変更管理のデータテンプレート

Jira Service Management
変更管理のデータテンプレート

変更管理のデータテンプレート

このテンプレートでは、変更管理プロセスの分析に必要なデータを収集する方法をご案内します。必要な属性や記録すべき主要なアクティビティに加え、Jira Service Managementからデータを抽出する手順も説明します。この資料を参考にイベントログを作成し、変更プロセスのインサイトを得てください。
  • 収集を推奨する属性
  • プロセスで記録すべき主要なアクティビティ
  • Jira Service Managementからのデータ抽出手順
イベントログを初めて作成する方はこちら: プロセスマイニング用イベントログの作成方法.

変更管理の属性

変更管理プロセスを詳しく分析するには、イベントログに次のデータ項目を含めることをお勧めします。
5 必須 7 推奨 7 任意
名前 説明
アクティビティ
ActivityName
変更管理プロセスで発生した特定の業務イベントまたはタスクの名称です。
説明

この属性には、変更リクエストについて、特定の時点で発生したアクティビティの名称を記録します。アクティビティは、ステータスの移行、ワークフローのステップ、Jira内の特定のログ記録から取得します。例として、「変更リクエストのレビュー提出」や「実装の開始」があります。

アクティビティの順序や発生頻度の分析は、プロセスマイニングの中核です。実際のプロセスの流れを明らかにし、ステップ間のボトルネックを特定するとともに、標準手順に対するプロセスのバリアントを分析できます。

重要な理由

プロセスの各ステップを定義する属性です。プロセスマップの作成、バリアントの分析、ボトルネックの特定に欠かせません。

入手先

通常はJiraの課題履歴から取得します。具体的には、ステータスの移行や、プロセスの節目を示すカスタムフィールドの更新を参照します。

例
変更リクエストの承認リスク評価の実施変更の実装実装後レビューの完了
変更リクエストID
ChangeRequestId
1件の変更リクエストケースを一意に識別し、作成からクローズまでの関連アクティビティをまとめる識別子です。
説明

変更リクエストIDは、Jira Service Management内の各変更の取り組みを一意に識別する主キーです。プロセスマイニングではケース識別子として機能し、すべてのイベント、ステータス変更、更新を結び付けて、プロセスの開始から終了までを一貫して把握できるようにします。

分析では、このIDを使って各変更の全過程を再構成できます。リスク評価、承認、実装、レビューなど、さまざまな段階で個々の変更を追跡するために欠かせません。特定の変更に関するイベントデータを正しく集計し、関連付けるために、すべての指標、重要業績評価指標(KPI)、ダッシュボードでこの属性を使用します。

重要な理由

変更リクエストの全過程を追跡し、実績を分析するための基本となるケース識別子です。

入手先

標準のJira課題キーです。変更リクエストタイプの課題にあるkeyフィールドで確認できます。

例
ITSM-1024CHG-2023-001CR-5921
開始時刻
EventTime
特定のアクティビティまたはイベントが発生した時刻を示す、正確なタイムスタンプです。
説明

開始時刻、つまりイベントのタイムスタンプは、変更リクエストのアクティビティが記録された正確な日時を示します。作成からクローズまで、イベントログ内の各アクティビティにタイムスタンプが付与されます。

この属性は、プロセスマイニングにおける時間ベースの分析全般に欠かせません。サイクルタイム、アクティビティ間の所要時間、待ち時間の算出や、イベントの順序の特定に使います。パフォーマンスの監視、SLA遵守状況の算出、ボトルネックの特定の基礎となります。

重要な理由

このタイムスタンプは、パフォーマンスや所要時間の分析の基礎となり、サイクルタイムの算出や遅延の特定を可能にします。

入手先

Jiraの課題履歴ログにある各記録のタイムスタンプです。作成イベントの場合は、createdフィールドの値を使います。

例
2023-10-26T10:00:00Z2023-11-01T14:35:10Z2023-11-05T09:00:00Z
ソースシステム
SourceSystem
変更管理データの抽出元となるシステムを示します。
説明

この属性は、プロセスデータの取得元となるソースシステムを示します。この場合、値は常に「Jira Service Management」です。

複数のシステムからデータを統合する企業全体の分析では、データの来歴の追跡、問題の調査、システムごとのプロセスの違いの把握に欠かせないフィールドです。分析対象データの出所を明確にできます。

重要な理由

データの出所を明確にします。複数のシステムのデータを統合する場合や、監査を行う場合に欠かせません。

入手先

データ抽出時にデータセットの出所を示すために追加する固定値です。

例
Jira Service Management
最終データ更新日時
LastDataUpdate
このレコードのデータが最後に更新または抽出された日時を示すタイムスタンプです。
説明

この属性には、ソースシステムからデータを最後に取得した日時を記録します。プロセスマイニングツール内のデータがどの程度新しいかを示します。

この属性を確認すると、プロセスデータがどの時点の情報かを把握できます。業務用ダッシュボードやリアルタイム監視では、特に重要です。分析の前提となる情報を示すため、古いデータに基づいて意思決定することを防げます。

重要な理由

データの新しさを示し、最新の情報に基づく適切な分析を支援します。

入手先

データの取得時に、データ抽出ツールが入力するメタデータフィールドです。

例
2024-01-15T02:00:00Z2024-01-16T02:00:00Z
SLAステータス
SLAStatus
変更リクエストが目標完了日までに完了したかどうかを示します。
説明

この計算属性は、変更リクエストの実際の解決日と「目標完了日」を比較します。結果は「達成」または「未達」などの簡潔なステータスで示されます。

「変更SLAパフォーマンスモニター」ダッシュボードで、パフォーマンスをひと目で確認できます。各ケースのステータスがあらかじめ算出されるため、「変更SLA遵守率」などの重要業績評価指標(KPI)も簡単に作成できます。変更の種類、チーム、サービスのうち、どれがSLA未達と最も多く関連しているかを絞り込み、集計できます。

重要な理由

各ケースのSLAパフォーマンスを達成・未達で明確に示し、SLA遵守状況の報告や分析を簡単にします。

入手先

最後の「変更クローズ」アクティビティのタイムスタンプと「TargetCompletionDate」属性を比較して算出します。

例
達成未達
リスクレベル
RiskLevel
変更に伴う評価済みのリスクレベルです。低、中、高などがあります。
説明

リスクレベルは、ほとんどの変更管理プロセスで必須の評価項目です。変更によって生じる可能性のある悪影響を分類します。リスク評価の段階でレベルを決定し、その結果が必要な承認ワークフローに影響することもよくあります。

プロセスマイニングでは、この属性がリスクに基づく分析の要となります。「リスク評価の精度と結果」ダッシュボードでは、初期リスクと実際の結果を関連付けて確認できます。また、「リスクレベル別変更失敗率」の重要業績評価指標(KPI)を分析する際の主な切り口となり、高リスクの変更が適切に管理されているかを評価できます。

重要な理由

リスクの種類ごとに、プロセス上の統制や承認ワークフローが有効に機能しているかを分析し、リスクと変更の失敗率の関係を把握できます。

入手先

通常、Jira Service Managementのカスタムフィールドです。「リスクレベル」や「影響」などの名前がよく使われます。

例
低中高重大
優先度
Priority
変更リクエストに設定された優先度で、業務上の重要性を示します。
説明

優先度フィールドを使うと、変更リクエストに対応する順序をチームで決められます。影響度と緊急度を組み合わせたもので、スケジュールやリソースの割り当てを判断する際の目安になります。

優先度を分析すると、優先度の高い変更と低い変更のパフォーマンスを比較できます。たとえば、優先度の高い変更のサイクルタイムが実際に短いか、ほかの変更と同じボトルネックで滞留しているかを確認できます。リソースの配分を見直し、業務上の期待に応えるうえで役立ちます。

重要な理由

業務上の優先度に基づいてプロセスのパフォーマンスを分析し、重大な変更が想定どおり迅速に処理されているかを確認できます。

入手先

Jira課題の標準のpriorityフィールドです。

例
最高高中低
変更ステータス
ChangeRequestStatus
イベント発生時点における、変更リクエストの現在または過去のステータスです。
説明

この属性は、変更リクエストのステータスを示します。「承認待ち」「進行中」「クローズ」などが該当します。Jiraのステータスフィールドはワークフローエンジンの基本要素であり、このフィールドの変更がプロセスの流れを左右します。

ステータスを分析すると、進行中の変更の進捗を追跡し、完了した変更の結果を把握できます。たとえば、「クローズ:成功」と「クローズ:失敗」を比較できます。また、処理件数を示すダッシュボードの作成や、ステータスが以前の状態に戻る手戻りループの分析にも欠かせません。

重要な理由

変更リクエストの進捗と最終結果を明確に把握でき、処理件数や手戻りの分析に役立ちます。

入手先

Jira課題の標準のstatusフィールドです。利用できるステータスは、プロジェクトのワークフロー設定で定義されています。

例
計画中承認待ち実施中クローズキャンセル
変更タイプ
ChangeRequestType
変更の分類です。標準、通常、緊急などがあります。
説明

変更タイプは、その性質、緊急度、影響に基づいて変更リクエストを分類します。一般的なタイプには、事前承認済みでリスクの低い「標準」、通常の変更で正式な承認が必要な「通常」、インシデント対応のために急いで行う「緊急」があります。

変更タイプによって異なるプロセス経路をたどり、SLAも異なることが多いため、この属性はプロセス分析に欠かせません。「緊急変更率」の重要業績評価指標(KPI)の算出に使えるほか、ダッシュボードを絞り込んで、タイプごとのパフォーマンスやリスクを比較できます。

重要な理由

プロセスを分けて分析できるため、標準変更と緊急変更など、パフォーマンスの目標やリスクが異なるワークフローを比較できます。

入手先

通常、Jira Service Managementプロジェクトのカスタムフィールドです。フィールド名は異なる場合がありますが、「変更タイプ」と名付けられていることがよくあります。

例
標準通常緊急
担当者
Assignee
変更リクエストへの対応を現在担当しているユーザーです。
説明

担当者は、変更管理ワークフローの現在のステップまたはアクティビティを担当する個人ユーザーです。変更リクエストが複数の担当者やチームの間を移る過程で、担当者が何度も変わることがあります。

この属性を使うと、作業負荷の分布を分析し、特定のユーザーに関するボトルネックを特定して、リソースの割り当て状況を把握できます。「変更チームのアクティビティ別作業負荷」ダッシュボードでは、このデータを基に、どの個人またはグループが最も多くのアクティビティを処理しているかを示します。

重要な理由

リソースパフォーマンスと作業負荷の分布を分析し、個人またはチームのボトルネックを特定できます。

入手先

Jira課題の標準のassigneeフィールドです。

例
アリス・ジョンソンボブ・ウィリアムズチャーリー・ブラウン
目標完了日
TargetCompletionDate
変更リクエストの完了予定日、またはサービスレベル合意(SLA)に基づく期限です。
説明

この属性には、SLAを満たすために変更リクエストを完了すべき日付が記録されます。実際の完了時間を測る際の基準となります。

この日付は、合意した期限に対するパフォーマンスを監視するうえで欠かせません。「変更SLAパフォーマンスモニター」ダッシュボードと「変更SLA遵守率」の重要業績評価指標(KPI)の基礎となります。実際の解決日と目標日を比較することで、組織はサービス提供の有効性を測定できます。

重要な理由

SLAの遵守状況を算出し、期限超過のリスクがある変更を特定するための主要なデータです。

入手先

Jiraのduedateフィールド、またはJira Service Managementで設定したSLA指標の値が使われることがよくあります。

例
2023-11-15T17:00:00Z2023-12-01T23:59:59Z2024-01-10T09:00:00Z
チーム
Team
変更リクエストまたは特定のアクティビティを担当するチームやグループです。
説明

この属性は、変更作業を割り当てられたチームを示します。Jiraには個人を指定する「担当者」フィールドがありますが、「チーム」フィールドを使って「ネットワーク運用」や「データベース管理者」などの機能別グループに作業を割り当てることもよくあります。

「変更チームのアクティビティ別作業負荷」ダッシュボードでは、この属性が重要です。個人単位だけでなくチーム単位でパフォーマンスやボトルネックを分析できるため、リソースの計画や管理に役立ちます。

重要な理由

チームや部門単位で作業負荷とパフォーマンスを分析し、組織的なボトルネックを把握できます。

入手先

Jiraには標準の「チーム」フィールドがないため、通常はカスタムフィールドです。「グループピッカー」タイプや単純な選択リストの場合があります。

例
インフラストラクチャチームコアサービスアプリケーションサポート
ビジネスサービス
BusinessService
変更によって影響を受けるビジネスサービスまたはアプリケーションです。
説明

この属性は、変更リクエストを構成管理データベース(CMDB)で定義された特定のビジネスサービスに関連付けます。「メールサービス」や「顧客CRM」などが該当します。変更が業務に与える影響を把握するうえで重要な情報です。

ビジネスサービス別に変更を分析すると、取り組みの優先順位を決め、関係者に影響を伝えやすくなります。変更が最も多いサービス、リスクが最も高いサービス、変更に関連するインシデントが集中しているサービスを把握できます。技術的な変更を業務の視点から管理するために欠かせません。

重要な理由

技術的な変更と業務への影響を結び付け、対象サービスの重要度に基づいて優先順位付けやリスク分析を行えます。

入手先

JSMのカスタムフィールドとして設定されることが多く、Jira Assets(旧Insight)や別のCMDBに関連付けられている場合があります。

例
企業ウェブサイトSAP ERP社内Wiki
報告者
Reporter
変更リクエストを最初に作成または送信したユーザーです。
説明

報告者は、Jiraで変更リクエストの課題を作成したユーザーです。変更の責任者や、チームに代わって変更を開始したユーザーが該当することがよくあります。

報告者を分析すると、どの部門、チーム、個人が最も多く変更を開始しているかを特定できます。変更の発生元の傾向を把握し、不完全または品質の低い変更リクエストを頻繁に送信するグループに、フィードバックやトレーニングを提供する際にも役立ちます。

重要な理由

変更リクエストの発生元を特定し、最初の申請の品質向上に役立てられます。

入手先

Jira課題の標準のreporterフィールドです。

例
デイビッド・ミラーエヴァ・グリーンフランク・ライト
変更理由
ChangeReason
変更を提案する根拠または業務上の理由です。
説明

この属性には、「新機能の実装」「バグ修正」「インフラストラクチャのアップグレード」など、変更の根本的な理由が記録されます。要約や説明だけでは分からない背景を把握できます。

分析では、変更理由をサイクルタイム、失敗率、リスクレベルなどの指標と関連付けられます。たとえば、「バグ修正に関する変更は、新機能の実装より早く承認されるか」「インフラストラクチャのアップグレードは失敗率が高いか」といった疑問に答えられます。

重要な理由

変更の目的とパフォーマンス、結果を関連付けて分析するための業務上の背景を把握できます。

入手先

通常、Jira Service Managementのカスタムフィールドで、選択リストまたはテキストフィールドとして設定されます。

例
セキュリティパッチソフトウェアのアップグレード新しいハードウェアの設置
実装後の問題
PostImplementationIssue
実装後にインシデントまたは問題がこの変更に関連付けられたかどうかを示すフラグです。
説明

この属性は、変更によって本番環境のインシデントなどの悪影響が生じたかどうかを示します。通常、Jiraで変更リクエストの課題を1件以上のインシデント課題に関連付けて記録します。

このデータは、「実装後の問題発生率」と「変更失敗率」の重要業績評価指標(KPI)の算出に欠かせません。変更の品質と、計画、テスト、リスク評価の有効性を直接測定できます。問題につながった変更を分析すると、統制の見直しや将来の失敗防止に役立ちます。

重要な理由

変更がその後の運用上の問題を引き起こしたかを追跡し、変更の品質と成否を直接測定できます。

入手先

通常、Jiraで関連付けられた課題を確認して判定します。具体的には、インシデント課題から変更課題に「原因となった」リンクが設定されているかを確認します。

例
truefalse
手戻りの有無
IsRework
変更リクエストで手戻りが発生した場合にtrueとなるブール値フラグです。
説明

この計算属性は、変更や修正のために前の段階へ差し戻された変更リクエストを特定します。たとえば、「承認待ち」から「計画中」に戻った場合が該当します。最初の申請が不完全または不正確だった、あるいは必要な基準を満たしていなかったことを示します。

このフラグは、「変更手戻り率」の重要業績評価指標(KPI)と「変更の手戻りと却下の分析」ダッシュボードの基礎となります。手戻りが発生したケースに絞って、初期計画の不備、要件の不明確さ、リスク評価の不足など、根本原因を調査できます。

重要な理由

予定外の追加作業が必要になったケースを明示し、プロセスの非効率な部分や手戻りの根本原因を分析できます。

入手先

イベントログ内のアクティビティの順序を分析して算出します。後の段階のアクティビティの後に、前の段階のアクティビティが続く場合、手戻りと判定します。

例
truefalse
解決状況
Resolution
クローズした変更リクエストの最終結果で、どのように解決されたかを示します。
説明

変更リクエストをクローズすると、解決状況フィールドに結果の詳細が記録されます。たとえば、「完了」は成功を示し、「実施しない」や「重複」は別のクローズ理由を示します。これにより、「クローズ」というステータスだけの場合よりも詳しい状況を把握できます。

この属性は、変更の成功率と失敗率を分析するうえで欠かせません。たとえば、「実装後の問題発生率」の重要業績評価指標(KPI)は、解決状況が「失敗」または「ロールバック」の変更に絞ると、より詳しく分析できます。承認後にキャンセルまたは却下された変更と、正常に実装された変更を区別するのにも役立ちます。

重要な理由

変更の最終結果を詳しく把握できるため、成功率と失敗率を正確に算出できます。

入手先

Jiraの標準のresolutionフィールドです。通常、課題が「完了」ステータスカテゴリに移ると設定されます。

例
完了実施しない重複キャンセルロールバック
必須 推奨 任意

変更管理のアクティビティ

変更管理プロセスを正確に把握するため、イベントログに記録すべき主要なステップとマイルストーンです。
5 推奨 8 任意
アクティビティ 説明
変更のクローズ
変更リクエストが最終的にクローズされ、関連するすべてのアクティビティが完了したことを示します。Jiraの課題ステータスが「クローズ」や「完了」などの最終的な解決状態に変わった時点で取得します。
重要な理由

プロセスの主な終了点です。全体のサイクルタイムの算出や、SLAの遵守状況の確認に使います。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが最終的なクローズ状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。この時点で通常、「resolution」フィールドも設定されます。

記録

ステータスが「クローズ」または「完了」に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更の実装
変更に伴う作業が完了したことを示す重要な節目です。Jiraのワークフローでステータスが「実装済み」や「検証待ち」などに変わった時点で取得します。
重要な理由

実装段階の終了を示し、実装リードタイムの算出に欠かせません。また、実装後レビューや検証を開始するきっかけにもなります。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「実装済み」または「実装後レビュー待ち」に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「実装済み」などに変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更の承認待ち
変更リクエストが初期レビューを通過し、変更諮問委員会(CAB)または指定された承認者による正式な判断を待っている状態を示します。「承認待ち」や「CAB待ち」への移行など、ワークフローのステータス変更から取得します。
重要な理由

このアクティビティは、承認待ち時間の測定や意思決定段階のボトルネックの特定に重要です。変更承認サイクルタイムの重要業績評価指標(KPI)にも直接影響します。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「CAB承認待ち」や「承認待ち」などの承認状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

指定された「承認待ち」ステータスに変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更リクエストの作成
Jira Service Managementで変更リクエストのチケットが最初に作成されたことを示します。「変更」タイプの新しい課題が初めて保存された時点で、作成タイムスタンプが明示的に記録されます。
重要な理由

すべての変更リクエストの開始点です。全体のリードタイムの測定や、時間の経過に伴う変更件数の分析に欠かせません。

入手先

Jiraの課題オブジェクトにある「created」タイムスタンプから取得します。すべての課題で利用できる標準システムフィールドで、課題履歴またはAPIから取得できます。

記録

Jiraの課題にある「created」フィールドのタイムスタンプを使用します。

イベントタイプ explicit
変更リクエストの承認
変更の実装が正式に承認されたことを示す重要な節目です。通常は、Jiraのワークフローでステータスが「承認済み」や「実装準備完了」などに変わった時点から推定します。
重要な理由

このイベントは承認サイクルの終了と実装段階の開始を示します。承認サイクルタイムの測定や未承認の変更の追跡に欠かせません。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「承認済み」状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「承認済み」または「実装準備完了」に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
テストの実施
変更を検証するための実装後テストが完了したことを示します。「テスト中」などの独立したステータスで記録される場合や、「変更の実装」後に品質保証(QA)チームが追加したコメントや更新から推定する場合があります。
重要な理由

テストの所要時間と結果を分析すると、実装の品質やテストプロセスの有効性を評価できます。実装後の問題発生率を算出する際の重要なデータです。

入手先

ステータスが「テスト中」または「テスト実施中」に変わった時点から推定できます。また、実装後の課題履歴にあるコメントや担当者の変更を分析して推定することもできます。

記録

ステータスが「テスト中」に変わったタイムスタンプ、またはコメントのタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
リスク評価の実施
提案された変更のリスクと影響の分析が完了したことを示します。「リスクレベル」や「影響」など、リスク関連のカスタムフィールドが入力または更新された時点を、課題履歴から推定することがよくあります。
重要な理由

このアクティビティを分析すると、リスク評価の精度を確認し、変更ポリシーへの準拠を確かめられます。「リスクレベル別の変更失敗率」など、リスクに基づく重要業績評価指標(KPI)の算出にも欠かせません。

入手先

Jiraの課題履歴から、「リスクレベル」「影響」「緊急度」などのフィールドが初めて設定または変更されたタイムスタンプを取得して推定します。

記録

「リスクレベル」や「影響」などのフィールドに初めて値が入力されたタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更のキャンセル
変更リクエストが実装または完了前に終了したことを示します。Jiraの課題ステータスが「キャンセル」や「取り下げ」などの終了状態に変わった時点で取得します。
重要な理由

この別の終了点を分析すると、変更が中止された理由を把握できます。キャンセル率が高い場合、初期計画の不備や事業上の優先順位の変化が考えられます。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「キャンセル」状態に変わり、対応する解決状況が設定されたタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「キャンセル」または「取り下げ」に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更のスケジュール設定
承認済みの変更に具体的な実装期間が割り当てられたことを示します。Jiraの課題にある「予定開始日」や「予定終了日」フィールドへの入力または更新から推定します。
重要な理由

このアクティビティにより、変更の今後の計画を把握できます。リソース管理や、承認から実装予定日までの期間の評価に役立ちます。

入手先

Jiraの課題履歴から、「予定開始日」や「変更期間」などの日付フィールドが入力されたタイムスタンプを取得して推定します。

記録

「予定開始日」フィールドに値が入力されたタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更リクエストのレビュー提出
変更リクエストに必要な初期情報がそろい、正式に評価へ提出された時点を示します。通常は、Jiraのワークフローで「下書き」から「レビュー待ち」へ移るなど、ステータスの変更から推定します。
重要な理由

このアクティビティを起点に承認サイクルが始まります。この時点から承認までの時間を測定することは、承認サイクルタイムの重要業績評価指標(KPI)の算出や、初期段階のボトルネックの特定に欠かせません。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「レビュー待ち」や「評価待ち」などのレビュー状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「レビュー待ち」「提出済み」などに変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
変更リクエストの却下
変更リクエストが正式に却下されたことを示します。通常は、追加情報を求めて申請者に差し戻すか、リクエストを取り消します。Jiraのワークフローでステータスが「却下」や「追加情報が必要」に変わった時点から取得します。
重要な理由

却下を追跡することは、変更の手戻り率を分析するうえで重要です。このアクティビティが頻繁に発生する場合、変更申請の初期品質に問題がある可能性があります。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「却下」などの終了状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「却下」または「否認」に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
実装の開始
承認済みの変更に関する技術的な実装の開始を示します。通常は、Jiraのステータスが「承認済み」または「スケジュール済み」から「進行中」または「実装中」に変わった時点で取得します。
重要な理由

このアクティビティを起点に、平均実装リードタイムを測定します。実行段階のボトルネックの特定にも役立ちます。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「進行中」などの実装中の状態に変わったタイムスタンプを特定して推定します。

記録

ステータスが「進行中」または「実装中」に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
実装後レビューの完了
変更の成否を評価し、得られた教訓を特定する正式なレビューが完了したことを示します。通常は、ワークフローで「実装後レビュー」から「検証済み」へ移るなど、ステータスの変更から取得します。
重要な理由

このアクティビティはプロセス改善に欠かせません。レビューのサイクルタイムを測定すると、学びを速やかに記録できているかを確認できます。

入手先

Jiraの課題履歴から、「status」フィールドが「実装後レビュー」状態を抜けたタイムスタンプを特定して推定します。

記録

「PIR」から次の状態に変わったタイムスタンプを記録します。

イベントタイプ inferred
推奨 任意

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