カスタマーサービスのデータテンプレート

Freshdesk
カスタマーサービスのデータテンプレート

カスタマーサービスのデータテンプレート

このテンプレートでは、カスタマーサービスを効果的に分析するために必要なデータ属性とプロセスアクティビティを詳しくご案内します。データを効率よく収集するための手順も掲載しています。データ収集の準備に役立て、プロセスマイニングを始める際にご利用ください。
  • 収集を推奨する属性
  • 追跡すべき主なアクティビティ
  • データ抽出の手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

カスタマーサービスの属性

カスタマーサービスを詳しく分析し、インサイトを得るために、イベントログに含めることを推奨するデータ項目です。
3 必須 4 推奨 12 任意
名前 説明
アクティビティ
Activity
カスタマーサービスのプロセスで発生した、特定の業務イベントまたはステップの名称です。
説明

アクティビティ属性は、サービス依頼のライフサイクルにおける個別のアクションやステータス変更を表します。「Ticket Created」「Ticket Assigned」「First Response Sent」「Ticket Resolved」など、主要な業務イベントを記録します。これらのアクティビティがプロセスマップのノードになります。

アクティビティの順序や発生頻度の分析は、プロセスマイニングの中核です。プロセスの流れを可視化し、よくある経路とまれな経路を特定し、標準業務手順からの逸脱を検出できます。非効率な箇所や「Ticket Reopened」のような手戻り、コンプライアンス上の問題を特定するには、アクティビティの把握が欠かせません。

重要な理由

この属性によってプロセスマップのステップが定義され、開始から終了までのプロセスの流れを可視化して分析できます。

入手先

Freshdeskのイベント種別から導出します。「Tickets」APIエンドポイントのステータス変更と、「Conversations」エンドポイントのメモや返信などのイベントを組み合わせる場合があります。

例
チケット作成初回応答送信ステータスを保留中に変更チケット解決チケット終了
イベント時刻
EventTime
特定のアクティビティまたはイベントが発生した時刻を示すタイムスタンプです。
説明

イベント時刻、つまりタイムスタンプには、アクティビティが発生した正確な日時が記録されます。イベントを時系列に並べたり、プロセス内の各ステップにかかった時間を算出したりするうえで重要です。記録するすべてのアクティビティに、対応するタイムスタンプが必要です。

分析では、この属性を使ってサービス依頼ごとのタイムラインを作成します。解決時間、初回応答時間、ボトルネックの継続時間など、時間に関するすべての重要業績評価指標を算出する基礎となります。正確なタイムスタンプは、プロセスの実績を把握し、遅延を特定するために欠かせません。

重要な理由

このタイムスタンプは、イベントを時系列に並べ、サイクルタイムやSLA遵守状況など、時間に基づくすべての指標を算出するうえで欠かせません。

入手先

Freshdesk APIでチケットのイベント、返信、ステータス変更に関連付けられた「created_at」または「updated_at」フィールドに該当します。

例
2023-10-25T10:00:00Z2023-10-25T10:05:14Z2023-10-26T14:30:00Z
サービス依頼
ServiceRequest
1件の顧客からの問い合わせや問題を識別する一意のIDです。一般にチケットまたはケースと呼ばれます。
説明

サービス依頼は、1件の顧客とのやり取りに関連するすべてのアクティビティを結び付ける、主要なケース識別子です。顧客から新しい問い合わせ、問題、依頼があるたびに、一意のサービス依頼IDが発行されます。このIDは、チケットの作成から割り当て、解決、終了まで変わりません。

プロセスマイニングでは、この属性を使って顧客ケースごとのエンドツーエンドの流れを再構成します。関連するすべてのイベントを1つのサービス依頼IDにまとめることで、分析担当者はプロセスの流れを可視化し、サイクルタイムを測定して、個々のケースに影響するばらつきやボトルネックを特定できます。

重要な理由

関連するすべてのイベントを1つのプロセスインスタンスに結び付け、カスタマーサービスの対応経路を全体的に把握するための、基本となるケースIDです。

入手先

Freshdeskの主要なチケットIDです。通常は「Tickets」APIエンドポイントの「id」フィールドにあります。

例
SR-2023-10-4831SR-2023-11-0192SR-2023-11-5210
サービス依頼の種類
ServiceRequestType
「質問」「インシデント」「問題」「機能のリクエスト」など、サービス依頼の分類です。
説明

サービス依頼の種類は、顧客からの問い合わせの内容を定義する重要な分類項目です。通常、チケットの作成時または初期の振り分け時に設定され、適切なチームや担当者への割り当てに役立ちます。

分析では、この属性を使ってプロセスを分類し、依頼の種類ごとの対応状況を把握できます。「インシデントは質問より解決に時間がかかるか」「再オープンが最も多い依頼の種類は何か」といった問いに答えられます。この分類は、種類ごとのボトルネックを特定し、それに応じてワークフローを改善するうえで重要です。

重要な理由

プロセスを分類し、インシデントと質問など、顧客の問題の種類ごとに実績やワークフローを比較できます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「type」フィールドに該当する可能性があります。

例
質問インシデント問題機能リクエスト
ステータス
Status
サービスリクエストの現在または過去のステータスです。「オープン」「保留中」「解決済み」「クローズ」などがあります。
説明

ステータス属性は、特定の時点におけるサービスリクエストの状態を示します。ステータスの変更は、プロセスの重要な節目を表すことがよくあります。たとえば、顧客からの情報を待つ間に「オープン」から「保留中」に変わり、顧客から返信があると「保留中」から「オープン」に戻る場合があります。

ステータスの変化を追跡することは、チケットのライフサイクルを把握するうえで欠かせません。チケットが特定の状態にとどまる時間を確認できるため、ボトルネックの特定に役立ちます。たとえば、「保留中」の状態が長く続く場合、顧客からの情報取得に遅れが生じている可能性があります。

重要な理由

ステータスの変化を追跡すると、チケットのライフサイクルを把握し、「保留中」や「対応待ち」などの状態に案件がとどまる時間を特定できます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「status」フィールドに対応します。過去のステータスは、アクティビティログから推定する必要があります。

例
オープン保留中解決済みクローズ
優先度
Priority
サービスリクエストに設定された優先度です。「低」「中」「高」「緊急」などがあります。
説明

優先度属性は、サービスリクエストの緊急度を示し、目標とする初回応答時間や解決時間を左右することがよくあります。優先度は、ルールに基づいて自動設定される場合と、担当者がトリアージ時に手動で設定する場合があります。

この属性は、SLAの適合性やリソース配分を分析するうえで欠かせません。プロセスマップを優先度で絞り込むと、優先度の高いチケットが低いチケットより実際に早く処理されているかを確認できます。また、手戻りの一種である優先度の変更がどの程度発生しているか、その変更がプロセスにどのような影響を与えるかも把握できます。

重要な理由

SLA分析や、優先度の高い問題に低い問題より多くのリソースを適切に割り当て、迅速に対応できているかの確認に役立ちます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「priority」フィールドに対応します。

例
低中高緊急
担当者
AssignedAgent
イベント発生時にチケットを担当していたカスタマーサービス担当者の名前またはIDです。
説明

この属性は、サービス依頼を担当する個々の担当者を識別します。チケットのライフサイクル中に、再割り当てやエスカレーションによって担当者が変わる場合があります。

担当者別のデータ分析は、実績管理用ダッシュボードで重要です。平均解決時間、チケット件数、再オープン率など、担当者ごとの重要業績評価指標を測定できます。成果を上げている担当者の特定や研修ニーズの把握、担当者間の移管が全体の解決時間に与える影響の分析にも役立ちます。

重要な理由

担当者ごとの実績を分析し、成果を上げている担当者や研修の機会、再割り当ての影響を特定できます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「responder_id」フィールドに該当します。このフィールドを担当者の詳細情報と結合できます。

例
アリス・ジョンソンロバート・スミスマリア・ガルシア
SLA未達かどうか
IsSlaBreached
サービスリクエストの解決時間がSLA目標を超えたかどうかを示す真偽値です。
説明

この計算属性は、サービスリクエストごとのSLA適合状況を明確に示します。実際の「ResolutionTime」と「SlaTargetResolutionTime」を比較して算出し、実際の時間が目標を超えた場合はtrueになります。

この属性により、SLAの適合性を簡単に分析し、ダッシュボードに表示できます。SLA未達のチケットを集計・絞り込み、未達の規模をすばやく把握できます。また、未達チケットのプロセスパターンをドリルダウンして原因を調べられます。「SLA Compliance Overview」ダッシュボードとKPIを直接支援します。

重要な理由

目標を達成できなかった案件を明確に示すため、SLAの適合性を簡単に分析でき、未達の原因調査にも役立ちます。

入手先

Freshdeskの実際の解決日時と「SlaTargetResolutionTime」または「due_by」フィールドを比較して算出するフィールドです。

例
truefalse
SLA目標解決時間
SlaTargetResolutionTime
サービスリクエストの解決について、契約で合意された時間または目標時間です。
説明

この属性は、サービスレベル契約(SLA)に基づき、サービスリクエストを解決するまでの目標時間を定めます。目標時間は、チケットの優先度や種類によって異なることがあります。

SLAの適合性を算出する際の基準となる属性です。実際の解決時間と目標時間を比較し、SLAを「達成」したか「未達」だったかを判定できます。リクエストの種類、チーム、担当者ごとのSLA実績を分析することは、サービス管理の中核となります。

重要な理由

SLAの適合性を測定する基準となり、顧客サービスを担う組織の重要な業績評価指標です。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトに「fr_due_by」(初回応答)や「due_by」(解決)などのフィールドがあれば利用できます。ない場合は、SLAポリシーのルールに基づいて算出する必要があります。

例
2023-10-25T14:00:00Z2023-10-27T09:00:00Z2023-11-01T17:00:00Z
ソースシステム
SourceSystem
データの抽出元となるシステムです。この場合は「Freshdesk」です。
説明

この属性は、プロセスデータの発生元となるソースアプリケーションを示します。この分析では、「Freshdesk」などの固定値を設定し、すべてのイベントがFreshdeskのカスタマーサービスプラットフォームから取得されたことを示します。

単純な属性に見えますが、データガバナンスや複数のシステムのデータを統合する場合に重要です。データの出所とコンテキストが明確になり、分析担当者が対象データの発生元を把握できます。データの整合性を保ち、分析への信頼を確立するうえで欠かせません。

重要な理由

データの発生元に関する重要なコンテキストを示します。データガバナンスや複数のソースシステムのデータを統合する際に欠かせません。

入手先

データ変換の際に追加する固定値「Freshdesk」で、データソースを識別します。

例
Freshdesk
再オープンされたかどうか
IsReopened
解決済みのサービスリクエストが再オープンされたことがあるかを示す真偽値です。
説明

この案件単位の属性は、サービスリクエストのライフサイクル中に「Ticket Reopened」アクティビティが発生した場合にtrueとなるフラグです。手戻りが発生した案件を簡単に特定し、分析できます。

再オープンされるチケットの割合が高い場合、最初の解決が不十分または不完全で、業務の非効率や顧客の不満につながっている可能性があります。再オープンされたチケットに絞り込むと、再オープンの主な理由、割合の高い担当者やチーム、再オープンされやすいチケットの種類など、原因を調査できます。

重要な理由

手戻りが発生した案件を特定できます。解決の品質やプロセスの非効率を示す重要な指標です。分析結果は、初回対応での解決率の向上に役立ちます。

入手先

計算フィールドです。該当するサービスリクエストに、Activity = 'Ticket Reopened'のイベントが存在する場合にtrueになります。

例
truefalse
最終データ更新日時
LastDataUpdate
ソースシステムからデータを最後に更新した日時を示すタイムスタンプです。
説明

この属性には、Freshdeskからデータセットを最後に抽出または更新した日時が記録されます。分析対象のデータがどの程度新しいかを明確にできるため、適切なタイミングで関連性の高い業務判断を行ううえで重要です。

分析担当者はこの情報を使って、データが対象とする期間を把握し、利用可能な最新の情報を使っていることを確認できます。プロセスマイニングのダッシュボードやレポートに欠かせないメタデータであり、関係者がデータの更新時期を把握するのに役立ちます。

重要な理由

データの新しさを示し、最新の情報に基づいて分析や判断を行えるようにします。

入手先

データ抽出時に生成され、データを取得した時刻を記録するメタデータフィールドです。

例
2023-12-01T08:00:00Z
初回応答時間
FirstResponseTime
チケットの作成から担当者が顧客に初めて応答するまでの時間です。
説明

初回応答時間は、サービス担当者が顧客に自動応答以外の最初の返信を行うまでの速さを測定します。「First Response Sent」アクティビティと「Ticket Created」アクティビティのタイムスタンプの差から算出します。

このKPIはサービスの応答性を示す重要な指標であり、顧客満足度に大きく影響します。初回応答が早ければ、顧客は問題が受け付けられ、対応が始まっていると確認できます。この指標を分析すると、初回応答に関するSLAの達成状況や、顧客への迅速な対応を確認できます。

重要な理由

サービスの応答性を測定します。顧客満足度を左右する重要な要素であり、先回りしたサービス提供の目標にも直結します。

入手先

計算フィールドです。「Ticket Created」イベントと「First Response Sent」イベントのタイムスタンプ間の時間を示します。

例
3000009000001800000
問い合わせチャネル
CommunicationChannel
サービスリクエストが寄せられたチャネルです。「メール」「電話」「チャット」「Webポータル」などがあります。
説明

この属性は、顧客とのやり取りが始まった経路やチャネルを示します。チャネルによってプロセスの流れや解決時間は異なる場合があります。たとえば、チャットで寄せられたリクエストは、メールで送信されたものより短時間で解決できることがあります。

問い合わせチャネルごとにプロセスを分析すると、リソース配分の見直しやチャネルごとの効率の把握に役立ちます。解決が早いチャネルや顧客満足度の高いチャネルが明らかになり、どのチャネルを推進・強化するかを判断する材料になります。

重要な理由

メール、電話、チャットなど、顧客とのさまざまな連絡チャネルにおけるプロセスの実績と効率を分析できます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「source」フィールドに対応します。

例
メール電話Webポータルチャット
担当グループ
AssignedGroup
サービスリクエストの担当先となるチームまたは部門です。
説明

担当グループは、特定のサービスリクエストを処理する担当者のチームを示します。チケットは、種類や複雑さに応じて「テクニカルサポート」や「請求部門」などの専門グループに振り分けられることがあります。

この属性は、部門間の引き継ぎやチーム単位の実績を分析する際に役立ちます。各グループが処理するチケット数、解決までにかかる時間、グループ間でチケットが転送される頻度を把握できます。こうした情報は、チーム体制やワークフローを見直すうえで重要です。

重要な理由

チームや部門ごとの実績を分析し、引き継ぎの状況やグループ固有のボトルネックを特定できます。

入手先

Freshdeskの「Tickets」オブジェクトにある「group_id」フィールドに対応します。

例
一次サポート二次テクニカルサポート請求カスタマーサクセス
担当者間の転送回数
AgentTransferCount
サービスリクエストの担当者が別の担当者に変更された合計回数です。
説明

この属性は案件単位の指標で、チケットの担当者が変更された回数を数えます。サービスリクエストごとに「Ticket Reassigned」アクティビティの発生回数を数えて算出します。

頻繁な転送、いわゆる「たらい回し」は、引き継ぎのたびにコンテキストが失われ、対応の遅れや顧客の不満につながることがあります。転送回数を分析すると、最初の振り分けの問題、担当者のスキル不足、プロセスの複雑さなどを特定できます。不要な転送を減らし、効率と顧客満足度を高めることが目標です。

重要な理由

社内での引き継ぎ頻度を測定します。遅延や顧客の不満につながる主な要因を把握し、一次対応での解決率向上に役立てられます。

入手先

計算フィールドです。サービスリクエストごとの「Ticket Reassigned」アクティビティの回数です。

例
0132
製品
Product
顧客のリクエストに関連する製品またはサービスです。
説明

この属性は、サービスリクエストの対象となる製品またはサービスの種類を示します。チケットの振り分けやレポート作成のため、Freshdeskでカスタムフィールドとして設定されていることがよくあります。

製品別にプロセスを絞り込むと、製品固有の問題を見つけられます。たとえば、特定の製品にサポートチケットが偏っていないか、新製品の発売によって問い合わせが急増していないかを確認できます。分析結果は、製品開発や製品管理のチームにとって有益な情報となります。

重要な理由

製品分野ごとにプロセスを絞り込み、サポートリクエストが多い製品や解決に時間がかかる製品を把握できます。

入手先

通常はカスタムフィールドです。正確な場所はFreshdeskの設定によって異なりますが、「Tickets」APIレスポンスの「custom_fields」に含まれている可能性があります。

例
アルファプラットフォームベータモバイルアプリガンマサブスクリプション
顧客名
CustomerName
サービスリクエストを送信した顧客の名前またはIDです。
説明

この属性は、サービスリクエストに関連する顧客を特定します。顧客ごとの視点でプロセスを分析し、特定の顧客とのやり取りを時系列で追跡できます。

顧客別に分析すると、チケットの送信数が多い顧客や、再オープンが頻発する顧客などの傾向が明らかになります。顧客サクセス施策の検討や、サービス体験の低下による解約リスクがある顧客の特定にも役立ちます。また、複数のサービスリクエストにまたがる顧客体験の全体像を把握するうえでも重要です。

重要な理由

顧客ごとの視点でプロセスを確認でき、問い合わせの多い顧客や問題が繰り返し発生している顧客を特定できます。

入手先

この情報は「Tickets」オブジェクトの「requester_id」を介して関連付けられ、Freshdeskの「Contacts」または「Users」オブジェクトに接続されます。

例
山田太郎佐藤花子グローバルテック株式会社
顧客満足度評価
SatisfactionRating
チケットの解決後に顧客が回答した満足度スコアです。
説明

顧客満足度評価は、プロセスの成果を示す重要な指標です。通常、チケットの解決後に送信するアンケートで収集し、数値スコアまたは「満足」「どちらでもない」「不満」などの評価で表します。

この属性を使うと、プロセスのパターンと顧客の評価を関連付けて分析できます。満足度が低くなるプロセスのバリアントを調べることで、顧客体験に悪影響を与える行動や遅延を特定できます。プロセスの効率と顧客満足度の関係を直接確認できます。

重要な理由

プロセスの実行状況と顧客の評価を結び付け、顧客満足度の高低につながるプロセス上の行動を特定できます。

入手先

このデータはFreshdeskの顧客満足度評価機能に含まれており、「Surveys」または「Satisfaction Ratings」APIエンドポイントから取得できます。

例
5314
必須 推奨 任意

カスタマーサービスのアクティビティ

プロセスを正確に把握し、ボトルネックを特定するために、イベントログに記録すべき主なプロセスの手順と重要な節目です。
5 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
チケット作成
カスタマーサービスの流れにおける最初のイベントで、顧客の依頼がFreshdeskに正式に記録された時点を示します。メール、ポータル、電話、API連携のいずれかを通じて新しいチケットが作成されると、このアクティビティが明示的に記録されます。
重要な理由

このアクティビティは、すべてのケースの開始点です。全体の解決時間の算出や、チャネル別・種類別のチケット件数の傾向分析に欠かせません。

入手先

Freshdeskの「Ticket Activities」ログに明示的なイベントとして記録されます。新しいチケットレコードの作成時に自動で生成されます。

記録

作成時にチケットのアクティビティ履歴へ直接記録されます。

イベントタイプ explicit
チケット割り当て
チケットを対応する担当者またはグループに割り当てたことを示します。担当者またはグループのフィールドに値が入力されたときや、値が変更されたときに、チケットの履歴に明示的に記録されます。
重要な理由

割り当てを追跡すると、担当者の業務量の分析、振り分けの非効率な箇所の特定、割り当てまでの時間に関する重要業績評価指標の測定に役立ちます。業務の分担状況や、対応開始前に遅延が生じている箇所も把握できます。

入手先

「Ticket Activities」ログから取得します。「Agent」または「Group」フィールドの変更がタイムスタンプとともに記録されます。

記録

担当者またはグループの「Assigned to」フィールドが更新されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
チケット終了
チケットが完全に終了したことを示す最後のアクティビティです。通常は「Resolved」の状態で一定期間が経過し、顧客から新たな返信がない場合に、システムが自動で終了します。
重要な理由

このアクティビティは、サービス依頼の一連の流れが完全に終了したことを示します。エンドツーエンドのサイクルタイムを正確に算出するための最終地点となります。

入手先

最終ステータスが「Closed」に変更されたことを記録する「Ticket Activities」ログから取得します。多くの場合、システムの自動化によって発生します。

記録

チケットの「Status」フィールドが「Closed」に更新されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
チケット解決
担当者が解決策を提示し、チケットのステータスを「Resolved」に変更した重要な節目を示します。チケットの履歴にステータス変更として明示的に記録されます。
重要な理由

このアクティビティは、チケットに対する対応作業の終了を示し、解決時間の測定基準となります。担当者の実績とプロセス全体の効率を分析するうえで重要なイベントです。

入手先

タイムスタンプとともに「Resolved」へのステータス変更を記録する「Ticket Activities」ログから取得します。

記録

チケットの「Status」フィールドが「Resolved」に更新されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
初回応答送信
チケット作成後、担当者が顧客に送信した最初の公開返信を示します。Freshdeskでは、SLAの追跡に使う「First Response Time」の測定対象として、このイベントが明示的に記録されます。
重要な理由

顧客への応答性とSLA遵守状況を測るうえで重要な節目です。このアクティビティまでの時間を分析すると、顧客への初回対応の遅れを特定できます。

入手先

FreshdeskがSLAの測定用に追跡するイベントです。担当者が最初の公開コメントを追加した時刻に該当します。

記録

チケットの会話履歴にある、担当者からの最初の公開返信で特定します。

イベントタイプ explicit
SLA違反
チケットへの応答または解決にかかった時間が、定められたSLAの目標を超えたときに発生する計算イベントです。FreshdeskはSLAのステータスを追跡し、チケットを「violated」として記録します。この情報からアクティビティを導出できます。
重要な理由

サービスレベルの合意が守られていない時点と箇所を特定できるため、SLA遵守状況の分析に直接役立ちます。遅延の構造的な原因を特定するうえで重要です。

入手先

チケットの「SLA」ステータスを確認して推定または算出するイベントです。SLAステータスが「Violated」に変わったときにアクティビティを生成する方法や、応答・解決のタイムスタンプをSLA目標と比較する方法があります。

記録

チケットデータで「Time to Resolve」が「SLA Target Resolution Time」を超えた場合に導出します。

イベントタイプ calculated
ステータスを保留中に変更
顧客からの情報を待つ際に、担当者がチケットのステータスを「Pending」に変更すると発生します。このイベントは、チケットのアクティビティ履歴にステータス変更として明示的に記録されます。
重要な理由

外部からの情報を待つ間、プロセスが中断している期間を特定できます。このステータスの継続時間を分析すると、顧客側で生じている遅延を定量化できます。また、この状態ではSLAの計測が一時停止されることが多いため、SLA遵守状況の分析にも役立ちます。

入手先

「Pending」への変更を含むすべてのステータス変更を記録する「Ticket Activities」ログから取得します。

記録

チケットの「Status」フィールドが「Pending」に更新されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
チケットの優先度変更
担当者または自動化ルールがチケットの優先度を「Low」から「High」などに変更すると発生します。チケットのアクティビティログに明示的な更新として記録されます。
重要な理由

優先度の変更は、エスカレーションや問題の緊急度の再評価を示す場合があります。変更を分析すると、エスカレーションの要因と解決時間への影響を把握できます。

入手先

「Priority」フィールドを含むチケットのすべてのプロパティ変更を記録する「Ticket Activities」ログから取得します。

記録

「Priority」フィールドの値が更新されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
チケットの再割り当て
最初の割り当て後に、チケットが別の担当者またはグループへ移管されると発生します。担当者の変更として、チケットのアクティビティログに明示的に記録されます。
重要な理由

再割り当てが頻繁に発生する場合や、担当者間の移管率が高い場合、最初の振り分けが適切でないか、知識が組織内で分散している可能性があります。この分析は、最初の窓口での解決率を高める機会の特定に役立ちます。

入手先

最初の割り当て後に「Ticket Activities」ログで記録された「Agent」または「Group」フィールドの変更から追跡します。

記録

最初の割り当て後に「Assigned to」フィールドが再度更新されたことを示します。

イベントタイプ explicit
チケット再オープン
ステータスが「Resolved」のチケットに顧客が返信すると発生し、ステータスは自動的に「Open」に戻ります。システムによって明示的に記録されるイベントです。
重要な理由

再オープン率が高い場合、最初の解決策が十分に機能せず、手戻りや顧客の不満につながっている可能性があります。このアクティビティの分析は、「Ticket Re-opening Analysis」と最初の窓口での解決率の改善に欠かせません。

入手先

顧客からの返信によってステータスが「Resolved」から「Open」に自動変更されたときに記録されます。このステータス変更は「Ticket Activities」ログに残ります。

記録

顧客とのやり取りをきっかけに、「Resolved」から「Open」へステータスが変更されたことを示します。

イベントタイプ explicit
内部メモ追加
担当者が、ほかの担当者との社内連携を目的として、チケットに非公開メモを追加します。このイベントはチケットのアクティビティ履歴に明示的に記録され、担当者だけが閲覧できます。
重要な理由

内部メモを追跡すると、連携のパターンを分析し、社内での十分な検討が必要な問題を特定できます。解決までに内部メモが頻繁に追加されている場合、問題が複雑であるか、知識が不足している可能性があります。

入手先

チケットの会話履歴に「Private Note」として記録され、顧客向けの公開返信と区別できます。

記録

担当者が「Private」としてメモを追加したときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
満足度アンケート送信
顧客満足度アンケートの送信を示します。通常はチケットの解決後に自動化ルールで送信されます。自動化の処理がチケットの履歴に記録されている場合、このイベントを取得できます。
重要な理由

フィードバック収集の開始を示します。アンケートの回答とプロセスのバリアントを関連付けると、プロセスの実績が顧客満足度に与える影響を詳しく把握できます。

入手先

通常は「Automation Rule」によって実行されます。チケットのアクティビティログに個別のイベントとして表示されるかどうかは、Freshdeskの自動化に関するログ設定によって異なります。

記録

チケット解決後に自動化ルールが実行されたときに記録されるイベントです。

イベントタイプ explicit
顧客からの返信
顧客から新しい返信や連絡を受けたことを示します。チケットの会話スレッドに明示的なイベントとして記録され、通常はステータスが「Pending」から「Open」に変わります。
重要な理由

このアクティビティは、顧客とのやり取りが繰り返される状況の把握や、顧客の応答時間の測定に役立ちます。一時停止していたSLAの計測も再開されるため、コンプライアンス指標にも影響します。

入手先

チケットの会話スレッドに新しい項目として記録されます。このイベントは顧客の連絡先レコードに関連付けられます。

記録

顧客の連絡先がチケットに追加した新しい公開メモです。

イベントタイプ explicit
推奨 任意

データ抽出ガイド

Freshdeskからデータを取得する方法

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