売掛金データテンプレート

NetSuite
売掛金データテンプレート

売掛金データテンプレート

このテンプレートは、NetSuite上の請求から債権回収までの流れをマッピングするための詳細な設計図です。質の高いイベントログの作成に必要な属性とプロセスアクティビティを示し、キャッシュフローの改善に必要な可視性を確保できます。このガイドに沿ってデータを準備すれば、売上債権回転日数の短縮に向けた取り組みを早められます。
  • 詳細な分析に欠かせないNetSuiteの属性
  • 売掛金アクティビティを追跡する標準的なマイルストーン
  • NetSuiteからのデータ抽出ガイド
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

売掛金の属性

次の表では、NetSuiteの請求書ライフサイクルを全体的に把握するために推奨されるデータ項目と分析軸を紹介します。
5 必須 7 推奨 10 任意
名前 説明
アクティビティ
Activity
請求書に対して行われた具体的なイベントまたは操作です。
説明

この属性は、「請求書の作成」「支払いの適用」「異議申し立ての開始」など、プロセスのステップ名を表します。NetSuiteでは、作成イベントの場合は取引のtypeフィールドから、ステータス変更や修正の場合は通常SystemNoteテーブルから取得します。

プロセスマイニングでは、プロセスマップのノードを定義する重要な属性です。アクティビティの順序を分析すると、ボトルネック、繰り返し発生する異議申し立て対応などのループ、標準的な理想経路からの逸脱を特定できます。

重要な理由

ワークフローのステップを定義し、プロセスグラフの作成を可能にします。

入手先

取引の「type」またはSystemNoteの「field」/「value」から取得

例
請求書を作成支払いの受領クレジットメモを発行異議申し立ての開始
イベントのタイムスタンプ
DateCreated
アクティビティが発生した正確な日時です。
説明

この属性には、イベントが発生した正確な時刻が記録されます。請求書の作成時刻には、取引テーブルのdatecreatedフィールドを使います。その後の更新については、SystemNoteまたはMessageテーブルに記録されたタイムスタンプを使います。

正確なタイムスタンプは、請求書から入金までの平均サイクルタイムや請求書発行リードタイムなどの算出に欠かせません。イベントを正しい順序に並べ、プロセスの各ステップ間で発生した遅延を特定できます。

重要な理由

イベントの順序付けと、プロセスの各ステップ間の所要時間の算出に欠かせません。

入手先

取引の「datecreated」またはSystemNoteの「date」

例
2023-10-15T08:30:00Z2023-10-15T14:45:22Z2023-11-01T09:00:00Z
請求書番号
TranId
NetSuiteで請求書に割り当てられる一意の参照番号です。
説明

この属性は、売掛金プロセスの主要なケース識別子です。NetSuiteでは、tranidフィールドに通常、ユーザーや顧客に表示される文書番号(例:INV-10023)が格納されます。この番号を使って、支払い、異議申し立て、クレジットメモなど、その後に発生するすべてのイベントを特定の債権に関連付けます。

分析では、この識別子を使って個々のイベントを1つのプロセスケースにまとめます。受注から入金までのサイクルをエンドツーエンドで可視化できるほか、取引、TransactionLine、SystemNoteなど、NetSuiteの異なるテーブル間でデータを結合する際にも欠かせません。

重要な理由

売掛金のライフサイクルを追跡し、サイクルタイムを算出するための基本となるキーです。

入手先

取引テーブルのフィールド「tranid」

例
INV-2023-001INV-998822CM-4022JE-10023
ソースシステム
SourceSystem
データの抽出元となる記録システムです。
説明

この属性はデータの取得元を示します。この場合は「NetSuite」です。売掛金データをCRMや外部の銀行システムのデータと統合するような複数システムの環境では、データの追跡に役立ちます。

複数のERPを同時に分析する場合、データソースでプロセスビューを絞り込んだり、分類したりできます。通常、データの抽出・変換時に固定値として追加されます。

重要な理由

複数システムを対象とするプロセスマイニングで、データの来歴とコンテキストを示します。

入手先

固定値「NetSuite」

例
NetSuiteNetSuite ERPNetSuite OneWorld
最終データ更新日時
LastDataUpdate
データを抽出または最終更新した日時です。
説明

この属性は、NetSuiteからデータを取得した日時を示します。分析対象データの鮮度を確認したり、分析日を基準に未完了ケースの経過日数を算出したりする際に使います。

ダッシュボードでは、リアルタイムデータと過去に抽出したデータのどちらを表示しているかを確認できます。また、消込が完了していない請求書について、現在までの未完了期間を算出する際の基準になります。

重要な理由

データの鮮度を明確にし、未完了ケースの経過期間の算出に役立ちます。

入手先

抽出時のシステム時刻

例
2023-12-01T00:00:00Z2023-12-02T12:00:00Z
事業部門
Subsidiary
請求書が属する子会社または事業部門です。
説明

NetSuite OneWorld環境では、この属性は請求書を発行した法人または子会社を特定します。会社内の支店や部門を比較分析できます。

請求書送付の効率を確認するダッシュボードでは、事業部門ごとにドリルダウンできます。プロセス上の問題が組織全体に共通するのか、特定の業務部門に限られるのかを切り分けるのに役立ちます。

重要な理由

組織内の異なる法人間で実績を比較する際に欠かせません。

入手先

取引テーブルの「subsidiary」フィールド

例
米国西部EMEA業務部門APAC営業部門
営業担当者
SalesRep
請求書に関連する営業担当者です。
説明

この属性は、顧客アカウントまたは取引を担当する営業担当者を特定します。NetSuiteでは、取引レコードのsalesrepフィールドに記録されていることがよくあります。

請求上の問題やクレジットメモを特定の営業担当者に関連付ける際に使います。たとえば、クレジットメモと収益漏れのダッシュボードでは、請求後の修正が特定の担当者に偏っていないかを確認し、営業プロセスの上流にある品質上の問題を把握できます。

重要な理由

売掛金プロセスで発生した問題を、上流の営業プロセスの担当者に関連付けます。

入手先

取引テーブルの「salesrep」フィールド

例
John SmithSarah ConnorKyle Reese
支払期日
DueDate
支払い条件に基づく支払予定日です。
説明

この属性には、NetSuiteのduedateフィールドに格納された請求書の支払期日が記録されます。支払いが期日どおりか、遅れているかを判断する基準です。

支払条件超過日数の平均や高額債権の回収リスクを算出する際の主要な変数です。この日付と支払いイベントのDateCreatedを比較すると、遅延の程度を把握し、与信条件の遵守状況を測定できます。

重要な理由

滞留期間、延滞、コンプライアンスに関する計算の基準です。

入手先

取引テーブルの「duedate」フィールド

例
2023-11-152023-12-012024-01-30
請求書のステータス
Status
システム上の請求書の現在のステータスです。
説明

この属性は、NetSuiteにおける取引の状態を示します。たとえば、「未処理」「全額支払い済み」「承認待ち」などです。通常、statusまたはstatusRefフィールドから取得します。

アクティビティ属性が過去に発生したことを記録するのに対し、この属性は現在の状態を示します。高額債権の回収リスクを確認するダッシュボードで、未処理かつ延滞中の項目だけを表示する際に欠かせません。

重要な理由

完了したケースと対応が必要なケースをすぐに見分けられます。

入手先

取引テーブルの「status」フィールド

例
全額支払い済み未処理承認待ち
請求書金額
TotalAmount
請求書の合計金額です。
説明

この属性は請求書の合計金額を表し、通常はNetSuiteの取引テーブルにあるforeignTotalまたはtotalフィールドから取得します。顧客から回収する金額を示します。

売掛金プロセスにおける金額の推移を分析し、高額債権の回収に優先順位を付けたり、異議申し立て未処理額などの重要業績評価指標(KPI)を算出したりする際に使います。金額帯でケースを絞り込めるため、影響の大きい取引に改善の取り組みを集中できます。

重要な理由

プロセスの非効率性による金銭的影響の把握と、回収の優先順位付けに欠かせません。

入手先

取引テーブルの「foreignTotal」または「total」フィールド

例
1500.00250.5010000.00
部門
Department
取引を担当する社内部門です。
説明

この属性はNetSuiteのdepartmentセグメントに対応し、請求書を作成した機能部門(営業、サービス、ITなど)を示します。売掛金の実績を部門横断で分析できます。

部門別にデータを分類すると、請求サイクルが長い、または異議申し立てが多い業務領域を特定でき、対象を絞ったプロセス改善に役立ちます。

重要な理由

社内のプロセス担当部門を特定し、請求業務の効率の違いを把握できます。

入手先

取引テーブルの「department」フィールド

例
プロフェッショナルサービスソフトウェア販売ハードウェア出荷
顧客名
Entity
請求書に関連する顧客または法人の名前です。
説明

この属性は、請求書の支払いを担う顧客を特定します。NetSuiteでは、Entityテーブルの顧客レコードに関連付けられます。顧客別の分析に欠かせない属性です。

顧客ごとに実績を分類すると、支払いの遅れや異議申し立てが頻発する顧客、標準的な支払い条件から外れる顧客を特定できます。与信条件のコンプライアンス監視や回収担当者の処理状況を確認するダッシュボードにも役立ちます。

重要な理由

顧客の行動やリスク特性に応じて、プロセス実績を分類できます。

入手先

取引テーブルの「entity」フィールド(Entity/Customerテーブルに結合)

例
Acme CorpGlobex CorporationSoylent Corp
回収担当者
CollectionAgent
この請求書の回収業務を担当するユーザーです。
説明

この属性は、請求書の回収業務を担当する従業員を特定します。営業担当者が兼任する場合もあれば、売掛金担当者が専任する場合もあります。カスタムフィールドに記録されているか、「支払いリマインダー」アクティビティを記録したユーザーから取得します。

回収担当者の処理状況を確認するダッシュボードで使われ、マネージャーがチーム内の実績を比較し、研修の必要性や業務負荷の偏りを把握できます。

重要な理由

回収チームの各担当者の実績を評価できます。

入手先

回収アクティビティのSystemNotesにある「name」またはカスタムフィールド

例
Agent Smith請求担当者A回収チーム1
地域
Location
取引に関連する所在地または地域です。
説明

NetSuiteのlocationフィールドは、倉庫、オフィス、地理的な地域を表すことがあります。この属性では、分析に使う地域の概念に対応付けます。

DSO実績の概要では、地域ごとの支払い傾向の違いを特定するために使います。回収上の問題が全地域に共通するのか、特定の地域に限られるのかを確認できます。

重要な理由

地域別に売掛金の実績を分類できます。

入手先

取引テーブルの「location」フィールド

例
北米倉庫ロンドンオフィスシンガポール
延滞日数
DaysOverdue
未処理の請求書が支払期日を過ぎてからの日数です。
説明

この計算属性は、DueDateと現在の分析日(完了済みの場合は支払日)の差を表します。滞留期間を継続的に測定できます。

高額債権の回収リスクを確認するダッシュボードで使う滞留期間の区分(30~60日、60~90日など)の基準となります。システム内で特に深刻な遅延をすぐに特定できます。

重要な理由

支払い遅延の深刻度を評価する標準的な指標です。

入手先

計算値:(現在の日付-DueDate)

例
150-5
支払い条件
Terms
請求書に設定された合意済みの支払い条件です。
説明

この属性は、請求書に設定された支払い条件を示します。「30日以内」や「受領時払い」などがあり、取引レコードのtermsフィールドに格納されています。

このデータを使って支払予定日を算出し、支払い条件が緩やかな顧客と厳しい顧客のどちらが安定して支払うかを分析できます。与信方針の見直しや、支払条件超過日数の平均を示す重要業績評価指標(KPI)の基準を把握する際にも役立ちます。

重要な理由

顧客の支払いサイクルにおける想定される動きとサービスレベル合意(SLA)を定義します。

入手先

取引テーブルの「terms」フィールド

例
30日以内60日以内受領時払い2%割引、10日以内支払い、正味30日
支払い約束日
PromiseDate
顧客が支払いを約束した日付です。
説明

この属性には、顧客が延滞中の請求書を支払うと約束した日付が記録されます。通常、回収担当者が記録します。NetSuiteでは、「Phone Call」レコードまたは取引本文のカスタムフィールドに格納されていることが一般的です。

支払い約束の遵守状況を確認するダッシュボードで欠かせない属性です。約束した日付と実際の支払日を比較すると、顧客の約束がどの程度守られているか、回収の電話がどの程度効果を上げているかを測定できます。

重要な理由

顧客の支払い約束の信頼性と回収業務の効果を測定します。

入手先

Task/Phone Callレコードまたはカスタムフィールド

例
2023-11-202023-12-05
異議申し立ての有無
IsDisputed
請求書が現在または過去に異議申し立ての対象となったことを示すフラグです。
説明

この真偽値属性は、請求書が異議申し立てのプロセスを経たかどうかを示します。異議申し立てに関するアクティビティの有無、または請求書レコードの特定のステータスフラグから取得します。

異議申し立てのライフサイクル分析で重要な絞り込み条件となります。また、初回回収率の算出時に、問題のある請求書と問題のない請求書を分けるのに役立ちます。

重要な理由

複雑なケースと標準的な理想経路のケースを分類できます。

入手先

「異議申し立ての開始」アクティビティの有無に基づいて算出

例
truefalse
異議申し立ての理由
DisputeReason
請求書が異議申し立ての対象となった理由を示すコードまたは説明です。
説明

この属性には、顧客が支払いを拒否した理由や修正を求めた理由が記録されます。NetSuiteでは、請求書に関連付けられたカスタムフィールドや「Case」レコードに格納されていることがよくあります。

異議申し立てのライフサイクル分析ダッシュボードで重要な属性です。理由(「価格の誤り」「商品の破損」「発注書の不足」など)ごとに分類すると、今後の収益漏れを防ぐために上流で対処すべき根本原因を特定できます。

重要な理由

未払いと事務処理の手戻りの根本原因を特定できます。

入手先

関連付けられたサポートケースまたは取引本文のカスタムフィールド

例
価格の誤り商品未着税額の誤り
製品カテゴリ
Class
販売した商品またはサービスのカテゴリや分類です。
説明

この属性はNetSuiteのclassセグメントに対応し、ハードウェアやコンサルティングなどの収益区分を分類します。製品構成を把握することは、分析に欠かせません。

クレジットメモと収益漏れのダッシュボードで、特定の製品ラインに返品や請求ミスが多いかどうかを分析できます。

重要な理由

販売した製品やサービスの種類ごとにプロセス実績を分類します。

入手先

取引テーブルの「class」フィールド

例
ライセンス収益コンサルティングサービスハードウェア
請求書メモ
Memo
請求書のヘッダーに記載されたメモや説明です。
説明

この属性には、請求書のmemoフィールドに入力された自由記述の説明やメモが含まれます。特別な取り扱いや顧客との合意に関する手入力の記録が含まれることがあります。

このフィールドをテキストマイニングすると、構造化フィールドでは把握できない遅延や異議申し立ての理由を見つけられる場合があります。定量的なプロセスデータに定性的なコンテキストを加えます。

重要な理由

取引に関するコンテキストと定性的なデータを示します。

入手先

取引テーブルの「memo」フィールド

例
10月分のサービス料金請求書番号1002の修正特別な支払い条件を適用
通貨コード
Currency
請求書の発行に使われた通貨です。
説明

この属性は、取引のISO通貨コード(USD、EURなど)を示し、NetSuiteのcurrencyフィールドに格納されています。複数通貨を扱う環境で正しく処理するために必要です。

通常は意識されにくい項目ですが、TotalAmountを集計する際、通貨換算せずに異なる通貨を合算しないために欠かせません。地域ごとの実績の違いを理解するためのコンテキストにもなります。

重要な理由

グローバルに事業を展開する組織で、金額を正しく集計するために欠かせません。

入手先

取引テーブルの「currency」フィールド

例
USDEURGBP
必須 推奨 任意

売掛金のアクティビティ

債権回収の流れを正確にモデル化するため、イベントログに記録する必要がある主要なプロセスの手順と取引上のマイルストーンです。
6 推奨 7 任意
アクティビティ 説明
クレジットメモを発行
請求書に適用するCredit Memo取引を作成する工程です。未決済残高を減らし、多くの場合、返品や請求ミスを示します。
重要な理由

売上の逸失を可視化します。クレジットメモが頻繁に発行される場合、販売や納品のプロセスに組織的な問題がある可能性があります。

入手先

Transactionテーブル:レコードタイプが「CustCred」の取引を「appliedtotransaction」で請求書IDに関連付け。

記録

Credit Memo取引の実行時に記録

イベントタイプ explicit
全額入金を受領
請求書残高がゼロになるCustomer Paymentを適用する工程です。回収活動の実質的な終了を示します。
重要な理由

売上債権回転日数と支払条件超過日数の平均を算出する際の主要なタイムスタンプです。売上が実際に回収されたことを示します。

入手先

Transactionテーブル:タイプが「CustPymt」の取引を請求書に適用し、請求書の「status」が「Paid In Full」になったもの。

記録

Payment取引の実行時に記録

イベントタイプ explicit
請求書の決済を完了
請求書のステータスが最終的に「Paid In Full」に変わる工程です。正常に完了したケースのプロセス終点となります。
重要な理由

請求から入金までの平均サイクルタイムの算出に必要です。プロセスバリアントごとに未決済項目と決済済み項目を区別します。

入手先

System Notes:Invoiceレコードのステータスが「Paid In Full」に変わった記録。

記録

変更前後のステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
請求書を作成
システムで請求書レコードを最初に作成する工程です。TransactionテーブルでレコードタイプがInvoiceのものを取得します。
重要な理由

売掛金サイクルの開始点となり、滞留期間の計算に使うベースラインを設定します。請求から入金までのサイクルタイムの算出に欠かせません。

入手先

Transactionテーブル:タイプが「CustInvc」のレコードの「trandate」または「datecreated」フィールド。

記録

Invoice取引の実行時に記録

イベントタイプ explicit
請求書を承認
請求書のステータスがPending ApprovalからOpenに変わる工程です。請求書に関連付けられたSystem Notesまたはワークフロー履歴ログを監視して取得します。
重要な理由

顧客への請求前にかかる社内処理時間を示します。この段階の遅れは、顧客への価値を増やさずにサイクルタイムを延ばします。

入手先

System Notes:「status」フィールドが「Pending Approval」から「Open」に変わった記録を抽出。

記録

変更前後のステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
請求書を送付
メール、郵送、またはファクスで請求書を顧客に送付する工程です。該当するInvoice取引に関連付けられたMessageレコードを確認して取得します。
重要な理由

請求書発行リードタイムの重要業績評価指標(KPI)に欠かせません。この段階の遅れを特定すると、迅速な入金回収を妨げる事務処理上のボトルネックが明らかになります。

入手先

Messagesテーブル:取引IDで結合し、「authoremail」が社内、「recipientemail」が社外のレコードを抽出。

記録

Email取引の実行時に記録

イベントタイプ explicit
一部入金を記録
請求書残高を減らすものの、全額の決済には至らないCustomer Paymentを適用する工程です。Transaction Lineテーブルから取得します。
重要な理由

一部入金のプロセスフロー分析に役立ちます。資金の流れが分断されている状況や、資金繰りに苦慮している顧客を特定できます。

入手先

Transactionテーブル:タイプが「CustPymt」の取引を請求書に適用し、請求書の「amountremaining」が0より大きいもの。

記録

Payment取引の実行時に記録

イベントタイプ explicit
支払い催促を送信
支払期日を過ぎた顧客に、回収を目的としたメールまたは書面を作成して送付する工程です。Dunning Lettersモジュールのログ、または請求書に関連付けられたMessageレコードから取得します。
重要な理由

現金回収に必要な労力と、督促方法の効果を測定します。入金催促の効果を確認するダッシュボードに欠かせません。

入手先

MessageレコードまたはDunning Bundle Log:「Reminder」や「Overdue」など、特定の件名を確認。

記録

メッセージの件名パターンから判定

イベントタイプ inferred
支払い約束を受領
顧客が特定の日までに支払うと約束したことを示す記録です。通常はUser Notesまたは専用の回収管理バンドルから取得します。
重要な理由

支払い約束の遵守に関する重要業績評価指標(KPI)を追跡します。協力的な顧客と、エスカレーションが必要な顧客を区別するのに役立ちます。

入手先

Noteレコード:「PTP」または「Promise」を含むテキストを分析するか、Collections SuiteAppの特定のフィールドを確認。

記録

ノートのテキスト分析から判定

イベントタイプ inferred
異議申し立てを解決
異議申し立て案件を終了し、請求書を回収可能な状態に戻すか、クレジットを発行する工程です。関連するSupport CaseのステータスがClosedに変わった時点で取得します。
重要な理由

異議申し立ての平均解決時間を算出するために必要です。解決に時間がかかると、売上債権回転日数と顧客満足度に悪影響を及ぼします。

入手先

Support Caseレコード:請求書に関連付けられたケースの「dateclosed」フィールド。

記録

変更前後のステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
異議申し立て案件を開始
請求書に関する異議申し立てを開始する工程です。関連するSupport Caseや特定のカスタムステータスから推定することが多く、通常の回収フローが停止します。
重要な理由

異議申し立ての経過を分析するダッシュボードに欠かせません。この件数が多い場合、納品や請求の上流工程に品質上の問題がある可能性があります。

入手先

Support Caseレコード:カテゴリが「Billing Dispute」のケースをTransactionに結合するか、Transactionのステータスが「Disputed」に変わった記録を確認。

記録

ステータスフィールドの変更または関連レコードの作成を比較

イベントタイプ inferred
貸倒損失を計上
回収不能額について、仕訳または特定のCredit Memoタイプを使って請求書残高を消し込む工程です。回収プロセスが失敗したことを示します。
重要な理由

分析で未回収の売上と回収済みの売上を区別します。実際の回収効率を把握するうえで重要です。

入手先

Journal EntryまたはCredit Memo:請求書に関連付けられた特定の総勘定元帳勘定(Bad Debt Expense)で絞り込み。

記録

総勘定元帳勘定の使用状況から判定

イベントタイプ inferred
銀行明細と照合
入金取引を銀行明細のデータと照合する工程です。「Match Bank Data」または照合履歴から取得します。
重要な理由

銀行照合の自動化率を追跡します。この段階の遅れは実際の資金状況を見えにくくし、バックオフィスの手作業による滞りを示します。

入手先

取引ステータス:Payment取引のステータスが「Deposited」に変わったか、照合済みとして記録されているかを確認。

記録

変更前後のステータスフィールドを比較

イベントタイプ inferred
推奨 任意

データ抽出ガイド

NetSuiteからデータを取得する方法

始める準備はできましたか?

このテンプレートをNetSuite環境に適用し、資金回収サイクルの効率化に取り組みましょう。データマッピングや技術的な連携についてサポートが必要な場合は、弊社チームがお手伝いします。

NetSuiteの売掛金サイクルを今すぐ改善

売上債権回転日数(DSO)を15~20日短縮し、キャッシュフローの不足を今すぐ解消しましょう。

無料トライアルを開始しましょう

クレジットカード不要、5分で設定完了