調達から支払いまで(購買依頼)のデータテンプレート

Coupa
調達から支払いまで(購買依頼)のデータテンプレート

調達から支払いまで(購買依頼)のデータテンプレート

このデータテンプレートでは、調達から支払いまでの購買依頼プロセスを分析するために必要な情報を、体系的に収集できます。信頼性の高いイベントログに必要な属性とアクティビティをまとめています。また、Coupaからデータを効率よく抽出する方法もご案内します。
  • 詳細な分析に推奨される属性
  • 記録すべき主要なプロセスアクティビティ
  • データ抽出の手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

調達から支払いまで(購買依頼)の属性

調達から支払いまでの購買依頼プロセスを詳しく分析するために、イベントログに含めることを推奨するデータ項目です。
5 必須 5 推奨 11 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
購買依頼について、ある時点で発生した特定の業務アクティビティまたはイベントの名前です。
説明

この属性には、購買依頼のライフサイクルにおける個々のステップが記録されます。例として、「購買依頼の作成」「承認ステップの承認」「購買依頼のソーシング」などがあります。各アクティビティは、購買依頼に対して行われた特定の操作や節目を表します。アクティビティの順序や頻度を分析することは、プロセスマイニングの基本です。プロセスマップを可視化し、よくある経路を特定して、標準手順からの逸脱を検出できます。

重要な理由

プロセスマップの各ステップを定義し、購買依頼の流れを可視化して分析できるようにします。

入手先

通常、Coupaシステムのイベントログ、ステータス変更記録、または監査証跡から取得します。ステータスフィールドや操作コードとのマッピングが必要になる場合があります。

例
申請を作成申請を提出承認段階を承認購買依頼の却下発注書の作成
イベント発生時刻
EventTime
アクティビティが発生した正確な日時です。
説明

イベント発生時刻(タイムスタンプ)は、購買依頼のアクティビティが記録された正確な時点を示します。このデータは、イベントを時系列に並べてプロセスの流れを構築するうえで欠かせません。サイクルタイムの算出、アクティビティ間の所要時間によるボトルネックの特定、期間ごとのプロセスパフォーマンスの把握など、時間に基づく分析の基礎となります。意味のあるプロセス分析には、正確で詳細なタイムスタンプが必要です。

重要な理由

イベントを正しい順序に並べ、サイクルタイムやボトルネックなど、所要時間に基づく指標を算出するうえで欠かせないタイムスタンプです。

入手先

Coupaの各購買依頼の監査証跡または履歴レコードに記録されます。各操作の「created_at」や「updated_at」フィールドとして保存されることがよくあります。

例
2023-10-26T10:00:00Z2023-10-26T11:35:10Z2023-10-27T14:22:05Z
購買依頼ID
PurchaseRequisitionId
各購買依頼を一意に識別するIDで、プロセスの主要なケースIDとして使用されます。
説明

購買依頼IDは、1件の物品またはサービスの依頼に関するすべてのアクティビティを結び付ける中心的なキーです。購買依頼の作成時に一意のIDが割り当てられ、ライフサイクルを通じて変わりません。このIDを使うことで、作成・提出から、承認または却下の各ステップ、最終的なソーシングとクローズまで、購買依頼を一貫して追跡できます。プロセスマイニングでは、すべてのイベントログのエントリがこのIDにひも付くため、各ケースの全体像を再構成できます。

重要な理由

すべてのプロセスステップを結び付ける主要なケースIDです。購買依頼の開始から終了まで、ライフサイクル全体を分析できます。

入手先

Coupaの購買依頼モジュールおよび関連するデータエクスポートに含まれる主キー項目です。

例
PR-102934PR-102935PR-102936
ソースシステム
SourceSystem
データの抽出元となるシステムを示します。
説明

この属性は、プロセスデータの発生元となる記録システムを示します。この分析では、値は常に「Coupa」です。複数のシステムのデータを統合する環境では、特にこのフィールドを含めることが推奨されます。データの来歴を把握するための重要なコンテキストとなり、データガバナンスや品質ルールの管理にも役立ちます。

重要な理由

データの来歴を明確にします。データガバナンスや、複数のエンタープライズシステムのデータを統合する際に欠かせません。

入手先

通常、データの抽出・変換時に、データセットの発生元を示す固定値として追加されます。

例
Coupa
最終データ更新日時
LastDataUpdate
ソースシステムからデータが最後に更新された日時です。
説明

この属性には、Coupaからデータを最後に抽出した日時が記録されます。分析対象のデータがどの程度新しいかを明確にできます。インサイトが現在の業務状況を反映しているのか、過去の時点の状況を示しているのかを判断するうえで、データの更新時期を把握することが重要です。継続中の業務を監視するダッシュボードでは、特に役立ちます。

重要な理由

データの更新時期を把握できるため、分析対象の期間を理解し、最新の情報に基づいて判断できます。

入手先

データパイプラインまたはETLツールが、データ抽出の正常終了時にこのタイムスタンプを生成して追加します。

例
2024-05-21T02:00:00Z
依頼者
Requester
購買依頼を作成して提出した従業員です。
説明

この属性は、依頼を開始した個人を特定します。依頼者ごとにデータを分析すると、修正率が高い、却下が頻繁に発生するといったユーザー別の傾向を把握でき、追加トレーニングの必要性を判断できます。また、ユーザーやユーザーグループごとの購買依頼件数やプロセスの進み方を分析する際にも使われます。

重要な理由

ユーザーごとのプロセスの進み方を分析し、トレーニングの必要性を特定したり、個人によるプロセスの違いを把握したりできます。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトに標準フィールドとして用意されており、通常はユーザーオブジェクトに関連付けられ、「requester」または「created_by」という名前が付いています。

例
アリス・ジョンソンボブ・スミスチャーリー・ブラウン
合計金額
TotalAmount
購買依頼の合計金額です。
説明

この属性は、購買依頼で依頼されたすべての物品とサービスの合計金額を表します。金額は承認ワークフローの複雑さに影響することが多いため、プロセス分析における重要な要素です。金額の大きい購買依頼では、通常、承認ステップが増えます。金額帯(例:1,000ドル未満、1,000~10,000ドル)ごとにプロセス指標を分析すると、金額の異なる購買依頼がどのように処理されるかを把握できます。

重要な理由

金額の大きい購買依頼では承認ワークフローが複雑になることが多いため、金額によるプロセスの違いを分析できます。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトのヘッダーにある標準フィールドで、通常は「total」または「total_amount」という名前です。

例
500.0012550.7599.99
承認者
Approver
承認アクティビティを担当するユーザーまたはグループです。
説明

この属性は、承認ステップに割り当てられた個人または承認グループを特定します。「承認ステップの開始」「承認ステップの承認」「承認ステップの却下」などのアクティビティに設定されます。承認者ごとのデータ分析は、「承認者のパフォーマンスと業務量」ダッシュボードの作成に欠かせません。個々の承認時間の測定、特定の承認者が原因となるボトルネックの特定、業務量の分布の評価に役立ちます。

重要な理由

承認者のパフォーマンスや業務量のバランスを分析し、特定の個人または承認グループに関連するボトルネックを特定するうえで重要です。

入手先

Coupaで各購買依頼に関連付けられた承認チェーンの詳細に記録されています。ユーザーデータとの結合が必要になる場合があります。

例
デビッド・ミラー財務承認者レベル2スーザン・チェン
購買依頼のステータス
RequisitionStatus
購買依頼の現在または最終のステータスです。
説明

この属性は、データ抽出時点での購買依頼の状態、または最終的な結果を示します。一般的なステータスには、「承認待ち」「承認済み」「却下」「取り下げ」「クローズ」があります。これは、フィルタリングや分析に使う重要な切り口です。承認率や却下率の算出、未完了の購買依頼の現在の業務量の監視、依頼の最終結果の把握に利用できます。

重要な理由

購買依頼の結果の把握、承認率と却下率の算出、処理中の購買依頼の状況の監視に欠かせません。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトに標準で含まれるフィールドで、通常は「status」または「state」という名前です。

例
承認待ち承認済み却下取り下げクローズ
部門
Department
購買依頼の費用が計上される事業部門またはコストセンターです。
説明

部門属性は、各購買依頼を特定の組織単位またはコストセンターに関連付けます。比較分析における重要な切り口です。ダッシュボードやKPIを部門ごとに絞り込んで分類できるため、組織内の各部門で承認サイクルタイム、却下率、コンプライアンスを比較できます。これにより、部門固有の問題や優れた取り組みを特定できます。

重要な理由

事業部門ごとにサイクルタイムや却下率などのプロセスKPIを比較し、改善が必要な領域を特定できます。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトに標準で含まれるフィールドです。依頼者のユーザープロフィールに関連付けられている場合や、購買依頼の明細項目に指定されている場合があります。

例
マーケティングIT運用施設管理研究開発
サプライヤー名
SupplierName
購買依頼で選択されたサプライヤーまたはベンダーの名前です。
説明

この属性は、依頼された物品またはサービスの購入先となるサプライヤーを示します。サプライヤーは依頼者が指定する場合も、後のソーシング段階で追加される場合もあります。サプライヤーごとにプロセス指標を分析すると、サプライヤーのパフォーマンスを評価し、特定のサプライヤーとのやり取りがサイクルタイムの長期化やその他の非効率につながっていないかを特定できます。調達方針やサプライヤーとの関係を検討する際の重要なコンテキストにもなります。

重要な理由

選択したサプライヤーごとにプロセスのパフォーマンスを分析し、ソーシング方針やサプライヤー管理の検討に役立てられます。

入手先

Coupaの購買依頼明細オブジェクトに記録されており、通常は「supplier」または「vendor」フィールドにあります。

例
ステープルズデル・テクノロジーズアクセンチュアCDW
修正の有無
IsAmended
購買依頼が最初に提出された後、1回以上修正された場合にTrueとなるブール値フラグです。
説明

この計算属性は、特定のケースで「購買依頼の修正」アクティビティが発生したかどうかを示す単純なフラグ(True/False)です。修正が必要だった購買依頼を簡単に抽出できるため、分析やフィルタリングが容易になります。購買依頼の修正率KPIの算出や、「購買依頼の修正件数」ダッシュボードに使われ、手戻りの根本原因の特定と初回品質の向上に役立ちます。

重要な理由

修正率KPIの算出が簡単になり、手戻りが発生したケースと発生しなかったケースを容易に分類できます。

入手先

プロセスマイニングツールで、各ケースのイベントログに「購買依頼の修正」アクティビティがあるかを確認して算出します。

例
truefalse
却下理由
RejectionReason
購買依頼または承認ステップを却下した際に、承認者が提示した理由です。
説明

承認者が購買依頼を却下する際、判断理由を提示することがあります。この属性には、その説明がテキストで記録されます。却下理由を分析すると、購買依頼が却下される理由を直接把握できます。誤ったコードの使用、予算不足、根拠の不備など、よくある問題を特定するうえで役立ちます。特定した問題には、トレーニングやプロセスの改善を通じて対処できます。

重要な理由

プロセスが失敗する根本原因を直接把握し、ユーザートレーニングやプロセスの明確化が必要な領域を特定できます。

入手先

通常、購買依頼の承認履歴でステータスが「却下」に変わった際に、関連するコメントまたはメモのフィールドに記録されます。

例
コストセンターの誤り今四半期の予算超過重複した依頼根拠の記載が不十分
品目カテゴリ
Commodity
依頼された物品またはサービスの大分類です。
説明

品目カテゴリ属性は、「事務用品」「コンピューターハードウェア」「マーケティングサービス」など、購買依頼の品目を標準化されたカテゴリに分類します。購入品目に基づいて、購買傾向やプロセスの違いを分析できます。品目カテゴリによっては、特別な承認要件やソーシング方針が適用されます。カテゴリごとにプロセスを分析すると、支出区分に応じた調達の改善に役立ちます。

重要な理由

支出区分を分析し、購入する物品やサービスの種類によって、承認時間などのプロセスの進み方が異なるかを把握できます。

入手先

Coupaの標準フィールドで、通常は購買依頼の明細項目にあります。ヘッダーレベルへの集計が必要になる場合があります。

例
事務用品コンピューターハードウェアマーケティングサービス出張
承認ステップの所要時間
ApprovalStepDuration
購買依頼が1つの承認ステップで待機した時間です。
説明

この計算指標は、「承認ステップの開始」アクティビティから、対応する「承認ステップの承認」または「承認ステップの却下」アクティビティまでの時間を測定します。承認チェーンの各段階で発生した待ち時間を個別に把握できます。「重大な承認ステップのボトルネック」ダッシュボードに欠かせない指標であり、どの承認者または承認段階がプロセス全体の大幅な遅延を引き起こしているかを特定できます。

重要な理由

承認ワークフローの各ステップの待ち時間を測定し、サイクルタイムの合計だけでは見えない具体的なボトルネックを特定します。

入手先

プロセスマイニングツールで、「承認ステップ開始」から、その後に発生する最終承認イベント(承認済み/却下)までの時間差を算出します。

例
1.2日4時間3.8日
承認ステップ数
ApprovalStepCount
購買依頼が経た承認ステップの合計数です。
説明

この計算属性は、購買依頼ごとに「承認ステップ承認済み」アクティビティの件数を数えます。各ケースの承認ワークフローの複雑さを把握するのに役立ちます。「承認ステップの平均数」KPIの基礎となる指標であり、通常より長い、または複雑な承認経路をたどる購買依頼を特定できます。こうした経路は、ワークフローの簡素化が必要であることを示している場合があります。

重要な理由

購買依頼ごとの承認ワークフローの複雑さを数値化し、見直しが必要な複雑すぎる経路を特定します。

入手先

この指標は、プロセスマイニングツールでケースIDごとに「承認ステップ承認済み」の発生回数を数えて算出します。

例
253
承認ワークフローの経路
ApprovalWorkflowPath
購買依頼に適用された特定の承認チェーンまたはワークフローテンプレートを識別する値です。
説明

この属性は、購買依頼がたどることになっている、あらかじめ定められた承認者の順序を示します。金額、部門、購買依頼の種類などに基づく業務ルールによって決まります。この属性は、「購買依頼ポリシーのコンプライアンス」ダッシュボードの中心となります。実際の承認者の順序を割り当てられたワークフロー経路と比較することで、逸脱を検出し、適合率を測定し、管理されていない例外を特定できます。

重要な理由

想定された承認ステップと実際の承認ステップを比較し、プロセス逸脱を把握することで、コンプライアンス分析が可能になります。

入手先

Coupaの文書を確認してください。購買依頼に適用された承認チェーンまたはワークフロールールの名前から取得できる場合があります。

例
標準承認:5,000ドル未満ITハードウェア承認:10,000ドル超設備投資のCFO審査
発注書ID
PurchaseOrderId
承認済みの購買依頼から作成された発注書の識別子です。
説明

購買依頼の承認とソーシングが完了すると、通常は発注書が作成されます。この属性には、作成されたPOのIDが保存されます。前段の購買依頼プロセスと後続の発注書プロセスを結び付ける重要な情報です。「購買依頼の承認からPOの作成までの時間」というKPIを算出でき、調達から支払いまでのサイクル全体をより広く分析できます。

重要な理由

購買依頼と後続の発注書を結び付け、引き継ぎにかかる時間の分析や、調達から支払いまでのプロセス全体の把握に役立ちます。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトにある標準フィールドで、POの作成後に値が設定されます。

例
PO-45000123PO-45000124PO-45000125
緊急度
UrgencyLevel
「高」「中」「低」など、購買依頼の緊急度を示す分類です。
説明

緊急度は、優先度フィールドに対応付けられることが多く、依頼者は迅速な処理が必要な依頼を示せます。この属性は、「緊急購買依頼の処理時間」ダッシュボードに欠かせません。緊急度の高い購買依頼と通常の依頼のサイクルタイムを比較することで、優先順位付けが有効か、緊急の業務ニーズに適時対応できているかを評価できます。

重要な理由

緊急の依頼が通常の依頼より速く処理されているかを分析し、優先順位付けの方針が有効かどうかを確認できます。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトに標準またはカスタムのフィールドとして用意されている場合があります。Coupaの文書またはシステム設定を確認してください。

例
高中低
購買依頼の種類
RequisitionType
「設備投資」「運営費」「ソフトウェア」など、購買依頼のカテゴリまたは種類です。
説明

購買依頼の種類は、業務上の目的や購入内容に基づいて購買依頼を分類する属性です。コンプライアンス分析や、依頼の種類によるプロセスの違いの把握に役立ちます。たとえば、設備投資の依頼は、通常の運営費の依頼よりも厳格で時間のかかる承認経路をたどる場合があります。購買依頼の種類ごとにプロセスを分析すると、プロセス改善につながるインサイトを得られます。

重要な理由

依頼の業務上の目的ごとに分析を分類できます。種類によってプロセスの流れや適用される方針が異なる場合があります。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトにある標準またはカスタムの分類フィールドと考えられます。

例
設備投資運営費ITハードウェア専門サービス
通貨
Currency
購買依頼の合計金額に使われる通貨コードです。
説明

この属性は、購買依頼の合計金額に使われる通貨(例:USD、EUR、GBP)を示します。特に複数の通貨を扱う多国籍組織では、財務分析に欠かせないコンテキストです。金額を正しく解釈し、財務レポートやダッシュボードで適切に換算・集計できます。

重要な理由

「合計金額」の属性に必要なコンテキストを加え、複数通貨を扱う環境で正確な財務分析を可能にします。

入手先

Coupaの購買依頼オブジェクトにある標準フィールドで、通常は「currency_code」などの名前です。

例
USDEURGBP
必須 推奨 任意

調達から支払いまで(購買依頼)のアクティビティ

調達から支払いまでの購買依頼ワークフローを正確に把握するために、イベントログに記録すべき主要なプロセスのステップと節目です。
6 推奨 6 任意
アクティビティ 説明
申請を作成
利用者が新しい購買申請を開始し、下書きとして保存します。これは各申請ケースの開始点で、通常は申請レコード自体の作成タイムスタンプから推定します。
重要な理由

このアクティビティは、申請プロセスの開始を示します。作成から提出までの時間を分析すると、利用者の迷いやシステムの複雑さによる遅延がわかります。

入手先

このイベントは、対象の購買申請IDに対応する「requisition_headers」テーブルの「created-at」タイムスタンプから取得します。

記録

申請ヘッダーレコードの作成タイムスタンプを使用します。

イベントタイプ inferred
申請を提出
申請者が記入済みの申請を正式に承認ワークフローへ提出します。このイベントは、システムの監査ログまたは履歴テーブルで申請のステータスが「draft」から「pending_approval」に変わったことを確認して推定します。
重要な理由

提出をもって承認プロセスが始まるため、「申請の平均承認サイクルタイム」という重要業績評価指標(KPI)を測るうえで重要な節目です。この時点までの遅延は利用者に起因し、それ以降の遅延はプロセスに起因します。

入手先

「requisition_headers」テーブルのステータス変更から推定します。具体的には、「status」フィールドが「pending_approval」に変わった時点を確認し、関連する監査履歴から変更のタイムスタンプを取得します。

記録

申請のステータスが初めて「pending_approval」に変わった時点のタイムスタンプを特定します。

イベントタイプ inferred
発注書の作成
承認済みの購買依頼の情報に基づいて、発注書(PO)が作成されます。元の購買依頼IDを参照するPOレコードが作成されたことから、このイベントを推定します。
重要な理由

これは購買依頼プロセスの主な成功結果であり、調達から支払いまでの次の段階への引き継ぎを示します。「購買依頼の承認」からこのイベントまでの時間を分析すると、実行時の遅延を把握できます。

入手先

「purchase_orders」テーブルに、元の「requisition_headers」または「requisition_lines」のIDを参照するレコードが作成されたことから推定します。

記録

購買依頼IDに関連付けられたPOレコードの「created-at」タイムスタンプを使用します。

イベントタイプ inferred
購買依頼のクローズ
購買依頼が正式にクローズされ、それ以上の対応が行われない状態です。POの作成と履行後にクローズされる場合や、承認後、発注前に購買依頼が取り消される場合があります。
重要な理由

このアクティビティは、購買依頼のライフサイクルが確実に終了したことを示します。ケースを明確に完了させることで、プロセス分析上で「アクティブ」のまま残り続けるのを防ぎます。

入手先

「requisition_headers」テーブルの「status」フィールドが「closed」に更新されたときのステータス変更から推定します。タイムスタンプは関連する監査証跡に記録されます。

記録

購買依頼全体のステータスが「closed」に変わった時刻を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の却下
承認プロセスで購買依頼が最終的に却下され、発注書には変換されない状態です。購買依頼ヘッダー全体のステータスが「rejected」に変わったことから推定します。
重要な理由

このアクティビティは、プロセスが最終的に失敗したことを示します。イベントを分析すると、「購買依頼の却下率」の改善や、ポリシー違反、予算上の問題などの根本原因の特定に役立ちます。

入手先

「requisition_headers」テーブルの「status」フィールドが「rejected」に更新されたときのステータス変更から推定します。タイムスタンプは関連する監査証跡に記録されます。

記録

購買依頼全体のステータスが「rejected」に変わった時刻を特定します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の承認完了
購買依頼が、承認ワークフローで必要なすべてのステップを完了した状態です。購買依頼ヘッダー全体のステータスが「approved」に変わったことから推定します。
重要な理由

承認サイクルの終了を示す重要な成功の節目です。このアクティビティに到達するまでの時間は主要なKPIであり、後続の調達業務を開始するきっかけにもなります。

入手先

「requisition_headers」テーブルの「status」フィールドが「approved」に更新されたときのステータス変更から推定します。タイムスタンプは関連する監査証跡に記録されます。

記録

購買依頼全体のステータスが「approved」に変わった時刻を特定します。

イベントタイプ inferred
承認ステップで却下
ワークフローの各段階で承認者が購買依頼を却下します。通常は修正のため依頼者に差し戻されます。これはCoupaに記録される明示的な操作です。
重要な理由

どのステップであっても、却下が発生すると手戻りが生じ、サイクルタイムが長くなります。却下の発生箇所と理由を分析することは、プロセスの改善やユーザーへのトレーニングに欠かせません。

入手先

「approvals」テーブルまたは監査証跡に記録された明示的な「reject」操作から取得します。対象の購買依頼と承認者に関連付けられています。

記録

購買依頼の承認履歴から「reject」イベントを抽出します。

イベントタイプ explicit
承認段階を承認
ワークフロー内の承認者が、個別に購買依頼を承認します。これはシステムに記録される明示的な操作で、具体的なタイムスタンプとユーザー情報が残ります。
重要な理由

このアクティビティにより、承認プロセスの流れを詳細に把握できます。各ステップを集計すると、「承認ステップごとの平均待ち時間」を算出し、承認者のパフォーマンスを分析できます。

入手先

「approvals」テーブルまたは監査証跡に記録された明示的な「approve」操作から取得します。対象の購買依頼と承認者に関連付けられています。

記録

購買依頼の承認履歴から「approve」イベントを抽出します。

イベントタイプ explicit
承認段階を開始
承認タスクが特定の承認者または承認グループに割り当てられ、申請がその対応を待っている状態です。申請に関連する承認レコードが「pending」ステータスで作成された時点から推定します。
重要な理由

特定の承認における待ち時間の開始を示します。この時点から対応する「承認段階を承認/却下」までの時間を測ると、承認経路の具体的なボトルネックを特定できます。

入手先

申請に関連付けられた「approvals」テーブルのレコード作成タイムスタンプから推定します。承認者の対応ステータスが「pending」またはそれに相当する状態であることを確認します。

記録

承認経路にある個人の承認待ちレコードの作成タイムスタンプを使用します。

イベントタイプ inferred
申請を修正
申請の提出後に、申請者または権限を持つ別の利用者が申請を編集します。Coupaでは通常、新しいバージョンまたは監査記録として明示的に記録され、承認ワークフローの一部または全体が再設定されることがあります。
重要な理由

修正を追跡することは、プロセスの手戻りや非効率を把握するうえで重要です。修正が多い場合、当初の要件が不明確、または購買ポリシーが複雑である可能性があり、「申請修正率」という重要業績評価指標(KPI)に影響します。

入手先

「requisition_headers」テーブルに関連する監査履歴テーブルから取得します。これらのテーブルには、バージョン変更や特定の「edit」操作が記録されます。

記録

提出後の申請履歴ログで、明示的な「edit」または「update」イベントを確認します。

イベントタイプ explicit
購買依頼のソーシング開始
承認済みの購買依頼が、すぐに発注書へ変換されるのではなく、RFQやオークションなどのソーシングイベントに送られます。購買依頼がソーシングイベントのオブジェクトに関連付けられたことから、このイベントを推定します。
重要な理由

このアクティビティから、調達プロセスにおける重要な別経路がわかります。通常の購入と、より複雑で戦略的なソーシングを区別できるため、サイクルタイムをより細かく分析できます。

入手先

ステータスが「sourcing」に変わったこと、または「requisition_lines」テーブルとソーシングイベントのテーブルとの間にリンクが作成されたことから推定します。

記録

ステータスが「sourcing」に変わったか、ソーシングイベントIDへのリンクが作成されたかを確認します。

イベントタイプ inferred
購買依頼の取り下げ
最終承認を受ける前に、当初の依頼者が購買依頼を取り消します。ユーザーによる明示的な操作であり、その購買依頼のプロセスは終了します。
重要な理由

取り下げは、業務上のニーズの変化、重複した依頼、またはユーザーがプロセスを回避している可能性を示します。これを追跡することで、需要の変動やプロセス遵守上の問題を把握できます。

入手先

監査証跡に記録されたユーザーの明示的な操作に基づき、「requisition_headers」テーブルのステータスが「withdrawn」または同様の状態に変わったことから推定します。

記録

購買依頼のステータスが「withdrawn」に変わった時刻を特定します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

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