。所要時間を分析すると、採用担当者の業務負荷や効率を把握できます。

入手先

求人応募レコードのステータス変更を追跡して記録します。採用担当者が電話面接後に候補者のステータスを更新した時点でイベントが発生します。

記録

応募ステータスが電話面接の完了を示す値に更新された日時を特定します。

イベントタイプ inferred
面接の設定
候補者との対面またはオンラインの正式な面接が設定された時点で発生します。日程調整ツールとの連携で明示的に記録する方法と、「面接設定済み」などへのステータス変更から推定する方法があります。
重要な理由

候補者と面接担当者の日程調整における遅延を把握できます。日程の確定に時間がかかると、候補者の不満や辞退につながる可能性があります。

入手先

求人応募オブジェクトのステータス変更から推定します。設定によっては、独自の作成日時を持つ面接オブジェクトが明示的に記録されている場合もあります。

記録

応募ステータスが「面接設定済み」に変わった日時を使用します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

データ抽出ガイド

SAP SuccessFactors Recruitingからデータを取得する方法

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