データテンプレート:買掛金の請求書処理
買掛金(AP)請求書処理用データテンプレート
- 収集を推奨する属性
- 追跡すべき主要アクティビティ
- NetSuite向け抽出ガイド
買掛金の請求書処理の属性
| 名前 | 説明 | ||
|---|---|---|---|
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アクティビティ
ActivityName
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請求書プロセスで発生した業務アクティビティ/イベント名。 | ||
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説明
この属性は、買掛金(AP)プロセスにおける個々のステップやマイルストーン(例: 'Vendor Bill Created'、'Invoice Approved'、'Payment Executed')を表します。 これらのアクティビティの順序と頻度を分析することが Process Mining の中核です。プロセスフローを可視化し、一般的なバリアントと稀なバリアントを把握し、標準手順からの逸脱やボトルネックを特定できます。定義された各アクティビティはプロセスマップ上のノードになります。
その重要性
プロセスの各ステップを定義し、プロセスマップの可視化、遷移時間の計算、ボトルネックや手戻りループの特定ができます。
取得元
NetSuiteのVendor Billおよび関連する支払いレコードにおけるステータス変更、監査証跡、システムログから導出します。多くの場合、変換ロジックが必要です。
例
仕入先請求書の作成請求書が承認済み支払実行差異を検出
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請求書
Invoice
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各仕入先請求書の一意の識別子。 | ||
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説明
'Invoice' は主要なケース識別子として、請求書の受領から最終支払いまでのすべてのアクティビティを結び付けます。 この属性は各請求書のエンドツーエンドの流れを再現するうえで不可欠です。分析では、フィルタリングや集計、個々の請求書プロセスの詳細な分析を可能にし、バリアント分析やサイクルタイム算出の基盤となります。
その重要性
関連するイベントを1つのプロセスインスタンスに結び付ける基礎属性で、請求書のライフサイクルをエンドツーエンドで分析できます。
取得元
NetSuiteのVendor Bill取引レコードの主キーで、一般にTransaction IDまたは伝票番号と呼ばれます。
例
INV-2023-001237894561VN54321A
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開始時刻
EventTime
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アクティビティ/イベントの開始を示すタイムスタンプ。 | ||
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説明
この属性は、特定のアクティビティが発生した正確な日時を記録し、各ケース内のイベントの時系列を与えます。 このタイムスタンプは、アクティビティ間のサイクルタイム、エンドツーエンドの所要時間、遅延の特定など、時間軸の分析に不可欠です。イベントの正しい順序付けに用いられ、'Average Invoice Approval Time' や 'Days Payable Outstanding' といったパフォーマンスKPIの基盤になります。
その重要性
イベントの時系列を提供し、所要時間系の指標計算、ボトルネックの発見、プロセスパフォーマンスの把握に不可欠です。
取得元
NetSuiteの取引レコードおよびSystem Notesにおける、ステータス変更や作成・更新日時に紐づくタイムスタンプフィールド。
例
2023-10-26T10:00:00Z2023-11-15T14:35:10Z2024-01-05T09:12:05Z
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ソースシステム
SourceSystem
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データの抽出元システム。 | ||
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説明
この属性は、プロセスデータの出所を示します。本ビューでは常に 'NetSuite' です。 複数システム(例: 外部の OCR システムや ERP)が関与する環境では、データリネージとトラブルシューティングに不可欠です。すべてのイベントが正しく基幹の記録システムに帰属していることを確認できます。
その重要性
データの来歴を担保し、マルチシステム環境でも検証や文脈把握のために元データへ遡れるようにします。
取得元
データの抽出・変換プロセスで設定される固定値('NetSuite')です。
例
NetSuite
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最終データ更新
LastDataUpdate
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このイベントのデータがソースシステムから最後に更新されたタイムスタンプ。 | ||
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説明
この属性は、NetSuite からイベントデータを最後に抽出した日時を示します。プロセス・マイニングツール上でのデータの鮮度を表します。 分析のタイムリーさを判断するうえで重要です。特に請求書のほぼリアルタイムな状況を追う運用系の dashboard では、データがどれだけ最新かを確認できます。
その重要性
データの鮮度を可視化し、分析がどれだけ最新か、次回の更新がいつかを把握できます。
取得元
このタイムスタンプは、データ取り込み時に抽出ツールやパイプラインによって生成されます。
例
2024-03-10T02:00:00Z2024-03-11T02:00:00Z
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Approver
Approver
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請求書の支払い承認を担当するユーザー。 | ||
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説明
この属性は、請求書の最終承認を行った管理者または予算責任者を示します。請求書には複数の承認者が設定される場合があります。 これは 'Approval Bottleneck Analysis' dashboard の主要ディメンションです。承認者別の所要時間を可視化し、承認が遅い担当者を特定したり、負荷分散のために経路を見直したりして、全体の承認プロセスを効率化できます。
その重要性
承認のボトルネック特定を直接支援し、承認チェーンに関与する管理者の負荷やパフォーマンス分析に役立ちます。
取得元
この情報は、Vendor Bill取引に紐づくワークフロー履歴や承認ログに保存されていることが多いです。
例
s.chenp.williamsr.davis
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仕入先名
VendorName
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請求書の発行元である仕入先名。 | ||
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説明
この属性は、請求書に紐づくベンダーの法的名称を示します。取引に結び付く重要なマスターデータです。 ベンダー別に分析することで、頻発する不一致、支払い遅延、ダイナミックディスカウントの機会など、サプライヤー特有の課題を発見できます。'Invoice Status and Aging' dashboard で未払い請求書を分類したり、関係管理を行ううえでも不可欠です。
その重要性
仕入先別のパフォーマンス分析が可能になり、課題のある取引先の特定、条件交渉、関係管理を効果的に進められます。
取得元
Vendor Billに紐づくVendorレコードから取得します。通常は「Vendor Name」または「Company Name」フィールドです。
例
Global Office Supplies Inc.Tech Solutions LLCCreative Marketing Co.
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処理担当者
ProcessorUser
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請求書の入力または処理を担当するユーザー。 | ||
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説明
この属性は、請求書のデータ入力や初期処理を担当した買掛金(AP)チームのメンバーを特定します。 このデータは 'AP Staff Workload Distribution' dashboard に不可欠です。マネージャーは負荷の偏りや教育ニーズを把握し、個人・チームのパフォーマンスを測定できます。エラーの原因を担当者まで遡って調査する際にも役立ちます。
その重要性
活動を担当者にひもづけることで、工数分析、パフォーマンス監視、エラーの原因分析が可能になります。
取得元
Vendor Bill の初期アクティビティに関するシステムノートまたは監査証跡の 'Created By' または 'Modified By' フィールド。
例
j.doea.smithm.jones
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発注番号
PurchaseOrderNumber
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請求書に関連付けられた発注書(該当する場合)の識別子。 | ||
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説明
この属性は、ベンダー請求書が事前承認済みの購買発注(PO)に紐づいているかどうかを示します。紐づきの有無は、PO付き請求書か非PO請求書かを区別する鍵です。 'PO/GR Matching Efficiency' dashboard および 'PO/GR Matching Success Rate' KPI に不可欠な項目です。請求書がPO付きかどうかでプロセスを分けて分析することで、3点照合による効率化や自動化の余地を明らかにできます。
その重要性
POあり請求書と非PO請求書を区別します。両者はプロセス経路や自動化の余地が異なるため、照合効率の分析に不可欠です。
取得元
通常、Vendor Billレコードの明細行またはヘッダーにあり、Purchase Order取引への紐づけに使われます。
例
PO-004589PO-005123null
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請求書の支払い期日
InvoiceDueDate
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延滞料を避けるための支払い期日。 | ||
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説明
この属性は、ベンダーの支払い条件と請求書日から算定された支払期日を示します。AP プロセスにおける重要な締切です。 この日付は 'Payment Compliance Dashboard' と 'Payment Term Adherence Rate' KPI の基準点です。支払いが期日内か、前倒しか、遅延かを判定し、サプライヤーとの関係や延滞金の発生に直結します。
その重要性
期限どおりの支払いを測る主要な指標であり、仕入先との関係や財務コンプライアンスの観点から非常に重要です。
取得元
Vendor Bill取引レコードに標準で用意されている『Due Date』フィールドです。
例
2023-11-302023-12-152024-02-28
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請求書金額
InvoiceAmount
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請求書の合計金額。 | ||
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説明
この属性は、控除や割引前のベンダー請求書の総額(グロス)を表します。各ケースの基礎となる財務指標です。 請求金額は、金額帯(高額/少額)で区分して経路の違いを比較するなどの財務分析に使われます。ボトルネックや遅延の財務インパクトを dashboard で把握する際にも役立ち、DPO の算出にも不可欠です。
その重要性
プロセス非効率の金額インパクトを可視化し、請求金額でセグメントして高額案件を優先できます。
取得元
Vendor Bill 取引レコードのヘッダーにある 'Amount' または 'Total' フィールド。
例
1500.75250.0012500.50
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ドキュメントタイプ
DocumentType
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処理対象のドキュメント種別(例: Invoice, Credit Memo)。 | ||
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説明
この属性は、標準の請求書とクレジットメモなどの関連ドキュメントを区別し、適用される処理ルールやワークフローの違いを反映します。 ドキュメント種別ごとに分析することで、同じ性質のもの同士を正しく比較できます。例えば、高額請求書の承認プロセスは小額のクレジットメモより厳格になりがちです。こうしたセグメント化により、プロセスのパフォーマンスをより正確に捉えられます。
その重要性
伝票種別ごとにプロセスをセグメント化。経路やKPIが異なるケースを分けて分析でき、精度が高まります。
取得元
NetSuiteの取引タイプから判別できます(例:'Vendor Bill'、'Vendor Credit')。
例
標準請求書クレジットメモデビットメモ
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会社コード
CompanyCode
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請求書を処理する法人/子会社の識別子。 | ||
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説明
この属性は、請求書の負債を負う社内の会社または子会社を示します。複数の法的実体を持つ企業で特に重要です。 'Company Code' 単位でプロセスを分析することで、事業間のパフォーマンス比較が可能になります。子会社特有の効率・コンプライアンス・負荷の差異を可視化し、的を絞った改善施策につなげられます。
その重要性
法人や子会社間でプロセス性能を比較でき、重点改善とコーポレートガバナンスの徹底を支援します。
取得元
NetSuiteのOneWorld環境では、トランザクションレコードの 'Subsidiary' フィールドに相当します。
例
US01DE01UK01
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処理時間
ProcessingTime
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アクティビティに実際に費やした作業時間。 | ||
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説明
この属性は、単一のアクティビティが開始してから終了するまでの所要時間(処理時間)を測定します。これは、リソースが実際にタスクに従事していた時間を表します。 サイクルタイム(待ち時間を含む)とは異なり、処理時間は各タスクに必要な実労力の分析に役立ちます。たとえば 'PO Matching Attempted' に費やした時間を測ることで、そのステップの効率を評価し、自動化の機会を特定できます。
その重要性
アクティビティの実作業時間を測定し、待機時間と切り分けて、リソース配分や効率を正確に分析できます。
取得元
各アクティビティのStartTimeとEndTimeの差分で算出します。両方のタイムスタンプが存在することが前提です。
例
PT5MPT1H30MPT8H
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割引日
EarlyPaymentDiscountDate
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早期支払い割引の適用対象となる支払い期限。 | ||
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説明
この属性は、'Payment Terms' に基づきベンダーの割引を受けられる最終支払日(例: '2% 10, Net 30' における '10')を示します。 この日付は 'Early Payment Discount Opportunities' dashboard の主要ドライバーです。当日や実際の支払日と比較することで機会を特定し、'Early Payment Discount Capture Rate' KPI を測定して、コスト削減の最大化に役立ちます。
その重要性
早期支払い割引によるコスト削減を最大化するための重要日付で、追跡することでキャッシュマネジメントの最適化に役立ちます。
取得元
これはVendor Billレコード上の計算フィールドで、請求日と『Terms』から算出されます。
例
2023-11-102024-01-20null
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手戻りか
IsRework
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そのアクティビティが手戻りループに該当するかを示すフラグ。 | ||
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説明
この計算済みブール属性は、二度目の『Discrepancy Identified』イベントや、請求書が却下されて再申請されるといった手戻りを特定します。 『Rework and Error Analysis』ダッシュボードおよび『Invoice Rework Rate』KPIにとって重要で、手戻りの頻度と影響を定量化し、非効率やエラー、プロセス逸脱の原因を特定するのに役立ちます。
その重要性
ムダや手戻りを示すアクティビティにフラグを付けて定量化し、品質向上や初回正解率の改善に向けた対策を講じられます。
取得元
データ変換時に、ケース内のアクティビティの並びを解析して算出します。例:『Invoice Approved』の後に『Invoice Rejected』が発生し、その後に再度『Invoice Approved』が続く場合など。
例
truefalse
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支払日
PaymentDate
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請求書の支払いが実行された日付。 | ||
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説明
この属性は、ベンダーへの支払い(資金支出)を実行した日付を記録します。請求書の最終的な金銭決済完了を示します。 この日付は 'Days Payable Outstanding' や 'Payment Term Adherence Rate' など多くのKPIで、プロセス終了の実績として用いられます。'Invoice Due Date' や 'Early Payment Discount Date' と比較する際の基準です。
その重要性
プロセスの金銭的な完了点を示し、支払いコンプライアンス、DPO、割引獲得率といったKPIの算出基盤となります。
取得元
NetSuiteの関連するBill Paymentトランザクションの「Date」フィールドから取得します。
例
2023-11-282023-12-142024-02-25
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支払条件
PaymentTerms
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合意された請求書の支払い条件(例: Net 30, 2% 10 Net 30)。 | ||
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説明
ベンダーがどの条件で支払いを求めるか(支払期限や早期支払い割引など)を定義する属性です。 支払い条件は 'Invoice Due Date' や 'Early Payment Discount Date' の算出に使われます。'Payment Compliance Dashboard' の基礎データであり、早期支払い割引の獲得余地を分析して運転資本を最適化する際にも重要です。
その重要性
支払い期日や割引適用の可否を左右し、キャッシュフロー管理やコスト削減の実現に直結します。
取得元
Vendor Bill 取引の 'Terms' フィールド。通常は仕入先マスタから継承されます。
例
Net 30Net 602% 10, Net 30
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早期支払い割引を獲得済み
IsEarlyPaymentCaptured
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利用可能な早期支払割引を取得できたかを示すフラグ。 | ||
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説明
この計算済みブール属性は、割引適用対象の請求書が『Early Payment Discount Date』当日までに支払われたかどうかを判定します。 この属性は『Early Payment Discount Capture Rate』KPIの測定や『Early Payment Discount Opportunities』ダッシュボードに不可欠です。割引獲得の成否を明確にし、逃した節約機会を可視化します。
その重要性
資金管理(Treasury)やAP機能がコスト削減をどれだけ獲得できているかを直接測る、重要な財務KPIです。
取得元
データ変換時に算出:割引対象の請求書について PaymentDate <= EarlyPaymentDiscountDate を満たすか。
例
truefalsenull
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期日通りに支払い済み
IsOnTimePayment
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請求書が期日内(期日前を含む)に支払われたかを示すフラグ。 | ||
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説明
この計算済みブール属性は、『Payment Date』が『Invoice Due Date』以下かどうかを判定し、各請求書が期限どおりかを真偽で示します。 この属性は『Payment Compliance Dashboard』を直接支援し、『Payment Term Adherence Rate』KPIの算出に用いられます。遅延支払いをすぐに絞り込めるため、原因分析を簡単にします。
その重要性
支払いのタイムリーさの分析を簡素化し、支払い条件の遵守や仕入先関係管理に関する KPI に直結します。
取得元
データ変換時に算出:PaymentDate <= InvoiceDueDate。
例
truefalse
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請求書ステータス
InvoiceStatus
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請求書の現在の処理ステータス。 | ||
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説明
この属性は、AP のライフサイクルにおけるベンダー請求書の現在の状態(例: 'Open'、'Pending Approval'、'Paid in Full')を表します。 'Invoice Status and Aging' dashboard の主要な属性であり、現在の作業量と負債状況のスナップショットを提供します。未処理や問題のある請求書に絞り込み、完了までの進捗を追跡できます。
その重要性
請求書がプロセスのどこにあるかをリアルタイムで把握でき、オペレーション監視、負荷管理、資金計画に不可欠です。
取得元
Vendor Bill 取引レコードの 'Status' フィールド。
例
オープン承認待ち全額支払済み
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通貨
Currency
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請求金額の通貨コード(例: USD, EUR)。 | ||
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説明
この属性は、請求書の通貨を示し、'InvoiceAmount' を理解するうえでの前提となる情報です。 多国籍企業では、単一で一貫した通貨での分析が重要です。本フィールドにより適切な通貨換算が可能になり、地域や事業部をまたいで財務指標を同一基準で比較できます。
その重要性
金額に関する必要な前提情報を提供し、特に多国籍環境での正確な財務分析を支えます。
取得元
Vendor Bill 取引レコード上の 'Currency' フィールド。多くの場合、仕入先マスタと連動します。
例
USDEURGBPCAD
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買掛金の請求書処理のアクティビティ
| アクティビティ | 説明 | ||
|---|---|---|---|
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仕入先請求書の作成
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NetSuite に新しい仕入先請求書が登録されたことを示します。Vendor Bill トランザクションの作成日から取得し、AP プロセスの正式な開始点となります。 | ||
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その重要性
請求書処理のサイクルタイム計測の起点を定義します。全体のプロセス効率の測定や経過日数の把握に不可欠です。
取得元
Vendor Bill 取引レコードの 'Date Created' フィールド。
取得
Vendor Billの取引作成イベント。
イベントタイプ
explicit
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承認申請
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このイベントは、Vendor Billが正式に承認ワークフローへ入った時点を示します。請求書の『Approval Status』が下書き状態から『Pending Approval』に変わったタイミングで記録されます。 | ||
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その重要性
承認サイクルタイムを測る際の起点となるアクティビティです。特定の承認者や部門におけるボトルネックの把握に欠かせません。
取得元
System Notesに記録された、Vendor Billの 'Approval Status' が 'Pending Approval' に変更されたタイムスタンプから推定します。
取得
『Approval Status』が『Pending Approval』に変更されたタイムスタンプ。
イベントタイプ
inferred
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支払実行
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請求書の支払いが最終的に実行されたことを表します。Vendor Bill に適用された Vendor Payment レコードの取引日を使用して記録されます。 | ||
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その重要性
APプロセスの主要な完了ポイントで、エンドツーエンドのサイクルタイム、支払い条件の順守、DPO(Days Payable Outstanding)の算出に不可欠です。
取得元
Vendor Bill にリンクされた Vendor Payment 取引レコードの 'Date' フィールド。
取得
当該Billに適用されたVendor Paymentレコードの取引日。
イベントタイプ
explicit
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請求書がクローズ済み
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Vendor Bill レコードが最終的にクローズされた時点を示します。通常は全額支払い後で、ステータスが 'Paid in Full' に変わったときに判定します。 | ||
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その重要性
プロセスライフサイクルの明確な終了イベントを提供し、当該請求書にこれ以上の対応が不要であることを確認します。
取得元
System Notesに記録された、Vendor Billの 'Status' フィールドが 'Paid in Full' に変更されたタイムスタンプから推定します。
取得
『Status』が『Paid in Full』に変更されたタイムスタンプ。
イベントタイプ
inferred
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請求書が承認済み
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指定された承認者により支払いが許可されたことを示します。伝票の 'Approval Status' が 'Approved' に設定された時点で記録されます。 | ||
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その重要性
承認フェーズを完了させ、仕訳計上と支払いスケジュール設定を可能にする重要なマイルストーンです。承認業務の効率を測る主要なデータポイントです。
取得元
Vendor Billレコードの『Approval Status』が『Approved』に変更されたタイムスタンプ(System Notesまたはワークフローのログに記録)。
取得
Workflow logまたはSystem Notesでの「Approval Status」=「Approved」のtimestamp。
イベントタイプ
explicit
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請求書をGLへ転記
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Vendor Bill の財務影響が総勘定元帳に正式に記帳された瞬間を示します。請求書が承認され、'Posting' フラグが有効になったトランザクション日付で取得します。 | ||
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その重要性
負債が会社として正式に認識されたことを示す重要な財務コントロールのポイントです。計上の遅延は財務報告の正確性に影響します。
取得元
Vendor Bill から作成された GL 取引に対応する計上日。伝票の 'Posting' フィールドがチェックされている必要があります。
取得
Vendor Billに紐づくGL(総勘定元帳)計上の取引日。
イベントタイプ
explicit
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PO 突合を試行
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仕入先請求書を検証のために対応する発注書(PO)に関連付ける操作を表します。承認前に、Vendor Bill のレコードの 'Items' または 'Expenses' サブリストで初めて PO を関連付けた時点で検出されます。 | ||
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その重要性
このステップを追うことで照合プロセスの効率を評価でき、承認提出前の遅延箇所を特定できます。
取得元
Vendor Billで 'Created From' フィールドが初めて設定された、または明細レベルのPO参照が付与されたことを示すSystem Notesのログから推定します。
取得
System Notesで、PO参照フィールドへの入力を検知します。
イベントタイプ
inferred
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クレジットメモ充当
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Vendor Credit が Vendor Bill に充当され、支払額が減る場合です。2 つのトランザクションを関連付ける適用イベントから取得します。 | ||
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その重要性
クレジットメモの充当は請求書をクローズする重要な代替フローです。追跡することで、貸倒れや返品がAP全体に与える影響を把握できます。
取得元
Vendor Credit 取引が Vendor Bill に適用された際の適用日。伝票の関連レコードで確認できます。
取得
Vendor CreditがVendor Billに適用されたタイムスタンプ。
イベントタイプ
explicit
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差異を検出
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請求書・購買発注・受領(入庫)の間に不一致が見つかり、その後の処理を停止する必要がある場合に発生します。多くの場合、ユーザーが 'Approval Status' を 'On Hold' や 'Pending Clarification' に設定したことから推定されます。 | ||
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その重要性
このアクティビティを可視化することで、検証プロセスにおける摩擦や手戻りの発生源を特定できます。これらは支払い遅延の主因です。
取得元
Vendor Billの 'Approval Status' フィールドが標準外の保留状態(例: 'On Hold')へ変更されたことから推定します。カスタムステータスの設定が必要になる場合があります。
取得
保留や問い合わせを示す『Approval Status』の変更を追跡します。
イベントタイプ
inferred
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支払スケジュール設定
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このアクティビティは、ベンダー請求書が支払い対象として選ばれ、支払いバッチ(一括支払い)に含められたことを示します。支払日を将来日付に設定した 'Vendor Payment' 取引が作成された時点で記録されます。 | ||
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その重要性
このイベントにより支払いパイプラインの見通しが立ち、キャッシュフロー予測や早期支払い割引を逃さないための支払いタイミング管理に役立ちます。
取得元
仕入先請求書に充当された仕入先支払トランザクションの作成日。
取得
関連する仕入先支払トランザクションの作成タイムスタンプ。
イベントタイプ
explicit
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早期支払を実施
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請求書の支払が早期支払割引の期限より前に実行された場合に発生する、計算で判定されるイベントです。仕入先請求書の支払条件から割引適用日を算出し、実際の支払日と比較して判定します。 | ||
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その重要性
APチームが割引をどれだけ獲得できているかを直接示す指標で、収益性や資金管理戦略に直結します。
取得元
これは計算で判定するイベントです。Vendor Payment取引の『Date』と、Vendor Billの『Terms』から導かれる割引期日を比較します。
取得
仕入先支払の「Date」と仕入先請求書の「Terms」から導出した割引日を比較します。
イベントタイプ
calculated
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請求書が却下された
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承認プロセス中に仕入先請求書が正式に却下され、修正と再申請が必要になったことを表します。'Approval Status' が 'Rejected' に更新された時点で記録されます。 | ||
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その重要性
却下の追跡は手戻り分析に不可欠です。典型的な失敗要因(コードの誤り、ポリシー違反など)を特定し、初回承認率の向上につなげます。
取得元
Vendor Billレコードの『Approval Status』が『Rejected』に変更されたタイムスタンプ(System Notesに記録)。
取得
Workflow logまたはSystem Notesでの「Approval Status」=「Rejected」のtimestamp。
イベントタイプ
explicit
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|||
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請求書を承認ルートへ再回付
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変更や却下により、請求書が前段階や別の承認者に差し戻される場合です。'Approval Status' が 'Pending Approval' から別状態に戻り、再び 'Pending Approval' になる遷移から推定します。 | ||
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その重要性
承認プロセス内での再回付(re-routing)イベントを捉えることは、手戻りループの把握に不可欠です。これはサイクルタイムを大幅に延ばす要因となります。
取得元
同一の請求書で 'Approval Status' が複数回 'Pending Approval' に変わるシーケンスを、System Notesから検出して推定します。
取得
System Notes内の「Approval Status」変更のシーケンスを分析。
イベントタイプ
inferred
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遅延支払いを検知
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請求書が支払期日後に支払われた場合に発生する、計算で判定されるイベントです。仕入先請求書の支払期日と支払実行日を比較して判定します。 | ||
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その重要性
支払い遵守のモニタリングやサプライヤー関係の維持に不可欠なアクティビティです。遅延支払いが多いと、ベンダーの信頼を損ないます。
取得元
仕入先支払トランザクションの「Date」と、仕入先請求書レコードの「Due Date」を比較して判定します。Payment Date > Due Date の場合に発生します。
取得
仕入先支払の「Date」と仕入先請求書の「Due Date」を比較します。
イベントタイプ
calculated
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