アクティビティのマッピング/解除方法
マッピング済みアクティビティ
マッピング済みアクティビティは、データセット内のアクティビティがプロセスモデルの属性と正しく紐付けられているものです。キャンバス上に完全に統合され、実用的なプロセス設計構築をサポートします。
マッピング済みアクティビティの表示方法
- プロセスモデル上では、マッピング済みアクティビティは実線で表現され、未マッピングアクティビティと視覚的に区別されます。
- データセットごとのカラーで表示されるため、出所をすぐに判別できます。
未マッピングアクティビティの紐付け方法
未マッピングのアクティビティは、以下3つの方法でモデル上のアクティビティと連携できます:
ドラッグ&ドロップ:
データセット(Mindアクティビティ)から該当するアクティビティを、キャンバス上の設計されたアクティビティへ直接ドラッグ&ドロップします。これにより両者がリンクされ、設計アクティビティがMindアクティビティと同一であることを示します。データセットから選択:
キャンバス上で設計済みアクティビティを選択し、画面右側のパネルからマッピングしたいデータセットのアクティビティを選択します。これでスムーズに接続されます。マッピングメニューの利用
選択したタスクの上にあるオプションメニューをクリックし、プラスアイコンでタスクに新しいアクティビティを追加可能です。表示されるメニューで追加したいものを選びます。ごみ箱アイコンでタスクからアクティビティの削除もできます。
複数アクティビティをタスクに追加
ProcessMindでは単一タスクへの複数アクションやイベントの紐付けが可能です。データセット内の複数アクティビティを1つのモデリングアクティビティにリンクしたい場合に役立ちます。 また、アクティビティをSubprocessにリンクしてSubprocessを折りたたむことで、プロセスフローの一部を非表示にしつつデータセットへ紐付けることも可能です。
Data Flow Through
設計したアクティビティがデータセットに存在しない(例:非デジタルな作業)場合、そのアクティビティをData Flow Throughとして設定可能です。
- 目的: この設定により、計算や解析には含めずにマッピング済みアクティビティの一部として扱えます。
- 用途: プロセス上重要だがデジタル記録がないステップに最適です。
マッピング済みアクティビティのメリット
- 業務プロセス全体を構造化して可視化し、現場のオペレーションとデータセットの関連性を明確化します。
- 詳細な分析が可能になり、統計情報の生成やボトルネック・非効率の特定、ワークフロー改善につながります。
- データ計算の正確性を保ちながら、非デジタル手順も加味できます。
以下は、アクティビティのマッピング方法、Data Flow Throughアクティビティの設定、結果の可視化までを紹介する短いデモ動画です。