受注から入金まで:請求・請求書発行のデータテンプレート

Salesforce Sales Cloud
受注から入金まで:請求・請求書発行のデータテンプレート

受注から入金まで:請求・請求書発行のデータテンプレート

このテンプレートでは、受注から入金までの請求・請求書発行プロセスを効果的に分析するために必要な、主要なデータ属性とアクティビティを詳しく説明します。イベントログに収集する情報と、その抽出方法を示します。このリソースを使ってプロセスマイニングの取り組みを効率化し、プロセスに関する有用な情報を得てください。
  • 収集を推奨する属性
  • 追跡する主要なアクティビティ
  • 抽出方法
イベントログを初めて扱いますか。学ぶ プロセスマイニングのイベントログを作成する方法.

受注から入金まで:請求・請求書発行の属性

受注から入金までの請求・請求書発行を詳細に分析するため、重要な情報をすべて記録できるイベントログの推奨データ項目です。
3 必須 5 推奨 11 任意
名前 説明
アクティビティ名
ActivityName
請求プロセスで発生した特定の業務イベントの名称です。
説明

この属性は、請求書のライフサイクルで到達したステップまたはマイルストーンを示します。たとえば、「Invoice Generated」や「Payment Received」などです。これらのアクティビティがプロセスマップのノードになります。

アクティビティ名の順序を分析することは、プロセスマイニングの基本です。実際のプロセスフローが明らかになり、設計上のプロセスと比較できます。特定のステップ間の逸脱やボトルネック、手戻りループの特定に使われ、「Billing Process Rework & Errors」や「Billing Compliance Violation Report」などのダッシュボードを直接支援します。

重要な理由

プロセスのステップを定義し、プロセスマップの基盤となるとともに、ワークフロー、ボトルネック、逸脱の分析を可能にします。

入手先

通常、InvoiceオブジェクトのStatus項目の変更、または特定の操作を記録するTaskやEventなどの関連オブジェクトのレコードから取得します。

請求書を作成請求書を承認請求書を顧客に送付入金を受領
イベント時刻
EventTime
特定のアクティビティが発生した時点を示すタイムスタンプです。
説明

この属性は各アクティビティの日付と時刻を示し、時系列の並べ替えとパフォーマンス分析に欠かせません。タイムスタンプによってイベントの順序が確定し、イベント間の所要時間を算出できます。

プロセス分析では、イベント時刻を使ってサイクルタイム、待ち時間、特定アクティビティの所要時間など、時間に関するすべての指標を算出します。「Average Invoice Cycle Time」や「DSO」などのKPIの基盤となり、「Invoice Approval Cycle Time」や「Payment Reconciliation Performance」などのダッシュボードを支えます。

重要な理由

このタイムスタンプは、イベントを正しい順序に並べ、サイクルタイムや所要時間などのパフォーマンス指標を算出するうえで欠かせません。遅延の特定に役立ちます。

入手先

通常、Invoiceオブジェクトや関連するTask/Eventレコードの「CreatedDate」や「LastModifiedDate」など、システムが生成するタイムスタンプ項目から取得します。

2023-04-15T10:00:00Z2023-04-16T14:30:00Z2023-05-20T09:05:12Z
請求書番号
InvoiceNumber
各請求書を一意に識別する番号で、請求プロセスの主なケース識別子として機能します。
説明

請求書番号は、関連するすべての請求アクティビティを1つのケースにまとめる中心的な属性です。各番号は、顧客に送付する個別の請求書を表します。

プロセスマイニング分析では、この属性によって請求書の作成から最終的な入金とクローズまで、ライフサイクル全体を追跡できます。プロセスマップの作成や、「Average Invoice Cycle Time」「Days Sales Outstanding」などケース単位のKPIの算出に欠かせません。請求書番号でプロセスを分析すると、個々の請求案件におけるボトルネック、手戻りループ、コンプライアンス上の逸脱を特定できます。

重要な理由

関連するすべての請求イベントを結び付け、取引ごとの請求プロセスを最初から最後まで把握するための基本キーです。

入手先

通常、Salesforce Sales CloudのInvoiceオブジェクトにおける主キーで、「InvoiceNumber」または同様の一意ID項目で表されます。

INV-00582INV-01934INV-10345
担当ユーザー
UserResponsible
アクティビティを実行したユーザーまたはエージェントです。
説明

この属性は、請求書の承認や入金の計上など、特定のアクティビティを担当したSalesforceユーザーを識別します。通常、レコードを最後に変更したユーザー、またはタスクの所有者に紐付けられます。

担当ユーザー別にプロセスを分析すると、チームのパフォーマンス、業務負荷の分布、研修の必要性を把握できます。「Billing Team Workload & Performance」ダッシュボードを支え、パフォーマンスの比較やリソース配分の分析に役立ちます。遅延やエラーの原因を調査する際の根本原因分析にも利用できます。

重要な理由

個人とチームのパフォーマンス、業務負荷の平準化を分析でき、成果の高いユーザーや追加研修が必要なユーザーの特定にも役立ちます。

入手先

Invoiceオブジェクトの「LastModifiedById」や、関連するTaskまたはカスタムオブジェクトの「OwnerId」などの項目から取得できます。これらのIDをUserオブジェクトと結合して、ユーザー名を取得する必要があります。

Alice JohnsonBob WilliamsCharlie Brown
支払期日
PaymentDueDate
顧客が請求書を支払う必要がある期限です。
説明

この属性は、請求書に記載された支払い期限を示します。請求日と合意した支払条件に基づいて算出します。

支払期日は、財務計画と回収管理に欠かせないデータです。実際の支払い状況を測定する基準となり、「On-Time Payment Rate」KPIの算出や、「Days Sales Outstanding(DSO)Trend」など支払いの適時性を追跡するダッシュボードに必要です。

重要な理由

支払いパフォーマンスの測定、DSOの算出、支払督促などの回収活動を開始するための基準になります。

入手先

SalesforceのInvoiceオブジェクトにある標準日付項目で、通常は「DueDate」という名称です。

2023-05-152023-06-302023-07-01
請求書ステータス
InvoiceStatus
請求書のライフサイクルにおける現在のステータスです。
説明

この属性は請求書の現在の状態を示します。たとえば、「Draft」「Awaiting Approval」「Sent」「Paid」「Void」などです。任意の時点で、請求書がプロセスのどこにあるかを把握できます。

請求書ステータスは、フィルタリングとセグメント分けに欠かせない分析軸です。支払い待ちの請求書や却下された請求書など、特定の請求書群に絞り込めます。作業の優先順位付けや、特定の段階で滞留する請求書の特徴分析にも役立ちます。

重要な理由

請求書の現在の状態を明確に把握でき、オープン、クローズ、問題のあるケースを絞り込んで分析できます。

入手先

通常、SalesforceのInvoiceオブジェクトにあるステータスという標準選択リスト項目です。

承認待ち承認済み顧客へ送付済み支払済み償却済み
請求書合計金額
InvoiceTotalAmount
請求書の金銭的な合計額です。
説明

この属性は、提供した商品またはサービスに対して顧客が支払うべき合計金額を示します。各請求書ケースに紐付く重要な財務指標です。

請求書合計金額を分析すると、高額な請求書を優先し、小規模な取引と大規模な取引でプロセスのパフォーマンスがどう異なるかを把握できます。ダッシュボードで分析を分け、高額な請求書ほど承認に時間がかかるか、支払いが遅いかを確認することもできます。財務リスクを管理し、回収業務に効果的に注力するうえで重要です。

重要な理由

財務面での影響を分析でき、高額な請求書の優先順位付けや、金額が承認時間や支払い遅延などのプロセス動作に与える影響の把握に役立ちます。

入手先

通常、Invoiceオブジェクトの標準通貨項目で、「GrandTotal」などの集計項目が該当します。

5400.5012500.00850.75
請求部門
BillingDepartment
請求業務を担当する部門またはチームです。
説明

この属性は、担当ユーザーが所属する機能グループを示します。たとえば、「Accounts Receivable」や「Sales Operations」などです。通常、Salesforceに登録されたユーザーのプロファイルまたは役割から取得します。

部門別にパフォーマンスを分析すると、プロセスの担当部門を把握し、特定チーム内の構造的な問題を特定できます。「Payment Reconciliation Performance」や「Billing Team Workload & Performance」ダッシュボードで、機能領域ごとの効率とリソース利用状況を比較するために使います。

重要な理由

チームまたは部門単位でパフォーマンスを分析でき、グループ固有のボトルネック、リソース不足、研修上の課題を特定できます。

入手先

通常、この情報はSalesforceのユーザーオブジェクトに保存されており、部門Role.Nameなどの項目に格納されています。

売掛金管理財務業務回収チーム
イベント終了時刻
EventEndTime
アクティビティが完了した時点を示すタイムスタンプです。
説明

この属性は、アクティビティの完了時刻を記録します。請求業務の多くは、開始時刻と終了時刻が同じ瞬時のイベントですが、承認ステップなど、所要時間を測定できるものもあります。

終了時刻があると、アクティビティの処理時間、つまり担当者またはシステムがタスクに実際に取り組んだ時間を正確に算出できます。実作業時間と待ち時間を区別でき、プロセス効率をより詳細に把握できます。

重要な理由

アクティビティの処理時間を正確に算出し、実作業と待機時間を区別できるため、効率をより正確に分析できます。

入手先

標準項目ではないことが多く、ケース内の次のアクティビティのStartTimeから算出するか、カスタム項目で取得する必要があります。

2023-04-15T10:05:00Z2023-04-16T14:32:10Z2023-05-20T09:05:12Z
ソースシステム
SourceSystem
データの取得元となるシステムを識別します。
説明

この属性は、イベントデータが生成された元のアプリケーションを示します。このプロセスでは通常、「Salesforce Sales Cloud」です。

複数のシステムを連携する環境では、データの系譜を追跡し、問題を解決するうえで欠かせません。データの背景を理解し、異なるシステムのイベントをプロセスマイニングツール内で正しく統合・解釈するのに役立ちます。

重要な理由

データの出所に関する重要な背景情報を提供し、複数システム環境でのデータガバナンス、検証、分析を支えます。

入手先

通常、データ抽出、変換、ロード(ETL)処理の際に、データセットの出所を示す固定値として追加します。

Salesforce Sales CloudSFSC
最終データ更新
LastDataUpdate
ソースシステムから最後にデータを更新した時点のタイムスタンプです。
説明

この属性は、プロセスマイニング分析用のデータがSalesforce Sales Cloudから最後に抽出された時点を示します。更新のたびにデータセット全体へ付与するメタデータ項目です。

このタイムスタンプは、分析データの鮮度を把握するうえで重要です。表示しているダッシュボードとKPIが最新かどうかを確認でき、プロセス分析に基づいて適切なタイミングで意思決定するために役立ちます。

重要な理由

データの適時性を示し、最新かつ関連性のあるプロセスの状況に基づいて意思決定できるようにします。

入手先

ETLツールまたはデータパイプラインが実行されるたびに、この値を生成してデータセットに付与します。

2023-10-27T02:00:00Z2023-10-28T02:00:00Z
取引先責任者
AccountOwner
顧客アカウントを担当する営業担当者またはアカウントマネージャーです。
説明

この属性は、顧客との関係を社内で担当するユーザーを識別します。通常、SalesforceのAccountに割り当てられた営業担当者またはアカウントマネージャーです。

請求業務に直接関与しない場合でも、取引先責任者は分析に役立つ軸になります。請求プロセスの問題が顧客関係に影響する場合があり、この属性によってプロセスパフォーマンスを営業面の担当者と結び付けられます。特定の担当者が管理するアカウントで請求上の問題が多いかどうかも確認できます。

重要な理由

請求プロセスのパフォーマンスを顧客関係の担当者と結び付け、請求ミスや遅延が事業に与える影響を把握できます。

入手先

Invoiceに関連するAccountオブジェクトの「Owner.Name」項目から取得します。

David MillerSophia GarciaJames Wilson
売上債権回転日数
DaysSalesOutstanding
請求書を送付してから支払いを受領するまでの日数です。
説明

売上債権回転日数(DSO)は、販売後に企業が支払いを回収するまでの平均日数を測定する重要な財務指標です。「Invoice Sent to Customer」イベントから「Customer Payment Received」イベントまでの時間として計算されます。

このKPIは受注から入金までのプロセスで重視される指標であり、この属性によってすべての請求書について確認できます。「Days Sales Outstanding (DSO) Trend」ダッシュボードを直接支援し、キャッシュフローの監視と改善に欠かせません。

重要な理由

回収プロセスの効果と、企業のキャッシュフローへの直接的な影響を測定する重要なKPIです。

入手先

計算属性です。計算式は(Timestamp('Customer Payment Received') - Timestamp('Invoice Sent to Customer'))です。

32日58日29日
手戻りかどうか
IsRework
請求書に手戻りループが発生したかどうかを示す計算フラグです。
説明

このブール型属性は、データ処理中に生成されます。請求書のアクティビティの順序に、手戻りの兆候がある場合にtrueになります。たとえば、「Invoice Approved」の後に「Invoice Corrected」が発生する場合です。

このフラグは、プロセスの非効率をすばやく特定し、定量化するために欠かせません。「Invoice Rework Rate」KPIと「Billing Process Rework & Errors」ダッシュボードに直接利用されるため、分析担当者はコストと時間のかかる手戻りループが発生したケースを切り分けて調査できます。

重要な理由

修正ループが発生したケースを特定することで、プロセスの非効率を直接定量化し、エラーの原因の特定と品質不良コストの算出に役立ちます。

入手先

この属性はソースシステムにはありません。各ケースのアクティビティの順序に基づき、プロセスマイニングツールまたはETLレイヤーで計算されます。

truefalse
支払い遅延かどうか
IsLatePayment
支払いが支払期日を過ぎて受領されたかどうかを示す計算フラグです。
説明

このブール型属性は、「Customer Payment Received」のタイムスタンプと「Payment Due Date」を比較して生成されます。支払いが遅れていればtrue、それ以外の場合はfalseになります。

このフラグにより、支払い行動と回収業務の効果を簡単に分析できます。「On-Time Payment Rate」KPIの基礎となり、顧客を期日どおりに支払う顧客と遅延顧客に分けて、さらに分析できます。請求書ごとの支払いパフォーマンスを、明確な二値の結果として示します。

重要な理由

回収業務の成果を明確に測定でき、「On-Time Payment Rate」KPIを直接支援するとともに、支払い遅延の要因を分析できます。

入手先

この属性はソースシステムにはありません。支払日とPaymentDueDate項目を比較し、ETLレイヤーまたはプロセスマイニングツールで計算されます。

truefalse
支払条件
PaymentTerms
請求書の支払いに関して合意した条件です。「Net 30」や「Due on Receipt」などが該当します。
説明

この属性は、請求書をいつ、どのように支払うかを定めるルールです。支払期日の算出方法を決めるほか、早期支払い割引の条件を含む場合があります。

支払条件別に分析すると、契約条件の違いが支払い行動に与える影響を把握できます。「Early Payment Discount Utilization」ダッシュボードでは、支払日と条件を比較して、利用されていない金銭的な機会を特定します。一部の請求書で支払いサイクルが長くなったり短くなったりする理由を理解するうえでも役立ちます。

重要な理由

支払期限の背景を把握でき、支払い行動、DSO、早期支払い割引制度の効果を分析するうえで欠かせません。

入手先

通常、SalesforceのInvoiceオブジェクトまたは関連するAccountオブジェクトの選択リスト項目またはテキスト項目に保存されています。

30日後払い60日後払い10日以内2%割引、30日後払い受領時払い
請求先国
BillingCountry
請求書の請求先住所に指定された国です。
説明

この属性は、顧客の請求先住所の国を示します。プロセスデータをセグメント化するための重要な地理的な軸です。

国別に請求プロセスを分析すると、パフォーマンス、コンプライアンス、顧客行動における地域差を特定できます。特定の国で支払いサイクルが長い、手戻り率が異なる、プロセスに影響する固有の規制要件がある、といった状況を明らかにできます。これにより、グローバルなプロセスの標準化と、地域に合わせた最適化を進められます。

重要な理由

地域ごとのパフォーマンス、コンプライアンス要件、支払い行動の違いを特定する地理的な分析が可能になります。

入手先

Invoiceオブジェクトの標準住所複合項目の一部で、通常はBillingCountryです。

USAドイツ日本ブラジル
請求書通貨
InvoiceCurrency
請求金額に使用される通貨コードです。USDやEURなどが該当します。
説明

この属性は、請求書の金額がどの通貨で表示されているかを示します。複数の国で事業を展開する組織にとって、特に重要です。

この項目は、財務分析に欠かせない情報を提供します。金額を正しく集計し、異なる通貨圏のプロセス指標を比較できます。財務KPIを分析する際に通貨の混在を避けるため、必要なフィルターです。

重要な理由

すべての金額に必要な情報を付加し、正確な財務分析とレポーティングを可能にします。特に、多国籍で事業を運営する場合に役立ちます。

入手先

通常は標準のCurrencyIsoCode項目です。Salesforceで複数通貨が有効になっている場合に利用できます。

USDEURGBPJPY
顧客名
CustomerName
請求先となる顧客または取引先の名称です。
説明

この属性は、請求書の発行先である顧客または企業を識別します。通常、Salesforceの関連するAccountレコードから紐付けます。

顧客別にプロセスを分析すると、顧客固有の行動を把握し、主要顧客に影響する問題を特定できます。特定の顧客で支払い遅延、手戻り、複雑な承認サイクルが繰り返されていないかを確認できます。顧客関係の管理や回収施策の調整にも役立ちます。

重要な理由

顧客を軸に分析でき、支払いが遅れやすい顧客や請求書の修正が多い顧客などの傾向を特定し、顧客関係管理の改善につなげられます。

入手先

InvoiceオブジェクトからAccountオブジェクトへの参照関係を通じて、「Account.Name」項目から取得します。

ABC CorporationGlobal Tech Inc.Innovate Solutions LLC
必須 推奨 任意

受注から入金まで:請求・請求書発行のアクティビティ

正確なプロセスディスカバリーとパフォーマンス評価のため、イベントログに記録する主要なプロセス手順とマイルストーンです。
5 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
請求書をクローズ
請求書が全額支払われ、消込も完了したため、請求書のライフサイクルが完了した状態です。正常に処理された請求書の最終アクティビティであり、通常はステータス更新で記録します。
重要な理由

このアクティビティはプロセスの主な終了点となり、エンドツーエンドのサイクルタイムを正確に算出できます。プロセス分析における完了の定義を明確にします。

入手先

Invoiceオブジェクトのステータス項目が「Closed」「Paid in Full」などの最終状態に更新された時点のタイムスタンプから推定します。

取得

請求書のステータス項目が最終値「Closed」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
請求書を作成
このアクティビティは、Salesforce内で新しい請求書レコードが作成されたことを示します。特定の取引における請求プロセスの正式な開始点であり、通常は注文の履行後、または契約上のマイルストーン達成後に発生します。イベントは、請求書レコードの作成日時から取得します。
重要な理由

これは請求プロセスの主な開始イベントです。この時点から入金までの時間を分析することで、受注から入金までのサイクルタイム全体を測定し、初期入力の遅延を特定できます。

入手先

このイベントは、Salesforceの請求書を表すInvoiceカスタムオブジェクトまたは類似オブジェクトの作成日(CreatedDateフィールド)から取得します。

取得

請求書オブジェクトのレコード作成タイムスタンプです。

イベントタイプ explicit
請求書を承認
承認権限を持つユーザーが請求書を確認し、内容の正確性と顧客への送付準備が整っていることを確認して承認した状態です。通常、請求書のステータスが「Approved」に変更された時点で取得します。
重要な理由

これは請求プロセスの後続工程を開始する重要なマイルストーンです。ここで遅延が発生すると大きなボトルネックとなり、DSOとサイクルタイム全体に影響します。これらは「Invoice Approval Cycle Time」ダッシュボードで測定します。

入手先

Invoiceオブジェクトのステータス項目が「Approved」に変更された時点から推定します。Salesforce Approval Processesを使用している場合は、ProcessInstanceオブジェクトの履歴から明示的に取得できます。

取得

請求書のステータス項目が「Approved」に変更された時点、または正式な承認プロセスのステップが完了した時点です。

イベントタイプ inferred
請求書を顧客に送付
承認済みの請求書が、メール、郵送、またはポータルを通じて正式に顧客へ届けられた状態です。通常、「Sent Date」項目への値の入力、またはステータスの「Sent」への変更で取得します。
重要な理由

これは入金回収期間の開始点であり、売上債権回転日数(DSO)の算出起点です。顧客との連絡状況と入金までの期間を追跡するうえで重要なマイルストーンです。

入手先

Invoiceオブジェクトの「Sent Date」項目に値が入力された時点、またはステータスが「Sent」に更新された時点から推定します。連携したメールツールで送信した場合は、Activity Historyに明示的なイベントとして記録されることもあります。

取得

「Sent_Date__c」項目に値が入力された時点のタイムスタンプです。

イベントタイプ inferred
顧客から入金
顧客が請求書に対する支払いを行い、資金を受領した状態です。通常、関連する「Payment」レコードを作成し、請求書に紐付けて記録します。
重要な理由

これは入金回収プロセスにおける最も重要なマイルストーンです。DSOの算出終点であり、売上を正常に受領したことを示します。

入手先

Invoiceオブジェクトに関連する「Payment」カスタムオブジェクトレコードの作成日から取得します。請求書のステータスが「Paid」に変更されたことから推定することもできます。

取得

関連するPaymentレコードが作成された時点です。

イベントタイプ explicit
入金を元帳に計上
受領した入金が、会社の財務会計システムまたは元帳に正式に記録された状態です。連携処理の実行後、入金または請求書レコードのステータス更新から取得する場合があります。
重要な理由

このアクティビティにより、入金の受領と財務上の消込を区別できます。入金受領から計上までの時間から、社内会計プロセスの遅延を把握できます。

入手先

PaymentまたはInvoiceオブジェクトのステータス項目が「Posted」や「Exported to ERP」などに変更された時点から推定します。多くの場合、API連携によって更新されます。

取得

入金または請求書のステータスが「Posted」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
入金を充当・消込
受領した入金がシステム上で特定の請求書と完全に照合・充当され、売掛金が決済された状態です。入金または請求書レコードの最終ステータス変更で取得します。
重要な理由

これはキャッシュコンバージョンサイクルの最終ステップです。「Payment Reconciliation Performance」ダッシュボードでは、このアクティビティを使って財務チームの入金充当業務の効率を測定します。

入手先

Invoiceまたは関連するPaymentオブジェクトのステータスが「Reconciled」や「Applied」などの最終状態に変更された時点から推定します。

取得

請求書または入金のステータスが「Reconciled」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
支払期日到来
請求書の支払条件に基づき、支払いが期日を迎えた時点を示す計算イベントです。ユーザー操作ではなく、請求書データから算出します。
重要な理由

このアクティビティは、支払い行動を分析し、「On-Time Payment Rate」KPIを測定するための重要な基準になります。期日どおりの支払いと遅延した支払いを区別できます。

入手先

これは計算イベントです。Invoiceオブジェクトの「Due Date」項目と現在のタイムスタンプを比較して算出します。Salesforceに保存されたイベントとして存在するものではありません。

取得

現在の日付と請求書のDue Date項目を比較して算出します。

イベントタイプ calculated
支払督促を送信
予定された支払いまたは期限を過ぎた支払いを顧客に知らせる連絡を送信した状態です。通常、請求書に関連付けられた特定のActivity(TaskまたはEmail)レコードとして記録します。
重要な理由

督促を追跡すると、回収施策の効果を評価できます。「Payment Reminder Effectiveness」ダッシュボードと「Payment Reminder Trigger Rate」KPIに欠かせません。

入手先

Invoiceオブジェクトに関連するActivity(TaskまたはEmail)レコードの作成時点から取得します。件名または種別によって、支払督促であることを判別します。

取得

特定の種別または件名を持つ関連TaskまたはEmailレコードが作成された時点です。

イベントタイプ explicit
請求書を修正
却下またはエラー判明後に、請求書を手作業で修正または更新したことを示します。多くの場合、請求書のステータスが「Rejected」から「Draft」など、以前の状態に戻ったことで推定します。
重要な理由

修正ループを特定することは、「Invoice Rework Rate」KPIの測定に欠かせません。修正件数が多い場合、請求書の初期作成プロセスに問題があり、遅延を招いている可能性があります。

入手先

項目履歴追跡で、後工程の値(例:「Rejected」「Approved」)から前工程の値(例:「Draft」「In Progress」)にステータスが変更されたことを検出して推定します。

取得

請求書のステータスがプロセスフロー上で前の段階に戻った時点です。

イベントタイプ inferred
請求書を償却
債権を放棄する決定がなされ、全額未回収のまま請求書をクローズした状態です。請求プロセスにおける、別の不成功の終了パターンを示します。
重要な理由

償却を追跡すると、売上損失を定量化し、貸倒れにつながる顧客や状況を特定できます。財務の健全性を監視するうえで重要な例外経路です。

入手先

Invoiceオブジェクトのステータス項目が「Written Off」または「Canceled - Bad Debt」に更新された時点のタイムスタンプから推定します。

取得

請求書のステータス項目が「Written Off」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
請求書を却下
承認者が請求書を却下した状態です。通常は誤りや不一致が原因で、修正して再提出する必要があります。請求書レコードのステータスが「Rejected」に変更されたことで取得します。
重要な理由

このアクティビティは手戻りとプロセスの非効率を示します。却下の頻度を分析すると、よくあるエラーの発生源を特定でき、「Billing Process Rework & Errors」ダッシュボードの根本原因分析に役立ちます。

入手先

Invoiceオブジェクトのステータス項目が「Rejected」に変更された時点から推定します。正式なApproval Processの履歴に記録されたコメントから取得できる場合もあります。

取得

請求書のステータス項目が「Rejected」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
請求書を承認申請
請求書が確定され、顧客に送付する前の社内確認に提出された状態です。このアクティビティは通常、請求書レコードのステータスが「Draft」から「Pending Approval」などに変更されたことで取得します。
重要な理由

このアクティビティを追跡すると、承認キューに滞留した時間を切り分けられます。「Average Invoice Approval Time」KPIの算出に欠かせない最初のステップです。

入手先

Invoiceオブジェクトの項目履歴追跡で、ステータス項目が「Submitted for Approval」や「In Review」などに更新された時点から推定します。

取得

請求書のステータス項目が「Pending Approval」に変更された時点です。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

抽出ガイド

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